津軽五所川原で津軽鉄道を撮影した記録

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は北東北・秋田内陸縦貫鉄道と津軽鉄道の旅です。





今回の旅の目次です。ご興味のある部分をクリックして頂いて、該当部分をご覧下さい。

⇒秋田内陸縦貫鉄道に乗車
⇒阿仁合駅付近を徘徊＆撮影
⇒阿仁前田駅で宿泊
⇒津軽五所川原での撮影（←今ココ）
⇒津軽鉄道のストーブ列車に乗車
⇒津軽鉄道のストーブ列車を撮影
⇒ストーブ列車・昔の写真と共に
⇒五能線のキハ40に乗車
⇒弘南鉄道大鰐線に乗車＆撮影
⇒弘南鉄道弘南線に乗車＆撮影


●なお、津軽鉄道に関しては、2016年にも現地を訪問しています。その際に津軽五所川原駅などで撮影活動を行った時の様子は、以下のページに記しました。あわせて参考にしてください。

⇒参考：津軽鉄道のストーブ列車＆放置車両を撮影

津軽五所川原へ

鷹ノ巣からは弘前までの1時間余りを701系4連ロングシート車で過ごします。修行のような時間を覚悟したのですが、弘前の手前までは混むことはなく景色を堪能することができ、また友人との旅とあって意外にもあっという間に弘前に着いてしまいました。


弘前での乗り換え時間を利用して「津軽フリーパス」を購入します。明日は弘南鉄道の乗車も予定しているので十分に元は取れることでしょう。みどりの窓口が混んでいたので、自動券売機で購入したところ、付属のガイドブックの入手を失念してしましました。また事前に用意（秋田県内の駅でも販売しているようです。）しておけば、碇ケ関から利用できたようですが、今回は鷹ノ巣から弘前まで普通乗車券を購入しました。


弘前から乗車した五能線深浦行はキハ48の2連で、進行方向の変わる川部駅停車中に改札口を出て撮影しました。こういう時はフリーパスが便利です。（2019.3.17　10:34）

【乗車データ】 ・弘前10:23→五所川原11:09　キハ48-1504　2両

●参考：弘前駅周辺の鉄道の見えるホテル

東横イン弘前駅前	奥羽本線	弘前駅前。
弘前プリンスホテル	奥羽本線	弘前駅より徒歩５分、安いがボロい。

五所川原駅で撮影など

朝8時過ぎに阿仁前田を出発し、11:09に五所川原へ到着です。普通列車の乗り継ぎながら、接続が良好で効率のいい旅でした。いよいよ今回の旅の目玉ともいえる「ストーブ列車」に乗るわけですが、その前に駅などで撮影活動に臨みます。


駅から北方向に歩き踏切を渡った道路脇で、津軽五所川原駅に到着するストーブ列車を貴重な腕木式信号機とともに撮影。機関車の台車に取り付けられたロッドがだすシャカシャカという音が印象的でした。なおストーブ列車は1日3往復運転されており、この列車を含めた午前中の1往復は原則ディーゼルカー「走れメロス号」と客車1両の2両編成ですが、本日はお客さんが多かったのかディーゼル機関車牽引の3連でした。　 （2019.3.17　11:31）


到着後すぐに機関車の付け替えが行われます。やはりロッドの音が印象に残ります。現在稼働中の機関車はこの1両のみです。（2019.3.17　11:35）


急ぎ津軽五所川原駅に戻ります。時が止まったかのような光景ですが、生きた博物館ともいうべき非常に価値ある光景ではないでしょうか。（2019.3.17　11:38）


津軽五所川原駅には出札窓口の他に売店も充実しています。


津軽五所川原駅の記録に余念のないP氏です。


待合室内の毛筆による時刻表は駅員さん手書きだそうで、冬ダイヤと夏ダイヤがあるため年2回書き換えを行うとのことです。かつてこのタイプの時刻表は他の駅にもあったと記憶していますが、現在は津軽五所川原駅だけだそうです。


津軽鉄道は硬券の宝庫です。ストーブ列車には津軽フリーパスでは乗車できないので、乗車券を購入。ついでに入場券も購入しました。


津軽五所川原駅では車庫があるため各種車両が留置されています。現役を引退した客車やディーゼルカーは朽ちていく一方で、このラッセル車は状態がよさそうです。ホームから気軽に見物することができます。（2019.3.17　11:45）


いつ来ても変わらない風情の津軽五所川原駅。私にとって故郷ではないものの、まさに「ふるさと」に帰ったような懐かしさと安心感を与えてくれます。津軽五所川原駅だけでもすでに感動で胸が一杯ですが、次はいよいよストーブ列車に乗車します。


⇒次：津軽鉄道のストーブ列車に乗車