弘南鉄道大鰐線に乗車、途中に義塾高校前と津軽大沢で撮影

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北東北・秋田内陸縦貫鉄道と津軽鉄道の旅(9)・・・弘南鉄道大鰐線に乗車&撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は北東北・秋田内陸縦貫鉄道と津軽鉄道の旅です。





今回の旅の目次です。ご興味のある部分をクリックして頂いて、該当部分をご覧下さい。

秋田内陸縦貫鉄道に乗車
阿仁合駅付近を徘徊&撮影
阿仁前田駅で宿泊
津軽五所川原での撮影
津軽鉄道のストーブ列車に乗車
津軽鉄道のストーブ列車を撮影
ストーブ列車・昔の写真と共に
五能線のキハ40に乗車
⇒弘南鉄道大鰐線に乗車&撮影(←今ココ
弘南鉄道弘南線に乗車&撮影





弘南鉄道大鰐線に乗車


大鰐からは弘南鉄道に乗車します。大鰐線は1970年に弘南鉄道の路線となるまでは、弘前電気鉄道という別会社の路線でした。そのためか弘南線と比べてカーブが多いなど規格が低く、ローカル色が一層濃いように感じる路線です。

弘南鉄道の大鰐駅
JR大鰐温泉駅に隣接する弘南鉄道の大鰐駅です。駅舎は別でも構内が繋がっており跨線橋が共用という東北によくあるスタイルです。ただしこの駅舎には窓口や券売機はありません。

弘南鉄道大鰐駅の北口
こちらは弘南鉄道大鰐駅の北口です。近くに大型スーパーとドラッグストアがありますが、北口周辺は静かな住宅街です。ここも窓口はもちろん待合室すらありません。2階は職員の宿泊施設のようです。

大鰐に電気機関車とラッセル車
冬期は大鰐に電気機関車とラッセル車が待機しています。JR線ホームから眺めることができます。

弘南鉄道大鰐駅ホーム
JR線ホームから見た弘南鉄道大鰐駅ホームです。右側の電車が次に発車する中央弘前行です。

大鰐駅の窓口の営業時間
ホームの横には待合スペースと窓口があります。窓口の営業時間は7:00-12:00と14:00-17:00で土休日は休業です。幸い今回は「津軽フリーパス」を所持しているので弘南鉄道も乗り放題ですが、弘南鉄道のフリー切符を購入する場合は要注意です。

大鰐線の元東急7000形
大鰐線の元東急7000形は全てオリジナルの顔です。4編成8両在籍しており、そのうち1編成には水間鉄道カラーが施されています。(2019.3.18 12:21)





義塾高校前と津軽大沢で撮影


大鰐12:30発中央弘前行は10人程度の乗客で出発、朝と夕方の一部を除いて1時間毎の運行です。本日はこれから弘南線にも乗車する関係上、滞在時間に余裕がなく途中撮影できるのは1本のみです。

石川~義塾高校前間の跨線橋も捨て難いものの、朝ははっきりと見えていた岩木山が雲に隠れてしまったため車両中心で撮ることとし、周囲に建物がなさそうな義塾高校前で撮影活動を行うことにしました。

義塾高校前で大鰐線を撮影
義塾高校前で下車した列車を後追いで撮影。周辺はりんご畑です。義塾高校前では部活帰りの高校生が10名程乗車しました。(2019.3.18 12:42)

弘南鉄道大鰐線
隣の津軽大沢で列車行き違いが行われ、数分後に大鰐行がやってきます。弘南線よりも先に7000形が投入された大鰐線では、全車がオリジナルの顔で揃えられています。(2019.3.18 12:47)

義塾高校前に到着した大鰐線
義塾高校前に到着した列車を後部から撮影します。この列車からも高校生が下車しました。りんご畑に囲まれた駅ですが、目と鼻の先に私立東奥義塾高等学校があり、JRの石川駅も数百メートルのところにあります。

津軽大沢駅
義塾高校前駅から1.2㎞の道のりを歩いて、津軽大沢駅に到着。久々の訪問で、駅横に老人福祉施設が建設されていて驚きました。建物の一角、矢印の部分に駅利用者用お手洗いが設置されており、どういう経緯かわかりませんが嬉しい配慮です。前回訪問時は有人駅だった記憶があるのですが、2011年(平成23年)12月限りで無人化されており、前回の訪問はそれ以前のようです。

津軽大沢駅の車庫
津軽大沢には車庫があり、ホームから眺めることができます。留置されている7000形は帯等がなく東急オリジナルのように見えます。左側の6000形は定期運用から外れて久しいのですが、稼働状態なのでしょうか。先頭の乗務員扉が微妙に開いているのが気になります。

津軽大沢駅の大鰐線
津軽大沢では1時間おきに列車の行き違いが行われます。島式ホームで列車は右側通行で、写真は到着する中央弘前行です。(2019.3.18 13:43)

7000形のつり革に東急時代の宣伝
よく知られているように、7000形のつり革には東急時代の宣伝が残されています。東急百貨店だったり109だったり、バラエティーに富んでいるので見ていて楽しいです。

大鰐線の中央弘前駅
津軽大沢から14分の乗車で終点の中央弘前に到着します。千年駅付近からは市街地となり市内電車といった趣でお客さんも増えました。中央弘前は土淵川沿いにある1面1線のこぢんまりとした駅です。(2019.3.18 14:00)

中央弘前駅の古い駅舎
古い駅舎内はひと昔前の地方私鉄駅の味わい深い雰囲気に満ちています。もちろん有人駅です業務委託駅だそうです。駅舎内に売店や飲食店があった覚えがあるのですが、すでに閉店していました。

中央弘前駅前の改良工事
「弘南鉄道大鰐線中央弘前駅前広場周辺利活用計画」により駅前広場が設置され、駅舎も新築される予定で、既に工事が進行中でした。駅舎側に湾曲している道路を少し北側に移設し(赤矢印のイメージ・計画図から推測)、現駅舎や隣の建物を撤去の上、駅前広場のスペースを生み出すようです。近くの赤煉瓦倉庫とも駅前広場を介して行き来可能となり、何よりバスやタクシーの乗降場が設置されるのは飛躍的に利便性向上することでしょう。


さて現状ではバス停は中央弘前駅から離れており、弘前駅へ向かうバスの本数は少なくないものの路線は複雑で、一見さんの乗車はハードルが高いです。

私は市街の弘南バスに乗車できる「津軽フリーパス」を持っているにもかかわらず、徒歩で弘前駅に向かったのでした。約1.3㎞、徒歩15分程の道のりでした。


【乗車データ】
・大鰐12:30→義塾高校前12:42 7034 2両
・津軽大沢13:44→中央弘前13:58 7031 2両



弘前駅周辺の鉄宿


鉄宿名 見える路線 コメント
東横イン弘前駅前 奥羽本線 弘前駅前。
弘前プリンスホテル 奥羽本線 弘前駅より徒歩5分、安い。


弘南鉄道弘南線に乗車&撮影


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