阿仁合駅付近を徘徊&撮影した記録

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北東北・秋田内陸縦貫鉄道と津軽鉄道の旅(2)・・・阿仁合駅付近を徘徊&撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は北東北・秋田内陸縦貫鉄道と津軽鉄道の旅です。





今回の旅の目次です。ご興味のある部分をクリックして頂いて、該当部分をご覧下さい。

秋田内陸縦貫鉄道に乗車
⇒阿仁合駅付近を徘徊&撮影(←今ココ
阿仁前田駅で宿泊
津軽五所川原での撮影
津軽鉄道のストーブ列車に乗車
津軽鉄道のストーブ列車を撮影
ストーブ列車・昔の写真と共に
五能線のキハ40に乗車
弘南鉄道大鰐線に乗車&撮影
弘南鉄道弘南線に乗車&撮影





阿仁合駅周辺を徘徊


こぐま亭での食事の後は時間があるので駅周辺を散策してみます。駅に隣接して北秋田市役所阿仁支所があります。2005年(平成17年)に北秋田郡の鷹巣町、合川町、森吉町と合併するまでは阿仁町役場でした。

集落にはコンビニはないものの小さなスーパーマーケットがあり、銀行や郵便局、小中学校があり日常生活には不便しない印象です。ただし高校は統廃合により北秋田市内では鷹ノ巣の秋田北鷹高校が唯一となり、秋田内陸縦貫鉄道が通学の足として存在感を増していることでしょう。

内陸線資料館
駅前広場に面した倉庫の一角には「内陸線資料館」があります。写真や新聞記事の展示が主ですが、秋田内陸縦貫鉄道の歩みを知るうえで、是非とも立ち寄りたい施設です。(開館時間10:00~16:00・年中無休、閉館時に撮影したためシャッターが降りています。)

阿仁合の休憩所「銀山亭」
奥には古民家の解体材で建造された休憩所「銀山亭」があります。熊のはく製がインパクト大です。

旧阿仁鉱山外国人宿舎「異人館」
阿仁合駅から徒歩5分程のところにある旧阿仁鉱山外国人宿舎「異人館」は、1879年(明治12年)に建てられ、国の重要文化財に指定されています。明治の早い時期に出現した洋館は、当時の阿仁銀山の繁栄振りを物語っています。隣接の郷土資料館「伝承館」と合わせて見学すると阿仁の町や秋田内陸縦貫鉄道の前身である阿仁合線が阿仁鉱山とともに発展したことがよく理解できます。なお「異人館」と「伝承館」は地下通路で繋がっているという珍しい構造でした。





阿仁合駅付近で撮影


次の列車は15時過ぎに上下とも阿仁合駅を発車する予定、移動の足はないため阿仁合駅付近で撮影活動を行うことにします。河岸段丘にあると思しき阿仁の町は起伏に富んでいます。撮影場所の目星はなく、何となく駅から北(鷹巣方面)に歩いてみましたが、なかなか線路を望める場所がありません。

結局、阿仁合駅から北へ900mほどの所にある陸橋で活動を実施することにしました。なお同行のP氏は体調不良もありさすがに寒中撮影まではお付き合いいただけず、先に宿へ向かうとのことで、今はそれぞれ別行動の一人旅です。

阿仁合に向かう8000形の角館行急行列車
阿仁合に向かう角館行急行列車を俯瞰気味に撮影。かつてはAN8900形による運行でしたが、現在は8800形の単行となり方向幕以外は普通列車との外見上の違いはありません。なお晴れればこちら側が順光となります。(2019.3.16 15:25)

阿仁合を発車した鷹巣行
急行列車の到着を待って阿仁合を発車した鷹巣行です。線路の左側の段丘上に集落があり、右側は河川公園「北緯40度カントリーパーク」ですが、今回は雪が深く進入を断念しました。公園からは築堤を行く列車が撮影できそうです。晴れると半逆光になると思われます。 (2019.3.16 15:28)

阿仁合を発車した8000形
同じ列車を手前に引き寄せて撮影。周囲に家がある道路橋からの撮影ですが、深山幽谷の趣(??)です。定期列車の車両は1形式のみですが、塗色が異なるので意外に飽きることがありません。(2019.3.16 15:28)

急行「もりよし号」で活躍したAN8900形
かつて急行「もりよし号」で活躍したAN8900形が阿仁合の車庫に留置されていました。内陸線全通時の1989年製で、2012年(平成24年)まで急行列車に使用されましたが、現在は定期運用から退いています。5両のうち2両は既に廃車されているそうです。

AN8900形の中間車でもある両運転台車AN8905号
AN8900形の中間車でもある両運転台車AN8905号です。転換クロスシート装備のこの車両こそ急行列車に適していると思われますが、運用されているのでしょうか。

AN2000形「展望車」
AN2000形「展望車」は2000年に増備された団体用車両で、1両のみの在籍です。写真の反対側に運転台があります。

10年前に鷹巣で撮影した急行列車(AN8900形とAN2000形)
10年前に鷹巣で撮影した急行列車です。この日はAN8900形とAN2000形による運行でした。(2009.5.6)

10年前に鷹巣で撮影した急行列車(AN8900形とAN2000形)
同じ列車を後追いで撮影。AN2000形も急行列車に使用されていました。この日は鷹巣から角館までこの急行「もりよし号」に乗りましたが、転換クロスシートで車内販売があり、その車窓風景と相まって秋田内陸縦貫鉄道の素晴らしさを再発見し、その後も何度か名古屋から乗りに赴くことになります。しかしこの時はゴールデンウィークにもかかわらず車内は空席の方が多く、後に急行列車も単行運転となったのも止むを得ない状況でした。その一方で変化の富んだ車窓風景は変わらず、「こぐま亭」の開店などその魅力は決して衰えていません。(2009.5.6)

AN8900形(旧塗色)の「鉄コレ」
AN8900形(旧塗色)の「鉄コレ」が阿仁合駅の売店で販売されていました。2800円(税込)で他にAN8800形セットもありました。際限なく新製品が発売される「鉄コレ」、キリがないので集めてはいませんが、旅先でご当地車両を見かけるとお土産としてついつい購入してしまいます。


阿仁前田駅で宿泊


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