養老鉄道で東急7700系を初めて撮影した記録

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養老鉄道と美濃赤坂撮影記(その1)・・・養老鉄道で東急7700系を初めて撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は元東急7700系が導入された養老鉄道と、美濃赤坂での貨物列車の撮影記です。





今回の旅は、3ページに分けて掲載しています。お好みのところをご覧頂ければと思います。(もちろん、それぞれをお読みいただけますと嬉しく思います。)

⇒養老鉄道で東急7700系を初めて撮影(←今ココ
美濃赤坂で赤ホキを撮影
養老鉄道のラビットカー塗色を撮影

参考アパホテル大垣駅前(養老鉄道のトレインビューホテル)





桑名から養老鉄道に乗車


元東急7700系の導入や開業100周年記念イベントなど最近話題の多い養老鉄道、2019年6月19日をもって旧名古屋線1600系の塗色を復元した「センロク塗装」が終了となるそうです。ギリギリ最終日となってしまいましたが、出動いたしました。

桑名から養老鉄道大垣行に乗車
桑名から養老鉄道大垣行に乗車します。JR線ホームには珍客キハ11-300番台回送車の姿がありました。しばらく停車した後に名古屋方面に向けて発車していきました。 (2019.6.19 10:36)

新駅舎の建設が進められている桑名駅
現在の駅舎より南側に新駅舎の建設が進められています。養老鉄道の発着するホームも拡張されるようです。

さよならセンロク塗装記念乗車券セット
記念乗車券も発売されています。100の企画が予定されている養老線全線開通100周年記念企画のうちの、第35弾です。

養老鉄道の車内
桑名から5つ目の駅である美濃松山駅を過ぎると乗客は疎らなり、3両編成の最後部車両は無人となってしまいました。車端部の座席に腰掛けたところ、上下に跳ねるように揺れ胃がひっくり返るかと思い閉口しました。車両中央部に移動した結果、多少緩和されたもののさすがに老朽化は隠せず、車両の更新は急務のように感じました。

美濃津屋駅
40分弱の乗車で美濃津屋駅に到着、ここで下車し撮影活動を実施します。美濃津屋駅は交換可能な無人駅で、小さな待合室と駅前に自治体設置のお手洗いがあります。駅周辺にコンビニ等のお店はなく、駅前には飲料水の自動販売機もないので「徒歩撮り鉄」の場合は要注意です。(2019.6.19 11:22)



美濃津屋~駒野間で養老鉄道を撮影


養老線における定番撮影地で活動を実施します。本日の主目的はセンロク塗装車両の撮影ですが、運用は全くわからず運頼みです。

D25さよなら記念フリーきっぷ
本日は以前購入した「D25さよなら記念フリーきっぷ」を利用しています。養老鉄道のフリー切符は、発売から向こう1年間のうちの1日が有効となります。

養老鉄道を撮影
桑名行を撮影します。昼前後が完全順光となる見込みでしたが、生憎の曇天です。 (2019.6.19 11:38)

養老鉄道を撮影
後追い撮影となる大垣行は、田植え直後の田んぼを手前に入れて撮ってみました。こちらも完全順光の予定でした。(2019.6.19 12:01)

養老鉄道を撮影
桑名行をもう1本撮影して撤収します。100周年の記念系統板付き、養老線は今年全線開業100周年を迎えました。ここで少しだけ日が射しました。(2019.6.19 12:18)





養老鉄道の7700系に乗車


今年(2019年)4月に養老鉄道で運行を開始した元東急の7700系、早速美濃津屋から乗車することができました。

養老駅にて交換待ちで停車中の7700系
養老駅にて交換待ちで停車中の7700系です。在来車両に比べて乗り心地は格段に向上、不快な揺れは全く感じられませんでした。

養老鉄道の7700系のクロスシート
中間車に4脚8席のクロスシートが設置されました。養老鉄道としてはもっとクロスシート化したかったようですが、座席下機器の都合により4脚が限度だったそうです。クロスシートは車内の片側、桑名から乗車した場合は進行方向左側で養老の山々を眺めるのに好都合です。養老鉄道「乗り鉄」の旅が楽しくなりそうです。

7700系の運賃箱が設置
7700系にも運賃箱が設置されました。基本的に無人駅から乗車して無人駅で降り、現金で精算する場合のみ運賃箱を使用します。無人駅で下車した場合の乗車券は、直接駅の回収箱に投入との案内で、これは従来と変わらない取り扱いです。

昭和38年製造の元東急の7700系
車齢は何と56年!しかし1987年(昭和62年)にVVVFインバータ制御化など床下機器と台車の交換が実施され、内装も更新されているので車体構体や外板を除いて、実質車齢は30年余りといったところでしょうか。最終的に3連3本、2連3本の計15両が導入されるそうですが、在来車の全面置き換えには至りません。

大外羽駅に停車中の7700系
大外羽駅で下車。1面ホーム1線の無人駅で、駅前を含めてお手洗いがないので要注意です。(2019.6.19 13:02)



大外羽付近で養老鉄道を撮影


両持ちというか門型の架線柱が多い養老鉄道線にあって、列車撮影に好都合な片持ち架線柱の区間は貴重です。先ほど活動した美濃津屋~駒野間同様の片持ち架線柱がある大外羽駅南側は撮影ポイントとして知られ(?)、本日も平日ながら同業者の姿がありました。

元名古屋線1600系の養老鉄道
系統板のないシンプルな外観のこの編成は、元名古屋線1600系が種車で車齢は50年以上です。奥に大外羽駅のホームが見えます。(2019.6.19 13:20)


午後となりましたが、まだ昼食をいただいておりません。撮影場所から至近の杭瀬川堤防で、出発時に名古屋駅で購入した駅弁を食すことにしました。(詳細は後述) しかししばらくすると、列車通過予定時刻ではないにもかかわらず、踏切の鳴動音が聞こえてきます。不吉な予感がします…。

杭瀬川堤防より養老鉄道を望む
なんと!!「センロク」がやって来たのでした!堤防の上から急ぎカメラを構えます。どうやら回送のようで、東方信号所経由塩浜行なのでしょうか。記念系統板は装着されていたのか、色々と気になります。滅多に遭遇しない同業者の姿があったのは、この列車がターゲットだったのですね。(2019.6.19 13:47)

7700系を撮影
気を取り直して大垣で折り返してきた7700系を撮影。田園地帯を行く7700系は新鮮です。お天気は回復し、日が当たるようになりました。ここは午後順光です。(2019.6.19 14:00)


悔しいので、以前同じ場所で撮影した「センロク」の写真を掲載します。廃車ではないものの、どのような姿で出場するのかとても気になります。(2018.11.27)  


【乗車データ】
・名古屋10:05→桑名10:26 クモハ313-1332 2両  
・桑名10:45→美濃津屋11:22 502 3両  
・美濃津屋12:42→大外羽13:02 7903 3両  
・大外羽14:22→大垣14:33 624 3両


美濃赤坂で赤ホキを撮影



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