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地味で目立たない養老鉄道を撮影・・・撮影地は無数、どこで撮っても絵になる
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。2016年5月15日(日)に、養老鉄道の撮影をしてきましたので、その模様を公開します。

(駒野駅で列車交換のため停車中の大垣行。)
⇒養老鉄道のビストロ薬膳列車に乗車した体験談レポートはコチラ
近いが故に、あまり撮影をする機会のなかった養老鉄道の撮影をしました。近鉄名古屋駅から出発。今年1月の参宮線キハ40撮影時にも利用した、6:10発鳥羽行急行に乗車します。前回同様、ロングシート車の4連でした。
桑名駅で乗り換え、到着したホームの反対側に養老鉄道大垣行の電車が停車していますが、間に有人の改札口があり切符を自動販売機で購入し、ICカードはカードリーダーにタッチして出場処理をしなくてはなりません。

お立ち台(撮影地)があるのかよくわかりませんが、何となく桑名~大垣の中間付近の美濃山崎まで行くことにします。なお一日乗車券(1,500円)もありますが、今日はそこまで乗らないので、その都度、支払うことにします。
部活中高生が下車して閑散となった列車は、多度駅を過ぎると三重県から岐阜県へと県境を越え、7:11に美濃山崎駅へ到着します。周辺で少し撮影することにします。

田植えを待つ水田と養老鉄道の電車(美濃山崎駅の北側)。(7:24)

美濃山崎駅に到着する大垣行。日が当たると半逆光です。(7:40)

同じ列車を後追いで撮影。日が当たると順光になるハズです。

美濃山崎駅。小さな待合室があるだけの無人駅ですが、駅前には整備されたお手洗いがあります。

こちらは元名古屋本線の1600系で、登場時の塗色を復元した車両です。沿線では「センロク」と呼ばれているようです。全くの偶然ですが、この車両を撮れて良かったです。(美濃山崎駅の南側で撮影)(7:56)
8:09発で美濃山崎駅を後にします。先ほど撮影した「センロク」が桑名で折り返し、大垣行となる筈ですので、美濃高田駅東側の田園地帯で撮影することにします。
車内は閑散としています。桑名への流動と大垣への流動の中間地点であるが故でしょうか。実際、大垣へ向けて、駒野、養老と少しずつお客さんが乗ってきます。そして8:41、美濃高田駅到着。
ここも無人駅で、私は無人駅からの乗車なので、乗車駅証明書とともに運賃箱に現金で運賃を支払います。この駅は養老町役場に近く、市街地もあり、養老駅よりもたくさんのお客さんが乗ってきました。ここから次の烏江駅の間には田園地帯が続いており、養老山地を背景に撮影ができそうです。
余談ですが、養老町にある「養老の滝」については、この辺りでは知らない人はいません。・・・が、私の知人の関東人は某居酒屋チェーンとして知っているものの、「養老の滝」が実在しているとは最近まで知らなかったそうです。そのような輩は、是非とも養老鉄道に乗って、「養老の滝」に行っていただきたいものです。

美濃高田駅到着。ここでも列車交換がありました。(8:42)

切符は無人駅では駅の集札箱で回収です。この写真は列車の後部ですが、無人駅から無人駅へ乗車の場合は、最前部の運賃箱で精算する仕組みです。精算漏れはないのか心配です。

美濃高田駅駅舎。

次の大垣行を後部から撮影。(9:06)

桑名行を後追いで撮影。背景は養老山地です。(9:24)

そして「センロク」がやってきました。もう少し手前に寄せた方が良かったです。(9:36)
10:14美濃高田発で大垣へ。今日は「大垣祭り」とのこと、美濃高田駅からのお客さんも多く、改札口に近い先頭車は立っている方もいらっしゃいます。
養老鉄道の桑名と大垣の路線は、桑名と大垣を結ぶというより、桑名と大垣のそれぞれへの流れが主体であるように感じ、ダイヤの設定などはなかなか難しいのではないでしょうか。一昔前の近鉄の雰囲気をよく残しており、鉄道ファンの一人としては嬉しい限りです。
しかしその一方で、近鉄色が強いということは地元意識や沿線市町の公的支援の姿が見えにくくなっているという懸念はあります。
現在、近鉄が線路を保有する第三種鉄道事業者、養老鉄道(近鉄が100%出資)が鉄道事業を営む第二種鉄道事業者ですが、先日、沿線市町と両鉄道の連名で発表された「養老線の事業形態変更」によると、来年中に沿線市町等が出資する法人(以下、新法人)が近鉄に代わって第三種鉄道事業者となり、用地は新法人に無償貸与、施設と車両は新法人に無償譲渡され、用地、施設及び車両とも新法人から養老鉄道へ無償貸与されるとのことです。
養老鉄道に対しても新法人が出資をするそうで、近鉄の関与の度合いを含めて、今後注目したいところです。

大垣駅到着。 左後ろに見えるのは、超絶トレインビューホテルのアパホテル大垣駅前です。
・こちらは別の日の動画。養老鉄道の大垣駅です。
養老鉄道の旅はこれでおしまい。名古屋から至近の養老鉄道はまたゆっくりと訪れ、今回は出会えなかった旧ラビットカー色の撮影にチャレンジしたいものです。 なおこの後、SL北びわこ号の撮影に行ってきました。
⇒養老鉄道のビストロ薬膳列車に乗車した体験談レポートはコチラ

(駒野駅で列車交換のため停車中の大垣行。)
⇒養老鉄道のビストロ薬膳列車に乗車した体験談レポートはコチラ
養老鉄道美濃山崎駅の周辺で撮影
近いが故に、あまり撮影をする機会のなかった養老鉄道の撮影をしました。近鉄名古屋駅から出発。今年1月の参宮線キハ40撮影時にも利用した、6:10発鳥羽行急行に乗車します。前回同様、ロングシート車の4連でした。
桑名駅で乗り換え、到着したホームの反対側に養老鉄道大垣行の電車が停車していますが、間に有人の改札口があり切符を自動販売機で購入し、ICカードはカードリーダーにタッチして出場処理をしなくてはなりません。

お立ち台(撮影地)があるのかよくわかりませんが、何となく桑名~大垣の中間付近の美濃山崎まで行くことにします。なお一日乗車券(1,500円)もありますが、今日はそこまで乗らないので、その都度、支払うことにします。
部活中高生が下車して閑散となった列車は、多度駅を過ぎると三重県から岐阜県へと県境を越え、7:11に美濃山崎駅へ到着します。周辺で少し撮影することにします。

田植えを待つ水田と養老鉄道の電車(美濃山崎駅の北側)。(7:24)

美濃山崎駅に到着する大垣行。日が当たると半逆光です。(7:40)

同じ列車を後追いで撮影。日が当たると順光になるハズです。

美濃山崎駅。小さな待合室があるだけの無人駅ですが、駅前には整備されたお手洗いがあります。

こちらは元名古屋本線の1600系で、登場時の塗色を復元した車両です。沿線では「センロク」と呼ばれているようです。全くの偶然ですが、この車両を撮れて良かったです。(美濃山崎駅の南側で撮影)(7:56)
美濃高田駅付近で撮影
8:09発で美濃山崎駅を後にします。先ほど撮影した「センロク」が桑名で折り返し、大垣行となる筈ですので、美濃高田駅東側の田園地帯で撮影することにします。
車内は閑散としています。桑名への流動と大垣への流動の中間地点であるが故でしょうか。実際、大垣へ向けて、駒野、養老と少しずつお客さんが乗ってきます。そして8:41、美濃高田駅到着。
ここも無人駅で、私は無人駅からの乗車なので、乗車駅証明書とともに運賃箱に現金で運賃を支払います。この駅は養老町役場に近く、市街地もあり、養老駅よりもたくさんのお客さんが乗ってきました。ここから次の烏江駅の間には田園地帯が続いており、養老山地を背景に撮影ができそうです。
余談ですが、養老町にある「養老の滝」については、この辺りでは知らない人はいません。・・・が、私の知人の関東人は某居酒屋チェーンとして知っているものの、「養老の滝」が実在しているとは最近まで知らなかったそうです。そのような輩は、是非とも養老鉄道に乗って、「養老の滝」に行っていただきたいものです。

美濃高田駅到着。ここでも列車交換がありました。(8:42)

切符は無人駅では駅の集札箱で回収です。この写真は列車の後部ですが、無人駅から無人駅へ乗車の場合は、最前部の運賃箱で精算する仕組みです。精算漏れはないのか心配です。

美濃高田駅駅舎。

次の大垣行を後部から撮影。(9:06)

桑名行を後追いで撮影。背景は養老山地です。(9:24)

そして「センロク」がやってきました。もう少し手前に寄せた方が良かったです。(9:36)
10:14美濃高田発で大垣へ。今日は「大垣祭り」とのこと、美濃高田駅からのお客さんも多く、改札口に近い先頭車は立っている方もいらっしゃいます。
養老鉄道の桑名と大垣の路線は、桑名と大垣を結ぶというより、桑名と大垣のそれぞれへの流れが主体であるように感じ、ダイヤの設定などはなかなか難しいのではないでしょうか。一昔前の近鉄の雰囲気をよく残しており、鉄道ファンの一人としては嬉しい限りです。
しかしその一方で、近鉄色が強いということは地元意識や沿線市町の公的支援の姿が見えにくくなっているという懸念はあります。
現在、近鉄が線路を保有する第三種鉄道事業者、養老鉄道(近鉄が100%出資)が鉄道事業を営む第二種鉄道事業者ですが、先日、沿線市町と両鉄道の連名で発表された「養老線の事業形態変更」によると、来年中に沿線市町等が出資する法人(以下、新法人)が近鉄に代わって第三種鉄道事業者となり、用地は新法人に無償貸与、施設と車両は新法人に無償譲渡され、用地、施設及び車両とも新法人から養老鉄道へ無償貸与されるとのことです。
養老鉄道に対しても新法人が出資をするそうで、近鉄の関与の度合いを含めて、今後注目したいところです。

大垣駅到着。 左後ろに見えるのは、超絶トレインビューホテルのアパホテル大垣駅前です。
・こちらは別の日の動画。養老鉄道の大垣駅です。
【乗車記録】 ・近鉄名古屋6:10→桑名6:31 2617 4両 ・桑名6:44→美濃山崎7:11 612 2両 ・美濃山崎8:09→美濃高田8:41 623 3両 ・美濃高田10:14→大垣10:34 621 3両 |
養老鉄道の旅はこれでおしまい。名古屋から至近の養老鉄道はまたゆっくりと訪れ、今回は出会えなかった旧ラビットカー色の撮影にチャレンジしたいものです。 なおこの後、SL北びわこ号の撮影に行ってきました。
⇒養老鉄道のビストロ薬膳列車に乗車した体験談レポートはコチラ