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とさでん交通と琴電の撮り鉄の旅(その1)・・・名古屋から高知へ思い出と共に
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
今回は新生「とさでん交通」と、幾度となく撮影している高松琴平電鉄(琴電)レトロ電車の旅です。複数ページに分けてご紹介していますので、ご興味のあるところをご覧下さい。
⇒名古屋から高知へ思い出と共に移動(←今ここ)
⇒小篭通~長崎間でとさでん交通を撮影
⇒文殊通でとさでん交通を撮影
⇒桟橋車庫前付近でとさでん交通を撮影
⇒高知の駅弁をいただく
⇒旭駅前通でとさでん交通を撮影
⇒中山信号所で通票交換風景を撮影
⇒土讃線・各駅停車の旅
⇒琴電・羽床駅付近にてレトロ電車を撮影
⇒琴電・滝宮駅にてレトロ電車を撮影
⇒一宮駅で琴電レトロ電車を撮影して名古屋に帰宅
私が初めて高知を訪れたのは1987年(昭和62年)3月です。まだ国鉄時代で、宇高連絡船「土佐丸」に乗り高松へ、そこから夜行急行「うわじま1号」で宇和島、予土線経由で高知に至る旅でした。
当時は高松~宇和島間に夜行急行、高松~高知間に50系客車による普通夜行が運行されており、それらを宿代わりにしつつ、四国を旅したのでした。
地平時代の高知駅で撮影した急行「土佐」です。当時の四国内の国鉄線は、急行列車主体の優等列車網が確立していました。(1987.3.9)
瀬戸大橋線開業後は、青春18きっぷ利用で臨時快速列車「ムーンライト高知」を愛用していたものです。また高知と大阪を結んでいた夜行便のカーフェリーも利用したことがあります。高知の港は桟橋通の電停から徒歩圏内で、便利だったことを覚えています。
現在、高知への夜行列車やフェリーはありません。そこで今回は名古屋から夜行バスで高知に向かうことにしました。
高知駅で発車を待つ臨時快速「ムーンライト高知」大阪行です。(1998.5.4)
阿波池田に到着した高知行「ムーンライト高知」です。グリーン車主体の編成でした。 (2002.7.20)
「ムーンライト高知」は2009年1月を最後に運行されなくなりました。
⇒参考:ムーンライト高知の車両が保存されている画像はコチラ
高知行の夜行バス「ドラゴンライナー号」は、とさでん交通の運行で名古屋駅の名鉄バスセンターを21:50に出発、京都駅前を経由して、高知駅には翌朝6:58の到着で、片道約480㎞、料金は9300円です。
京都を経由するのは、京都~高知便廃止の代替えのため。明日から3連休を控えたこの日(2018年1月5日(金))のバスは、京都で数名のお客さんを迎えてほぼ満席となり高知を目指します。
夜行バスは乗ってしまえば、車窓を楽しむことができないので、どのバスも印象は同じ・・・というか、印象すら残らず旅情はありません。しかし往時の座席夜行列車と比べれば格段に快適なので、移動手段として割り切れば便利な乗り物です。
高知駅の北口に定刻より少し早い6:50に到着です。私はここで下車しますが、バス、はりまや橋を経由して終点は桟橋車庫です。
⇒参考:高知ホテル(高知駅前・高知駅ととさでん交通が見えるトレインビューホテル)
本日(2018年1月6日)は、高知市内で宿泊。一日中存分に、とさでん交通の路面電車の「乗り鉄」と「撮り鉄」を楽しみたいです。
早朝から既に営業していた高速バス窓口で「電車一日乗車券(全線用・1000円)」を購入、早速、高知駅前から路面電車に乗り、はりまや橋で乗り換えて後免町(南国市)へ向かいます。
とさでん交通の「電車一日乗車券」です。夜行バスで到着すると、スクラッチ式は間違えた日付を削ってしまわないか緊張します。電車車内でも購入できるようです。とさでん交通発行の観光案内冊子を一緒にいただきました。
とさでん交通の後免町方面の日中の運行本数は、終点の後免町行が21分毎で1時間に約3本、後免町行の間に領石通行折り返しが入り、領石通までは約10分毎、さらに文殊通までは約5分毎に電車が運行され、市街地では利便性が高いです。
既に何度も乗車している高知の路面電車ですが、2014年(平成26年)に土佐電気鉄道、高知県交通及び土佐電ドリームサービスが合併して誕生した「とさでん交通」の路線となってからは、初めての乗車です。
全国の鉄道をほぼ完乗している私ですが、第3セクター化された並行在来線も含めて、経営体変更の場合の取り扱い(再度乗車すべきか…)は悩むところです。線路自体は変わらなくても、並行在来線の場合は車両や運行形態が大きく変わるので、再乗車したいです。
今回のとさでん交通の場合、経営形態は100%地元自治体出資の会社となり大きく変わりましたが、車両や運行形態に変化はなさそうで、気が向いたら全線再乗車することとします。
冒頭でも述べたとおり、初めて高知を訪れたのは30年前。それ以来、高知駅高架化に伴い電停の移設という大きな変化があったものの、車両は一時期の外国電車運行を除いて、2000形3両と100形「ハートラム」1編成の増備があった程度で大きくは変わっていません。
30年で多くの車両が入れ替わった広島や岡山と比べると、経営状況の厳しさが感じられます。ただし、第3期(平成28年度)決算情報には「新型低床電車1両の導入に向け、関係機関と協議調整を行います。」との記載もあり、どのような新型車両が登場するのか楽しみです。
空が明るくなってきた高知駅前から路面電車に乗って出発します。(2018.1.6 7:01)
はりまや橋で乗り換え、文殊通で乗り継いで、終点の後免町に到着。降車地点は終点手前の路地裏のような狭いホームでした。
本当(?)の後免町駅はこちらで、右側ホーム横にはコンビニ「ローソン」が併設されており、小さな待合室があります。左手の高架駅は土佐くろしお鉄道の後免町駅です。(2018.1.6 8:04)
⇒次:小篭通~長崎間でとさでん交通を撮影
今回は新生「とさでん交通」と、幾度となく撮影している高松琴平電鉄(琴電)レトロ電車の旅です。複数ページに分けてご紹介していますので、ご興味のあるところをご覧下さい。
⇒名古屋から高知へ思い出と共に移動(←今ここ)
⇒小篭通~長崎間でとさでん交通を撮影
⇒文殊通でとさでん交通を撮影
⇒桟橋車庫前付近でとさでん交通を撮影
⇒高知の駅弁をいただく
⇒旭駅前通でとさでん交通を撮影
⇒中山信号所で通票交換風景を撮影
⇒土讃線・各駅停車の旅
⇒琴電・羽床駅付近にてレトロ電車を撮影
⇒琴電・滝宮駅にてレトロ電車を撮影
⇒一宮駅で琴電レトロ電車を撮影して名古屋に帰宅
名古屋から高知へ
私が初めて高知を訪れたのは1987年(昭和62年)3月です。まだ国鉄時代で、宇高連絡船「土佐丸」に乗り高松へ、そこから夜行急行「うわじま1号」で宇和島、予土線経由で高知に至る旅でした。
当時は高松~宇和島間に夜行急行、高松~高知間に50系客車による普通夜行が運行されており、それらを宿代わりにしつつ、四国を旅したのでした。
地平時代の高知駅で撮影した急行「土佐」です。当時の四国内の国鉄線は、急行列車主体の優等列車網が確立していました。(1987.3.9)
瀬戸大橋線開業後は、青春18きっぷ利用で臨時快速列車「ムーンライト高知」を愛用していたものです。また高知と大阪を結んでいた夜行便のカーフェリーも利用したことがあります。高知の港は桟橋通の電停から徒歩圏内で、便利だったことを覚えています。
現在、高知への夜行列車やフェリーはありません。そこで今回は名古屋から夜行バスで高知に向かうことにしました。
高知駅で発車を待つ臨時快速「ムーンライト高知」大阪行です。(1998.5.4)
阿波池田に到着した高知行「ムーンライト高知」です。グリーン車主体の編成でした。 (2002.7.20)
「ムーンライト高知」は2009年1月を最後に運行されなくなりました。
⇒参考:ムーンライト高知の車両が保存されている画像はコチラ
高知行の夜行バス「ドラゴンライナー号」は、とさでん交通の運行で名古屋駅の名鉄バスセンターを21:50に出発、京都駅前を経由して、高知駅には翌朝6:58の到着で、片道約480㎞、料金は9300円です。
京都を経由するのは、京都~高知便廃止の代替えのため。明日から3連休を控えたこの日(2018年1月5日(金))のバスは、京都で数名のお客さんを迎えてほぼ満席となり高知を目指します。
夜行バスは乗ってしまえば、車窓を楽しむことができないので、どのバスも印象は同じ・・・というか、印象すら残らず旅情はありません。しかし往時の座席夜行列車と比べれば格段に快適なので、移動手段として割り切れば便利な乗り物です。
高知駅の北口に定刻より少し早い6:50に到着です。私はここで下車しますが、バス、はりまや橋を経由して終点は桟橋車庫です。
⇒参考:高知ホテル(高知駅前・高知駅ととさでん交通が見えるトレインビューホテル)
【乗車記録】 ・名古屋(名鉄バスセンター)21:50→高知駅6:50 (とさでん交通バス) |
とさでん交通後免方面へ
本日(2018年1月6日)は、高知市内で宿泊。一日中存分に、とさでん交通の路面電車の「乗り鉄」と「撮り鉄」を楽しみたいです。
早朝から既に営業していた高速バス窓口で「電車一日乗車券(全線用・1000円)」を購入、早速、高知駅前から路面電車に乗り、はりまや橋で乗り換えて後免町(南国市)へ向かいます。
とさでん交通の「電車一日乗車券」です。夜行バスで到着すると、スクラッチ式は間違えた日付を削ってしまわないか緊張します。電車車内でも購入できるようです。とさでん交通発行の観光案内冊子を一緒にいただきました。
とさでん交通の後免町方面の日中の運行本数は、終点の後免町行が21分毎で1時間に約3本、後免町行の間に領石通行折り返しが入り、領石通までは約10分毎、さらに文殊通までは約5分毎に電車が運行され、市街地では利便性が高いです。
既に何度も乗車している高知の路面電車ですが、2014年(平成26年)に土佐電気鉄道、高知県交通及び土佐電ドリームサービスが合併して誕生した「とさでん交通」の路線となってからは、初めての乗車です。
全国の鉄道をほぼ完乗している私ですが、第3セクター化された並行在来線も含めて、経営体変更の場合の取り扱い(再度乗車すべきか…)は悩むところです。線路自体は変わらなくても、並行在来線の場合は車両や運行形態が大きく変わるので、再乗車したいです。
今回のとさでん交通の場合、経営形態は100%地元自治体出資の会社となり大きく変わりましたが、車両や運行形態に変化はなさそうで、気が向いたら全線再乗車することとします。
冒頭でも述べたとおり、初めて高知を訪れたのは30年前。それ以来、高知駅高架化に伴い電停の移設という大きな変化があったものの、車両は一時期の外国電車運行を除いて、2000形3両と100形「ハートラム」1編成の増備があった程度で大きくは変わっていません。
30年で多くの車両が入れ替わった広島や岡山と比べると、経営状況の厳しさが感じられます。ただし、第3期(平成28年度)決算情報には「新型低床電車1両の導入に向け、関係機関と協議調整を行います。」との記載もあり、どのような新型車両が登場するのか楽しみです。
空が明るくなってきた高知駅前から路面電車に乗って出発します。(2018.1.6 7:01)
はりまや橋で乗り換え、文殊通で乗り継いで、終点の後免町に到着。降車地点は終点手前の路地裏のような狭いホームでした。
本当(?)の後免町駅はこちらで、右側ホーム横にはコンビニ「ローソン」が併設されており、小さな待合室があります。左手の高架駅は土佐くろしお鉄道の後免町駅です。(2018.1.6 8:04)
【乗車記録】 ・高知駅前7:02→はりまや橋7:08 615 1両 ・はりまや橋7:14→文殊通7:26 631 1両 ・文殊通7:36→後免町7:57 1001 1両 |
⇒次:小篭通~長崎間でとさでん交通を撮影