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「鉄道ファンとライダーの聖地」、若桜鉄道の隼駅を訪問してみました
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。この夏(2017年)は、木次線「奥出雲おろち号」と若桜鉄道の旅をしてきました。
今回の撮影旅行は、いくつかのページに分割して、ご紹介しています。ご興味のあるところをクリックして頂いて、それぞれのページに進んでください。
⇒米子駅と宍道駅で朝の撮り鉄活動
⇒木次駅でトロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗って木次線を旅する
⇒出雲坂根駅のスイッチバックと木次線の大展望
⇒備後落合駅で過ごす2時間
⇒芸備線・備後落合から新見までの旅
⇒津山駅から郡家駅まで、因美線に乗車
⇒「鉄道ファンとライダーの聖地」若桜鉄道隼駅へ (←今ここ)
⇒若桜鉄道の若桜駅へ・SLなども見学
⇒餘部駅で餘部橋梁を行く列車を撮影
本日の旅の目的のひとつは若桜鉄道乗車です。しかし次の郡家発の若桜行は10:07と1時間以上の待ち合わせとなります。そこで話題の(?)隼駅までタクシーを飛ばすことにしました。

郡家駅は2015年(平成27年)に改築されました。八頭町の施設との合築となり「ぷらっとぴあ・やず」との名称が付けられ、小さいながらもコンビニもあります。今日はイベントでもあるのか、駅舎内は準備の方々で賑わっていました。

改築前の郡家駅です。(2010.2.7)
ところでこの時、駅前にタクシーは待機していませんでした。そこで駅から80mほど歩いた場所にあるタクシー営業所に向かうと、ちょうど洗車中でしたが、その車にすぐに乗ることが出来ました。
隼駅までと申し上げると、年配の運転手さんは「今日は何かあるのですか?」とおっしゃいます。「特にないですが、最近話題になっているようなので・・・。」と返答した辺りから、若桜鉄道の話題になり、一昨年のSL社会実験走行の際には、沿線がとても賑わった事を教えていただきました。
また(SL走行が)あるのですかねぇ?と尋ねたところ、社長が代わったからどうですかね・・・との返答でした。
19887年(昭和62年)に第3セクター化され開業した若桜鉄道、2014年(平成26年)9月に公募社長が就任するも、今年(2017年)6月の取締役会・株主総会で「運営が軌道に乗った。」との理由により辞任しています。
現在は若桜町長が社長に就任しつつも、後任を探しているとのことです。前述のSL走行やピンクSL等のアイデアを実現されただけに、若桜鉄道の今後が心配です。
・・・と、思ったものの再度調べてみると、現町長は2009年(平成21年)から公募社長就任前まで社長に就いており、SL搬入はそれ以前の2007年(平成19年)、上下分離方式の導入と第1回隼駅まつりは2009年(平成21年)、隼駅へ客車「オロ12-6」搬入は2011年(平成23年)です。
公募社長就任前から様々な施策が実施されており、今後について心配することは、余計なお世話と言えましょう。
タクシーは10分もかからずに、若桜鉄道隼駅へ到着。料金は1440円、ちなみに鉄道の営業キロは4.4㎞です。さてこの隼駅、1929年(昭和4年)の開業、当時のままの駅舎は2008年(平成20年)に国の登録有形文化財となりました。
とともに最近ではスズキのバイク「ハヤブサ」と同名であることから、バイク乗りの皆さんにもよく知られています。小生の友人も、名古屋からバイクの「ハヤブサ」に乗ってここを訪れたことがあるそうで、今日も駅舎前でバイクとともに写真を撮っている方がいらっしゃいました。

タクシーで着いた隼駅です。(2017.9.2 9:17)

駅舎とホームは登録有形文化財です。

駅舎内、旧駅事務室には売店「把委駆(バイク)」が土日限定で営業しています。

売店を物色する「鉄宿」管理人のP氏

売店で硬券入場券と・・・、

来訪記念ポストカード(5枚セット)を購入してみました。

片面1線の隼駅です。若桜鉄道線内には交換駅はありません。駅舎の横に綺麗なお手洗いがあります。

北陸鉄道からやってきた電気機関車ED301です。再塗装されたのか、保存状態は良好です。どういった縁でここにあるのか、詳らかではありませんが。

2011年(平成23年)にJR四国から譲渡されたオロ12-6です。カーペットカーとして臨時夜行快速「ムーンライト高知」等で使用されました。ここではライダーハウスとして使用されているとのことですが、車内の様子を窺うことはできず、現在も利用されているのか、申し込み方法とか料金、運営主体等も、現地ではわかりませんでした。

「ムーンライトはやぶさ」との列車名(?)です。

寝台特急「はやぶさ」は言うまでもなく、晩年は熊本行だったものの、西鹿児島行の印象が強く残っています。しかし長崎行とはまた不思議な演出です。

「さくら3号」WT3003が隼駅に到着します。終点の若桜駅まで乗車予定です。なおこのWT3000形は更新修繕されているものの、開業時(1987年・昭和62年)からの車両です。近い将来に予想される、車両の老朽化に伴う置き換えについて、経営上の負担となることが懸念されています。(2017.9.2 10:15)
隼駅には1時間弱の滞在でしたが、P氏と一緒だったこともあり、アッという間に時間が過ぎてしまいました。駅舎や保存車両の見物はもとより、駅前には酒屋と洒落たレストラン「HOME8823」(ランチとディナーの営業)もあり、是非とも立ち寄りをおススメいたします。
私は7年振り2回目の訪問ですが、隼駅の盛り上がりように驚きつつも、地元の皆さまのご尽力には頭が下がるばかりです。
なお若桜鉄道には、若桜駅とここ隼駅の他、丹比、八東、安部、因幡船岡駅が登録有形文化財に登録されています。合わせて訪問したいものです。(私は訪問済みですが・・・。)
⇒次:若桜鉄道の若桜駅へ・SLなども見学
今回の撮影旅行は、いくつかのページに分割して、ご紹介しています。ご興味のあるところをクリックして頂いて、それぞれのページに進んでください。
⇒米子駅と宍道駅で朝の撮り鉄活動
⇒木次駅でトロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗って木次線を旅する
⇒出雲坂根駅のスイッチバックと木次線の大展望
⇒備後落合駅で過ごす2時間
⇒芸備線・備後落合から新見までの旅
⇒津山駅から郡家駅まで、因美線に乗車
⇒「鉄道ファンとライダーの聖地」若桜鉄道隼駅へ (←今ここ)
⇒若桜鉄道の若桜駅へ・SLなども見学
⇒餘部駅で餘部橋梁を行く列車を撮影
郡家駅からタクシーを飛ばして、若桜鉄道の隼駅へ
本日の旅の目的のひとつは若桜鉄道乗車です。しかし次の郡家発の若桜行は10:07と1時間以上の待ち合わせとなります。そこで話題の(?)隼駅までタクシーを飛ばすことにしました。

郡家駅は2015年(平成27年)に改築されました。八頭町の施設との合築となり「ぷらっとぴあ・やず」との名称が付けられ、小さいながらもコンビニもあります。今日はイベントでもあるのか、駅舎内は準備の方々で賑わっていました。

改築前の郡家駅です。(2010.2.7)
ところでこの時、駅前にタクシーは待機していませんでした。そこで駅から80mほど歩いた場所にあるタクシー営業所に向かうと、ちょうど洗車中でしたが、その車にすぐに乗ることが出来ました。
隼駅までと申し上げると、年配の運転手さんは「今日は何かあるのですか?」とおっしゃいます。「特にないですが、最近話題になっているようなので・・・。」と返答した辺りから、若桜鉄道の話題になり、一昨年のSL社会実験走行の際には、沿線がとても賑わった事を教えていただきました。
また(SL走行が)あるのですかねぇ?と尋ねたところ、社長が代わったからどうですかね・・・との返答でした。
19887年(昭和62年)に第3セクター化され開業した若桜鉄道、2014年(平成26年)9月に公募社長が就任するも、今年(2017年)6月の取締役会・株主総会で「運営が軌道に乗った。」との理由により辞任しています。
現在は若桜町長が社長に就任しつつも、後任を探しているとのことです。前述のSL走行やピンクSL等のアイデアを実現されただけに、若桜鉄道の今後が心配です。
・・・と、思ったものの再度調べてみると、現町長は2009年(平成21年)から公募社長就任前まで社長に就いており、SL搬入はそれ以前の2007年(平成19年)、上下分離方式の導入と第1回隼駅まつりは2009年(平成21年)、隼駅へ客車「オロ12-6」搬入は2011年(平成23年)です。
公募社長就任前から様々な施策が実施されており、今後について心配することは、余計なお世話と言えましょう。
タクシーは10分もかからずに、若桜鉄道隼駅へ到着。料金は1440円、ちなみに鉄道の営業キロは4.4㎞です。さてこの隼駅、1929年(昭和4年)の開業、当時のままの駅舎は2008年(平成20年)に国の登録有形文化財となりました。
とともに最近ではスズキのバイク「ハヤブサ」と同名であることから、バイク乗りの皆さんにもよく知られています。小生の友人も、名古屋からバイクの「ハヤブサ」に乗ってここを訪れたことがあるそうで、今日も駅舎前でバイクとともに写真を撮っている方がいらっしゃいました。

タクシーで着いた隼駅です。(2017.9.2 9:17)

駅舎とホームは登録有形文化財です。

駅舎内、旧駅事務室には売店「把委駆(バイク)」が土日限定で営業しています。

売店を物色する「鉄宿」管理人のP氏

売店で硬券入場券と・・・、

来訪記念ポストカード(5枚セット)を購入してみました。

片面1線の隼駅です。若桜鉄道線内には交換駅はありません。駅舎の横に綺麗なお手洗いがあります。

北陸鉄道からやってきた電気機関車ED301です。再塗装されたのか、保存状態は良好です。どういった縁でここにあるのか、詳らかではありませんが。

2011年(平成23年)にJR四国から譲渡されたオロ12-6です。カーペットカーとして臨時夜行快速「ムーンライト高知」等で使用されました。ここではライダーハウスとして使用されているとのことですが、車内の様子を窺うことはできず、現在も利用されているのか、申し込み方法とか料金、運営主体等も、現地ではわかりませんでした。

「ムーンライトはやぶさ」との列車名(?)です。

寝台特急「はやぶさ」は言うまでもなく、晩年は熊本行だったものの、西鹿児島行の印象が強く残っています。しかし長崎行とはまた不思議な演出です。

「さくら3号」WT3003が隼駅に到着します。終点の若桜駅まで乗車予定です。なおこのWT3000形は更新修繕されているものの、開業時(1987年・昭和62年)からの車両です。近い将来に予想される、車両の老朽化に伴う置き換えについて、経営上の負担となることが懸念されています。(2017.9.2 10:15)
隼駅には1時間弱の滞在でしたが、P氏と一緒だったこともあり、アッという間に時間が過ぎてしまいました。駅舎や保存車両の見物はもとより、駅前には酒屋と洒落たレストラン「HOME8823」(ランチとディナーの営業)もあり、是非とも立ち寄りをおススメいたします。
私は7年振り2回目の訪問ですが、隼駅の盛り上がりように驚きつつも、地元の皆さまのご尽力には頭が下がるばかりです。
なお若桜鉄道には、若桜駅とここ隼駅の他、丹比、八東、安部、因幡船岡駅が登録有形文化財に登録されています。合わせて訪問したいものです。(私は訪問済みですが・・・。)
⇒次:若桜鉄道の若桜駅へ・SLなども見学