熊本電鉄の黒髪町~藤崎宮前や北熊本駅の近くで撮影した記録

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南阿蘇鉄道・熊本電鉄撮影記(その9)・・・熊本電鉄の撮影記

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は大村線キハ66と南阿蘇鉄道・熊本電鉄の撮影記です。


今回の旅は、複数ページに分けて掲載しています。お好みのところをご覧頂ければと思います。(もちろん、それぞれをお読みいただけますと嬉しく思います。)

名古屋から大村線千綿駅へ・カレーライス
千綿駅の付近で大村線を撮影
島原鉄道と有明フェリー経由で熊本へ
熊本市内から南阿蘇鉄道の乗車まで
南阿蘇鉄道のトロッコ列車乗車記(高森~中松)
南阿蘇鉄道のトロッコ列車を撮影
長陽駅の訪問から熊本まで帰還
鹿児島本線の西里駅付近で撮影
⇒熊本電鉄の撮影記(←今ココ
熊本から名古屋へ帰宅





熊本電鉄の黒髪町~藤崎宮前で撮影


普通列車で西里から上熊本に移動、上熊本駅前から路線バスに乗車して撮影ポイントである熊本電鉄黒髪町~藤崎宮前間の併用軌道区間に近い浄行寺バス停で下車します。

上熊本で発車した健軍町行熊本市電
上熊本で発車した健軍町行熊本市電を後追いで撮影。JRからの接続を受け満員のお客さんでした。今回は時間の都合で市電には乗ることができず、残念でした。 (2019.6.2 11:06)

上熊本駅前から熊本都市バス第一環状線に乗車
上熊本駅前から熊本都市バス第一環状線に乗車します。かつての熊本市営バス路線は、2015年までに全て㈱熊本都市バスに移譲されました。乗車した便は試合に出掛ける高校生などで立ち客多数の盛況でした。

01形くまモンラッピング電車の御代志行を撮影
浄行寺バス停から200mほど歩くと撮影名所でもある併用軌道区間に至ります。早速01形くまモンラッピング電車の御代志行を撮影。元東京メトロ銀座線の01形は2編成在籍し、2編成ともくまモンのラッピングが施されています。日曜祝日は藤崎宮前発8:25、9:55、11:25、12:55…以下藤崎宮前発1時間半毎…が01形による運行となっています。 (2019.6.2 11:27)





6200形・6221ef+6228Aの編成はくまモンのラッピング電車
5編成のうち現在は4編成在籍している元東京都営地下鉄の6200形です。この6221ef+6228Aの編成は、台車交換とくまモンのラッピングが施されています。 (2019.6.2 11:35)

6231A+6238A
藤崎宮前~御代志間の「本線」は平日朝晩・土曜日朝を除いて30分毎の運行で、3本の編成が往復しています。本日はこの6231A+6238Aで3本すべての撮影が完了。ここでは午前中の藤崎宮前行が順光となりますが、この時は小雨が続いていました。(2019.6.2 12:05)

黒髪町
黒髪町から列車に乗ります。時の流れが止まったかのような渋い駅ですが、ICカードの読取機が設置されています。熊本電鉄では交通系ICカードが共通利用でき、非常に便利です。


先ほど撮影した編成が藤崎宮前で折り返してきました。次の北熊本まで乗車します。 (2019.6.2 12:28)





北熊本駅でグッズを購入


熊本電鉄北熊本駅は車庫がある他、グッズを販売する「くまでんショップ」があることで知られています(?)。車庫は後程ホームから見物することとし、まずは「くまでんショップ」を覗いてみます。

熊本電鉄北熊本駅
「くまでんショップ」は北熊本の駅舎内にあり9:00-18:00(年末年始休業)の営業です。

2011年当時、八百屋が併設の北熊本駅
駅舎内にはかつて八百屋がありました。(2011.5.20)

北熊本駅店内は熊本電鉄グッズ
店内は熊本電鉄グッズが充実しています。店の広さは写っている範囲の4~5倍といったところでしょうか。


鉄道グッズの他、くまモングッズも販売しているので、一般の方でもお土産品購入に利用できそうです。

鉄コレの「01形くまモンラッピング・イエロー」
ここで鉄コレの「01形くまモンラッピング・イエロー」を購入しました。3888円(税込)で量販店での価格よりもお高いものの、「くまでんショップ」で購入することに意義があります(商品は同じですが…)。他にシルバーもあり、次回訪問時には是非とも買い求めたいです。

さよなら200形記念乗車券
くまでんショップで「さよなら200形記念乗車券」(1000円)も購入しました。

D型硬券が4枚セットのさよなら200形記念乗車券
D型硬券が4枚セットされ、充実した内容の切符です。7月中旬には完売となった模様です。



北熊本駅付近で撮影


昼頃から雨脚が強くなるとの予報でしたが、幸いにも雨が止みましたので、北熊本駅周辺で撮影活動を行うことにします。


まず向かったのは北熊本駅から南へ約200mにある踏切です。「本線」と「上熊本線」の双方を撮影できます。





元南海22000系である200形
本日は珍しくも元南海22000系である200形が運転されていました。予備車的存在の200形は7月末の引退を前に熊本電鉄の公式Facebookにて運用が告知されています。本日は北熊本~上熊本間で運行されるとのこと、急遽予定を変更して200形を撮影することにしました。なおここは、日の長い時期の夕方が順光になると思われます。(2019.6.2 12:58)

熊本電鉄の200形
振り返って同じ列車を後追いで撮影。晴れれば午後順光の見込みです。200形は熊本電鉄入線を前に西鉄の工場で改造されました。正面の前照灯に西鉄電車のイメージが重なります。 (2019.6.2 12:59)

熊本電鉄のくまモンラッピング電車
「本線」の列車も撮影することができます。線路の脇はハウジングセンターです。こちらも午後が順光です。(2019.6.2 13:02)


同じ場所、「本線」と「上熊本線」の2つの踏切の間で撮影。先頭車床下にある大きめの抵抗器が元南海電車らしいです。北熊本~上熊本間では、車両中心に編成全体を撮影できる場所は貴重ではないでしょうか。(2019.6.2 13:03)

22000系の多くは改造されて南海の支線や和歌山電鉄で活躍中
22000系の多くは改造されて南海の支線や和歌山電鉄で今なお活躍中です。残留組の方が長寿とは、運命はわからないものです。写真は22000系を改造した2230系で、汐見橋支線にて運行中の姿です。大改造された熊本電鉄200形とは同じ車両とは思えないほどイメージが異なります。まさにビフォーアフターの世界です。(2013.1.3 岸里玉出)

北熊本駅寄りの堤防で上熊本行を撮影
先ほどの踏切から、少し北熊本駅寄りの堤防で上熊本行を撮影。ここも晴天なら午後順光です。(2019.6.2 13:32)


北熊本の留置車両を撮影


北熊本の車庫に留置されている車両は、駅ホームの他、西側と南側の敷地外から撮影することができます。200形撮影の合間に周辺を徘徊してみました。

北熊本の車庫を南側の敷地外から撮影
北熊本の車庫を南側の敷地外から眺めます。バラエティー豊かな車両は非常に魅力的です。

熊本電鉄のモハ71
モハ71は1930年(昭和5年)に広島電気(後の可部線)が導入した車両で、国鉄を経由して熊本電鉄にやってきました。1981年に営業運転を終了した後も入換用として使用され、2009年にはレストア再塗装されたそうですが、再び状態は悪化しているように見受けられました。西側敷地外の道路から撮影することができます。

営業運転を終了した「青ガエル」5101A号車
2016年に営業運転を終了した「青ガエル」5101A号車も車庫で保管されています。東急時代を彷彿とさせる渋谷の方向幕がいいですね。現役時代より車体外観は美しいような印象です。ホームから眺めることができます。

現役当時の熊本電鉄の5101A号車
こちらは現役当時の5101A号車です。北熊本~上熊本で運行されていましたが、夏期には冷房付きの200形が運行されることもありました。(2011.5.20)

熊本電鉄の03形
日比谷線のイメージを良く残している03形です。今後も導入され6000形を置き換えていくそうです。東京メトロ03系は、北陸鉄道にも譲渡され浅野川線の車両を置き換えるとのことです。

03形により置き換えられる6000形
03形により置き換えられる6000形です。正面の排障器が東南アジア的です。

01形くまモンラッピング電車
北熊本駅ホームから到着する藤崎宮前行01形を撮影。晴れると午後順光です。


【乗車記録】
・西里10:49→上熊本10:55 クモハ815-13 2両
・上熊本駅前11:08→浄行寺11:16 熊本都市バス  
・黒髪町12:28→北熊本12:30 6132A 2両


熊本から名古屋へ帰宅


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