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夕張から丸瀬布、そして新十津川へ(その7)・・・石狩月形から新十津川へ札沼線の旅
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は北海道の旅。夕張から丸瀬布、そして新十津川への乗り鉄・撮り鉄旅行記です。
⇒鹿ノ谷駅で夕張支線を撮影
⇒路線バスで南清水沢駅と清水沢駅へ
⇒夕張駅へ
⇒遠軽のいこいの森へSLを求めて
⇒丸瀬布で雨宮号の雪中運行を撮影
⇒丸瀬布から旭川へ
⇒石狩月形から新十津川へ札沼線の旅(←今ここ)
⇒冬の新十津川駅を訪問
なお、以前にこの地域を訪問した時の記録は以下にまとめておりますので、あわせて参考にしていただければ幸いです。
⇒参考:豊ヶ岡駅を撮影・ここも秘境駅
⇒参考:札沼線・豊ヶ岡駅を再度訪問してきた
今回の旅における最大の目的は「雨宮21号卒寿記念雪中特別運行」でした。本懐を遂げた本日(2018年12月10日)は、来年5月の廃線が決まった札沼線新十津川に立ち寄り名古屋へ帰宅します。旭川から新十津川へは滝川からバスに乗るというルートが順当です。
しかしながら本日は、新十津川駅を発車した列車の撮影を行い、なおかつ新十津川までは列車に乗りたいという欲望から、岩見沢からバスで札沼線石狩月形駅に行きそこから新十津川行列車に乗るという、この上ない非合理的な行程で旅する事になりました。
旭川駅で6:00の発車を待つ札幌行特急「ライラック4号」です。猛吹雪となりましたが列車は定時運行です。左側のキハ40は宗谷本線列車で、2両編成のうち先頭のキハ54が稚内行です。稚内到着は12:07、乗り通してみたい列車です。(2018.12.10 5:50)
滝川からは青春18きっぷの旅です。乗車した小樽行はロングシート車の6両編成で、岩見沢までは空席の方が目立ちました。(2018.12.10 6:34)
本土では希少価値となったDE15ラッセル車が岩見沢に留置されていました。この1534号機は旭川運転所所属でノロッコ号塗装が施されています。(2018.12.10 7:20)
留置線の721系は7:24発の岩見沢仕立ての列車でしたが、「車両凍結のため」発車が10分以上遅れました。(2018.12.10 7:21)
岩見沢駅に到着する網走行特急「オホーツク1号」です。ハイデッカーグリーン車が編成のアクセントとなります。(2018.12.10 7:26)
岩見沢からは駅に隣接する北海道中央バス岩見沢ターミナルから石狩月形駅まで路線バスに乗車します。平日8.5往復、土休日8往復と地方のバス路線としてはまずまずの利便性です。
本日は月曜日、バスターミナルは登校の高校生が行先別に長い列をつくっています。石狩月形まで約40分間、満員バスに揺られるのかと震撼しましたが、そのような心配は無用で高校生を含め5名程の乗客で出発しました。
岩見沢ターミナルで発車を待つ7:45発21系統石狩月形行です。(2018.12.10 7:41)
旭川よりも更に積雪が深くなっているようですが、特に交通障害などの混乱はなくバスは進みます。雪の壁の合間(?)にバス停があり、ひとりまたひとりと高校生が乗ってきます。
岩見沢の市街地を抜けると雪に埋もれた田園地帯となり、途中のバス停名は○○開拓、○○牧場、〇号線といった感じで、まさに北海道です。
北村温泉、北村農協停留所付近は集落だったものの、広大な雪景色の中を進み、石狩月形駅のひとつ手前の停留所で北海道月形高校の生徒が10名程下車すると、終点まで乗車したのは私1人でした。所要41分、770円のバスの旅。新鮮で面白かったです。
石狩川を渡ると遠くに月形町の集落が見えてきました。石狩月形駅行バス車窓から。
ほぼ定刻通りに終点の石狩月形駅に到着しました。(2018.12.10 8:30)
8:40発の新十津川行は石狩月形で20分程停車しますが、8:30時点でまだ列車の姿がホームにありません。駅窓口で確認すると10分以上遅れているものの運休ではない、とのことでまずはひと安心です。
石狩月形駅は有人駅ですが、運転取扱いの合間に簡易的な窓口営業を行っているとのことで、販売している乗車券は3種類のみです。残念ながら硬券入場券は完売して久しいです。増収のチャンスを逃しているようで勿体ないことですが、コストとか材料とか印刷業者の都合などの問題で再販できない事情があるとしたら仕方がないです。
消極的な姿勢ながら、駅窓口ではご当地入場券が販売されています。石狩月形駅ではなく豊ヶ岡駅というセレクトが素晴らしいです。
もちろん購入しました。
上り石狩当別行が10分程遅れて到着し、新十津川行も10分遅れで発車しました。乗車した新十津川行はボックス席に1~2名、20人余りの乗客で当然ながらほぼ全員が鉄分濃い目の旅行者でした。平日ながら青春18きっぷ利用開始日ということもあるのか、予想外に乗客が多い印象です。(2018.12.10 8:48)
浦臼から先は列車の運行が1日1往復の区間となります。来年(2020年)5月の廃止後は新十津川~浦臼は現行の北海道中央バス(滝川~浦臼)で代替、浦臼~石狩月形は奈井江~浦臼間で運行中の町営バスを延長、石狩月形~石狩当別はバス路線が新設されるとのことです。
通常はこの区間用のキハ40-401号と402号が運用されていますが、本日の新十津川行はボックス席が片側2人掛けに改造されたキハ40-819でした。(終点で撮影)
新十津川駅です。2年前の冬に下車した折には隣接する空知中央病院付属保育所の園児さんによるお出迎えがありましたが、本日は姿がありませんでした。ちょっと残念ですが、まぁいろいろと事情があることでしょう。(2018.12.10 9:39)
⇒次:冬の新十津川駅を訪問
⇒鹿ノ谷駅で夕張支線を撮影
⇒路線バスで南清水沢駅と清水沢駅へ
⇒夕張駅へ
⇒遠軽のいこいの森へSLを求めて
⇒丸瀬布で雨宮号の雪中運行を撮影
⇒丸瀬布から旭川へ
⇒石狩月形から新十津川へ札沼線の旅(←今ここ)
⇒冬の新十津川駅を訪問
なお、以前にこの地域を訪問した時の記録は以下にまとめておりますので、あわせて参考にしていただければ幸いです。
⇒参考:豊ヶ岡駅を撮影・ここも秘境駅
⇒参考:札沼線・豊ヶ岡駅を再度訪問してきた
岩見沢へ
今回の旅における最大の目的は「雨宮21号卒寿記念雪中特別運行」でした。本懐を遂げた本日(2018年12月10日)は、来年5月の廃線が決まった札沼線新十津川に立ち寄り名古屋へ帰宅します。旭川から新十津川へは滝川からバスに乗るというルートが順当です。
しかしながら本日は、新十津川駅を発車した列車の撮影を行い、なおかつ新十津川までは列車に乗りたいという欲望から、岩見沢からバスで札沼線石狩月形駅に行きそこから新十津川行列車に乗るという、この上ない非合理的な行程で旅する事になりました。
旭川駅で6:00の発車を待つ札幌行特急「ライラック4号」です。猛吹雪となりましたが列車は定時運行です。左側のキハ40は宗谷本線列車で、2両編成のうち先頭のキハ54が稚内行です。稚内到着は12:07、乗り通してみたい列車です。(2018.12.10 5:50)
滝川からは青春18きっぷの旅です。乗車した小樽行はロングシート車の6両編成で、岩見沢までは空席の方が目立ちました。(2018.12.10 6:34)
本土では希少価値となったDE15ラッセル車が岩見沢に留置されていました。この1534号機は旭川運転所所属でノロッコ号塗装が施されています。(2018.12.10 7:20)
留置線の721系は7:24発の岩見沢仕立ての列車でしたが、「車両凍結のため」発車が10分以上遅れました。(2018.12.10 7:21)
岩見沢駅に到着する網走行特急「オホーツク1号」です。ハイデッカーグリーン車が編成のアクセントとなります。(2018.12.10 7:26)
バスで石狩月形駅へ
岩見沢からは駅に隣接する北海道中央バス岩見沢ターミナルから石狩月形駅まで路線バスに乗車します。平日8.5往復、土休日8往復と地方のバス路線としてはまずまずの利便性です。
本日は月曜日、バスターミナルは登校の高校生が行先別に長い列をつくっています。石狩月形まで約40分間、満員バスに揺られるのかと震撼しましたが、そのような心配は無用で高校生を含め5名程の乗客で出発しました。
岩見沢ターミナルで発車を待つ7:45発21系統石狩月形行です。(2018.12.10 7:41)
旭川よりも更に積雪が深くなっているようですが、特に交通障害などの混乱はなくバスは進みます。雪の壁の合間(?)にバス停があり、ひとりまたひとりと高校生が乗ってきます。
岩見沢の市街地を抜けると雪に埋もれた田園地帯となり、途中のバス停名は○○開拓、○○牧場、〇号線といった感じで、まさに北海道です。
北村温泉、北村農協停留所付近は集落だったものの、広大な雪景色の中を進み、石狩月形駅のひとつ手前の停留所で北海道月形高校の生徒が10名程下車すると、終点まで乗車したのは私1人でした。所要41分、770円のバスの旅。新鮮で面白かったです。
石狩川を渡ると遠くに月形町の集落が見えてきました。石狩月形駅行バス車窓から。
ほぼ定刻通りに終点の石狩月形駅に到着しました。(2018.12.10 8:30)
石狩月形から新十津川へ
8:40発の新十津川行は石狩月形で20分程停車しますが、8:30時点でまだ列車の姿がホームにありません。駅窓口で確認すると10分以上遅れているものの運休ではない、とのことでまずはひと安心です。
石狩月形駅は有人駅ですが、運転取扱いの合間に簡易的な窓口営業を行っているとのことで、販売している乗車券は3種類のみです。残念ながら硬券入場券は完売して久しいです。増収のチャンスを逃しているようで勿体ないことですが、コストとか材料とか印刷業者の都合などの問題で再販できない事情があるとしたら仕方がないです。
消極的な姿勢ながら、駅窓口ではご当地入場券が販売されています。石狩月形駅ではなく豊ヶ岡駅というセレクトが素晴らしいです。
もちろん購入しました。
上り石狩当別行が10分程遅れて到着し、新十津川行も10分遅れで発車しました。乗車した新十津川行はボックス席に1~2名、20人余りの乗客で当然ながらほぼ全員が鉄分濃い目の旅行者でした。平日ながら青春18きっぷ利用開始日ということもあるのか、予想外に乗客が多い印象です。(2018.12.10 8:48)
浦臼から先は列車の運行が1日1往復の区間となります。来年(2020年)5月の廃止後は新十津川~浦臼は現行の北海道中央バス(滝川~浦臼)で代替、浦臼~石狩月形は奈井江~浦臼間で運行中の町営バスを延長、石狩月形~石狩当別はバス路線が新設されるとのことです。
通常はこの区間用のキハ40-401号と402号が運用されていますが、本日の新十津川行はボックス席が片側2人掛けに改造されたキハ40-819でした。(終点で撮影)
新十津川駅です。2年前の冬に下車した折には隣接する空知中央病院付属保育所の園児さんによるお出迎えがありましたが、本日は姿がありませんでした。ちょっと残念ですが、まぁいろいろと事情があることでしょう。(2018.12.10 9:39)
【乗車データ】 ・旭川6:00→滝川6:32 特急「ライラック4号」 クハ789-202 6両 ・滝川6:37→岩見沢7:14 クハ733-217 6両 ・岩見沢ターミナル7:45→石狩月形駅8:26 (北海道中央バス) ・石狩月形8:50(定刻8:40)→新十津川9:36(定刻9:28) キハ40-819 1両 |
⇒次:冬の新十津川駅を訪問