遠軽のいこいの森までSLを撮りに、旭川から丸瀬布まで移動

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夕張から丸瀬布、そして新十津川へ(その4)・・・遠軽のいこいの森へSLを求めて

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は北海道の旅。夕張から丸瀬布、そして新十津川への乗り鉄・撮り鉄旅行記です。


鹿ノ谷駅で夕張支線を撮影
路線バスで南清水沢駅と清水沢駅へ
夕張駅へ
⇒遠軽のいこいの森へSLを求めて(←今ここ
丸瀬布で雨宮号の雪中運行を撮影
丸瀬布から旭川へ
石狩月形から新十津川へ札沼線の旅
冬の新十津川駅を訪問





旭川から丸瀬布へ


2018年12月8日(土)・9日(日)の2日間、北海道遠軽町のいこいの村にて動態保存されている森林鉄道蒸気機関車雨宮21号が「卒寿記念」として特別運行されました。

通常は春から秋の週末を中心に運行されている雨宮21号、私は20年ほど前に1度訪問して以来となりますが、今回は貴重な機会ということで訪問しました。

雨宮21号が運転されているいこいの村は石北本線丸瀬布駅から町営バスで15分のところにあります。町営バスは1日3往復のみの運行であることから、公共交通機関での訪問はハードルが高いのですが、今回は卒寿記念特別運行に際し丸瀬布駅への特急列車臨時停車が実施され接続するバスが増便されたため利便性が向上、石北本線特急+町営バスで訪れたのです。

吹雪の旭川駅
2018年12月9日(日)、吹雪の旭川駅から出発します。北海道では雪が降っていても傘をささない方が多いようです。


参考ホテルWBFグランデ旭川・旭川随一のトレインビューホテル


オホーツク1号が旭川駅を発車
旭川から札幌発網走行特急「オホーツク1号」に乗車します。吹雪でも定刻運行が頼もしい北海道の鉄道です。(2018.12.9 8:31)

冬の特急オホーツク号(旭川駅)
旭川駅では3分間停車し8:35に発車します。自由席からは下車客の方が多く、指定席も空席の方が多い状況で、グリーン車に至ってはお客さんは2名だけでした。 (2018.12.9 8:32)


特急「オホーツク1号」は昨日と本日に限り丸瀬布に臨時停車します。どのくらいの利用があるかわかりませんが、こうしたイベントで特急が臨時停車を行うことは珍しいのではないでしょうか。夕張駅では乗車券の発売はないので、夕張から丸瀬布行の乗車券は事前に用意しておきました。

丸瀬布駅に停車した大雪2号とオホーツク1号
約1時間40分乗車して丸瀬布に到着しました。行き違いとなった旭川行特急「大雪2号」(左)は毎日停車します。臨時停車の「オホーツク1号」からは十数名の方が下車されました。駅員さんの姿もありましたが、改札業務は行っていませんでした。(2018.12.9 10:14)

丸瀬布駅を発車した「オホーツク1号」
丸瀬布駅を発車した「オホーツク1号」を後追いで撮影、終点の網走到着は約2時間後の12:18です。(2018.12.9 10:15)

丸瀬布駅からいこいの森への定期バス
丸瀬布駅からいこいの森への定期バスは丸瀬布駅発7:15、12:05、16:00の3本と通学向けの設定で観光客の利用はハードルが高いダイヤです。本日は特急の臨時停車に合わせて設定された、10:20発のいこいの村行臨時バスに乗車しました。昨日と本日に限りいこいの村への丸瀬布上武利線町営バスは無料となり、JR利用者にはクリアファイルのプレゼントもありました。(2018.12.9 10:17)

町営バスに15分乗車していこいの村に到着
町営バスに15分乗車していこいの村に到着。蒸気機関車は本日も午前10時から運行中で、すでに多くの撮影隊が集まっていました。


受付は仮設テント、フードコーナーは既設休憩所に風除けを取り付けたものでした。


受付です。ここで一応任意ではありますが、特別運行協力金を支払います。

特別運行協力金
特別運行協力金の特典は上記①~⑥のとおりですが、沿線の大半は特別運行協力金を支払わないと立ち入ることが出来ず、この点が一番の「特典」でした。運行経費、人件費を考慮すると協力金の必要性は理解できるものの、滞在時間の短い者にとっては割高感が残りました。

特別運行協力金を納めると缶バッチ、硬券とともに各種引換券が渡されます
特別運行協力金を納めると缶バッチ、硬券とともに各種引換券が渡されます。硬券の番号が 0942だったことから、私は942人目だったのでしょうか。

いこいの森の運行会場のマップ
運行会場のマップです。中央部の駅や鉄橋付近を除いて、特別運行協力金を納めた証である缶バッチを付けていないと立ち入ることができませんでした。

いこいの森の特設撮影ポイント
資料館建物の裏側には「特設撮影ポイント」としてひな壇式の足場が設置され、更に資料館屋上にも撮影ポイントが設けられ、仮設階段により上下する仕組みとなっていました。別途料金が必要となるものの、ここまで撮影用に配慮されたイベントは珍しいのではないでしょうか。私はどんな構図となるか想像できなかったため利用しませんでしたが、お金により安心して撮影場所が確保できるという点は、まさに買い手よし、売り手よし、世間よし(?)の「三方よし」で素晴らしい企画です。

特設撮影ポイントのエリア
沿線の多くが、立ち入りには特別運行協力金を支払う必要のあるエリアとなっていました。

駅に停車中の雨宮21号
駅に停車中の雨宮21号です。本日は10:00から12:00まで30分毎の運行です。


厳寒の中にも関わらず撮影隊が集まりました。みなさん重装備でお手軽「鉄」の私などは肩身が狭いのですが、これからいよいよ撮影に臨みます。


丸瀬布で雨宮号の雪中運行を撮影


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