丸瀬布から旭川へJR北海道で移動した記録

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夕張から丸瀬布、そして新十津川へ(その6)・・・丸瀬布から旭川へ

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は北海道の旅。夕張から丸瀬布、そして新十津川への乗り鉄・撮り鉄旅行記です。


鹿ノ谷駅で夕張支線を撮影
路線バスで南清水沢駅と清水沢駅へ
夕張駅へ
遠軽のいこいの森へSLを求めて
丸瀬布で雨宮号の雪中運行を撮影
⇒丸瀬布から旭川へ(←今ここ
石狩月形から新十津川へ札沼線の旅
冬の新十津川駅を訪問





丸瀬布から旭川へ


蒸気機関車雨宮21号が格納庫に収納され、2、3点ほど部品のオークションが実施されるとイベントは終了しました。多くの方が自動車利用で一気に駐車場から車の姿がなくなりました。  私は再びバスと列車で旭川へ戻ります。

武利川
2016年8月、この武利川の氾濫で丸瀬布いこいの村は大きな被害を受けましたが、2018年夏には全面復旧しています。

無料臨時送迎バスで丸瀬布駅に
無料臨時送迎バスで丸瀬布駅に向かいます。14時の発車までまだ20分程時間がありますが、車内で待機することができました。氷点下の極寒の中、誠に有難い措置です。なおすぐそばに日帰入浴施設「やまびこ温泉」があり、時間があれば立ち寄りたいところです。


バスは往路より多い約20名の乗客を乗せて発車、15分の乗車で丸瀬布駅に着きました。丸瀬布駅は特急停車駅ですが、狭い待合スペースがあるのみで、乗車券の発売窓口はなく自動券売機もありません。北海道の鉄道利用状況の厳しい現実です。もちろんキオスクもなく駅前にも商店はなさそうで、私は少し歩いた国道沿いのコンビニ・セイコマを利用しました。

丸瀬布に臨時停車した特急「大雪4号」
今回のイベント「雨宮21号卒寿記念雪中特別運行」に合わせて臨時停車した特急「大雪4号」旭川行に丸瀬布から乗車します。 送迎バスのお客さん約20名がそのまま列車に乗り換えです。私は指定席利用ですが、自由席でも通路側なら空席がありました。 (2018.12.9 14:41)

上川駅に到着した特急大雪
1時間乗車し上川で下車、普通列車に乗り換えます。丸瀬布から上川までは50㎞余りの距離がありますが、駅の廃止が相次ぎ途中駅は白滝のみとなってしまいました。 (2018.12.9 15:41)

上川駅
観光地である層雲峡の玄関口らしくタクシーも待機する上川駅は、沿線では数少ない有人駅です。午後4時を前に早くも薄暗くなってきました。

上川駅のキハ40
上川から15:54発旭川行ワンマン普通列車に乗ります。車窓を楽しむには特急よりも普通列車ということで乗り換えたのですが、途中で車窓は闇となってしまいました。 (2018.12.9 15:45)

キハ40の車内
上川発車時点で乗客は私を含めて5名。昔から変わらないキハ40の車内はとても落ち着きます。

旭川駅の冬のキハ40
途中で乗車があり17:09の旭川到着時には10数名が下車しました。すっかり夜となってしまいましたが、駅付近は人通りがありました。余談ながら駅北口の向かって右側にホテルが増えており(ワイズホテル旭川)、東向きの部屋からは宗谷本線、石北本線そして旭川運転所への回送列車等のトレインビューが楽しめそうで、また本サイト管理人氏のリポートに期待したいです。(2018.12.9 17:13)

旭川駅の183系0番台の記念切符
旭川駅では183系0番台の記念切符が発売されていました。発売個所毎でデザインが違うのでついつい集めてしまいます。

旭川ラーメン(梅光軒本店)
夕食は旭川ラーメン(梅光軒本店)を美味しくいただきました。氷点下の旅の後はさすがに暖かいものがいいですね。






旭川駅で駅弁を購入


話が前後しますが、本日の旅は旭川以外で食糧の入手が不透明ということで供食体制に一抹の不安がありました。そこで旭川駅にて駅弁を2個購入のうえ出発したのでした。

旭川駅の駅弁売り場
旭川駅の北口東側出入口と同中央出入口の間付近にある駅弁売店です。そば店が併設されています。駅弁売店とそば店の営業は8:00から18:00までで、そば店のラストオーダーは17:30だそうです。駅構内のコンコースなどは運動会ができるくらいに広く寂しげでもありますが、至る所にベンチなど座る場所があるのは良い点です。

旭川駅の駅弁ラインナップ
こちらは朝8時過ぎの開店直後の駅弁販売状況です。数は多くないものの種類が豊富で嬉しいです。再度立ち寄った閉店近くの午後5時過ぎには、幕の内である旭岳弁当数個と大雪寿司が1個販売されていました。

北海道キオスクの旭川ホーム店
旭川駅2・3番線ホームには北海道キオスク㈱旭川ホーム店があり、平日・土日祝日とも7:45~19:00の営業で駅弁の取り扱いもあります。(2018.12.10早朝に撮影)

旭川駅弁「蝦夷わっぱ」
朝食としては豪華すぎますが、旭川駅弁「蝦夷わっぱ」(旭川駅立売商会㈱・1050円)を丸瀬布へ向かう特急「オホーツク1号」車内でいただきました。まだ朝なのでビールは我慢です。なお石北本線特急には車内販売がないので要注意です。

旭川駅弁「助六寿し」
昼食は同じく旭川駅弁「助六寿し」(旭川駅立売商会㈱・540円)を丸瀬布から乗車した旭川行特急「大雪4号」車内でいただきました。前述のように車内販売がないので、丸瀬布のセイコマでビールを購入しておきました。「助六寿し」も掛け紙があると駅弁としての風格(?)のようなものを感じます。

旭川駅弁「大雪寿し」
夕食として旭川ラーメンを食したばかりですが…夜食として夕方ついつい買ってしまった旭川駅弁「大雪寿し」(旭川駅立売商会㈱・980円)をいただきました。やはり北海道では王道の海鮮系弁当は何度食べてもいいですね。


参考ホテルWBFグランデ旭川・旭川随一のトレインビューホテル


【乗車データ】
・旭川8:35→丸瀬布10:12 特急「オホーツク1号」キハ183-1506 4両
・丸瀬布駅10:20→いこいの森10:35 (臨時送迎バス)  
・いこいの森14:00→丸瀬布駅14:15 (臨時送迎バス)  
・丸瀬布14:42→上川15:40 特急「大雪4号」キハ182-502 4両  
・上川15:54→旭川17:09 キハ40-827 1両


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