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特急列車ヘッドマーク弁当・1ページ目(東京)・・・このシリーズ、最高です(^^♪
2017年7月24日から、第一弾として特急ひばり、第二弾として特急あさま号の駅弁が販売になったのを皮切りに、既に8年間も連続して様々な列車で登場している駅弁が、特急列車ヘッドマーク弁当です。

取り扱う駅弁売り場は、首都圏の東京、鎌田、品川、上野、大宮各駅の膳まいやHANAGATAYA等です。上は、東京駅の膳まいの店舗の1つです(2022年現在はハナガタヤに改装済)。第1弾のひばりは、ここで購入しています。時折ユニークな駅弁を売り出すので、私の大好きなスポットです。
下記のように、2種類の特急列車ヘッドマーク弁当が併売される事もありました(ひばりとあさま)。鉄道ファンや駅弁ファンにとっては、堪らない状態ですね!(後に、ひたちとゆうづるも同時に販売されました)

人気を博したからか、現在は第18弾まで販売されています。過去の特急列車ヘッドマーク弁当は基本的には販売終了なのですが、例えば京王百貨店の恒例の駅弁大会など、イベント時には再販売される事もありますので、見かけたら買い求めるようにしましょう。
以下、クリックして頂くと、該当のお弁当の部分にジャンプします。(第7弾の「かいじ」以降は、2ページ目以降の該当部分にジャンプします。)
⇒第1弾・利久監修の「ひばり」は絶品
⇒第2弾・荻野屋監修の「あさま」
⇒第3弾・丸政監修の「あずさ」
⇒第4弾・しまだフーズ監修の「ひたち」(&復刻版ひたち)
⇒第5弾・まるい弁当監修の「寝台特急テールマーク弁当・北斗星」
⇒第6弾・新潟三新軒監修の「とき」
⇒第7弾・丸政監修の「かいじ」
⇒第8弾・新杵屋監修の「つばさ」
⇒第9弾・斉藤松月堂監修の「はつかり」
⇒第10弾・南総軒監修の「わかしお」
⇒第11弾・神尾弁当監修の「いなほ」
⇒第12弾・しまだフーズ監修の「寝台特急テールマーク弁当・ゆうづる」
⇒第13弾・しまだフーズ監修の「あいづ」
⇒第14弾・幸福の寿し本舗監修の「2段弁当・みちのく」
⇒第15弾・斉藤松月堂監修の「2段弁当・はくつる」
⇒第16弾・斉藤松月堂監修の「やまびこ」
⇒第17弾・淡路屋監修の「寝台急行テールマーク弁当・銀河」
⇒第18弾・若廣監修の「寝台特急テールマーク弁当・北陸」
では、7月24日発売、第一弾の「ひばり」です。特急ひばりなんて、超絶に懐かしいです。今の若い人には記憶の片りんにもない列車だと思いますが、私が青春時代を送ったウン十年前には、上野と仙台を結ぶ大動脈を担う、主力のエル特急でした。

監修するのは、仙台の老舗牛たん料理屋の利久です。名前を聞いたことがある人も多いと思います。利久はお弁当の販売もやっていて、膳まいの店舗でも利久の「駅弁」を食べることができます。
外箱を外すと、お弁当箱です。超いいですね、これ。何度も利用したいと思います。四隅でしっかりと蓋を閉じることができて、ちゃんと密閉できるので、日常的にお弁当箱に使えます。

さて、利久監修の「ひばり」、開封するとどんな感じになるのでしょうか。動画にも撮っておきましたので、ぜひご覧になってください。
開封して、外箱と蓋と、中身が分かるように並べてみると、これはマニアとしては収集したくなるような「ヤバい」駅弁ですね。お品書きの反対面は、ひばり号の写真になっています。

ご飯の上に敷き詰められた、タレ味の牛たんです。お品書きには「牛タン丼」と記されている部分です。表面のテカリ具合が何とも美味しそうです。パラパラと、白ごまを振っています。

我慢しきれず、速攻で食べました。・・・最高に美味いです。タレも濃すぎず薄すぎず、タンの旨みを邪魔しない、最高の状態だと思います。惜しいのは、牛タンがやや薄い事。同じ仙台の牛たんの駅弁、牛たん弁当のほうがもうちょっと分厚かったような気もします。

といっても超絶に美味い事には変わりなく、牛タンと同時に食べる麦めしも、炊き加減が絶妙で、適度にタレが絡んでいて、さすが利久と唸ってしまいました。

牛タン丼の部分だけでなく、副菜も素晴らしい。まずは牛タン入りの焼売です。初めて食べました。牛たんの旨みが焼売に滲み出ているような、そんな気がします。焼売の硬さ(柔らかさ)なども実にちょうど良く、私はこの焼売の大ファンになってしまいました。

牛タン入り焼売の名の通り、ハッキリ分かる大きさの牛たんが入ってます。食べると、タンのゴロゴロした食感を感じることができて、今まで食べた事のない焼売でしたね。

もう1つ、牛たん入り厚焼き玉子も素晴らしい。玉子焼き自体はそれなりに甘めのもので、甘いだけの、ここまで大きな玉子焼きを食べてしまうとお腹いっぱいになってしまうのですが・・・、

ほら、こうやって牛たんが閉じ込められていますから、飽きずに食べることができます。駅弁で、こんなにバリエーションに富んだ牛タンの食べ方を体験できるとは、素晴らしい仕事ぶりだと思います。利久さん、これは天晴です!

続いて第二段、峠の釜めしで超有名な荻野屋監修の「あさま」弁当です。発表で鶏肉の駅弁と分かっていたので、知る人ぞ知る、荻野屋の峠の鳥もも弁当のような駅弁かなと妄想が膨らんでいました。外観は、特急あさまのヘッドマークが誇らしげです。

今回「あさま」は、上野駅の膳まいで購入しています。買ってきて、自宅で開封して食べました。動画でご覧になる方は、下記を。
開けてみると、こんな感じです。「ひばり」の時と同様、心躍るものがありました。

メインの、鶏もも肉です。飴色にテカるもも肉が、最高に美味しそうです。それに、見るからにボリュームも抜群であり、最高ですね。

食べてみると、鶏肉の旨みをたっぷりと感じられて、表面の焼き加減も抜群に良好で、これ以上の調理はあり得ないなと感じるほどの出来上がりでした。硬さもありません。

驚いたことに、鶏もつが添えられていました。ゴロゴロと数個入っています。この鶏もつがまた濃厚な味わいで、変なしょっぱさも無く、出色の出来栄えでした。・・・お酒を飲みたくなります。昆布の佃煮も、駅弁の昆布佃煮にしては、かなり良い部類のものだと思いました。

ただ一点、そぼろ部分の味が明確に濃すぎるのが残念でした! ここまでしょっぱい味の鶏そぼろにしてしまうと、鶏肉の旨みは非常に分かりにくくなります。ぜひ薄味で作っていただきたい。

食べているうちに、とりわけしょっぱいと思う部分がありまして、それがこの「おかか」の部分です。鶏そぼろが濃すぎる場合は、おかかではなくて鰹節を味付けなしでご飯にたっぷり乗せるくらいでちょうど良いと思います。
あるいはおかかの味が濃いならば、鶏そぼろは絶対に薄味にしたほうが美味しいはずです。今回はしょっぱすぎるものがダブルパンチでしたらから、余計に塩気を感じました。

とはいえ、総合的に考えると、どう見てもなかなかの優れモノの駅弁です。流石、天下の荻野屋の監修だけあります。
今回の特急列車ヘッドマーク弁当、第一弾も第二弾とも、大変美味しく頂けまして、これはもう、何としても第三弾以降を発売して欲しいという気持ちでいっぱいです。
次回以降が出るとしたら、どんな特急列車が良いかな?? 「とき」号と新潟の駅弁、「つばさ」号と秋田の駅弁、「はくつる」号と青森の駅弁、・・・いやいや、こんな企画が許されるならば、もう何でもアリじゃないですか!!
・北斗星号&札幌の駅弁・・・(これは実現)
・出雲号&出雲の駅弁
・あさかぜ号&博多の駅弁
・富士号&宮崎の駅弁
・はやぶさ号&鹿児島の駅弁
などなど、全国津々浦々で売りまくって欲しいです。いや~~~、これは激しく妄想が膨らみますね。駅弁と言うのは、それほど旅情あふれるものですし、鉄道自体、非常に可能性に満ちた乗り物なのであります。
そして2017年12月、待ちに待った第三弾が販売になりました。次はどこかと思ったら、小淵沢の丸政さんが調製する、「あずさ」になりました。

開けてみると、今までのヘッドマーク弁当の中では一番地味な印象でしょうか。雰囲気としては、野趣あふれる田舎の牛肉弁当と言った風情です。
⇒開封したところを動画でご覧になる方はこちらからどうぞ

しかし、この「甲州ワイン仕込み炭火焼牛肉」の美味さは、駅弁としてはピカイチだと思います。丸政さんのあの最高レベルに美味い信州牛弁当の、あの炭火の風味にそっくりです。

こうやって、茶飯と一緒に食べると、最高です。ご飯が止まらん。

そぼろが鶏ではなくて牛肉なのも良いですね。そぼろは、錦糸卵や野沢菜炒めと一緒に食べると、より美味しく頂けました。

副菜はこれ。山菜や昆布などはだいぶ安っぽくなりますが、やはり山菜が入っていると、山の中に分け入ってゆくイメージが湧きますね。・・・という事で、美味しかった(^^♪

2018年2月5日、ヘッドマーク弁当の第四弾として、「ひたち」が販売されました。茨城県出身の管理人としては、大喜びです。早速買ってきて、写真を撮ったのでした(^^♪

開封したところや中身の全体的な姿はこちらの動画からご覧ください。
動画でも分かる通り、メインの料理は常陸牛のしぐれ煮です。食べてみた感想は、これは調製元のしまだフーズさんの駅弁、牛べんですね。味が全く同じです。
常陸牛がたっぷりと乗っている駅弁なので、「やめられないとまらない」ですよ。

おかずは、青梅の甘露煮、桜しゅうまい、厚焼き玉子、かねふくの明太子、サツマイモの甘露煮です。水戸と言ったら梅が有名で、梅の甘露煮が入るというのは最高に良いですね。水戸駅弁、水戸黄門弁当にも同じ甘露煮が入っています。
桜しゅうまいとサツマイモの甘露煮は、同じく水戸駅弁、常陸の国・美味紀行に入っていますね。材料を既存の駅弁と共通化して、駅弁製造業者の負担を一定程度軽減するのは、十分にアリだと思います。ちゃんと地元の味ですし。
明太子は博多の味ではありますが、明太子メーカーのかねふくの大洗工場(めんたいパーク大洗)が非常に有名になり、関東で明太子と言ったら茨城というイメージになりました。こういったものを取り入れる姿勢も、高く評価に値すると思います。

そして、2020年3月1日、東日本大震災以来、一部区間で運休が続いていた常磐線が復活の全線開業を遂げるのに伴い、記念駅弁として、「ひたち」を復活させて、更には第12弾の「寝台特急テールマーク弁当ゆうづる」が登場しました(ゆうづるは別ページにて)。
ひたちはともかくとして、ゆうづるも、何と水戸のしまだフーズさんの調製となります。一挙に2種類の駅弁を作り込むわけで、意気込みに感激しました。

駅弁としての外観は、2018年の発売の時と変わりはなく、また同じ味を楽しむ事になるのだろうと思っていたら、その期待は嬉しすぎる方向で裏切られる事になりました。

中身が、100%の完全リニューアルです。しかも、前回は既にある駅弁と共通の食材を使っているのに対して、今回のひたちは完全新作と言って良い商品であり、衝撃的ですらありました。

メインは、茨城県産コシヒカリの上にドーンと乗った、同じく茨城県産の黒毛和牛のステーキです。ステーキ系の駅弁は想像すよりもはるかに難しく、全国的にもイマイチな味のステーキ駅弁が多い中、ひたちのステーキは完全に合格点でした。

茨城県は蓮根やサツマイモの大産地でもあるという事で、それらの天ぷらが添えられているのもユニークです。チラッと見えている野菜は、小松菜のおひたしです。漬物ではなくておひたしなのは高評価です。これも茨城県産です。

天ぷらの左には、つくば鶏の照り焼きも入っていて、肉類が多い豪勢な駅弁に仕上がっています。だれもが満足する内容だと思います。当然、つくば鶏も茨城県産。その下に見えるきんぴらごぼうだけが、茨城県産を名乗っていないメニューです。

こうして見てみると、ほぼ全てが茨城県の食材と言う事になり、ひたちという特急名称の通り、常陸の国の地産地消にこだわった駅弁と言う事になりますね。まさに、駅弁と言うのはその土地の文化を体現するものであると考えるならば、完璧に王道を行く駅弁と言えましょう。動画版は以下。
さて、北斗星を買いに行ったものの、当初2回は下記のように売り切れ御免であり、非常に悔しい思いをしました。やはり北斗星は、売れ行きが良かった印象があります。

そして販売からしばらくたって、落ち着いてきたタイミングでようやくゲットできた北斗星。寝台特急は心躍るものがあります。今回の監修は、北海道は苫小牧駅のまるい弁当さん。北海道の駅弁屋さんの中でも、かなり評価の高いお弁当屋さんですから、余計に期待に胸が高まります。

外箱を見ると監修はまるい弁当さんですが、製造は神奈川県の資本金9億円、従業員70名の、お米屋さんが母体の弁当製造メーカー、千田みずほ株式会社の子会社であるジャンボリアが担当です。
さすがに、苫小牧から駅弁を運んでくるわけにはいかないのでしょうね。それに、まるい弁当さんに大量供給の能力も無いでしょうし。
でも、地方の有力な駅弁屋さんにとって、このような外注生産の方式を取る事は、今後の会社の生き残りの策としては非常に有効だと思います。外注生産ではなくてあくまでも監修だけ行って、品質面での責任は負わないのかもしれませんが、それはそれで良いのではないかと思います。
では、食べてみます。蓋を取ると、このような感じです。ジャンボリア製造でも、割りばしはまるい弁当さんなのですね。青が基調と言うのは、食品メーカーではほとんどあり得ない色合いなので、こうして見ると非常に新鮮というか、不思議な感じに見えます。

寝台特急北斗星の説明も兼ねたチラシをめくってみると、まるい弁当さんの紹介とお品書きとなっています。メニューを書き写します。なんとなく、イメージ通りのメニューですね。
・味付け醤油ご飯 ・本ずわい蟹の炊き込み ・北海道産昆布やわらか煮 ・鶏肉のザンギ ・酢〆紅白れんこん ・菜の花のおひたし ・煮物(椎茸・人参・筍・蓮根)
メインの、ズワイガニご飯です。錦糸卵もたくさん乗せてありますので、まるで北の大地に春が到来して、菜の花が一面に咲いているようなイメージがしてきますね。

ズワイガニのフレークを醤油ご飯と共に頂きますと、口の中はまさに「北海道の記憶」が広がるような気持ちになります。北海道内で販売されている、様々なかにめし駅弁の味覚が蘇ってきて、旅に出ている感覚になるのでした。
冷静に考えると、苫小牧駅や南千歳駅の現地で売っているまるい弁当さんの駅弁の方がはるかに美味しいような気がしますが、北斗星の名に免じて許すとしましょう。

おかずの部分です。撮り忘れましたが、紅白れんこんの下に、ザンギが盛り付けられています。どれも平凡な味で、もう少々この部分は考えて頂きたかったですが、やはり北斗星だから許します。

今回の特急列車ヘッドマーク弁当(寝台特急テールマーク弁当)は、第4弾までのものに比較して、明確に味が落ちているのは間違いありません。やはり外注で作ると、どうもイマイチになります。
でも、旅の楽しみというか、ワクワク感というのか、そういうものは今まで以上でしたので、総合得点で言えば従来同様の高得点をあげられます。
そして我が家では、このシリーズのお弁当箱をヘビーローテーションして、高校生の子供たちに持たせています。蓋が完全に密閉して閉まるので、日常利用に最適です。ほら、このようにして。
今日も我が家では、北斗星は「平常運転」なのです(^^♪ 出発進行~~~。
⇒参考:北斗星ホテル(トレインホステル北斗星)宿泊体験談
⇒参考:東川口に登場した北斗星グランシャリオのレストランに感無量
⇒参考:千葉・鴨川の「たこ焼き北斗星」は穴場の鉄道レストラン
2018年7月に販売されたのは、特急ときです。新潟駅の駅弁屋さん、新潟三新軒さんが監修して、第五弾の北斗星同様に、ジャンボリアさんにて外注生産したものが、首都圏各駅に配送されました。

開封したところや、お品書きなどは動画に記録していますので、これをご覧ください。
メインのおかずは、新潟県産の舞茸を使った黒毛和牛の牛肉煮です。

舞茸は味が抜けてしまっている状態で、外注生産はどうも味が落ちるなと思いながら頂きましたが、牛肉はそのような事もなく、安定感のある美味しさです。甘辛で、ご飯が何杯も行けちゃいます。

もう1つのメインとも言えるのが、手仕込み焼き鮭です。手仕込みとはどのような意味かは分かりません。味覚としては、こちらも普通だったかな。新潟三新軒さんが直々に調理して欲しかったな。

その他、新潟県産の味噌漬け大根、菜の花のおひたし、筍・人参・椎茸・高野豆腐の煮物が入っています。手作り感が感じられないものの、黒毛和牛の旨さが、その他を全て救ったという感じでしょうか。
駅弁の容器については、これまた壊れるまで、我が家の子供たちのお弁当箱にヘビロテ決定です。今までに増して、なかなかインパクトのあるお弁当容器であり、気に入りました(^^♪
●これ以外の特急列車ヘッドマーク弁当をご覧になる場合は、目次を再度掲載しますので、お好みのところをクリックしてください。(数が多いので、複数ページにて紹介しています)
⇒第1弾・利久監修の「ひばり」は絶品
⇒第2弾・荻野屋監修の「あさま」
⇒第3弾・丸政監修の「あずさ」
⇒第4弾・しまだフーズ監修の「ひたち」(&復刻版ひたち)
⇒第5弾・まるい弁当監修の「寝台特急テールマーク弁当・北斗星」
⇒第6弾・新潟三新軒監修の「とき」
⇒第7弾・丸政監修の「かいじ」
⇒第8弾・新杵屋監修の「つばさ」
⇒第9弾・斉藤松月堂監修の「はつかり」
⇒第10弾・南総軒監修の「わかしお」
⇒第11弾・神尾弁当監修の「いなほ」
⇒第12弾・しまだフーズ監修の「寝台特急テールマーク弁当・ゆうづる」
⇒第13弾・しまだフーズ監修の「あいづ」
⇒第14弾・幸福の寿し本舗監修の「2段弁当・みちのく」
⇒第15弾・斉藤松月堂監修の「2段弁当・はくつる」
⇒第16弾・斉藤松月堂監修の「やまびこ」
⇒第17弾・淡路屋監修の「寝台急行テールマーク弁当・銀河」
⇒第18弾・若廣監修の「寝台特急テールマーク弁当・北陸」
⇒参考:東京の鉄道の見えるホテル一覧

取り扱う駅弁売り場は、首都圏の東京、鎌田、品川、上野、大宮各駅の膳まいやHANAGATAYA等です。上は、東京駅の膳まいの店舗の1つです(2022年現在はハナガタヤに改装済)。第1弾のひばりは、ここで購入しています。時折ユニークな駅弁を売り出すので、私の大好きなスポットです。
下記のように、2種類の特急列車ヘッドマーク弁当が併売される事もありました(ひばりとあさま)。鉄道ファンや駅弁ファンにとっては、堪らない状態ですね!(後に、ひたちとゆうづるも同時に販売されました)

人気を博したからか、現在は第18弾まで販売されています。過去の特急列車ヘッドマーク弁当は基本的には販売終了なのですが、例えば京王百貨店の恒例の駅弁大会など、イベント時には再販売される事もありますので、見かけたら買い求めるようにしましょう。
以下、クリックして頂くと、該当のお弁当の部分にジャンプします。(第7弾の「かいじ」以降は、2ページ目以降の該当部分にジャンプします。)
⇒第1弾・利久監修の「ひばり」は絶品
⇒第2弾・荻野屋監修の「あさま」
⇒第3弾・丸政監修の「あずさ」
⇒第4弾・しまだフーズ監修の「ひたち」(&復刻版ひたち)
⇒第5弾・まるい弁当監修の「寝台特急テールマーク弁当・北斗星」
⇒第6弾・新潟三新軒監修の「とき」
⇒第7弾・丸政監修の「かいじ」
⇒第8弾・新杵屋監修の「つばさ」
⇒第9弾・斉藤松月堂監修の「はつかり」
⇒第10弾・南総軒監修の「わかしお」
⇒第11弾・神尾弁当監修の「いなほ」
⇒第12弾・しまだフーズ監修の「寝台特急テールマーク弁当・ゆうづる」
⇒第13弾・しまだフーズ監修の「あいづ」
⇒第14弾・幸福の寿し本舗監修の「2段弁当・みちのく」
⇒第15弾・斉藤松月堂監修の「2段弁当・はくつる」
⇒第16弾・斉藤松月堂監修の「やまびこ」
⇒第17弾・淡路屋監修の「寝台急行テールマーク弁当・銀河」
⇒第18弾・若廣監修の「寝台特急テールマーク弁当・北陸」
第一弾・利久監修の「ひばり」は絶品
では、7月24日発売、第一弾の「ひばり」です。特急ひばりなんて、超絶に懐かしいです。今の若い人には記憶の片りんにもない列車だと思いますが、私が青春時代を送ったウン十年前には、上野と仙台を結ぶ大動脈を担う、主力のエル特急でした。

監修するのは、仙台の老舗牛たん料理屋の利久です。名前を聞いたことがある人も多いと思います。利久はお弁当の販売もやっていて、膳まいの店舗でも利久の「駅弁」を食べることができます。
外箱を外すと、お弁当箱です。超いいですね、これ。何度も利用したいと思います。四隅でしっかりと蓋を閉じることができて、ちゃんと密閉できるので、日常的にお弁当箱に使えます。

さて、利久監修の「ひばり」、開封するとどんな感じになるのでしょうか。動画にも撮っておきましたので、ぜひご覧になってください。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 東京駅の駅弁屋膳まい東京南通店にて購入。 |
購入日時 | 2017年7月27日、午前10時半前に購入。 |
価格 | 2160円(税込み) |
ラベル表示![]() 利久が「監修」などと言っていますが、きちんと利久の自社の工場で製造しているのが分かります。うん、だからこんなに美味しいんだと、納得!! |
|
製造 | 株式会社利久 新木場デリバリーセンター 東京都江東区新木場1-4-49 03-5534-0977 (ホームページはありますが、ひばり弁当等の情報は皆無です) |
開封して、外箱と蓋と、中身が分かるように並べてみると、これはマニアとしては収集したくなるような「ヤバい」駅弁ですね。お品書きの反対面は、ひばり号の写真になっています。

ご飯の上に敷き詰められた、タレ味の牛たんです。お品書きには「牛タン丼」と記されている部分です。表面のテカリ具合が何とも美味しそうです。パラパラと、白ごまを振っています。

我慢しきれず、速攻で食べました。・・・最高に美味いです。タレも濃すぎず薄すぎず、タンの旨みを邪魔しない、最高の状態だと思います。惜しいのは、牛タンがやや薄い事。同じ仙台の牛たんの駅弁、牛たん弁当のほうがもうちょっと分厚かったような気もします。

といっても超絶に美味い事には変わりなく、牛タンと同時に食べる麦めしも、炊き加減が絶妙で、適度にタレが絡んでいて、さすが利久と唸ってしまいました。

牛タン丼の部分だけでなく、副菜も素晴らしい。まずは牛タン入りの焼売です。初めて食べました。牛たんの旨みが焼売に滲み出ているような、そんな気がします。焼売の硬さ(柔らかさ)なども実にちょうど良く、私はこの焼売の大ファンになってしまいました。

牛タン入り焼売の名の通り、ハッキリ分かる大きさの牛たんが入ってます。食べると、タンのゴロゴロした食感を感じることができて、今まで食べた事のない焼売でしたね。

もう1つ、牛たん入り厚焼き玉子も素晴らしい。玉子焼き自体はそれなりに甘めのもので、甘いだけの、ここまで大きな玉子焼きを食べてしまうとお腹いっぱいになってしまうのですが・・・、

ほら、こうやって牛たんが閉じ込められていますから、飽きずに食べることができます。駅弁で、こんなにバリエーションに富んだ牛タンの食べ方を体験できるとは、素晴らしい仕事ぶりだと思います。利久さん、これは天晴です!

第二弾・荻野屋監修の「あさま」は、しょっぱすぎるが結構美味い
続いて第二段、峠の釜めしで超有名な荻野屋監修の「あさま」弁当です。発表で鶏肉の駅弁と分かっていたので、知る人ぞ知る、荻野屋の峠の鳥もも弁当のような駅弁かなと妄想が膨らんでいました。外観は、特急あさまのヘッドマークが誇らしげです。

今回「あさま」は、上野駅の膳まいで購入しています。買ってきて、自宅で開封して食べました。動画でご覧になる方は、下記を。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 上野駅の駅弁屋膳まい上野中央連絡通路店にて購入。 |
購入日時 | 2017年8月24日、午前10時45分に購入。 |
価格 | 2160円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() なんと、下記にも書いたとおり、成田空港近くの機内食業者に作らせているんですね。これは、かなり驚きました。羽田空港の空弁業者、エアポートデリカが製造するのだとばかり思っていました。実に意外でした。 |
製造 | 株式会社インフライトフーズ 千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-455 http://www.tfk.co.jp/com_info/our_business.html 親会社のホームページで、成田で航空機機内食の調製を行う旨、記載されています。インフライトフーズは、まさにその調製部門の子会社です。 元々はJALの子会社でしたが、現在はシンガポールの企業が筆頭株主のようです。機内食製造のノウハウを駅弁に応用して来るとは、面白い事になっていますね。 |
開けてみると、こんな感じです。「ひばり」の時と同様、心躍るものがありました。

メインの、鶏もも肉です。飴色にテカるもも肉が、最高に美味しそうです。それに、見るからにボリュームも抜群であり、最高ですね。

食べてみると、鶏肉の旨みをたっぷりと感じられて、表面の焼き加減も抜群に良好で、これ以上の調理はあり得ないなと感じるほどの出来上がりでした。硬さもありません。

驚いたことに、鶏もつが添えられていました。ゴロゴロと数個入っています。この鶏もつがまた濃厚な味わいで、変なしょっぱさも無く、出色の出来栄えでした。・・・お酒を飲みたくなります。昆布の佃煮も、駅弁の昆布佃煮にしては、かなり良い部類のものだと思いました。

ただ一点、そぼろ部分の味が明確に濃すぎるのが残念でした! ここまでしょっぱい味の鶏そぼろにしてしまうと、鶏肉の旨みは非常に分かりにくくなります。ぜひ薄味で作っていただきたい。

食べているうちに、とりわけしょっぱいと思う部分がありまして、それがこの「おかか」の部分です。鶏そぼろが濃すぎる場合は、おかかではなくて鰹節を味付けなしでご飯にたっぷり乗せるくらいでちょうど良いと思います。
あるいはおかかの味が濃いならば、鶏そぼろは絶対に薄味にしたほうが美味しいはずです。今回はしょっぱすぎるものがダブルパンチでしたらから、余計に塩気を感じました。

とはいえ、総合的に考えると、どう見てもなかなかの優れモノの駅弁です。流石、天下の荻野屋の監修だけあります。
今回の特急列車ヘッドマーク弁当、第一弾も第二弾とも、大変美味しく頂けまして、これはもう、何としても第三弾以降を発売して欲しいという気持ちでいっぱいです。
次回以降が出るとしたら、どんな特急列車が良いかな?? 「とき」号と新潟の駅弁、「つばさ」号と秋田の駅弁、「はくつる」号と青森の駅弁、・・・いやいや、こんな企画が許されるならば、もう何でもアリじゃないですか!!
・北斗星号&札幌の駅弁・・・(これは実現)
・出雲号&出雲の駅弁
・あさかぜ号&博多の駅弁
・富士号&宮崎の駅弁
・はやぶさ号&鹿児島の駅弁
などなど、全国津々浦々で売りまくって欲しいです。いや~~~、これは激しく妄想が膨らみますね。駅弁と言うのは、それほど旅情あふれるものですし、鉄道自体、非常に可能性に満ちた乗り物なのであります。
第三弾:丸政監修の「あずさ」
そして2017年12月、待ちに待った第三弾が販売になりました。次はどこかと思ったら、小淵沢の丸政さんが調製する、「あずさ」になりました。

開けてみると、今までのヘッドマーク弁当の中では一番地味な印象でしょうか。雰囲気としては、野趣あふれる田舎の牛肉弁当と言った風情です。
⇒開封したところを動画でご覧になる方はこちらからどうぞ

しかし、この「甲州ワイン仕込み炭火焼牛肉」の美味さは、駅弁としてはピカイチだと思います。丸政さんのあの最高レベルに美味い信州牛弁当の、あの炭火の風味にそっくりです。

こうやって、茶飯と一緒に食べると、最高です。ご飯が止まらん。

そぼろが鶏ではなくて牛肉なのも良いですね。そぼろは、錦糸卵や野沢菜炒めと一緒に食べると、より美味しく頂けました。

副菜はこれ。山菜や昆布などはだいぶ安っぽくなりますが、やはり山菜が入っていると、山の中に分け入ってゆくイメージが湧きますね。・・・という事で、美味しかった(^^♪

購入データ | |
---|---|
購入場所 | 東京駅の駅弁屋膳まい東京南通り店にて購入。 |
購入日時 | 2018年1月4日、正午過ぎに購入。 |
価格 | 2160円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() |
製造 | 株式会社丸政 山梨県北杜市小淵沢町996 http://www.genkikai.org/ekibentou.html 0551-36-2521 |
第四弾・しまだフーズ監修の「ひたち」(復刻版「ひたち」も)
2018年2月5日、ヘッドマーク弁当の第四弾として、「ひたち」が販売されました。茨城県出身の管理人としては、大喜びです。早速買ってきて、写真を撮ったのでした(^^♪

開封したところや中身の全体的な姿はこちらの動画からご覧ください。
動画でも分かる通り、メインの料理は常陸牛のしぐれ煮です。食べてみた感想は、これは調製元のしまだフーズさんの駅弁、牛べんですね。味が全く同じです。

常陸牛がたっぷりと乗っている駅弁なので、「やめられないとまらない」ですよ。

おかずは、青梅の甘露煮、桜しゅうまい、厚焼き玉子、かねふくの明太子、サツマイモの甘露煮です。水戸と言ったら梅が有名で、梅の甘露煮が入るというのは最高に良いですね。水戸駅弁、水戸黄門弁当にも同じ甘露煮が入っています。
桜しゅうまいとサツマイモの甘露煮は、同じく水戸駅弁、常陸の国・美味紀行に入っていますね。材料を既存の駅弁と共通化して、駅弁製造業者の負担を一定程度軽減するのは、十分にアリだと思います。ちゃんと地元の味ですし。
明太子は博多の味ではありますが、明太子メーカーのかねふくの大洗工場(めんたいパーク大洗)が非常に有名になり、関東で明太子と言ったら茨城というイメージになりました。こういったものを取り入れる姿勢も、高く評価に値すると思います。

購入データ | |
---|---|
購入場所 | 大宮駅の駅弁屋膳まい大宮北口店にて購入。 |
購入日時 | 2018年2月20日、正午に購入。 |
価格 | 2160円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() |
製造 | しまだフーズ有限会社 茨城県水戸市南町1-4-16南町ビル2階 0120-611-787 http://www.kitanoshimada.com/delivery |
そして、2020年3月1日、東日本大震災以来、一部区間で運休が続いていた常磐線が復活の全線開業を遂げるのに伴い、記念駅弁として、「ひたち」を復活させて、更には第12弾の「寝台特急テールマーク弁当ゆうづる」が登場しました(ゆうづるは別ページにて)。
ひたちはともかくとして、ゆうづるも、何と水戸のしまだフーズさんの調製となります。一挙に2種類の駅弁を作り込むわけで、意気込みに感激しました。

駅弁としての外観は、2018年の発売の時と変わりはなく、また同じ味を楽しむ事になるのだろうと思っていたら、その期待は嬉しすぎる方向で裏切られる事になりました。

中身が、100%の完全リニューアルです。しかも、前回は既にある駅弁と共通の食材を使っているのに対して、今回のひたちは完全新作と言って良い商品であり、衝撃的ですらありました。

メインは、茨城県産コシヒカリの上にドーンと乗った、同じく茨城県産の黒毛和牛のステーキです。ステーキ系の駅弁は想像すよりもはるかに難しく、全国的にもイマイチな味のステーキ駅弁が多い中、ひたちのステーキは完全に合格点でした。

茨城県は蓮根やサツマイモの大産地でもあるという事で、それらの天ぷらが添えられているのもユニークです。チラッと見えている野菜は、小松菜のおひたしです。漬物ではなくておひたしなのは高評価です。これも茨城県産です。

天ぷらの左には、つくば鶏の照り焼きも入っていて、肉類が多い豪勢な駅弁に仕上がっています。だれもが満足する内容だと思います。当然、つくば鶏も茨城県産。その下に見えるきんぴらごぼうだけが、茨城県産を名乗っていないメニューです。

こうして見てみると、ほぼ全てが茨城県の食材と言う事になり、ひたちという特急名称の通り、常陸の国の地産地消にこだわった駅弁と言う事になりますね。まさに、駅弁と言うのはその土地の文化を体現するものであると考えるならば、完璧に王道を行く駅弁と言えましょう。動画版は以下。
購入データ | |
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購入場所 | 東京駅のHANAGATAYA東京八重洲南口店にて購入。 |
購入日時 | 2020年3月3日、13時半に購入。 |
価格 | 2160円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() 復刻版には、商品名の後に「RN」が付くのですね。 リニューアルの意味でしょうか。 |
第5弾・まるい弁当店監修の「寝台特急テールマーク弁当・北斗星」
さて、北斗星を買いに行ったものの、当初2回は下記のように売り切れ御免であり、非常に悔しい思いをしました。やはり北斗星は、売れ行きが良かった印象があります。

そして販売からしばらくたって、落ち着いてきたタイミングでようやくゲットできた北斗星。寝台特急は心躍るものがあります。今回の監修は、北海道は苫小牧駅のまるい弁当さん。北海道の駅弁屋さんの中でも、かなり評価の高いお弁当屋さんですから、余計に期待に胸が高まります。

外箱を見ると監修はまるい弁当さんですが、製造は神奈川県の資本金9億円、従業員70名の、お米屋さんが母体の弁当製造メーカー、千田みずほ株式会社の子会社であるジャンボリアが担当です。
さすがに、苫小牧から駅弁を運んでくるわけにはいかないのでしょうね。それに、まるい弁当さんに大量供給の能力も無いでしょうし。
でも、地方の有力な駅弁屋さんにとって、このような外注生産の方式を取る事は、今後の会社の生き残りの策としては非常に有効だと思います。外注生産ではなくてあくまでも監修だけ行って、品質面での責任は負わないのかもしれませんが、それはそれで良いのではないかと思います。
では、食べてみます。蓋を取ると、このような感じです。ジャンボリア製造でも、割りばしはまるい弁当さんなのですね。青が基調と言うのは、食品メーカーではほとんどあり得ない色合いなので、こうして見ると非常に新鮮というか、不思議な感じに見えます。

寝台特急北斗星の説明も兼ねたチラシをめくってみると、まるい弁当さんの紹介とお品書きとなっています。メニューを書き写します。なんとなく、イメージ通りのメニューですね。
・味付け醤油ご飯 ・本ずわい蟹の炊き込み ・北海道産昆布やわらか煮 ・鶏肉のザンギ ・酢〆紅白れんこん ・菜の花のおひたし ・煮物(椎茸・人参・筍・蓮根)
メインの、ズワイガニご飯です。錦糸卵もたくさん乗せてありますので、まるで北の大地に春が到来して、菜の花が一面に咲いているようなイメージがしてきますね。

ズワイガニのフレークを醤油ご飯と共に頂きますと、口の中はまさに「北海道の記憶」が広がるような気持ちになります。北海道内で販売されている、様々なかにめし駅弁の味覚が蘇ってきて、旅に出ている感覚になるのでした。
冷静に考えると、苫小牧駅や南千歳駅の現地で売っているまるい弁当さんの駅弁の方がはるかに美味しいような気がしますが、北斗星の名に免じて許すとしましょう。

おかずの部分です。撮り忘れましたが、紅白れんこんの下に、ザンギが盛り付けられています。どれも平凡な味で、もう少々この部分は考えて頂きたかったですが、やはり北斗星だから許します。

今回の特急列車ヘッドマーク弁当(寝台特急テールマーク弁当)は、第4弾までのものに比較して、明確に味が落ちているのは間違いありません。やはり外注で作ると、どうもイマイチになります。
でも、旅の楽しみというか、ワクワク感というのか、そういうものは今まで以上でしたので、総合得点で言えば従来同様の高得点をあげられます。
そして我が家では、このシリーズのお弁当箱をヘビーローテーションして、高校生の子供たちに持たせています。蓋が完全に密閉して閉まるので、日常利用に最適です。ほら、このようにして。
高校生の子供らの、お昼のヘッドマーク弁当。最近は毎日これらのシリーズ。早く次出ないかな。 pic.twitter.com/Ul2Gr6xfpJ
— 駅弁マニア (@mori4141harueki) 2018年5月21日
今日も我が家では、北斗星は「平常運転」なのです(^^♪ 出発進行~~~。
購入データ | |
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購入場所 | 上野駅の駅弁屋膳まい上野中央連絡通路店にて購入。 |
購入日時 | 2018年4月26日、午後3時半に購入。 |
価格 | 2160円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() |
製造 | 株式会社ジャンボリア 横浜市保土ヶ谷区峰沢町259-1 |
⇒参考:北斗星ホテル(トレインホステル北斗星)宿泊体験談
⇒参考:東川口に登場した北斗星グランシャリオのレストランに感無量
⇒参考:千葉・鴨川の「たこ焼き北斗星」は穴場の鉄道レストラン
第六弾・新潟三新軒監修の「とき」
2018年7月に販売されたのは、特急ときです。新潟駅の駅弁屋さん、新潟三新軒さんが監修して、第五弾の北斗星同様に、ジャンボリアさんにて外注生産したものが、首都圏各駅に配送されました。

開封したところや、お品書きなどは動画に記録していますので、これをご覧ください。
メインのおかずは、新潟県産の舞茸を使った黒毛和牛の牛肉煮です。

舞茸は味が抜けてしまっている状態で、外注生産はどうも味が落ちるなと思いながら頂きましたが、牛肉はそのような事もなく、安定感のある美味しさです。甘辛で、ご飯が何杯も行けちゃいます。

もう1つのメインとも言えるのが、手仕込み焼き鮭です。手仕込みとはどのような意味かは分かりません。味覚としては、こちらも普通だったかな。新潟三新軒さんが直々に調理して欲しかったな。

その他、新潟県産の味噌漬け大根、菜の花のおひたし、筍・人参・椎茸・高野豆腐の煮物が入っています。手作り感が感じられないものの、黒毛和牛の旨さが、その他を全て救ったという感じでしょうか。
駅弁の容器については、これまた壊れるまで、我が家の子供たちのお弁当箱にヘビロテ決定です。今までに増して、なかなかインパクトのあるお弁当容器であり、気に入りました(^^♪
購入データ | |
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購入場所 | 東京駅の駅弁屋膳まい東京南通店にて購入。 |
購入日時 | 2018年7月30日、正午過ぎに購入。 |
価格 | 2160円(税込み) |
ラベル表示 | ![]() |
製造 | 株式会社ジャンボリア 横浜市保土ヶ谷区峰沢町259-1 |
●これ以外の特急列車ヘッドマーク弁当をご覧になる場合は、目次を再度掲載しますので、お好みのところをクリックしてください。(数が多いので、複数ページにて紹介しています)
⇒第1弾・利久監修の「ひばり」は絶品
⇒第2弾・荻野屋監修の「あさま」
⇒第3弾・丸政監修の「あずさ」
⇒第4弾・しまだフーズ監修の「ひたち」(&復刻版ひたち)
⇒第5弾・まるい弁当監修の「寝台特急テールマーク弁当・北斗星」
⇒第6弾・新潟三新軒監修の「とき」
⇒第7弾・丸政監修の「かいじ」
⇒第8弾・新杵屋監修の「つばさ」
⇒第9弾・斉藤松月堂監修の「はつかり」
⇒第10弾・南総軒監修の「わかしお」
⇒第11弾・神尾弁当監修の「いなほ」
⇒第12弾・しまだフーズ監修の「寝台特急テールマーク弁当・ゆうづる」
⇒第13弾・しまだフーズ監修の「あいづ」
⇒第14弾・幸福の寿し本舗監修の「2段弁当・みちのく」
⇒第15弾・斉藤松月堂監修の「2段弁当・はくつる」
⇒第16弾・斉藤松月堂監修の「やまびこ」
⇒第17弾・淡路屋監修の「寝台急行テールマーク弁当・銀河」
⇒第18弾・若廣監修の「寝台特急テールマーク弁当・北陸」
⇒参考:東京の鉄道の見えるホテル一覧