分水~寺泊駅間で、越後線を走行する115系を撮影

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新潟地区の115系撮影と関電トロリーバスの乗車記(その1)・・・分水~寺泊駅間で撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は最後の活躍を続ける新潟地区の115系撮影と、電気バスへの置き換えに伴い今年限りの運行となった関電トロリーバスの乗車記です。

⇒分水~寺泊駅間で115系の撮影(←今ここ
信濃川橋梁で115系を撮影
焼島駅でDE10を撮影
115系の快速に乗車して高田へ
しなの鉄道の黒姫にて撮影
黒部のトロリーバスの廃止前に乗車
信濃大町から名古屋へ帰宅





夜行高速バスで三条燕へ


今年6月、「くびきのレールパーク」訪問時に宿泊した柏崎駅前のトレインビューホテルから、信越本線と越後線で運用されている115系を撮影することができました。

その際、カラーバリエーションの豊かさを再認識し、もう一度撮影したい!との思いを強くしました。 そこで2018年8月23日(木)、新潟に向けて夜行バスで名古屋を出発したのでした。

名鉄バスセンターからの新潟行夜行バス
名古屋駅前にある名鉄バスセンターから新潟行夜行バスに乗車します。(2018.8.23 22:34)


折しも台風20号が西日本を縦断中、明日は日本海を北上するとのことで今回の新潟行は延期も検討しました。しかし明日の新潟は「晴時々曇」の予報で、半信半疑ながら決行します。

この夜は京都、大阪、夜行便では四国九州方面のバスは運休でしたが、新潟行は定刻に発車、木曜日ながら若い人を中心にほぼ満席の盛況です。途中、恵那峡SA、米山PAで休憩し、上越市付近で高速道路工事のため一般道を経由した影響か少々遅れて5:18に三条燕バス停に到着です。

三条燕バス停に到着した名古屋からの夜行バス
北陸自動車道三条燕ICの中にある三条燕バス停に到着。残念ながら小雨模様です。ここから燕三条駅までは700mほど歩くことになります。(2018.8.24 5:18)

燕三条駅
始発列車の発車前でしたが、既に駅構内は開放され明かりが灯っていました。(2018.8.24)


新幹線改札口のあるフロアの外れに在来線ホームへの連絡通路があります。自動券売機とカードリーダーが設置され明るく綺麗に整備されていますが、無人駅で改札口はありません。青春18きっぷの日付印は新幹線の改札口で押印してもらいました。(2018.8.24 6:10)


燕三条駅前にはホテルが数軒あり、中にはトレインビューが期待できそうなホテルもありました。 新幹線改札口の横には午前6時から営業のコンビニ、駅近くにはセブンイレブンもあり、大型ショッピングセンターやロードサイト店も多い一方で古い町並みはなく、新幹線や高速道路とともに発展した町のように感じました。





分水~寺泊間の大河津分水堤防で撮影


今回の旅の最大の目的は115系の撮影です。 淘汰が進む新潟車両センターの115系の現在の運用は朝夕の越後線柏崎~吉田間が中心となっている印象で、今朝はその中にある分水~寺泊の鉄橋で撮影活動を実施することにします。

弥彦駅
時間があるので弥彦線の終点である弥彦駅まで往復しました。久々の乗車でしたが、神社風の立派な駅舎は健在、車両はえちごトキめき鉄道への譲渡に伴い、JR東日本としては2編成のみの在籍となったE127系でした。雨が強くなってきました。(2018.8.24 6:40)

吉田駅で停車中のE129系と115系N37編成「第一次新潟色」
吉田でE129系2連の柏崎行に乗り換え。隣には115系N37編成「第一次新潟色」復刻車による東三条行が停車中です。(2018.8.24 6:51)

分水駅
小奇麗な駅舎で「みどりの窓口」もある分水駅です。周囲は市街地で駅前からは長岡駅行のバスも発着しています。予報に反して雨は降り続いていますが、風はほとんどありません。(2018.8.24)


撮影地は分水駅から寺泊側へ約700m、道のりで900mほどの大河津分水路に架かる鉄橋です。超有名撮影ポイント、いわゆる「お立ち台」で今朝も列車の通過前には同業者が5名いらっしゃいました。




大河津分水堤防の撮影地
撤収時に撮影した「お立ち台」です。ここ大河津分水路の堤防は車両進入禁止で、広いスペースでゆったりと安全に撮影することができます。左奥が寺泊駅方面で、晴れれば午前中の吉田方面行の列車が順光となります。(2018.8.24)

現新潟色(第三次新潟色)のN36編成を先頭に後部N38編成による6連の125M東三条行
現新潟色(第三次新潟色)のN36編成を先頭に後部N38編成による6連の125M東三条行です。6連の運用は数少なくなり、本日はこの列車を撮影するために新潟に来たといっても過言ではありません。なおJR東日本のプレスリリースによると、このN36編成は「弥彦色」に変更され11月上旬から運行される予定とのことです。ちなみにN35編成(現新潟色)は「第二次新潟色」となり9月中旬から運行されます。これはますます新潟の115系から目が離せません!(2018.8.24 7:33)

弥彦色115系
ちなみにこちらが弥彦色です。往時は115系2連に施されていました。 (2014.8.31 東三条)

115系の第二次新潟色
第二次新潟色はこれです。写真の115系4連は現存していません。(2014.8.31 東三条~保内)

115系「第一次新潟色」N37編成
先ほど吉田駅で停車していた「第一次新潟色」N37編成を後追いで撮影。東三条を往復して寺泊行132Mで通過していきました。(2018.8.24 7:59)

「懐かしの新潟色」に復刻されたN40編成の115系
「懐かしの新潟色」に復刻されたN40編成による129M列車吉田行です。雨は小降りになり空が少し明るくなってきました。(2018.8.24 8:22)


生憎のお天気でしたが、まさに「早起きは3本の得」ということで115系を存分に撮影することができて満足です。先ほど後追いで撮影した「第一次新潟色」N73編成は寺泊で折り返し、139M新潟行となって約1時間後にここを通過しますが、次はこの列車で「乗り鉄」すべく撤収し分水駅に戻ります。

「懐かしの新潟色」のN40編成の115系
分水駅から乗車した柏崎行は先程撮影した「懐かしの新潟色」N40編成でした。1区間乗車して寺泊で下車、発車した列車を後追いで撮影します。(2018.8.24 8:55)



寺泊から115系に乗車


大河津分水路の鉄橋で撮影した132M列車は、指定日(登校日)には出雲崎まで延長運転されますが、本日は寺泊行で7:58に到着してから折り返し新潟行として9:35に発車するまで停車します。

寺泊駅
簡易委託で窓口がある寺泊駅です。市街地は少し離れており、駅前は閑散としていました。雨は上がりましたが厚い雲に覆われたままです。(2018.8.24)

寺泊駅の越後交通長岡線のホーム跡
寺泊駅に隣接した空き地には、1973年(昭和48年)に廃止された越後交通長岡線のホーム跡が残っています。長岡線と称しながら長岡ではなく国鉄来迎寺駅を結んでいたこの鉄道、平成の世に至るまで一部区間が貨物専用鉄道として営業していました。現在は越後交通の路線バスが、寺泊の市街地から寺泊駅を経由して長岡駅を結んでいます。(2018.8.24)


曇天ながらも暑く湿度が高いこともあり、駅舎内の待合室で座っているだけで汗が止まりません。そのうち乗務員さんから「今、開けますので。」と声をかけていただき、冷房の効いた車内に落ち着くことができました。誠にありがたいことです。

寺泊駅で発車を待つ越後線の115系
寺泊駅で発車を待つ139M列車新潟行です。(2018.8.24)

N37編成モハ114-1011の車内
N37編成モハ114-1011の車内です。しなの鉄道の115系でもよく見かける更新タイプの内装です。(2018.8.24)


寺泊駅発車時点では数名の乗客でしたが、新潟に近づくにつれお客さんが増えます。若い方も多く、都市近郊路線として活気の感じられる越後線でした。

新潟駅ホームの115系
10:55、新潟駅の高架ホームに到着。列車はすぐに折り返し越後線内野行となります。 (2018.8.24 10:58)

参考新潟市のトレインビューホテル・ホテルαワン新潟


【乗車記録】

・名鉄バスセンター(名古屋)22:40→三条燕5:18
・燕三条6:15→弥彦6:36 クハE126-12 2両  
・弥彦6:42→吉田6:51 クモハE127-12 2両  
・吉田6:52→分水7:04 クモハE129-111 2両  
・分水8:50→寺泊8:54 クハ115-1079 3両  
・寺泊9:34→新潟10:55 クモハ115-1006 3両


越後線の信濃川橋梁で115系を撮影


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