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予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の旅(2)・予土線のホビートレイン&四万十牛バーガー
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は本サイト管理人P氏とともに旅した、予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の「乗り鉄」記録です。

(ホームに停車中の0系新幹線に見えなくもない・江川崎駅)
予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の旅は、以下の複数のページで公開しています。ご興味のあるページをクリックしていただいて、コンテンツをお楽しみください。
⇒名古屋から宇和島まで移動
⇒予土線のホビートレイン&四万十牛バーガー(←今ココ)
⇒しまんトロッコ号の乗車と車内販売の利用
⇒とさでん交通の路面電車を軽く撮影
⇒高知から「四国みぎした55(ゴーゴー)フリーきっぷ」で出発
⇒阿佐海岸鉄道の乗車とDMVの状況確認
⇒阿佐海岸鉄道を海部駅と宍喰駅で撮影
⇒徳島のキハ40を撮影
⇒「なんば好きっぷ」で南海フェリーと南海電車
宇和島で本サイト管理人P氏と合流し、予土線に乗車します。P氏は3日前に東京を出発し、トレインビューホテルの「取材」を続けていたとのこと、仕事熱心で頭が下がります。

宇和島から9:39発窪川行に乗車、海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」です。予土線が分岐する次の北宇和島駅では、キハ185系元特急車による宇和島行超豪華普通列車と行き違いしました。キハ185系普通列車は松山6:02発と少々早いながらも、眺望の優れた海線を経由し予土線との接続も良好とあって、青春18きっぷで試したい行程です。 (2019.11.9 9:35)

「かっぱうようよ号」は宇和島発車時点で立ち客多数の盛況で、外国の方の姿もありました。イベントでもあるのか近永駅では下車多数でしたが、それでも江川崎までほぼ座席が埋まる乗車率でした。車内も「かっぱうようよ」です。
(2018年当時の記録動画です)

予讃線から分岐した北宇和島駅から次の務田駅までの営業キロは6.3㎞あり、その間は山の中の急勾配区間で驚きましたが、その後の伊予宮野下、近永周辺は穏やかな田園地帯となり、車窓の変化が楽しい路線です。そしてここ真土~西ケ方間では四万十川の支流広見川沿いを走行(列車後部車窓から撮影)します。この区間で愛媛県から高知県へ県境を超えます。(2019.11.9 10:35)

江川崎で「かっぱうようよ号」は5分停車し、貴重なお手洗いタイムです。我々はここで下車します。(2019.11.9 10:46)

比較的広い構内と駅舎のある江川崎駅です。予土線の中間駅に直営駅はないそうで、拠点と思しき江川崎も窓口はあるものの簡易委託駅です。隣の観光案内所では「四万十バーガー」(後述)が販売されていました。供食体制が不安な予土線の旅では貴重な存在です。

予土線と組み合わせることで、旅の幅が広がりそうなバスがありました。四万十川名物沈下橋は歩いて渡ってみたいですね。

今日は11月で上の写真の時刻表による運行期間(9月まで)は過ぎていますが、四万十川バスが駅前に停車していました。車内のお客さんは2名でした。
さて、予土線の主要な途中駅の江川崎駅では、駅舎に隣接して観光案内所である「ふるさと案内所」が併設されています。ここで、スナック菓子やドリンク、そしてパン類の販売があります。予土線の途中駅で手軽に食料を調達できるのはここだけと言って良いでしょう。

駅舎が奥で、観光案内所が手前です。駅前広場から撮影。

線路側からだと、駅舎に入らずにトイレに向かい、矢印の扉から入ります。四万十バーガーののぼりがはためいているのが分かります。

店内の様子です。朝8時30分から夕方6時まで営業しています。グーグルの検索結果の情報では年中無休のように書かれていますが、私がお店の人に聞いた情報では、水曜日が定休日との事です。

このように、四万十バーガーが450円で売られていました。それ以外のパンも売っています。


ハンバーグには四万十牛が使われているのですね。添加物無しの手作りバーガーです。「てづくり工房どんぐりはうす」というところで製造しています。駅から500mほどのところで作っています。

肉厚のパティと酸味のあるソース、それを包み込む自然な味わいのバンズが印象的な素朴なハンバーガーでした。ホビートレインは江川崎駅でしばらく停車しますので、ぜひとも四万十バーガーは食べておきたいですね。
江川崎から宇和島行「鉄道ホビートレイン」に乗り予土線を少し戻り、近永駅から「しまんトロッコ2号」に乗車します。

江川崎駅では海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」と鉄道ホビートレインが行き違いします。珍列車が並ぶ貴重なシャッターチャンスで、多くのお客さんが撮影活動を行っていました。P氏も嬉々として撮影活動に精励、我々は「かっぱうようよ号」から鉄道ホビートレインに乗り換えします。(2019.11.9 10:50)

話題騒然(?)の「鉄道ホビートレイン」を、この目で見ることができて感無量です。見れば見るほど珍妙で飽きません。キハ32を0系新幹線にするという発想にまず驚き、更に実現してしまったところに驚きも2倍、3倍です。もしこの車両の「鉄コレ」でも現地で販売されていたなら、私なぞは3個ほど買ってしまうところです。(2019.11.9 10:58)

宇和島側はオリジナルの平面顔ながら、塗装だけでも0系新幹線にしようという努力が感じられます。

4人分だけ、0系新幹線のシートが設置されています。新幹線のシートじゃなくていいので、クロスシートを増やしてほしいものです。

ケースには四国ゆかりの車両の模型が展示されています。座席定員が少なくなるのでは…と懸念してしまいますが、それが問題にならない輸送量なのでしょう。この列車も江川崎発車時点では、我々を含めて乗客は5名でした。

近永駅で下車し、発車した「鉄道ホビートレイン」を後追いで撮影します。田園地帯や渓谷沿いを走行する姿を、是非とも撮影したいです。(2019.11.9 11:37)

簡易委託の窓口がある近永駅です。愛媛県北宇和郡鬼北町の中心部にあり、駅周辺は市街地が形成されています。徒歩圏内に役場、郵便局、銀行支店や高校があり、駅から数百メートルのところにはコンビニもあります。

島式ホームで列車交換ができる近永駅です。予土線内の列車交換可能駅は、伊予宮野下、近永、吉野生、江川崎、土佐大正です。なお、宇和島~近永間には区間運転列車の設定もあります。

宇和島~近永間は、宇和島鉄道により1914年(大正3年)に開業しました。予土線三兄弟は「しまんトロッコ」が長男、「海洋堂ホビートレイン」が次男で、「鉄道ホビートレイン」が三男だそうです。
⇒次:しまんトロッコ号の乗車と車内販売の利用

(ホームに停車中の0系新幹線に見えなくもない・江川崎駅)
予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の旅は、以下の複数のページで公開しています。ご興味のあるページをクリックしていただいて、コンテンツをお楽しみください。
⇒名古屋から宇和島まで移動
⇒予土線のホビートレイン&四万十牛バーガー(←今ココ)
⇒しまんトロッコ号の乗車と車内販売の利用
⇒とさでん交通の路面電車を軽く撮影
⇒高知から「四国みぎした55(ゴーゴー)フリーきっぷ」で出発
⇒阿佐海岸鉄道の乗車とDMVの状況確認
⇒阿佐海岸鉄道を海部駅と宍喰駅で撮影
⇒徳島のキハ40を撮影
⇒「なんば好きっぷ」で南海フェリーと南海電車
予土線海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」に乗車
宇和島で本サイト管理人P氏と合流し、予土線に乗車します。P氏は3日前に東京を出発し、トレインビューホテルの「取材」を続けていたとのこと、仕事熱心で頭が下がります。

宇和島から9:39発窪川行に乗車、海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」です。予土線が分岐する次の北宇和島駅では、キハ185系元特急車による宇和島行超豪華普通列車と行き違いしました。キハ185系普通列車は松山6:02発と少々早いながらも、眺望の優れた海線を経由し予土線との接続も良好とあって、青春18きっぷで試したい行程です。 (2019.11.9 9:35)

「かっぱうようよ号」は宇和島発車時点で立ち客多数の盛況で、外国の方の姿もありました。イベントでもあるのか近永駅では下車多数でしたが、それでも江川崎までほぼ座席が埋まる乗車率でした。車内も「かっぱうようよ」です。
(2018年当時の記録動画です)

予讃線から分岐した北宇和島駅から次の務田駅までの営業キロは6.3㎞あり、その間は山の中の急勾配区間で驚きましたが、その後の伊予宮野下、近永周辺は穏やかな田園地帯となり、車窓の変化が楽しい路線です。そしてここ真土~西ケ方間では四万十川の支流広見川沿いを走行(列車後部車窓から撮影)します。この区間で愛媛県から高知県へ県境を超えます。(2019.11.9 10:35)

江川崎で「かっぱうようよ号」は5分停車し、貴重なお手洗いタイムです。我々はここで下車します。(2019.11.9 10:46)

比較的広い構内と駅舎のある江川崎駅です。予土線の中間駅に直営駅はないそうで、拠点と思しき江川崎も窓口はあるものの簡易委託駅です。隣の観光案内所では「四万十バーガー」(後述)が販売されていました。供食体制が不安な予土線の旅では貴重な存在です。

予土線と組み合わせることで、旅の幅が広がりそうなバスがありました。四万十川名物沈下橋は歩いて渡ってみたいですね。

今日は11月で上の写真の時刻表による運行期間(9月まで)は過ぎていますが、四万十川バスが駅前に停車していました。車内のお客さんは2名でした。
江川崎駅の四万十バーガーは必食!
さて、予土線の主要な途中駅の江川崎駅では、駅舎に隣接して観光案内所である「ふるさと案内所」が併設されています。ここで、スナック菓子やドリンク、そしてパン類の販売があります。予土線の途中駅で手軽に食料を調達できるのはここだけと言って良いでしょう。

駅舎が奥で、観光案内所が手前です。駅前広場から撮影。

線路側からだと、駅舎に入らずにトイレに向かい、矢印の扉から入ります。四万十バーガーののぼりがはためいているのが分かります。

店内の様子です。朝8時30分から夕方6時まで営業しています。グーグルの検索結果の情報では年中無休のように書かれていますが、私がお店の人に聞いた情報では、水曜日が定休日との事です。

このように、四万十バーガーが450円で売られていました。それ以外のパンも売っています。


ハンバーグには四万十牛が使われているのですね。添加物無しの手作りバーガーです。「てづくり工房どんぐりはうす」というところで製造しています。駅から500mほどのところで作っています。

肉厚のパティと酸味のあるソース、それを包み込む自然な味わいのバンズが印象的な素朴なハンバーガーでした。ホビートレインは江川崎駅でしばらく停車しますので、ぜひとも四万十バーガーは食べておきたいですね。
鉄道ホビートレインに乗車
江川崎から宇和島行「鉄道ホビートレイン」に乗り予土線を少し戻り、近永駅から「しまんトロッコ2号」に乗車します。

江川崎駅では海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」と鉄道ホビートレインが行き違いします。珍列車が並ぶ貴重なシャッターチャンスで、多くのお客さんが撮影活動を行っていました。P氏も嬉々として撮影活動に精励、我々は「かっぱうようよ号」から鉄道ホビートレインに乗り換えします。(2019.11.9 10:50)

話題騒然(?)の「鉄道ホビートレイン」を、この目で見ることができて感無量です。見れば見るほど珍妙で飽きません。キハ32を0系新幹線にするという発想にまず驚き、更に実現してしまったところに驚きも2倍、3倍です。もしこの車両の「鉄コレ」でも現地で販売されていたなら、私なぞは3個ほど買ってしまうところです。(2019.11.9 10:58)

宇和島側はオリジナルの平面顔ながら、塗装だけでも0系新幹線にしようという努力が感じられます。

4人分だけ、0系新幹線のシートが設置されています。新幹線のシートじゃなくていいので、クロスシートを増やしてほしいものです。

ケースには四国ゆかりの車両の模型が展示されています。座席定員が少なくなるのでは…と懸念してしまいますが、それが問題にならない輸送量なのでしょう。この列車も江川崎発車時点では、我々を含めて乗客は5名でした。

近永駅で下車し、発車した「鉄道ホビートレイン」を後追いで撮影します。田園地帯や渓谷沿いを走行する姿を、是非とも撮影したいです。(2019.11.9 11:37)

簡易委託の窓口がある近永駅です。愛媛県北宇和郡鬼北町の中心部にあり、駅周辺は市街地が形成されています。徒歩圏内に役場、郵便局、銀行支店や高校があり、駅から数百メートルのところにはコンビニもあります。

島式ホームで列車交換ができる近永駅です。予土線内の列車交換可能駅は、伊予宮野下、近永、吉野生、江川崎、土佐大正です。なお、宇和島~近永間には区間運転列車の設定もあります。

宇和島~近永間は、宇和島鉄道により1914年(大正3年)に開業しました。予土線三兄弟は「しまんトロッコ」が長男、「海洋堂ホビートレイン」が次男で、「鉄道ホビートレイン」が三男だそうです。
【乗車記録】 ・宇和島9:39→江川崎10:45 キハ32-4 1両 ・江川崎11:06→近永11:38 キハ32-3 1両 |
⇒次:しまんトロッコ号の乗車と車内販売の利用