名古屋から宇和島まで移動した記録

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は本サイト管理人P氏とともに旅した、予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の「乗り鉄」記録です。


予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の旅は、以下の複数のページで公開しています。ご興味のあるページをクリックしていただいて、コンテンツをお楽しみください。

⇒名古屋から宇和島まで移動（←今ココ）
⇒予土線のホビートレイン＆四万十牛バーガー
⇒しまんトロッコ号の乗車と車内販売の利用
⇒とさでん交通の路面電車を軽く撮影
⇒高知から「四国みぎした55（ゴーゴー）フリーきっぷ」で出発
⇒阿佐海岸鉄道の乗車とDMVの状況確認
⇒阿佐海岸鉄道を海部駅と宍喰駅で撮影
⇒徳島のキハ40を撮影
⇒「なんば好きっぷ」で南海フェリーと南海電車

松山経由で宇和島へ

かねがね気になっていた鉄道のひとつが、何やら楽し気な列車が走っているJR四国予土線です。四国の中でも不便な場所という印象で、前回乗車の記憶がないほど久しく乗車していませんでしたが、この度、本サイト管理人P氏と予土線を堪能する旅が実現したのでした。


名古屋からは夜行バスに乗車して、2019年11月9日（土）の朝、松山に到着しました。3列シートで快適な旅でしたが、金曜日夜の出発であり、バス運転手不足の影響もあるのか値上がりしているようで片道10,500円と少々高めの料金でした。なおこの便は松山市駅の発車後は道後温泉から八幡浜へ向かい、JRの松山駅は経由しません。（2019.11.9 6:35）


松山市駅からは伊予鉄道市内線に乗り、JR松山駅に移動します。乗車したのは1953年製のモハ55で、古い電車には旧塗色のツートンカラーが似合う感じです。（2019.11.9 6:46）


モハ55の車内です。古いながらも手入れが行き届いており、気持ちの良い空間です。さすがに土曜日の早朝とあって、乗客は私の他に2名だけでした。


伊予鉄道の電車は急速に新塗色化が進んでいるようで、朝の短い時間でしたが旧塗色の車両を見ることはありませんでした。JR松山駅前で撮影した元京都市電のモハ2000形です。（2019.11.9 7:21）


最古参1951年製の車両は2両現存しており、このモハ52はそのうちの1両です。 （2019.11.9 7:30）


改装されているものの、基本的な構造は昔ながらの国鉄駅といった印象の松山駅です。しかし今後の高架化により変化していくことでしょう。


朝食は改札口横のうどん店を利用しました。駅舎内の店舗で駅弁の取り扱いもあるものの、この時間はまだ入荷前でした。


松山名物「じゃこ天うどん」をいただきました。気軽に名物をいただけるお店が駅舎内にあるのは、とても嬉しいです。


四国松山に新鶴見のEF65がいるのは未だに新鮮な感じがします。八幡浜始発の列車が到着しました。伊予市まで電化されているものの、電車列車は数往復に限られ気動車列車が大多数です。（2019.11.9 7:57）


駅併設の松山運転所や貨物施設は、高架化に伴い移転されることが決まっています。

⇒参考：松山駅で撮り鉄・高架化する前に今の姿を撮ろう（動画）



P氏とは宇和島駅で合流予定のため、特急「宇和海5号」で宇和島へ移動します。8:00に５両編成で到着した特急「宇和海4号」のうち、宇和島寄り2両が切り離されて折り返し「宇和海5号」となります。アンパンマン列車でしたが、乗客にチビッ子の姿はありませんでした。（2019.11.9 8:02）


本日は「四万十・宇和海フリーきっぷ」を利用。松山から高知までの片道普通運賃は4,870円に対して、「四万十・宇和海フリーきっぷ」は特急の自由席に乗車できるうえ、土佐くろしお鉄道も利用できるのでかなりお値打ちです。


ここまで乗ってきた特急「宇和海5号」は2両編成で、自由席が1.5両、指定席が0.5両の構成で、松山発車時点で窓側の座席がほぼ埋まりましたが、伊予大洲と八幡浜での下車が多く終点近くでは空席が目立ちました。

そして伊予市などいくつかの駅では下車客の切符はホームで車掌が回収とのことで、特急停車駅でも合理化が進んでいるようです。（伊予市駅は時間帯により無人）　その一方で特急「宇和海」は1時間に1本設定されているので、利便性はかなり高いです。


宇和島駅に到着しました。駅舎の上は、鉄宿のホテルクレメント宇和島です。（2019.11.9 9:33）

【乗車記録】 ・名鉄バスセンター（名古屋）23:00→松山市駅6:33（定刻6:55） ・松山市駅6:50→JR松山駅6:58 モハ55 1両 　 ・松山8:09→宇和島9:30 2117 3両

⇒次：予土線のホビートレイン＆四万十牛バーガー