「なんば好きっぷ」で南海フェリーと南海電車で移動したした記録

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予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の旅(8)・「なんば好きっぷ」で南海フェリーと南海電車

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は本サイト管理人P氏とともに旅した、予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の「乗り鉄」記録です。


なんば好きっぷ
(画像は南海フェリーより拝借。好きっぷの詳細は公式サイトをご覧ください。)


予土線トロッコ列車と阿佐海岸鉄道の旅は、以下の複数のページで公開しています。ご興味のあるページをクリックしていただいて、コンテンツをお楽しみください。

名古屋から宇和島まで移動
予土線のホビートレイン&四万十牛バーガー
しまんトロッコ号の乗車と車内販売の利用
とさでん交通の路面電車を軽く撮影
高知から「四国みぎした55(ゴーゴー)フリーきっぷ」で出発
阿佐海岸鉄道の乗車とDMVの状況確認
阿佐海岸鉄道を海部駅と宍喰駅で撮影
徳島のキハ40を撮影
⇒「なんば好きっぷ」で南海フェリーと南海電車(←今ココ





南海フェリーで和歌山へ


本日はこれから名古屋に帰宅するのみです。大阪まで高速バス利用が一般的ですが、急ぐ旅でもないので、フェリーを利用し和歌山・大阪経由で名古屋へ向かいます。

示し合わせたワケではないのですが、昨日まで行動を共にした本サイト「鉄宿!」管理人P氏も同じルートを利用、徳島港から大阪まで再び2人旅となりました。

徳島駅前から南海フェリー行きの路線バス
徳島駅前はビルが立ち並ぶ繁華街で、高松、松山、高知のJR駅に比べて町の中心街に位置している印象です。駅前広場にはバスターミナルがあり、ここから徳島市営バス4系統南海フェリー行に乗りフェリー乗り場に向かいます。バスは平日日中20分毎、土休日は30分毎の運行で、比較的利便性の高い路線です。(2019.11.11 9:51)

南海フェリー徳島港のバス停
約20分の乗車で南海フェリー徳島港に到着。ターミナルビル内には食堂やお土産物のお店があります。(2019.11.11 10:20)

なんば好きっぷ
お得な切符「なんば好きっぷ」を利用、片道通常乗船券2200円のところ、乗船券と南海電車乗車券(難波までの片道運賃は930円)を合わせて同額の2200円というかなりお値打ちな切符です。ちなみに高速バスは乗り換えの必要がなく本数も多く、徳島駅~湊町バスターミナル(難波)間は3800円で所要時間約2時間半です。

フェリーかつらぎ
和歌山港を8:30に出航した「フェリーかつらぎ」が徳島港に到着します。折り返しの徳島港11:00発に乗船します。なお2019年12月15日から新造船「フェリーあい」が就航し、「フェリーつるぎ」が引退しましたが、この「フェリーかつらぎ」は引き続き航行しています。(2019.11.11 10:30)

徳島港を出港する南海フェリー
徳島港を出発します。港を出発する瞬間は旅情満点で、縁もゆかりもない地ながら胸が熱くなります。同行のP氏にとっては思い出の航路とのこと、まさにセンチメンタルジャーニーで、感慨深いようです。(2019.11.11 11:02)

南海フェリーの売店
船内には売店がありコンビニ弁当風のお弁当も販売されていましたが、早々に売り切れたようです。座席は一般的な椅子席と桟敷席、他にグリーン席もあります。(下船時に撮影)

南海フェリーの椅子席
椅子席です。この便では空席の方が多く、フェリーならではのゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。また旅程の中に船を組み込みと、気分転換になり旅の彩も増すようです。(下船時に撮影)

南海フェリーの和歌山港
淡路島などを望みつつ、2時間の穏やかな航海を経て和歌山港に到着します。右上の築堤上に南海電車和歌山港駅のホームがあり、フェリー乗り場からは屋根付きの連絡通路で接続しています。(2019.11.11 13:00)





和歌山港から南海電車に乗車


南海の和歌山港駅
南海の和歌山港駅です。フェリーターミナルは別の建物で、写真の左手にあります。

和歌山港駅の改札口
駅は無人駅でフェリーに接続する列車の到着・発車時には、南海フェリーの係員の方が改札で案内をします。自動券売機があるものの、特急券が購入できないのが難点です。かつては多くのお客さんが行き交ったであろう和歌山港駅も現在は寂しげな雰囲気が漂っていました。

和歌山港駅の発車時刻表
和歌山港駅の発車時刻表です。和歌山港~和歌山市間の中間駅が廃止された後は、ほぼフェリー接続に特化したダイヤとなっています。

めでたいでんしゃ
普通列車は和歌山港~和歌山市間の折り返し運転で、加太線との共通運用なのか「めでたいでんしゃ」に乗ることができました。和歌山市駅行はフェリーに接続してすぐ13:14発がありましたが、我々は周辺を徘徊し次の13:35発に乗車しました。当然ながら乗客は我々2名だけでした。(2019.11.11 13:30)

なんば好きっぷで難波駅に到着
充実した旅に思わず笑顔がこぼれるP氏です。和歌山市駅からは特急列車の指定席を利用、ホームの自動券売機で指定席券を購入することができました。青春18きっぷでは乗車できない南海本線の乗車は久々で、車窓風景を堪能しました。(2019.11.11 15:01)


難波にて解散し、私は近鉄特急で名古屋へ向かい帰宅しました。お天気に恵まれ、同行のP氏と2晩に渡って「打ち上げ」を実施することもでき、今回も素晴らしい旅となりました。

全国の鉄道は一通り乗車していて、予土線や阿佐海岸鉄道も初乗りではないものの、前回の記憶がないほど久々の乗車でとても新鮮な旅となりました。私の四国訪問は琴電に偏っているため、最近はなかなか他県まで足を延ばす機会がありませんでした。

しかし、今回の旅で四国の広さや風景の素晴らしさを実感したので、DMV導入後の阿佐海岸鉄道を含めてまた旅したくなったのでした。


【乗車記録】

・徳島駅前9:55→南海フェリー前10:12 (徳島市営バス)  
・徳島港11:00→和歌山港13:05 (南海フェリー)  
・和歌山港13:35→和歌山市13:40 7197 2両  
・和歌山市14:00→難波14:59 12801 8両  
・大阪難波16:00→近鉄名古屋18:10 21202 6両


(今回の旅はこれでオシマイ)


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