富山地方鉄道の車両に乗車したり撮影したりした記録

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富山から「くびき野レールパーク」へ至る旅(その3)・・・富山地方鉄道の乗車&撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は梅雨の晴れ間に出掛けた信越本線鯨波での撮影や「くびき野レールパーク」訪問などです。

富山の市内電車に乗車
速星貨物を撮影
⇒富山地方鉄道の乗車&撮影(←今ここ
北陸を鉄道乗り継ぎ旅
信越本線の鯨波の有名な撮影地で撮影
くびき野レールパーク付近まで路線バスで移動
くびき野レールパークの公開イベントに感動
直江津から名古屋まで駅弁2個食べて帰宅





電鉄富山駅から富山地方鉄道に乗車


富山駅では昼食と夕食用に駅弁を調達します。新幹線改札横の「おみやげ処」の一角に富山駅弁「源」の売り場があります。「ますのすし」で知られる・・・というか、「ますのすし」一辺倒だったような印象の富山駅弁ですが、本日売り場を拝見したところ肉系駅弁など種類が増えており、初対面のお弁当もありどれを選ぼうか嬉しくも悩ましい状況です。

富山駅1階「おみやげ処」の駅弁売り場
富山駅1階「おみやげ処」の一角にある駅弁売り場です。

富山駅の駅弁
種類も量も非常に充実していて、どれを選ぼうか難儀しました。

電鉄富山駅
電鉄富山駅から滑川に向かいます。まずは途中まで、先発する11:28発立山行(左側)に乗車してみます。2両ワンマンの電車は訪日観光客の姿が目立ち、座席がほぼ埋まる盛況でした。(2018.6.16 11:21)

電鉄富山駅のヘッドマーク置場
電鉄富山駅名物のヘッドマーク置場(?)です。「普通 岩峅寺」などマニアックなヘッドマークを付けた列車には是非ともお目にかかりたいものです。





稲荷町駅、寺田駅で撮影


電鉄富山駅から立山行に乗車したものの、稲荷町で留置されている10020形を発見したため早くも下車します。かつて主力車両で日本車輛標準車体と湘南顔の好ましいデザインの電車ですが、3編成のうち1本が残るのみで、ワンマン化されていないためラッシュ時専用となっています。

しかも2連の一方には14760形と同一車体のクハ175号が連結され3連で運行されるため、湘南顔を拝めるのは片方だけです。

10020形
10020形は1964年(昭和39年)製の第3編成のみが残っています。いつも稲荷町の不二越・上滝線ホーム横に留置されている印象、この場所は午後遅めが順光となります。 (2018.6.16 11:32)

10030形
稲荷町から乗車した宇奈月温泉行電車を、下車した寺田駅構内踏切から後追いで撮影します。元京阪3000系の10030形は8編成が在籍し主力車両として活躍おり、うち1編成が観光列車「タブルデッカーエクスプレス」として中間に2階建車両を連結し、立山方面の特急列車として運行されています。(2018.6.16 11:52)

寺田駅
寺田駅の本線用2番ホームと立山線3番ホームの間の三角形の空間には、その昔に待合室として利用されていた立派な建物があります。大昔(約30年前)には中に売店もあったように記憶していますが、現在は建物内に入ることはできません。(2018.6.16 12:01)

寺田駅
なかなかの枯れ具合で、いい味を出していた寺田駅の駅舎は最近になってリニューアルされ見違えるように再生されました。(2018.6.16 12:01)

16010形
観光列車「アルプスエキスプレス」に改造された元西武鉄道5000系の16010形車両です。土休日は特急列車での運行が中心ですが、この列車は立山11:14発電鉄富山12:19着の普通列車です。間合運用と思われますが超豪華な普通列車です。 (2018.6.16 12:00)

10030形
10030形の電鉄富山行を後追いで撮影。(2018.6.16 1214)

14720形
14720形は1962年(昭和37年)製の古参車輛ながらワンマン改造され日常的に運用されていることから、よく出会うような印象です。本日も稲荷町駅ですれ違ったため、電鉄富山から折り返す列車を推定して、ここ寺田駅で待ち構えていたのです。こちら側先頭のクハ172号はサハを改造した車両で、モハに比べて車体長が短いためアンバランスな感じです。(2018.6.16 12:18)

14720形
寺田駅を発車した上市行を後追いで撮影。同じ湘南顔の10020形と比較すると、車体裾のRがないため印象が異なります。(2018.6.16 12:18)


寺田駅では40分余りの滞在ながら、実にバラエティー豊かな列車に出会うことができた楽しいひと時でした。 そんな富山地方鉄道、「乗り鉄」としては運賃が高いのが難点です。電鉄富山~宇奈月温泉間は53.3㎞で1840円のところ、JR幹線なら同じ距離で970円です。

こうなると日常的な利用もためらってしまいますが、「乗り鉄」には「1日フリーきっぷ」があります。鉄道線と市内電車が1日乗り放題で2500円、冬期版(12月~3月)は何と2000円で格安です。

また市内電車と鉄道線が地域限定(電鉄富山~上市、岩峅寺)の「地鉄観光列車フリーきっぷ」も1500円で通年販売されています。

数年前に一度実施したことがありますが、再びこうしたフリーきっぷを利用して富山地方鉄道乗り倒しの旅を行いたいものです。寺田からは再び宇奈月温泉行普通列車に乗り、滑川に向かいます。

14760形
乗車した列車は14760形2連(右)で、ここ上市で進行方向が変わります。隣のホームには先ほど撮影した14720形が折り返し電鉄富山行となって発車を待っていました。 (2018.6.16 12:42)


【乗車記録】

・電鉄富山11:28→稲荷町11:31 モハ14764 2両
・稲荷町11:37→寺田11:51 モハ10045 2両
・寺田12:34→滑川12:58 モハ14772 2両


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