路線バスを利用してくびき野レールパークの近くまで移動

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富山から「くびき野レールパーク」へ至る旅(その6)くびき野レールパークまでバスで移動

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は梅雨の晴れ間に出掛けた信越本線鯨波での撮影や「くびき野レールパーク」訪問などです。

富山の市内電車に乗車
速星貨物を撮影
富山地方鉄道の乗車&撮影
北陸を鉄道乗り継ぎ旅
信越本線の鯨波の有名な撮影地で撮影
⇒くびき野レールパーク付近まで路線バスで移動(←今ここ
くびき野レールパークの公開イベントに感動
直江津から名古屋まで駅弁2個食べて帰宅





直江津駅で撮影&駅弁「ほたてごはん」


鯨波駅から9:01発の上り普通列車に乗車し終点の直江津に向かいます。次の目的地は旧頸城鉄道の車両等が保存されている「くびき野レールパーク」で、直江津駅から路線バスを利用する予定です。

鯨波駅のE129系
鯨波からE129系2連のワンマン列車に乗車します。(2018.6.17 9:01)

直江津駅の雪月花
えちごトキめき鉄道が誇るリゾート列車「雪月花」です。上越妙高駅へ回送列車として直江津を出発します。この列車は土休日に運転され、午前の便は上越妙高駅から営業運転し妙高高原駅で折り返し糸魚川までの運行です。このような列車での豪華ランチが似合うような「大人」になりたいものです。(2018.6.17 9:47)

直江津駅の越乃シュクラ
先ほど、鯨波での撮影(送り込み回送だったようです。)に失敗した「越乃Shu*Kura」に再び直江津で遭遇しました。上越妙高駅発着の臨時列車を中心に運行され、本日は快速「柳都越乃Shu*Kura号」として新潟まで行きます。(2018.6.17 10:20)

直江津駅の駅弁売り場
橋上駅舎である直江津駅の改札内では従前通り駅弁売り場が健在で安心します。もちろんここで駅弁を購入します。ビールは取り扱っていないので、改札横のコンビニに立ち寄ります。

直江津駅弁「ほたてごはん」
直江津では1時間半近くの待ち合わせとなります。そこで、入手したばかり「ほたてごはん」(㈱ホテルハイマート・1100円)を早めの昼食としてホームのベンチでいただきます。長いホームには人影がなく、気兼ねなく(??)「ビールと駅弁」を実行いたしました。


E653系特急「しらゆき」
E653系特急「しらゆき3号」新潟行が直江津駅を発車、特急列車の発着時はお客さんの姿が多く往時の賑わいを取り戻します。(2018.6.17 10:46)





路線バスで「くびき野レールパーク」へ


1971年(昭和46年)5月に廃止となった「頸城鉄道」(現在の頸城自動車)で活躍していた車両や施設が保存されている施設が、新潟県上越市頸城区百間町にある「くびき野レールパーク」です。

参考くびき野レールパークのウェブサイト




さすがに現役当時の姿を実際に目にしたことはないものの、軽便鉄道としては比較的後年まで運行していたことからその存在は知っていました。

廃線後行方不明になっていた車両が神戸六甲山中で「発見」(個人の手により保管されていた。)され、2004年(平成16年)に里帰りしたことはまさに奇跡というべきで、驚くべきニュースでした。

その後一般公開され、更に一部車両が動態保存されるに至り、いつしか訪問したい気になる「鉄」スポットのひとつとなっていました。

そこで、春から秋にかけて月1回(8月除く)行われている公開日のうち6月は本日17日(日)とのことで、出掛けてみました。保存活動の運営主体であるNPO法人「くびきのお宝をのこす会」のサイトに、丁寧かつ詳細なアクセスが紹介されていてとても参考になりました。

しかし北陸自動車道のICから近く自動車なら難なく訪問できるものの、公共交通機関でのアクセスは一気に難易度が上がります。最寄りともいえる犀潟駅やくびき駅からは徒歩1時間とのことで現実的ではありません。

レールパークから約500mのところにある「海洋センター」行のバス便があり、公開時間に利用できる便は直江津駅発(休日)8:46と11:06の2回です。 本日は11:06発の頸城バスを利用して、百間町へ向かいます。 (海洋センターは、上記地図の北側(上側)にあります)

頸城バス
東京からなら東京発7:52の北陸新幹線に乗車すればこのバスに間に合い、日帰り訪問も可能です。名古屋からでは朝出発しても路線バス利用による訪問は難しいです。バスの正面右側、?(マルケー)のマークは鉄道時代から変わっていないようです。 (2018.6.17 11:06)


21系統海洋センター行の頸城バス(頸城自動車)は中央1丁目・2丁目と直江津の中心街から港に近い場所を経由し、信越本線黒井駅は立ち寄らないものの近くを通り、北四ツ屋から百間町集落にある終点の海洋センターバス停に至ります。

旧頸城鉄道は黒井駅隣接の新黒井から北四ツ屋、百間町、そして更に浦川原(現在の北越急行うらがわら駅の近く)を結んでいました。

この路線バスは、黒井から百間町間に関しては旧頸城鉄道線に近い場所を通っている推測されますが、車窓から廃線跡を見つけることはできませんでした。「高速頸城バス停入口」という停留所もあったことから、北陸自動車道の高速バスと路線バスを組み合わせて訪問することもできそうです。

しかし乗客は直江津駅発車時点で私を含めて4名、途中の集落で2名が下車されると以後終点まで私と同業者と思しき方の2名のみとなりました。田園地帯とその中にある集落を結び、決して人煙稀な地を行くバスではないのですが、路線の維持は簡単ではないように感じました。


資料館で撮影した旧頸城鉄道の路線図です。左が信越本線に接続していた新黒井駅、右端が終点の浦川原駅です。1968年(昭和43年)に両端の新黒井~百間町と飯室~浦川原が廃止され、道路未整備のため残った百間町~飯室間も1971年(昭和46年)に廃止されました。百間町駅跡が「くびき野レールパーク」となっています。

頸城バスの海洋センターバス停
直江津駅から20分余りの乗車で終点の海洋センターに到着。料金490円、営業キロ は10.8㎞です。ここはバス路線の拠点として待合室とお手洗いが設置され、くびき駅や高田駅、犀潟駅への路線もあるものの、残念ながら休日運休です。周囲には集落ですが、徒歩圏内にコンビニや日曜日も営業している商店はなさそうなので要注意です。 (2018.6.17 11:32)


【乗車記録】

・柏崎6:58→鯨波7:02 ET126-8 6両
・鯨波9:01→直江津9:40 クモハE129-116 2両
・直江津駅11:06→海洋センター11:29 (頸城バス)


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