新十津川駅と、その周辺でで写真を撮る

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道央道北・乗り鉄の旅(その5):新十津川駅で写真を撮る

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。

昨年(2016年)11月、JR北海道から「当社単独で維持することが困難な路線」として、13線区が発表されました。半ば予想された展開とは言え、こうなると乗りたくなる浅はかな私。2017年3月、宗谷本線などへの「乗り鉄」の旅に出掛けました。



鹿ノ谷駅の時刻表が物語る夕張支線
夕張市内を歩く
石勝線・夕張支線の乗車記録
札沼線・豊ヶ岡駅を再度訪問してきた
⇒新十津川駅で写真を撮る(←今ここ
滝川駅で写真を撮る
留萌本線・末端区間廃止後の初の乗車
沿岸バスの旅・留萌~羽幌まで
沿岸バスの旅・羽幌~豊富まで
宗谷本線・豊富駅~南稚内まで
バスでノシャップ岬・雄大な利尻富士
稚内駅周辺を徘徊
宗谷本線の車窓・絶景と秘境駅を眺めながら(その1)
宗谷本線の車窓・絶景と秘境駅を眺めながら(その2)
深名線と名寄本線・廃線前の思い出
宗谷本線の名寄から帰宅へ





なお、2018年12月にこの地域を訪問した時の記録は以下にまとめておりますので、あわせて参考にしていただければ幸いです。

参考冬の新十津川駅を訪問





豊ヶ岡駅から新十津川駅に移動


無事、豊ヶ岡駅で撮影活動を完遂した私。8:47発の列車に乗り、新十津川駅に向かいます。3連休初日ということで、混雑を覚悟していましたが、実際には無人のボックス席もあり、拍子抜けです。もちろんお客さんのほとんどは鉄道趣味の方のようですが。

豊ヶ岡駅に到着する新十津川行
豊ヶ岡駅に到着する新十津川行。(2017.3.18 8:46)

札沼線の沿線の写真(雪景色)
絶景ではないものの、何度乗っても札沼線の車窓風景には心奪われます。 (2017.3.18 8:50)

晩生内駅の外観
駅舎のある晩生内駅を車窓から撮影。(2017.3.18 8:59)

下徳富駅の外観と駅名版
新十津川ひとつ手前の下徳富駅。この駅を含めて、札沼線末端区間の5駅が、1日1往復のみの列車運行となっています。



新十津川駅に到着&写真撮影


新十津川駅に到着したキハ40
9:28、新十津川駅に到着。

まだ雪深い新十津川駅
まだ雪の深い新十津川駅です。この日の滝川の最高気温は3.9度、最低気温▲6.5度、そして積雪64㎝でした。

保育園児からのプレゼント(新十津川駅)
今日もお出迎えの保育園児から、かわいいカードをいただきました。前回、昨年7月に訪れた時にいただいたカードとは、別のデザインとなっています。季節によって変えているのでしょうか。素晴らしい心遣いです。

積雪期の新十津川駅とキハ40
駅周辺も雪に覆われています。この駅も季節ごとに表情が変わるので、訪れる度に静かな感動があります。

新十津川駅の時刻表(2017年)
昨年(2016年)3月のダイヤ改正から、一日1往復となりました。


今日の新十津川駅は、乗降客以上に見物人が多かった印象です。(地域おこし協力隊のフェイスブックによるとこの列車から降りたお客さんは20名だったとのことです。)「日本一、最終列車の早い駅」ということで、観光地として盛り上がっているようです。

駅前の簡易売店(?)ではグッズを販売しているようで、また昨年3月のダイヤ改正後から役場で交付「新十津川駅到達証明書」を配布しているそうです。

残念ながら、廃線候補となってしまいましたが、こうした地元の皆さんによる駅の盛り上げは素晴らしいことで、「新十津川町」の存在を全国に知らせるきっかけとなっているのではないでしょうか。

そして、私のように何度も訪れる人もいるでしょう。単なる終着駅を観光地化(?)するアイデアは素晴らしく、その裏にある工夫と努力には頭が下がる思いです。 ・・・だがしかし、今日は売店を覗く暇はなく、役場も休庁日なので、再訪を誓いつつ駅を後にします。

さて、急いでいる理由は9:40発の列車を撮影するためで、昨年7月に訪問した時には駅のすぐ近くで発車シーンを撮影しましたが、本日は積雪によりその場所への接近遭遇は不可能。駅から少し南にある踏切付近の撮影を試みることにします。


黄色の円が撮影ポイントの踏切です。

新十津川駅付近の踏切で写真撮影
ここで撮影。踏切が作動するのは1日2回です。


しかし発車まであと5分ほど。踏切まで直線距離は近いのですが、道路では大きく迂回をしなくてはなりません。約600mを走り(上の地図中、赤の矢印。)、息が上がって倒れる寸前ながら、何とか撮影することができました。

本日はこれから留萌本線に乗るため、まず滝川駅に行きます。新十津川役場バス停 9:50発のバスに乗る必要がありますが、ここからだと1㎞はありそうで、もう走る気力はありません。そこでもう少し近いと思われる「ガーデンシティ文京」バス停から乗車することにしました。

徒歩約450m(上の地図中、濃い青の矢印。)、新十津川役場バス停を出発した後に経由するため、このバス停での発車時刻は9:54で、楽に間に合いました。慌ただしいこと、この上なく、「乗り鉄」と「撮り鉄」の両立は難しいです。

新十津川駅を発車後を写真撮影
新十津川駅を発車した「日本一早い最終列車」です。奥に駅舎が見えます。 (2017.3.18 9:41)

新十津川駅近くの踏切で写真を撮る
シャッターチャンスは1日1回!(2017.3.18 9:41)


後追いでも撮影。列車はこの付近から、広大な田園地帯を走ります。


ガーデンシティ文京バス停から、滝川ターミナル経由滝ノ川団地行バスに乗車
ガーデンシティ文京バス停から、滝川ターミナル経由滝ノ川団地行バスに乗車。この路線は1時間に1本運行されています。滝川ターミナルまで所要10分、210円でした。周辺はバス停名のごとく、新しい家がゆったりとした敷地に立ち並ぶ、閑静な住宅街でした。

滝川ターミナルの路線バスの路線図
滝川ターミナルの路線図です。図中「中3号」から下へ行くと浦臼駅です。バスの本数は少ないですが、浦臼からは列車の本数が増えるので、組み合わせれば札沼線訪問に使えそうです。


【乗車記録】

・豊ヶ岡8:47→新十津川9:28 キハ40-402 1両  
・ガーデンシティ文京9:54→滝川ターミナル10:04 (北海道中央バス)


⇒次:滝川駅で写真を撮る


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