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上田電鉄としなの鉄道の旅(その6)・・・しなの鉄道・平原駅付近で湘南色115系を撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は引退迫る上田電鉄7200系撮影と、115系の復刻塗装で話題のしなの鉄道の旅です。
⇒名古屋から中央線・小海線経由で上田電鉄へ
⇒750V時代の「上田交通」車両の記録
⇒八木沢駅付近で上田電鉄を撮影
⇒引退間近の上田電鉄7200系に乗車
⇒篠ノ井線・稲荷山駅付近で189系を撮影
⇒しなの鉄道・平原駅付近で湘南色115系を撮影(←今ここ)
⇒しなの鉄道・御代田付近で湘南色115系を撮影
⇒軽井沢から、しなの鉄道と18きっぷで名古屋へ
189系「おはようライナー」撮影後は稲荷山駅へ戻り、再び篠ノ井で乗り換えて、しなの鉄道115系復刻湘南色を撮るべく、平原駅に向かいます。スカ色や新旧長野色等の復刻カラーの車両運用は、公式サイトで毎月末頃に翌月分が公開されています。
本日(2018年3月12日(月))は、湘南色が日中に小諸~軽井沢間を数往復する運用に入ることになっています。撮影ポイントが点在する区間を走行するので、楽しみです。
本日は朝から「軽井沢・長野フリーきっぷ」を使用しています。JR線篠ノ井~長野間の乗車予定はないのですが、篠ノ井~軽井沢の片道が1440円であるため、非常にお得な切符です。
小諸で乗り換えて、9:33に平原駅に到着。無人駅で列車もワンマンですが、しなの鉄道は「都市型」のワンマン運転を行っているため、降車時に車内での運賃支払いはなく、どの扉からでも乗降することができます。(2018.3.12 9:33)
平原駅から350mほど御代田側(東側)の、以前も訪れたことのある場所で活動を開始します。背景の国道141号線の橋が気になりますが、線路間にタイガーロープがないのが良い点です。
崖に囲まれた地形で、崖の上に集落があるようですが、駅前には民家1軒と排水施設の建物があるのみで、畑に囲まれており準秘境駅です。小海線三岡駅へは直線距離約600mで、その近くまで行けばコンビニがあります。
5年前、169系のさよなら運転をここで撮っています。背景の国道橋により遠近感が狂うのか、この時は列車の右側がカツカツで、フレームアウト寸前となりヒヤヒヤしたものです。なお現在、169系は1編成が坂城駅で静態保存されています。(2013.4.29)
しかし何と!貴重な「ろくもん」の回送列車の写真が、またしてもフレームアウト寸前の失敗です。しかも前回より傷口は大きいです。回送列車のため平原駅通過でスピードがあったことも敗因ですが、私にとって鬼門のような、魔の場所といえましょう。その一方で学習能力の無さが露呈された感もあり、恥ずかしい限りです。(2018.3.12 9:50)
⇒参考:ろくもん洋食コースのランチを完全レポート・超美味最高!
御代田側を振り向くと、道路が線路沿いから離れるため小諸方面行の列車を撮影することが出来ます。こちら側は午後順光です。(2018.3.12 10:23)
本命の115系湘南色は少々弱気に、十分周囲に余裕のある構図と位置でシャッターを切りました。先ほどの「ろくもん」回送列車と違い、平原駅停車でスピードが出ていないことも幸いしました。(2018.3.12 10:26)
軽井沢行快速列車を駅構内の通路から撮影しました。平原駅に停車しない列車は高速で通過します。(2018.3.12 10:48)
平原駅は通過する「ろくもん1号」長野行は、軽井沢方面ホームから後追いで撮影。観光列車「ろくもん」は土休日に加え、季節により月曜日と金曜日にも運転されています。 (2018.3.12 11:06)
平原駅は複線区間に長いホームと、幹線であった信越本線時代と変わらぬハイスペックな駅構内配線ですが、待合室は車掌車を再利用したものです。外観は塗装の痛みがあるものの、原形を良く保っています。なお、お手洗いは無いので要注意です。
室内も車掌車の面影がよく残っており、清掃も行き届いています。
平原駅待合室で昼食とします。本日はここまでコンビニすら寄れないタイトなスケジュールなので、食料は前日に用意しておきました。上田駅前のローソンで買ったおにぎりセットは「おぎのや」監修ですが、製造者は別です。しかしこうして旅の途中でいただくには、通常のコンビニおにぎりよりも多少ながら旅情を感じることができます。
今度やってくる列車は小諸行です。平原駅での任務はこれで終了し、次の目的地は御代田駅付近ですが久々に小諸駅前にも降り立ちたかったので、小諸行に乗車し折り返して御代田に向かうことにします。
平原から乗った列車は115系湘南色で、小諸駅には3番線に到着で、長野方面へは同じホーム反対側の2番線から発車する列車へ乗り換えとなります。小海線が発着する4・5番線ホームからの撮影です。(2018.3.12 11:36)
この湘南色115系も、車内は座席を中心に更新工事を受けています。
小諸駅です。駅舎自体は信越本線時代から大きくは変わっていません。
駅舎内にキオスクやコンビニはなく、ホームの駅そば屋は5年前に閉店、駅弁の販売もなくなって久しいです。待合室では土産物屋が9:00~16:00で営業していますが、お弁当やおにぎりはなさそうです。駅前にもコンビニはなく、最も近いコンビニは500mほど離れたところにあるようです。
そして驚いたのは、以前は建物があった記憶がある駅前広場の北側の一角が公園となっていることです。違和感のある光景です。懐古園や小諸宿本陣の玄関口として整備された公園は相応しい施設と感じる一方で、新幹線開業に伴い確実に駅前が寂しくなっていることも実感しました。
実際に人口も1997年の約5万5千人から2016年は約4万3千人に減っている一方で、新幹線佐久平駅のある佐久市は同期間に約6万5千人から約7万人(旧佐久市域のみ)と増えています。しかしもちろん、小諸の街の味わい深い魅力は変わっていませんが。
…などと感慨に浸りつつ古い写真を眺めていたら、このようなものが出てきました。「小諸ステーションホテルから撮影」とメモがあることから、現在は公園となっている場所にホテルがあり、そこに宿泊していたようです…。今回駅前に降り立った時の違和感の正体が明らかになりました。そして今となってはドローンでも飛ばさない限り、この位置からの撮影は不可能です。(1997.6.7)
今は無き小諸ステーションホテルから特急「あさま」も撮影していました。右側の小諸宿本陣主屋と、線路の向こう側の小諸グランドキャッスルホテルは現在も変わりありません。(1997.6.7)
⇒次:しなの鉄道・御代田付近で湘南色115系を撮影
⇒名古屋から中央線・小海線経由で上田電鉄へ
⇒750V時代の「上田交通」車両の記録
⇒八木沢駅付近で上田電鉄を撮影
⇒引退間近の上田電鉄7200系に乗車
⇒篠ノ井線・稲荷山駅付近で189系を撮影
⇒しなの鉄道・平原駅付近で湘南色115系を撮影(←今ここ)
⇒しなの鉄道・御代田付近で湘南色115系を撮影
⇒軽井沢から、しなの鉄道と18きっぷで名古屋へ
しなの鉄道の平原駅付近の撮影地まで移動
189系「おはようライナー」撮影後は稲荷山駅へ戻り、再び篠ノ井で乗り換えて、しなの鉄道115系復刻湘南色を撮るべく、平原駅に向かいます。スカ色や新旧長野色等の復刻カラーの車両運用は、公式サイトで毎月末頃に翌月分が公開されています。
本日(2018年3月12日(月))は、湘南色が日中に小諸~軽井沢間を数往復する運用に入ることになっています。撮影ポイントが点在する区間を走行するので、楽しみです。
本日は朝から「軽井沢・長野フリーきっぷ」を使用しています。JR線篠ノ井~長野間の乗車予定はないのですが、篠ノ井~軽井沢の片道が1440円であるため、非常にお得な切符です。
小諸で乗り換えて、9:33に平原駅に到着。無人駅で列車もワンマンですが、しなの鉄道は「都市型」のワンマン運転を行っているため、降車時に車内での運賃支払いはなく、どの扉からでも乗降することができます。(2018.3.12 9:33)
平原駅から350mほど御代田側(東側)の、以前も訪れたことのある場所で活動を開始します。背景の国道141号線の橋が気になりますが、線路間にタイガーロープがないのが良い点です。
崖に囲まれた地形で、崖の上に集落があるようですが、駅前には民家1軒と排水施設の建物があるのみで、畑に囲まれており準秘境駅です。小海線三岡駅へは直線距離約600mで、その近くまで行けばコンビニがあります。
5年前、169系のさよなら運転をここで撮っています。背景の国道橋により遠近感が狂うのか、この時は列車の右側がカツカツで、フレームアウト寸前となりヒヤヒヤしたものです。なお現在、169系は1編成が坂城駅で静態保存されています。(2013.4.29)
しなの鉄道の湘南色の115系を撮影
しかし何と!貴重な「ろくもん」の回送列車の写真が、またしてもフレームアウト寸前の失敗です。しかも前回より傷口は大きいです。回送列車のため平原駅通過でスピードがあったことも敗因ですが、私にとって鬼門のような、魔の場所といえましょう。その一方で学習能力の無さが露呈された感もあり、恥ずかしい限りです。(2018.3.12 9:50)
⇒参考:ろくもん洋食コースのランチを完全レポート・超美味最高!
御代田側を振り向くと、道路が線路沿いから離れるため小諸方面行の列車を撮影することが出来ます。こちら側は午後順光です。(2018.3.12 10:23)
本命の115系湘南色は少々弱気に、十分周囲に余裕のある構図と位置でシャッターを切りました。先ほどの「ろくもん」回送列車と違い、平原駅停車でスピードが出ていないことも幸いしました。(2018.3.12 10:26)
軽井沢行快速列車を駅構内の通路から撮影しました。平原駅に停車しない列車は高速で通過します。(2018.3.12 10:48)
平原駅は通過する「ろくもん1号」長野行は、軽井沢方面ホームから後追いで撮影。観光列車「ろくもん」は土休日に加え、季節により月曜日と金曜日にも運転されています。 (2018.3.12 11:06)
平原駅は複線区間に長いホームと、幹線であった信越本線時代と変わらぬハイスペックな駅構内配線ですが、待合室は車掌車を再利用したものです。外観は塗装の痛みがあるものの、原形を良く保っています。なお、お手洗いは無いので要注意です。
室内も車掌車の面影がよく残っており、清掃も行き届いています。
平原駅待合室で昼食とします。本日はここまでコンビニすら寄れないタイトなスケジュールなので、食料は前日に用意しておきました。上田駅前のローソンで買ったおにぎりセットは「おぎのや」監修ですが、製造者は別です。しかしこうして旅の途中でいただくには、通常のコンビニおにぎりよりも多少ながら旅情を感じることができます。
今度やってくる列車は小諸行です。平原駅での任務はこれで終了し、次の目的地は御代田駅付近ですが久々に小諸駅前にも降り立ちたかったので、小諸行に乗車し折り返して御代田に向かうことにします。
平原から乗った列車は115系湘南色で、小諸駅には3番線に到着で、長野方面へは同じホーム反対側の2番線から発車する列車へ乗り換えとなります。小海線が発着する4・5番線ホームからの撮影です。(2018.3.12 11:36)
この湘南色115系も、車内は座席を中心に更新工事を受けています。
小諸駅です。駅舎自体は信越本線時代から大きくは変わっていません。
駅舎内にキオスクやコンビニはなく、ホームの駅そば屋は5年前に閉店、駅弁の販売もなくなって久しいです。待合室では土産物屋が9:00~16:00で営業していますが、お弁当やおにぎりはなさそうです。駅前にもコンビニはなく、最も近いコンビニは500mほど離れたところにあるようです。
そして驚いたのは、以前は建物があった記憶がある駅前広場の北側の一角が公園となっていることです。違和感のある光景です。懐古園や小諸宿本陣の玄関口として整備された公園は相応しい施設と感じる一方で、新幹線開業に伴い確実に駅前が寂しくなっていることも実感しました。
実際に人口も1997年の約5万5千人から2016年は約4万3千人に減っている一方で、新幹線佐久平駅のある佐久市は同期間に約6万5千人から約7万人(旧佐久市域のみ)と増えています。しかしもちろん、小諸の街の味わい深い魅力は変わっていませんが。
…などと感慨に浸りつつ古い写真を眺めていたら、このようなものが出てきました。「小諸ステーションホテルから撮影」とメモがあることから、現在は公園となっている場所にホテルがあり、そこに宿泊していたようです…。今回駅前に降り立った時の違和感の正体が明らかになりました。そして今となってはドローンでも飛ばさない限り、この位置からの撮影は不可能です。(1997.6.7)
今は無き小諸ステーションホテルから特急「あさま」も撮影していました。右側の小諸宿本陣主屋と、線路の向こう側の小諸グランドキャッスルホテルは現在も変わりありません。(1997.6.7)
【乗車記録】 ・稲荷山8:26→篠ノ井8:30 クハ210-1004 3両 ・篠ノ井8:36→小諸9:25 クモハ115-1070 3両 ・小諸9:28→平原9:32 クモハ115-1010 3両 ・平原11:28→小諸11:32 モハ114-1018 3両 |
⇒次:しなの鉄道・御代田付近で湘南色115系を撮影