近江鉄道ミュージアムでの2018年の訪問と撮影記録

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「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」の旅(その2)・近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を利用した米原から信楽までの旅です。

近江鉄道・鳥居本駅で撮影
⇒近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記(←今ここ
近江鉄道・八日市駅と新八日市駅で撮影


 


開館前に、ミュージアム周辺で撮影活動


春から秋にかけて月に1回程度開館する「近江鉄道ミュージアム」、展示車両の大半を占める電気機関車の順次解体が発表され、昨年12月には撮影会(近江鉄道電気機関車特別イベント)も開催されました。

実際に一部車両は解体された模様ですが、残る車両の動向が気になります。そこで今回は、「近江鉄道ミュージアム」の開館に合わせて彦根に赴いたのです。

参考近江鉄道ミュージアムの見学など(2017年12月時点)・昔の写真も

彦根駅自由通路から撮影した近江鉄道の820系など
彦根駅自由通路から南側を望みます。旧西武鉄道401系を改造した820系赤電が留置されていました。本日は運行しないようで残念です。右側に近江鉄道彦根駅のホーム、左端にトレインビューホテル、東横イン彦根駅東口が少しだけ写っています。(2018.5.5 9:36)

近江鉄道の100形
10時の開館まで少し時間があるので、駅周辺で撮影活動を実施します。2013年(平成25年)から導入された元西武新101系である100形車両による彦根終着の列車です。(2018.5.5 9:46)

近江鉄道の220系
彦根駅の南の外れには、2015年(平成27年)に運用を離脱した220系が留置されていました。(2018.5.5 9:48)

彦根駅自由通路から撮影した「近江鉄道ミュージアム」のED14
彦根駅自由通路から撮影した「近江鉄道ミュージアム」です。ED14は4両とも健在でした。(2018.5.5 10:28)


 


近江鉄道ミュージアムに入場して撮影


10時の開館と同時に「近江鉄道ミュージアム」に入場します。以前は有料だったように記憶していますが、現在は無料となっています。同業者数名とともに入場、昨年12月の「特別イベント」時に比べると格段に人出は少なく、ゆったりと撮影活動及び車両の観察をすることができます。

順次の解体が宣告されている電気機関車ですが、ミュージアムの外に留置されていたED31形3両は解体された模様ですが、ED31形の残り2両とED14形全4両とロコ1100形1両は健在でした。

ロコ1100形電気機関車
1930年に阪和電気鉄道(現在のJR阪和線)が導入したロコ1100形電気機関車です。軽快で整ったスタイルが好ましい機関車で、阪和電気鉄道の生き残りとして非常に貴重な存在です。(2018.5.5 10:11)

ED31形3号機
近江鉄道の電気機関車の中では、最後まで工事列車等に活躍していたため比較的状態の良さそうなED31形3号機です。(2018.5.5 10:01)

ED31の4号機
ED31は5両のうち2両が姿を留めています。4号機は塗装の疲れはありますが、手遅れな状態ではなさそうです。(2018.5.5 10:22)

ED14形の1号機
アメリカのゼネラル・エレクトリック社製で1926年(大正15年)に鉄道省が導入したED14形電気機関車です。導入された全4両が近江鉄道で姿を留めています。何とか1台だけでも保存したいものです。(2018.5.5 10:08)

ED14形の2号機
貨物列車廃止後も工事用で使用された1号機に比べ、早い段階で廃車となった2号機・3号機は車体の痛みが目立ちます。(10:22)

ED14形の3号機
3号機も塗装の痛みが目立ちます。我が国における本線用電気機関車黎明期の車両で、文化財的な価値を評価したいです。(2018.5.5 10:15)

ED14形の4号機
国鉄色に復元されているED14形の4号機。こちらも塗装の退色が目立ちます。 (2018.5.5 10:09)

220形の226号車
220形6両のうち226号車は旅客運用からは離脱しているものの、スノープラウを装備し除雪や工事用で使用されています。在籍していた旧型車の機器や西武鉄道の車両部品により自社工場で誕生した非常に興味深い車両です。(2018.5.5 10:01)

愛知川鉄橋で撮影した220形(2000年)
愛知川~五箇荘間の愛知川鉄橋で撮影した、竣工して間もない頃の220形です。ライオンズカラーが新鮮でした。(2000.8.27)

近江鉄道の820系「赤電」
「近江鉄道ミュージアム」の外に留置されていた820系「赤電」を撮影することが出来ました。元西武401系を改造し正面のスタイルが大きく変わったのが800系ですが、コスト削減のため車両下部四隅を切り落とし車両限界をクリアしたため、正面のスタイルが401系時代から大きく変わっていないのがこちらの820系です。これが幸いし赤電復刻塗装がよく似合っています。(2018.5.5 10:12)

鳥居本駅で撮影したモハ1形電車(2000年)
近江鉄道でもかつて「赤電」が在籍していました。鳥居本駅で撮影したモハ1形電車です。元西武401系である800系により置き換えられる前はモハ1形、500系といったオリジナル車両が活躍していました。ちょうど過渡期の2000年頃の近江鉄道はバラエティに富んだ車両が行き交っていました。最晩年のモハ1形黄色系の塗色となっていましたが、1編成のみ往年の塗装が復刻されていました。 (2000.8.27)

近江鉄道の820系
「近江鉄道ミュージアム」横の車庫には820系2編成のうち、残りの1編成も留置されていました。正面のステンレス飾り帯はないものの、西武401系の原形をよく残しています。右の中間車両は部品取り用でしょうか。(2018.5.5 10:21)

近江鉄道ミュージアムの中
資料館の中です。各種グッズも豊富に販売されていました。

西武3000系の甲種輸送の資料や方向幕(近江鉄道ミュージアム)
2014年から翌年にかけて近江鉄道に搬入された、西武3000系の甲種輸送の資料や方向幕が展示されていました。非常にマニアックな展示品です。この元西武3000系2編成は現在も高宮駅の側線に留置されたままで、後ほど車窓から確認することが出来ました。


例によって駆け足の見物となった「近江鉄道ミュージアム」ですが、7台の電気機関車が姿を留めていてひと安心です。人出もまだ少なく、存分に撮影活動を実施できて満足です。

しかし苦しい経営状態が伝えられている近江鉄道の鉄道部門、電気機関車の維持管理を継続する余裕がないことは想像に難くありません。

グッズ購入が電気機関車保存の一助となるのではと思いながらも、年齢とともに物欲が減少しているようでなかなか手が伸びません。昨今流行りのクラウドファンディングの手法はどうか・・・などと勝手な事を考えつつ、会場を後にしたのでした。


【近江鉄道を眺められる数少ないトレインビューホテル】

東横イン彦根駅東口
東横イン米原駅新幹線西口


近江鉄道・八日市駅と新八日市駅で撮影


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