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「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」の旅(その5)・信楽高原鐵道に乗車して信楽駅へ
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を利用した米原から信楽までの旅です。
⇒近江鉄道・鳥居本駅で撮影
⇒近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記
⇒近江鉄道・八日市駅と新八日市駅で撮影
⇒近江鉄道・桜川駅で下車
⇒信楽高原鐵道に乗車(←今ここ)
⇒近江鉄道・日野駅で下車
1987年(昭和62年)7月に信楽線が第三セクター化されて開業した信楽高原鐵道への乗車も久々ですが、ここ数年で開業時からの車両は置き換えが進み、近年廃車となった2両が紀州鉄道に譲渡され活躍しているのは記憶に新しいところです。
1991年(平成3年)の列車衝突事故、2013年(平成25年)9月から1年以上に渡る台風被害による運休などの危機を乗り越えて現在も運行されていることは、国鉄時代に初乗りした私としても嬉しい限りです。
経営状態は厳しいようですが、本日は信楽駅前でイベント(第24回春のしがらき駅前陶器市)が開催されていたため、どの列車も多くのお客さんで賑わっていました。
貴生川駅に到着する信楽高原鐵道列車は本日2連での運行です。先頭の緑色の車両が2017年に導入された転換クロスシート装備のSKR501号、後部の茶色の車両は2015年製のロングシート車両SKR401号です。(2018.5.5 14:16)
貴生川駅に到着した信楽高原鐵道列車です。手前のホームは1面2線で信楽高原鐵道とJR草津線の草津方面行が発着、隣も島式ホームですが片面のみ使用で草津線の柘植行が発着、更に奥が近江鉄道の島式ホームです。前述のようにJRと近江鉄道はそれぞれ改札口があり、信楽高原鐵道はJRと共用となっており、各改札口と駅の北口・南口は橋上の自由通路で結ばれています。(2018.5.5 14:17)
貴生川駅に停車中のキハ58系2連による信楽行です。国鉄信楽線だった頃の写真で、現状と比べホームと上屋には大きな変化はなさそうです。当時の駅舎については記憶がないものの、現在の橋上駅舎は1986年供用開始とのことです。(1985.1.13)
貴生川を発車した草津線の柘植行を後追いで撮影。近畿圏で113系の姿を目にする機会は格段に減りました。(2018.5.5 14:23)
紫香楽宮跡駅を発車した信楽行を後追いで撮影します。後部車両のクロスシートは満席、先頭両のロングシートは半分程度埋まる乗車率でした。(2018.5.5 14:39)
1面1線の紫香楽宮跡駅です。駅舎や待合室はありませんが、駅前に駐車場とお手洗いが整備されています。
赤矢印が紫香楽宮跡駅で、青矢印が史跡としての「紫香楽宮跡」の中心ともいえる宮町地区です。駅からは少々離れていますが、散策コースとしては適度な距離です。次の列車は1時間後なので、史跡とは反対方向となる雲井駅まで歩くことにしました。
雲井駅へと歩みを進める前に紫香楽宮跡駅前の道路から貴生川行列車を望遠レンズで撮影します。画面左側に駅ホームがあります。(2018.5.5 15:03)
紫香楽宮跡駅を発車した貴生川行を後追いで撮影。左側に駐車場があり、広角側あるいは左側に振り過ぎると自動車が画面に入ってしまいます。この列車は立席のお客さん多数で大盛況でした。(2018.5.5 15:05)
紫香楽宮跡駅から雲井駅までの鉄道営業距離は0.6㎞、田園地帯から集落の奥にある駅までのんびり歩いても15分程度で到着します。本日は朝から快晴で汗ばむほどの陽気、この辺りで燃料補給をしたくなりますが、残念ながら道中にコンビニや酒店はありませんでした。
1933年(昭和8年)開業時からの木造駅舎(左側)が残る雲井駅です。駅舎よりも立派な右側の建物は、地元自治体によって設置されたお手洗いです。(2018.5.5 15:20)
雲井駅に到着する信楽行列車です。この列車に乗り本日の最終目的地である信楽に向かいます。(2018.5.5 15:40)
雲井駅から再び信楽高原鐵道に8分間乗車し、15:49に本日の最終目的地である信楽に到着します。 信楽駅では多くのお客さんが折り返し貴生川行を待っており、到着後すぐに満席となりました。
朝、米原を出発してやっと到着した信楽ですが、僅か15分の滞在で私も貴生川行に乗車します。こうなると最早何をやっているのだか意味不明なのですが、「お値段以上」に乗り鉄できた充実感はあります。
信楽駅に到着。すでにホーム一杯のお客さんが貴生川行を待っていました。
15分の間に急ぎ足で駅前を徘徊します。
こちらは国鉄時代の信楽駅です。木造駅舎と国鉄バスが懐かしいカットです。「びわこ京阪奈線」ルートを行く関西本線加茂駅行のバスは2002年まで運行されていました。 (1985.1.13)
午後4時ながらまだまだ多くのお客さんで賑わっていた「春のしがらき駅前陶器市」です。 駅のすぐ横で開催されていました。
信楽焼といえば狸の置き物です。
復路の列車は立ち客の姿もある盛況ぶり。「仕方がない・・・」ので先頭ドア付近に立つことにします。里山風景から山の中を進み、そこから一気に平野部へと下る20分余りの前面展望は実に新鮮でした。
1991年(平成3年)の列車衝突事故以降、使用が停止された小野谷信号所です。事故は小野谷信号所の信楽側で発生しました。(2018.5.5 16:17)
貴生川駅に近づくと、一瞬だけ左側の展望が開けます。(2018.5.5 16:23)
築堤を下り左にカーブすると貴生川駅です。(2018.5.5 16:23)
貴生川から再び近江鉄道に乗り米原を目指します。多くのお客さんが草津線に乗り換える中、16:37発の近江鉄道列車は日野止まりということもあって、2両で10名に満たない乗客でした。なお本日は「こどもの日」ということで近江鉄道線内は小児無料でしたが、お子さんの姿は少なかった印象です。(2018.5.5 16:31)
【近江鉄道を眺められる数少ないトレインビューホテル】
・東横イン彦根駅東口
・東横イン米原駅新幹線西口
⇒次:近江鉄道・日野駅で下車
⇒近江鉄道・鳥居本駅で撮影
⇒近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記
⇒近江鉄道・八日市駅と新八日市駅で撮影
⇒近江鉄道・桜川駅で下車
⇒信楽高原鐵道に乗車(←今ここ)
⇒近江鉄道・日野駅で下車
信楽高原鐵道に乗車
1987年(昭和62年)7月に信楽線が第三セクター化されて開業した信楽高原鐵道への乗車も久々ですが、ここ数年で開業時からの車両は置き換えが進み、近年廃車となった2両が紀州鉄道に譲渡され活躍しているのは記憶に新しいところです。
1991年(平成3年)の列車衝突事故、2013年(平成25年)9月から1年以上に渡る台風被害による運休などの危機を乗り越えて現在も運行されていることは、国鉄時代に初乗りした私としても嬉しい限りです。
経営状態は厳しいようですが、本日は信楽駅前でイベント(第24回春のしがらき駅前陶器市)が開催されていたため、どの列車も多くのお客さんで賑わっていました。
貴生川駅に到着する信楽高原鐵道列車は本日2連での運行です。先頭の緑色の車両が2017年に導入された転換クロスシート装備のSKR501号、後部の茶色の車両は2015年製のロングシート車両SKR401号です。(2018.5.5 14:16)
貴生川駅に到着した信楽高原鐵道列車です。手前のホームは1面2線で信楽高原鐵道とJR草津線の草津方面行が発着、隣も島式ホームですが片面のみ使用で草津線の柘植行が発着、更に奥が近江鉄道の島式ホームです。前述のようにJRと近江鉄道はそれぞれ改札口があり、信楽高原鐵道はJRと共用となっており、各改札口と駅の北口・南口は橋上の自由通路で結ばれています。(2018.5.5 14:17)
貴生川駅に停車中のキハ58系2連による信楽行です。国鉄信楽線だった頃の写真で、現状と比べホームと上屋には大きな変化はなさそうです。当時の駅舎については記憶がないものの、現在の橋上駅舎は1986年供用開始とのことです。(1985.1.13)
貴生川を発車した草津線の柘植行を後追いで撮影。近畿圏で113系の姿を目にする機会は格段に減りました。(2018.5.5 14:23)
紫香楽宮跡駅を発車した信楽行を後追いで撮影します。後部車両のクロスシートは満席、先頭両のロングシートは半分程度埋まる乗車率でした。(2018.5.5 14:39)
1面1線の紫香楽宮跡駅です。駅舎や待合室はありませんが、駅前に駐車場とお手洗いが整備されています。
赤矢印が紫香楽宮跡駅で、青矢印が史跡としての「紫香楽宮跡」の中心ともいえる宮町地区です。駅からは少々離れていますが、散策コースとしては適度な距離です。次の列車は1時間後なので、史跡とは反対方向となる雲井駅まで歩くことにしました。
雲井駅へと歩みを進める前に紫香楽宮跡駅前の道路から貴生川行列車を望遠レンズで撮影します。画面左側に駅ホームがあります。(2018.5.5 15:03)
紫香楽宮跡駅を発車した貴生川行を後追いで撮影。左側に駐車場があり、広角側あるいは左側に振り過ぎると自動車が画面に入ってしまいます。この列車は立席のお客さん多数で大盛況でした。(2018.5.5 15:05)
紫香楽宮跡駅から雲井駅までの鉄道営業距離は0.6㎞、田園地帯から集落の奥にある駅までのんびり歩いても15分程度で到着します。本日は朝から快晴で汗ばむほどの陽気、この辺りで燃料補給をしたくなりますが、残念ながら道中にコンビニや酒店はありませんでした。
1933年(昭和8年)開業時からの木造駅舎(左側)が残る雲井駅です。駅舎よりも立派な右側の建物は、地元自治体によって設置されたお手洗いです。(2018.5.5 15:20)
雲井駅に到着する信楽行列車です。この列車に乗り本日の最終目的地である信楽に向かいます。(2018.5.5 15:40)
【乗車記録】 ・貴生川14:24→紫香楽宮跡14:39 SKR401 2両 ・雲井15:41→信楽15:49 SKR501 2両 |
信楽駅に到着
雲井駅から再び信楽高原鐵道に8分間乗車し、15:49に本日の最終目的地である信楽に到着します。 信楽駅では多くのお客さんが折り返し貴生川行を待っており、到着後すぐに満席となりました。
朝、米原を出発してやっと到着した信楽ですが、僅か15分の滞在で私も貴生川行に乗車します。こうなると最早何をやっているのだか意味不明なのですが、「お値段以上」に乗り鉄できた充実感はあります。
信楽駅に到着。すでにホーム一杯のお客さんが貴生川行を待っていました。
15分の間に急ぎ足で駅前を徘徊します。
こちらは国鉄時代の信楽駅です。木造駅舎と国鉄バスが懐かしいカットです。「びわこ京阪奈線」ルートを行く関西本線加茂駅行のバスは2002年まで運行されていました。 (1985.1.13)
午後4時ながらまだまだ多くのお客さんで賑わっていた「春のしがらき駅前陶器市」です。 駅のすぐ横で開催されていました。
信楽焼といえば狸の置き物です。
復路の列車は立ち客の姿もある盛況ぶり。「仕方がない・・・」ので先頭ドア付近に立つことにします。里山風景から山の中を進み、そこから一気に平野部へと下る20分余りの前面展望は実に新鮮でした。
1991年(平成3年)の列車衝突事故以降、使用が停止された小野谷信号所です。事故は小野谷信号所の信楽側で発生しました。(2018.5.5 16:17)
貴生川駅に近づくと、一瞬だけ左側の展望が開けます。(2018.5.5 16:23)
築堤を下り左にカーブすると貴生川駅です。(2018.5.5 16:23)
貴生川から再び近江鉄道に乗り米原を目指します。多くのお客さんが草津線に乗り換える中、16:37発の近江鉄道列車は日野止まりということもあって、2両で10名に満たない乗客でした。なお本日は「こどもの日」ということで近江鉄道線内は小児無料でしたが、お子さんの姿は少なかった印象です。(2018.5.5 16:31)
【乗車記録】 ・信楽16:04→貴生川16:27 SKR501 2両 |
【近江鉄道を眺められる数少ないトレインビューホテル】
・東横イン彦根駅東口
・東横イン米原駅新幹線西口
⇒次:近江鉄道・日野駅で下車