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近江鉄道ミュージアムで留置車両の撮影など・昔の写真もいくつか紹介
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
旧型電気機関車を保有していることで知られている近江鉄道ですが、維持管理困難との理由で、機関車たちが順次解体されることになりました。これに先立ち、2017年12月16日(土)に撮影会が実施されましたので、ご報告します。
なお、今回の近江鉄道ミュージアム訪問の記録は、前半の機関車の撮影と後半の留置車両の撮影などを、ページを分けて掲載しています。ご興味あるところをご覧ください。
⇒「近江鉄道電気機関車特別イベント」@近江鉄道ミュージアム
⇒近江鉄道ミュージアムの見学など・昔の写真も(←今ここ)
⇒参考:近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記はコチラ
⇒参考:近江鉄道700形「あかね号」の撮影記(2019年の訪問記)
この日のイベントは彦根駅構内の近江鉄道ミュージアムで実施されましたが、車庫、工場が隣接しているので、現役の電車を見物することが出来ました。近江鉄道の車両は西武グループのため、西武鉄道の中古が大半ながら、一味加えた改造が施された車両が多いのも特徴と言えます。
両者とも旧西武401系ですが、大なり小なり改造が加えられています。左側800形は前面のみ交換されています。右の700形は、種車の面影が皆無なまでに改造が施されています。大きく傾斜した前面、側面の連続窓、車内の転換クロスシート等、近江鉄道彦根工場の技術力の高さを感じる非常に意欲的な車両です。「あかね号」と称され、1998年(平成10年)に登場し、第2編成も計画されていましたが、この1編成のみに終わりました。
2014年(平成26年)に登場した100形の第3編成が留置されていました。塗装以外は西武新101系時代と大きな変化はなさそうです。
改造待ちの車両でしょうか。西武時代の塗色のままで運行するのも、集客の一助になるのでは…。
2015年(平成27年)に営業運転を終了した220形ですが、一部は工事列車等に使用されているそうです。空気ばね台車、冷房付きと古さを感じさせない外観ながら、吊り掛け駆動。そして寄せ集め部品による自社彦根工場製という、非常に興味深い電車です。
800形改造時の余剰部品でしょうか。鉄道模型的で面白いです。Nゲージ、グリーンマックス板状キットのおまけ部品を思い起こします。
春から秋の月1回に公開されている鉄道資料館です。レトロ調ながら、新しい建物です。
屋内では近江鉄道関係の部品展示やグッズ販売が行われていました。
そこで2000円の「鉄コレ」ED14を購入しました。他に「鉄コレ」としては100形2両セットが2500円で販売されていました。
⇒参考:彦根駅すぐ近くのトレインビューホテル・東横イン彦根駅東口
米原駅に停車中の200形電車。情けないことに撮影日不詳ですが、小田急の車体を流用したこの車両の廃車は1987年とのことなので、その直前の撮影でしょう。もちろんこの米原駅は移転前のものです。
同じ日に彦根で撮影したED14の1号機です。現在、駅前広場となっている彦根駅東口には貨物ヤードが広がっていました。この写真もまだ貨物列車健在の頃です。
1996年10月に高宮駅構内で開催されたイベント時に撮影したED14の1号機。すでに貨物列車廃止後でしたが、現役で除雪用等で使用されていました。
同じく高宮駅でのイベントで撮影した4号機です。
国鉄色に復元された直後で、非常に美しい姿でした。
さて、今回の小旅行では米原駅弁をいただくことができました。名古屋からの18きっぷ旅に際しては米原駅での乗り換えが早朝や夜となることが多く、意外にも駅弁を購入する機会に恵まれません。
味に定評のある米原駅弁、せめて朝7時台から購入することができればと、切に願うところですが、今回は昼頃に豊富な種類の中から2つ食することができましたので、ご報告します。
在来線改札内の簡易売店は9:00~17:00の営業で、昼頃にはほぼ全部の駅弁が販売されていました。嬉しい限りです。
在来線5・6番線ホームうどん店は8:30~19:00の営業で、駅弁の販売もあります。勝手な片想いながら、駅弁だけでももう少し早くから販売していただけると、購入機会が増えるように思います。
ともあれ、まずはステーキ弁当(井筒屋・1300円)を暖房完備のホーム待合室でいただきます。
マスタードとしょうゆで、味わいが更に増す牛肉ステーキです。
1937年(昭和12年)から続くロングセラー駅弁、元祖鱒寿し(井筒屋・1200円)です。
富山の「ますのすし」もいいのですが、お手軽にいただけるこちらの「鱒寿し」も捨てがたいです。
名古屋駅を10:30に出発、17:13に帰着するという、日帰り小旅行でしたが、中身の濃い充実した一日となりました。 滋賀県湖東地方、観光地としての顔も持つ彦根や近江八幡はもちろん、「鉄」にとっては近江鉄道の存在も大きい非常に魅力的な地域です。
近江鉄道はしばらくご無沙汰でしたが、また春になったら米原駅弁を片手に、「乗り鉄」したいと決意を新たにしました。電気機関車たちの姿が消えるのは寂しく残念な限りですが、それでも近江鉄道の魅力がなくなるわけではないので・・・。
(今回の鉄道旅行はこれでおしまい)
⇒参考:米原の鉄道の見えるホテル・東横イン米原駅新幹線西口
旧型電気機関車を保有していることで知られている近江鉄道ですが、維持管理困難との理由で、機関車たちが順次解体されることになりました。これに先立ち、2017年12月16日(土)に撮影会が実施されましたので、ご報告します。
なお、今回の近江鉄道ミュージアム訪問の記録は、前半の機関車の撮影と後半の留置車両の撮影などを、ページを分けて掲載しています。ご興味あるところをご覧ください。
⇒「近江鉄道電気機関車特別イベント」@近江鉄道ミュージアム
⇒近江鉄道ミュージアムの見学など・昔の写真も(←今ここ)
⇒参考:近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記はコチラ
⇒参考:近江鉄道700形「あかね号」の撮影記(2019年の訪問記)
留置車両の撮影と、鉄道資料館の見物
この日のイベントは彦根駅構内の近江鉄道ミュージアムで実施されましたが、車庫、工場が隣接しているので、現役の電車を見物することが出来ました。近江鉄道の車両は西武グループのため、西武鉄道の中古が大半ながら、一味加えた改造が施された車両が多いのも特徴と言えます。
両者とも旧西武401系ですが、大なり小なり改造が加えられています。左側800形は前面のみ交換されています。右の700形は、種車の面影が皆無なまでに改造が施されています。大きく傾斜した前面、側面の連続窓、車内の転換クロスシート等、近江鉄道彦根工場の技術力の高さを感じる非常に意欲的な車両です。「あかね号」と称され、1998年(平成10年)に登場し、第2編成も計画されていましたが、この1編成のみに終わりました。
2014年(平成26年)に登場した100形の第3編成が留置されていました。塗装以外は西武新101系時代と大きな変化はなさそうです。
改造待ちの車両でしょうか。西武時代の塗色のままで運行するのも、集客の一助になるのでは…。
2015年(平成27年)に営業運転を終了した220形ですが、一部は工事列車等に使用されているそうです。空気ばね台車、冷房付きと古さを感じさせない外観ながら、吊り掛け駆動。そして寄せ集め部品による自社彦根工場製という、非常に興味深い電車です。
800形改造時の余剰部品でしょうか。鉄道模型的で面白いです。Nゲージ、グリーンマックス板状キットのおまけ部品を思い起こします。
春から秋の月1回に公開されている鉄道資料館です。レトロ調ながら、新しい建物です。
屋内では近江鉄道関係の部品展示やグッズ販売が行われていました。
そこで2000円の「鉄コレ」ED14を購入しました。他に「鉄コレ」としては100形2両セットが2500円で販売されていました。
⇒参考:彦根駅すぐ近くのトレインビューホテル・東横イン彦根駅東口
少し昔の近江鉄道の電気機関車
米原駅に停車中の200形電車。情けないことに撮影日不詳ですが、小田急の車体を流用したこの車両の廃車は1987年とのことなので、その直前の撮影でしょう。もちろんこの米原駅は移転前のものです。
同じ日に彦根で撮影したED14の1号機です。現在、駅前広場となっている彦根駅東口には貨物ヤードが広がっていました。この写真もまだ貨物列車健在の頃です。
1996年10月に高宮駅構内で開催されたイベント時に撮影したED14の1号機。すでに貨物列車廃止後でしたが、現役で除雪用等で使用されていました。
同じく高宮駅でのイベントで撮影した4号機です。
国鉄色に復元された直後で、非常に美しい姿でした。
米原駅弁
さて、今回の小旅行では米原駅弁をいただくことができました。名古屋からの18きっぷ旅に際しては米原駅での乗り換えが早朝や夜となることが多く、意外にも駅弁を購入する機会に恵まれません。
味に定評のある米原駅弁、せめて朝7時台から購入することができればと、切に願うところですが、今回は昼頃に豊富な種類の中から2つ食することができましたので、ご報告します。
在来線改札内の簡易売店は9:00~17:00の営業で、昼頃にはほぼ全部の駅弁が販売されていました。嬉しい限りです。
在来線5・6番線ホームうどん店は8:30~19:00の営業で、駅弁の販売もあります。勝手な片想いながら、駅弁だけでももう少し早くから販売していただけると、購入機会が増えるように思います。
ともあれ、まずはステーキ弁当(井筒屋・1300円)を暖房完備のホーム待合室でいただきます。
マスタードとしょうゆで、味わいが更に増す牛肉ステーキです。
1937年(昭和12年)から続くロングセラー駅弁、元祖鱒寿し(井筒屋・1200円)です。
富山の「ますのすし」もいいのですが、お手軽にいただけるこちらの「鱒寿し」も捨てがたいです。
名古屋駅を10:30に出発、17:13に帰着するという、日帰り小旅行でしたが、中身の濃い充実した一日となりました。 滋賀県湖東地方、観光地としての顔も持つ彦根や近江八幡はもちろん、「鉄」にとっては近江鉄道の存在も大きい非常に魅力的な地域です。
近江鉄道はしばらくご無沙汰でしたが、また春になったら米原駅弁を片手に、「乗り鉄」したいと決意を新たにしました。電気機関車たちの姿が消えるのは寂しく残念な限りですが、それでも近江鉄道の魅力がなくなるわけではないので・・・。
(今回の鉄道旅行はこれでおしまい)
⇒参考:米原の鉄道の見えるホテル・東横イン米原駅新幹線西口