近江鉄道の日野駅で下車して趣ある駅舎などを撮影

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「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」の旅(その6)・近江鉄道の日野駅で下車

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を利用した米原から信楽までの旅です。

近江鉄道・鳥居本駅で撮影
近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記
近江鉄道・八日市駅と新八日市駅で撮影
近江鉄道・桜川駅で下車
信楽高原鐵道に乗車
⇒近江鉄道・日野駅で下車(←今ここ

参考近江鉄道700形「あかね号」の撮影記(2019年の訪問記)





日野駅で下車して、駅舎などを見物


乗車した列車が日野行ということで、往路ではゆっくりできなかった日野駅で滞在します。

1916年(大正5年)建築の100年駅舎で老朽化により取り壊しも検討されたものの、地元日野町により耐震補強を含めた「再生工事」が実施され昨年2017年に完成、駅舎内にカフェ併設の観光交流施設「なないろ」がオープンしています。


貴生川発日野行は駅舎側の1番線に到着して折り返し貴生川行となります。 (2018.5.5 17:00)

近江鉄道日野駅
見事に「再生」された近江鉄道日野駅です。立ち寄ってでも駅舎自体を見物する価値があります。駅前からは近江八幡駅や、駅から少し離れた蒲生郡日野町の中心部を経由する北畑口行のバスが発着しています。(2018.5.5 17:03)

近江鉄道日野駅(2007年)
「再生」される前の日野駅です。これはこれで味わい深いものの、各所が歪んでいて老朽化が進んでいるようです。(2007.5.4)

近江鉄道日野駅
改札口向かって右側のスペースが観光交流施設「なないろ」で、カフェは日替わり店長制度となっています。ホーム側に向いた席もあり列車を眺めながら食事ができますが、出店者が日替わりのため営業時間も毎日異なり、訪問する際には事前のチェックが欠かせません。

近江鉄道日野駅のホーム
貴生川行が発着する1番線ホームから2番線ホームを眺めます。2番線ホームは改修工事の対象外のようで、色褪せた上屋などは従前の姿のままです。

湖北のおはなし
本日はカフェには行かず、ホームのベンチで少し早めの夕食として駅弁をいただくことにします。米原駅弁を代表する存在ともいえる「湖北のおはなし」(㈱井筒屋・1150円)です。

湖北のおはなし
駅前の商店街に酒屋を発見、最近では珍しくなった自動販売機で缶ビールを入手しました。お弁当はちょっと中身が移動してしまいましたが、ビールと駅弁で至福のひとときです。


駅舎内でこんな案内を見つけました。昨年、彦根のご城下巡回バスを引退した近江鉄道のボンネットバスが「復活」していたとは驚きです。これは是非とも乗ってみたいものです。

日野駅前のブルーメの丘行きのボンネットバス
ブルーメの丘発のボンネットバスが日野駅前に姿を現しました。本日の最終便です。「彦根ご城下巡回バス」時代と比較して塗色などは大きく変わっていないものの、白ナンバーとなり「近江鉄道」の表記もなくなりました。今年2月に「ブルーメの丘」に譲渡されたそうです。(2018.5.5 17:25)


彦根駅前に駐車中の「彦根ご城下巡回バス」です。週末に1時間毎に運行され、気軽に乗れるボンネットバスとして貴重な存在でした。この車は1966年(昭和41年)製、江若鉄道の山間部路線で活躍した後、有為転変の末、1997年(平成9年)から彦根の街を走っていました。(2007.5.4)


日野駅から米原行に乗車、彦根駅に着くころにはさすがに薄暗くなってきました。右に写っている「赤電」は昼間から位置が変わっていないようです。(2018.5.5 18:46)


天候に恵まれた一日、久々に乗車した近江鉄道と信楽高原鐵道は絶景というべき車窓風景はないものの、穏やかな里山を行く光景は心癒されるものがありました。

風景は大きな変化はありませんが、車両や駅は少しずつ変わっていきます。今回は稼働していなかった「赤電」や「あかね号」の撮影を目的として、季節を改めまた訪問したいです。


【乗車記録】

・貴生川16:37→日野16:56 805 2両
・日野17:37→米原19:10 1803 2両
・米原19:35→名古屋20:41 クハ312-304 8両


【近江鉄道を眺められる数少ないトレインビューホテル】

東横イン彦根駅東口
東横イン米原駅新幹線西口


(今回の旅はこれでおしまい)


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