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「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」の旅(その1)・・・近江鉄道の鳥居本駅で撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を利用した米原から信楽までの旅です。
⇒近江鉄道・鳥居本駅で撮影(←今ここ)
⇒近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記
⇒近江鉄道・八日市駅と新八日市駅で撮影
⇒近江鉄道・桜川駅で下車
⇒信楽高原鐵道に乗車
⇒近江鉄道・日野駅で下車
⇒参考:近江鉄道700形「あかね号」の撮影記(2019年の訪問記)
本日(2018年5月5日)は名古屋駅を午前7時に出発して、近江鉄道と信楽高原鐵道の旅をします。
ところで近江鉄道彦根駅隣接の近江鉄道ミュージアムでは、かつて貨物輸送で活躍した電気機関車が保存されていました。しかしそれらの電気機関車については、昨年末に順次の解体が発表され、それに先立ち昨年(2017年)12月に「特別イベント」が開催されました。
もちろん私も出動したワケですが、電気機関車のその後の去就が気になります。そこで今回は近江鉄道ミュージアムの開館日に合わせて近江鉄道への旅を実施することにしました。
東海道本線で米原到着が8:09、乗車を予定している近江鉄道列車の米原駅発車は8:35です。味に定評のある米原駅弁、是非とも入手したいところですが在来線ホーム売店の営業は8:30からで近江鉄道の発車に間に合うかは微妙です。そこで、米原駅西口にある調整元である「㈱井筒屋」本社に行ってみることにしました。
駅から見えるところにある米原駅弁「㈱井筒屋」の本社です。中央の玄関で駅弁を販売しています。1階向かって左側が調理場となっていて、ちょうどこの時間(8:15頃)はほぼ全種類の駅弁が揃っており無事にお弁当を入手することができました。
米原駅自由通路を利用して、近江鉄道の駅がある東口に向かいます。近江鉄道米原駅の窓口営業時間は7:30~17:00(平日は7:30~17:30)、ここで「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を購入します。
定期券サイズで携帯に便利です。本日はこの切符で乗り倒します。
この切符は土休日限定ながら、近江鉄道と信楽高原鐵道が1日乗り放題で1030円です。米原から八日市までの片道が830円、同じく貴生川までが1030円ということを考慮すると非常にお値打ち・・・どころか、投げ売りと言っても過言ではありません。
近江鉄道全線のフリーきっぷは金土休日限定の「1デイ・スマイル・チケット」は880円で、こちらも「お値段以上」の価値がありますが、「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」は150円プラスで片道460円の信楽高原鐵道まで乗れてしまいます。 これは特に用事が無くても(?)利用したくなります。
ところで、びわこ京阪奈線(仮称)鉄道構想とは「びわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会では、米原駅から近江鉄道・信楽高原鐵道を経由してJR学研都市線(片町線)に至る新線建設構想を推進しています。」(信楽高原鐵道公式サイトより抜粋。)だそうで、これはなかなか壮大な計画です。
こうして、信楽高原鐵道の公式ウェブサイトでは紹介されている「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」ですが、面妖なことに近江鉄道のサイトでは案内を発見することができませんでした。私の探索不足かも知れませんが、こうして近江鉄道米原駅で無事購入することができたので良しとしましょう。
米原8:35発の多賀大社行に乗車、伊藤園のラッピング車両です。観光客あるいは同業者と思しき方々数名を乗せて発車します。(2018.5.5 8:31)
早くも米原から2つ目の鳥居本駅で下車します。目的は駅舎見物で、ついでに列車の撮影活動も実施します。
鳥居本駅で下車。近江鉄道ではワンマン運転が行われ、無人駅では降車時に車内精算(切符の回収、提示)する必要があります。(2018.5.5 8:41)
1931年(昭和6年)に建築された鳥居本の駅舎です。洒落た洋風建築で登録有形文化財に指定されています。駅舎は北陸方面を結ぶ国道8号線に面していて、周囲は中山道の宿場町の面影があります。
屋根のカーブが独特な鳥居本駅舎です。側面の窓ガラスは一部破損しているものもありました。台所事情もありなかなか補修が行き届かないようです。
鳥居本駅は島式ホームの交換駅です。かつては石油輸送用のタンク車が発着していました。手前が彦根側で、右側ホームから彦根方面行、左側から米原行が発車します。
鳥居本駅の側線に有蓋貨車が留置されていたこともありました。駅前広場側の扉を開けて、簡易店舗として利用されていたとか。(2000.8.27)
駅ホームからは東海道新幹線を望むことが出来ます。
米原行近江鉄道電車を望遠で狙います。偶然にも新幹線と一緒に撮影することができました。 (2018.5.5 9:00)
鳥居本駅に到着する同じ列車を駅構内から撮影。車両は元西武401系の800系で近江鉄道の主力形式です。(2018.5.5 9:00)
鳥居本駅を発車した米原行を後追いで撮影。草の海(??)を進んでいきます。信号機の奥で彦根方面行の線路が右側に分岐していますが、草の海に埋没しています。 (2018.5.5 9:02)
草をかき分けて彦根方面近江八幡行が到着します。地元の方々数名が乗車されました。近江鉄道の米原~彦根間は両駅の直通需要よりも、中間駅での乗降客が多いような印象です。 (2018.5.5 9:25)
【近江鉄道を眺められる数少ないトレインビューホテル】
・東横イン彦根駅東口
・東横イン米原駅新幹線西口
⇒次:近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記
⇒近江鉄道・鳥居本駅で撮影(←今ここ)
⇒近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記
⇒近江鉄道・八日市駅と新八日市駅で撮影
⇒近江鉄道・桜川駅で下車
⇒信楽高原鐵道に乗車
⇒近江鉄道・日野駅で下車
⇒参考:近江鉄道700形「あかね号」の撮影記(2019年の訪問記)
米原で駅弁を購入
本日(2018年5月5日)は名古屋駅を午前7時に出発して、近江鉄道と信楽高原鐵道の旅をします。
ところで近江鉄道彦根駅隣接の近江鉄道ミュージアムでは、かつて貨物輸送で活躍した電気機関車が保存されていました。しかしそれらの電気機関車については、昨年末に順次の解体が発表され、それに先立ち昨年(2017年)12月に「特別イベント」が開催されました。
もちろん私も出動したワケですが、電気機関車のその後の去就が気になります。そこで今回は近江鉄道ミュージアムの開館日に合わせて近江鉄道への旅を実施することにしました。
東海道本線で米原到着が8:09、乗車を予定している近江鉄道列車の米原駅発車は8:35です。味に定評のある米原駅弁、是非とも入手したいところですが在来線ホーム売店の営業は8:30からで近江鉄道の発車に間に合うかは微妙です。そこで、米原駅西口にある調整元である「㈱井筒屋」本社に行ってみることにしました。
駅から見えるところにある米原駅弁「㈱井筒屋」の本社です。中央の玄関で駅弁を販売しています。1階向かって左側が調理場となっていて、ちょうどこの時間(8:15頃)はほぼ全種類の駅弁が揃っており無事にお弁当を入手することができました。
「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を購入
米原駅自由通路を利用して、近江鉄道の駅がある東口に向かいます。近江鉄道米原駅の窓口営業時間は7:30~17:00(平日は7:30~17:30)、ここで「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」を購入します。
定期券サイズで携帯に便利です。本日はこの切符で乗り倒します。
この切符は土休日限定ながら、近江鉄道と信楽高原鐵道が1日乗り放題で1030円です。米原から八日市までの片道が830円、同じく貴生川までが1030円ということを考慮すると非常にお値打ち・・・どころか、投げ売りと言っても過言ではありません。
近江鉄道全線のフリーきっぷは金土休日限定の「1デイ・スマイル・チケット」は880円で、こちらも「お値段以上」の価値がありますが、「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」は150円プラスで片道460円の信楽高原鐵道まで乗れてしまいます。 これは特に用事が無くても(?)利用したくなります。
ところで、びわこ京阪奈線(仮称)鉄道構想とは「びわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会では、米原駅から近江鉄道・信楽高原鐵道を経由してJR学研都市線(片町線)に至る新線建設構想を推進しています。」(信楽高原鐵道公式サイトより抜粋。)だそうで、これはなかなか壮大な計画です。
こうして、信楽高原鐵道の公式ウェブサイトでは紹介されている「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」ですが、面妖なことに近江鉄道のサイトでは案内を発見することができませんでした。私の探索不足かも知れませんが、こうして近江鉄道米原駅で無事購入することができたので良しとしましょう。
米原8:35発の多賀大社行に乗車、伊藤園のラッピング車両です。観光客あるいは同業者と思しき方々数名を乗せて発車します。(2018.5.5 8:31)
近江鉄道鳥居本駅で撮影
早くも米原から2つ目の鳥居本駅で下車します。目的は駅舎見物で、ついでに列車の撮影活動も実施します。
鳥居本駅で下車。近江鉄道ではワンマン運転が行われ、無人駅では降車時に車内精算(切符の回収、提示)する必要があります。(2018.5.5 8:41)
1931年(昭和6年)に建築された鳥居本の駅舎です。洒落た洋風建築で登録有形文化財に指定されています。駅舎は北陸方面を結ぶ国道8号線に面していて、周囲は中山道の宿場町の面影があります。
屋根のカーブが独特な鳥居本駅舎です。側面の窓ガラスは一部破損しているものもありました。台所事情もありなかなか補修が行き届かないようです。
鳥居本駅は島式ホームの交換駅です。かつては石油輸送用のタンク車が発着していました。手前が彦根側で、右側ホームから彦根方面行、左側から米原行が発車します。
鳥居本駅の側線に有蓋貨車が留置されていたこともありました。駅前広場側の扉を開けて、簡易店舗として利用されていたとか。(2000.8.27)
駅ホームからは東海道新幹線を望むことが出来ます。
米原行近江鉄道電車を望遠で狙います。偶然にも新幹線と一緒に撮影することができました。 (2018.5.5 9:00)
鳥居本駅に到着する同じ列車を駅構内から撮影。車両は元西武401系の800系で近江鉄道の主力形式です。(2018.5.5 9:00)
鳥居本駅を発車した米原行を後追いで撮影。草の海(??)を進んでいきます。信号機の奥で彦根方面行の線路が右側に分岐していますが、草の海に埋没しています。 (2018.5.5 9:02)
草をかき分けて彦根方面近江八幡行が到着します。地元の方々数名が乗車されました。近江鉄道の米原~彦根間は両駅の直通需要よりも、中間駅での乗降客が多いような印象です。 (2018.5.5 9:25)
【乗車記録】 ・名古屋7:02→米原8:09 クハ310-2 8両 ・米原8:35→鳥居本8:42 811 2両 ・鳥居本9:26→彦根9:30 1805 2両 |
【近江鉄道を眺められる数少ないトレインビューホテル】
・東横イン彦根駅東口
・東横イン米原駅新幹線西口
⇒次:近江鉄道ミュージアム・2018年の訪問記