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宮島口から三次まで、駅弁ひとり旅~宮島口の駅弁や広島駅の駅弁を堪能~
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は、最後の秋となった三江線の撮影と、そのついで(?)に訪問した広島電鉄の乗車と撮影記です。
今回の撮影旅行は、いくつかのページに分割して、ご紹介しています。ご興味のあるところをクリックして頂いて、それぞれのページに進んでください。
⇒EF67を西条駅や寺家駅で撮影
⇒広島電鉄の路面電車撮影
⇒宮島口から三次まで駅弁ひとり旅(←今ここ)
⇒式敷駅付近で三江線を撮影
⇒江の川カヌー公園さくぎにて三江線を撮影
⇒尾関山駅訪問と撮影活動ののち帰宅
宮島口駅と言えば、宮島への玄関口でありますが、駅弁ファンなら「あなごめし」を食しなくてはなりません。JRの宮島口駅の駅舎内にあった駅弁売店は、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」が立ち寄ることになり、その専用出入口等の設置により閉店されました。
キオスクも同時に駅舎外に移転し、駅舎横に「おみやげ街道」としてオープンし、そこで「あなごめし」の取り扱いがあるようなので覗いてみます。
広島電鉄の宮島口駅から国道2号線をはさんで、100m程の所にあるJR山陽本線宮島口駅です。
駅周辺は紅葉シーズンとあって多くのお客さんで混雑しています。そして、JRの駅舎内にはやはり駅弁売店はなく、駅舎横に独立した建物で「セブンイレブンおみやげ街道宮島口店」がありました。店内には確かに陳列台はありましたが、既に売り切れの様子。
再び桟橋方面に戻り、調整元の店舗に行ってみたところ、出来上がるまで「30分待ち」だそう。1個1944円(税込み)となかなかのお値段で、一瞬迷いましたが、待つことにします。
前回「あなごめし」をいただいたのは5年前の2012年(平成24年)8月で、当時は 1個1470円、家族旅行で3個購入しました。値段に負けない(?)美味しさですが、 1470円×3個は懐に厳しいものがありました。(ただしお盆期間中ながら、待つことなく購入できました。)
それが何と1944円!思わず涙目になるお値段ですが、あの味は忘れられないですし、次にいつ降り立つことができるかわからない宮島口駅ですので、ここは「清水の舞台」的な決断をして購入することにしました。
創業明治34年という「あなごめし うえの」です。2階は食堂、通常は店頭でお弁当を販売していますが、今日は予約をして左側の待合スペースで出来上がるのを待ちます。ウェブサイトによるとお弁当の販売は9:00~19:00(無休・売り切れ次第終了)、広島三越の地下売り場の「あなごめし うえの」でもお弁当販売があるそうです。広島市街でも入手できるというのは、便利でいいですね。
待合スペースです。左側奥に向かって細長いスペースに椅子があり、座って待つことができます。本日は10名程の方が「あなごめし」を待っていました。
この日(2017年11月12日・日曜日)は実際には20分程度の待ち時間で、入手することができました。しかし私が入手した頃には、待ち時間は1時間に延びていました。
本日の旅の終着地、三次のホテルでいただきました。
なお、お値段は大きく変わりましたが、復刻版掛け紙やお弁当の中身は変わっていません。出来たてを受け取ったわけですが、出来たては薄味に感じられ(これが洗練されているという評価もあり。)、ご飯が穴子の旨味を吸い取る2時間後位に、味が濃く感じられるとのことです。
びっしりと敷き詰められた穴子には、思わず涎が出てしまいます。穴子は天然ものだそうです。歯ごたえのある肉厚な穴子の蒲焼は、まさに唯一無二の美味しさ、炭火で焼いた香ばしい味と香りが素晴らしいです。
お値段相応の価値は十二分にあり、迷わず購入して良かったと思うとともに、生きていて良かったとも感じる瞬間です。瀬戸内には他にも穴子の駅弁がありますが、やはりこの宮島口駅弁が最高峰であると感じました。
無事、「あなごめし」を入手して、再び広島電鉄に乗車、観光客で通勤電車並みの混雑でしたが、次の広電阿品で多くの方が下車。大きなショッピングセンターがありましたので、パークアンドライドが実施されているのでしょうか。50分程乗車して紙屋町で下車、隣接の広島バスセンターから三次行の高速バスに乗車します。
広島から三次へは庄原、東城行を含めて、高速バスが1時間に2~3本の割合で運行されています。所要時間は1時間20分~30分、料金は1490円です。
「鉄」ならば当然、JR芸備線を利用すべきところですが、所要時間が高速バスと同程度と健闘している快速「みよしライナー」の運行は本数は1日に僅か5往復、運賃は 1320円と安いのですが、残念ながら利便性では勝負になりません。
広島バスセンター16:20発の三次行は備北交通の運行です。広島駅が始発のこのバス、広島バスセンター発車時点で10名程の乗客、新白島駅で2名、バス待合所もある中筋駅で数名を迎え、約20名で乗客で広島ICから山陽自動車道に入ります。
沼田PAで1名乗車、山深い場所で意外に感じましたが、実はアストラムラインの駅もある市街地が谷間に広がっているのでした。広島JCTから広島自動車道へ。
広島北ICの手前で可部線の廃線跡らしいものを見つつ、広島北JCTからは中国自動車道を走行、途中の千代田ICで半数近くの方が下車、高宮BSで2名乗車と、区間利用が多いことに驚きました。芸備線とは経由地が全く異なるので、路線バス的な役割も担っているようでした。
広島市内の渋滞の影響で三次駅前には7分遅れの17:57に到着。定時性の問題はありますが、それでもとても快適なバスの旅でした。
芸備線のライバルともいえる高速バスが、三次駅前に到着。「鉄」としては敵も知っておかなくてはなりません(?)…ということで乗ってみましたが、残念ながら快適でした。
三次の宿はすでに何回も利用しているホテルアルファーワン三次です。
駅から徒歩約500m、途中や周辺にコンビニは見当たりませんが(駅舎内にセブンイレブンはあります)、途中のショッピングセンター「CCプラザ」の中に食品売場があり、9:00~20:00の営業となりますが、不便はなさそうです。
さて、本日(2017年11月12日・日曜日)は禁煙シングル5900円(税込)を予約することができましたが、週末を中心に満室の日が続いているようです。広島での宿泊施設満杯の影響か、まさかの三江線ブーム???でしょうか。
本日は陽が暮れてからの到着、明朝も5時(!!!)の出発とあって、特にトレインビューの指定はしなかったのですが、今回もトレインビュー側の部屋に泊まることができました。
「あなごめし」の他に、今日は広島駅の駅弁を3食いただきました。
広島駅南口コンコースの駅弁売店は、早朝6時18分時点ですでに営業中。ちなみに新幹線コンコース内にも駅弁売店があり、在来線連絡こ線橋と新幹線コンコースにあるお土産売店内でも駅弁の取り扱いがあります。
早朝ながらすでにこの品揃えで、嬉しくなります。
日曜日だから、数が多めとのことです。
朝食として山陽本線上り列車内でいただいたのは「山のおべんとう」(788円・広島駅弁当㈱)です。ハイキング向けのようですが、朝食としてもちょうどいいお弁当です。
昼食は、広島電鉄江波車庫の近くにある江波皿山公園のベンチで、「タナキクマル弁当」(1080円・広島駅弁当㈱)をいただきました。広島カープの「背番号2田中広輔選手」「33菊池涼介選手」「9丸佳浩選手」にちなんだお弁当です。量は多くないものの、元気が出そうなメニューです。
夜食は、ホテルで「ミルフィーユカツレツ弁当」(1080円・広島駅弁当㈱)をいただきました。やわらかな味わいで、あっという間に胃に収まりました。
⇒次:式敷駅付近で三江線を撮影
今回の撮影旅行は、いくつかのページに分割して、ご紹介しています。ご興味のあるところをクリックして頂いて、それぞれのページに進んでください。
⇒EF67を西条駅や寺家駅で撮影
⇒広島電鉄の路面電車撮影
⇒宮島口から三次まで駅弁ひとり旅(←今ここ)
⇒式敷駅付近で三江線を撮影
⇒江の川カヌー公園さくぎにて三江線を撮影
⇒尾関山駅訪問と撮影活動ののち帰宅
宮島口駅の「あなごめし」を購入
宮島口駅と言えば、宮島への玄関口でありますが、駅弁ファンなら「あなごめし」を食しなくてはなりません。JRの宮島口駅の駅舎内にあった駅弁売店は、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」が立ち寄ることになり、その専用出入口等の設置により閉店されました。
キオスクも同時に駅舎外に移転し、駅舎横に「おみやげ街道」としてオープンし、そこで「あなごめし」の取り扱いがあるようなので覗いてみます。
広島電鉄の宮島口駅から国道2号線をはさんで、100m程の所にあるJR山陽本線宮島口駅です。
駅周辺は紅葉シーズンとあって多くのお客さんで混雑しています。そして、JRの駅舎内にはやはり駅弁売店はなく、駅舎横に独立した建物で「セブンイレブンおみやげ街道宮島口店」がありました。店内には確かに陳列台はありましたが、既に売り切れの様子。
再び桟橋方面に戻り、調整元の店舗に行ってみたところ、出来上がるまで「30分待ち」だそう。1個1944円(税込み)となかなかのお値段で、一瞬迷いましたが、待つことにします。
前回「あなごめし」をいただいたのは5年前の2012年(平成24年)8月で、当時は 1個1470円、家族旅行で3個購入しました。値段に負けない(?)美味しさですが、 1470円×3個は懐に厳しいものがありました。(ただしお盆期間中ながら、待つことなく購入できました。)
それが何と1944円!思わず涙目になるお値段ですが、あの味は忘れられないですし、次にいつ降り立つことができるかわからない宮島口駅ですので、ここは「清水の舞台」的な決断をして購入することにしました。
創業明治34年という「あなごめし うえの」です。2階は食堂、通常は店頭でお弁当を販売していますが、今日は予約をして左側の待合スペースで出来上がるのを待ちます。ウェブサイトによるとお弁当の販売は9:00~19:00(無休・売り切れ次第終了)、広島三越の地下売り場の「あなごめし うえの」でもお弁当販売があるそうです。広島市街でも入手できるというのは、便利でいいですね。
待合スペースです。左側奥に向かって細長いスペースに椅子があり、座って待つことができます。本日は10名程の方が「あなごめし」を待っていました。
この日(2017年11月12日・日曜日)は実際には20分程度の待ち時間で、入手することができました。しかし私が入手した頃には、待ち時間は1時間に延びていました。
本日の旅の終着地、三次のホテルでいただきました。
なお、お値段は大きく変わりましたが、復刻版掛け紙やお弁当の中身は変わっていません。出来たてを受け取ったわけですが、出来たては薄味に感じられ(これが洗練されているという評価もあり。)、ご飯が穴子の旨味を吸い取る2時間後位に、味が濃く感じられるとのことです。
びっしりと敷き詰められた穴子には、思わず涎が出てしまいます。穴子は天然ものだそうです。歯ごたえのある肉厚な穴子の蒲焼は、まさに唯一無二の美味しさ、炭火で焼いた香ばしい味と香りが素晴らしいです。
お値段相応の価値は十二分にあり、迷わず購入して良かったと思うとともに、生きていて良かったとも感じる瞬間です。瀬戸内には他にも穴子の駅弁がありますが、やはりこの宮島口駅弁が最高峰であると感じました。
宮島口から三次へ
無事、「あなごめし」を入手して、再び広島電鉄に乗車、観光客で通勤電車並みの混雑でしたが、次の広電阿品で多くの方が下車。大きなショッピングセンターがありましたので、パークアンドライドが実施されているのでしょうか。50分程乗車して紙屋町で下車、隣接の広島バスセンターから三次行の高速バスに乗車します。
広島から三次へは庄原、東城行を含めて、高速バスが1時間に2~3本の割合で運行されています。所要時間は1時間20分~30分、料金は1490円です。
「鉄」ならば当然、JR芸備線を利用すべきところですが、所要時間が高速バスと同程度と健闘している快速「みよしライナー」の運行は本数は1日に僅か5往復、運賃は 1320円と安いのですが、残念ながら利便性では勝負になりません。
広島バスセンター16:20発の三次行は備北交通の運行です。広島駅が始発のこのバス、広島バスセンター発車時点で10名程の乗客、新白島駅で2名、バス待合所もある中筋駅で数名を迎え、約20名で乗客で広島ICから山陽自動車道に入ります。
沼田PAで1名乗車、山深い場所で意外に感じましたが、実はアストラムラインの駅もある市街地が谷間に広がっているのでした。広島JCTから広島自動車道へ。
広島北ICの手前で可部線の廃線跡らしいものを見つつ、広島北JCTからは中国自動車道を走行、途中の千代田ICで半数近くの方が下車、高宮BSで2名乗車と、区間利用が多いことに驚きました。芸備線とは経由地が全く異なるので、路線バス的な役割も担っているようでした。
広島市内の渋滞の影響で三次駅前には7分遅れの17:57に到着。定時性の問題はありますが、それでもとても快適なバスの旅でした。
芸備線のライバルともいえる高速バスが、三次駅前に到着。「鉄」としては敵も知っておかなくてはなりません(?)…ということで乗ってみましたが、残念ながら快適でした。
いつものトレインビューホテルに宿泊
三次の宿はすでに何回も利用しているホテルアルファーワン三次です。
駅から徒歩約500m、途中や周辺にコンビニは見当たりませんが(駅舎内にセブンイレブンはあります)、途中のショッピングセンター「CCプラザ」の中に食品売場があり、9:00~20:00の営業となりますが、不便はなさそうです。
さて、本日(2017年11月12日・日曜日)は禁煙シングル5900円(税込)を予約することができましたが、週末を中心に満室の日が続いているようです。広島での宿泊施設満杯の影響か、まさかの三江線ブーム???でしょうか。
本日は陽が暮れてからの到着、明朝も5時(!!!)の出発とあって、特にトレインビューの指定はしなかったのですが、今回もトレインビュー側の部屋に泊まることができました。
【乗車記録】 ・宮島口15:06→紙屋町16:00 5004B 連接5車体 ・広島バスセンター16:20→三次駅前17:50(実際は17:57) |
本日の駅弁
「あなごめし」の他に、今日は広島駅の駅弁を3食いただきました。
広島駅南口コンコースの駅弁売店は、早朝6時18分時点ですでに営業中。ちなみに新幹線コンコース内にも駅弁売店があり、在来線連絡こ線橋と新幹線コンコースにあるお土産売店内でも駅弁の取り扱いがあります。
早朝ながらすでにこの品揃えで、嬉しくなります。
日曜日だから、数が多めとのことです。
●山のおべんとう
朝食として山陽本線上り列車内でいただいたのは「山のおべんとう」(788円・広島駅弁当㈱)です。ハイキング向けのようですが、朝食としてもちょうどいいお弁当です。
●タナキクマル弁当
昼食は、広島電鉄江波車庫の近くにある江波皿山公園のベンチで、「タナキクマル弁当」(1080円・広島駅弁当㈱)をいただきました。広島カープの「背番号2田中広輔選手」「33菊池涼介選手」「9丸佳浩選手」にちなんだお弁当です。量は多くないものの、元気が出そうなメニューです。
●ミルフィーユカツレツ弁当
夜食は、ホテルで「ミルフィーユカツレツ弁当」(1080円・広島駅弁当㈱)をいただきました。やわらかな味わいで、あっという間に胃に収まりました。
広島地区における鉄道の見えるホテルの一覧
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
---|---|---|
ホテルヴィアイン広島 | 山陽本線 | 広島駅から徒歩1分の好立地ながらも安い。 |
インテリジェントホテル広島 | 山陽新幹線、山陽本線、芸備線 | 広島駅から5分、マツダスタジアム近隣。特におすすめ |
ホテルニューまつお(広島) | 山陽本線、可部線 | 広島駅から4,5分。けっこう古いホテル。在来線のビュー。 |
広島駅前ユニバーサルホテル新幹線口右 | 山陽新幹線、山陽本線、芸備線 | 広島駅から5分。夕食も無料。新幹線中心。 |
⇒次:式敷駅付近で三江線を撮影