●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!
只見線と代行バスの旅(その4):只見線・不通区間の代行バスの旅
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
昨年(2016年)12月、只見線を旅したのですが、会津若松から乗車したところ、倒木により只見~小出間が運休となり、会津川口から引き返すという事態になりました。無念でした。
このままでは成仏できません。(?) そこで2017年4月、余った青春18きっぷを利用して、再び只見線乗車にチャレンジしてきました。
⇒ホームライナー静岡&熱海発黒磯行き・直通列車の旅
⇒1日目に食べた駅弁
⇒只見線・会津川口まで乗車
⇒只見線・不通区間の代行バスの旅(←今ここ)
⇒只見線・只見駅から小出駅まで乗車
⇒小出から糸魚川まで北陸本線ルートで移動
⇒大糸線・糸魚川駅から南小谷駅まで乗車
⇒南小谷駅から名古屋まで帰宅
⇒2日目に食べた駅弁
(地図で見ると、会津川口駅から只見駅までは、かなり距離が有ることが分かります)
⇒参考:この区間の2020年の鉄道旅行記はコチラ
2011年7月の新潟・福島豪雨により不通がとなり、代行バスの運行が続く会津川口~只見間については、昨年12月に地元市町と県が鉄道による復旧を決め(運転再開は早くて2020年度となる見込み)、今年3月27日の復興推進会議において上下分離での復旧が正式決定されたことは既報のとおりです。
JR東日本としてはそれまで、バスの運行継続を主張していました。資料によると 2010年度の平均通過人員が会津若松~会津坂下間で1000人/日を越えているのに対し、会津川口~只見間は49人/日とのこと。数字上ではバスでも問題なさそうな輸送量です。
JR東日本のホームページをみる限り、昨年12月までのバスの運行継続を主張する資料から更新されていないようで、JR東日本としての正式見解がどうなのかは気になるところです。
会津川口の駅舎内にある売店、「金山町観光情報センター OASIS」です。ここで「勝ロール」を買い、只見からの列車内でいただきました。
金山町の玄関口である会津川口の駅舎です。JAと同居しています。こういう作り、三江線の粕淵駅を訪問した時の事を思い出します。
マイクロバス、日野リエッセⅡによる只見駅行代行バスです。地元のバスかタクシー会社の運行のようですが、車体に運行会社の表記はありませんでした。
14分の乗り換え時間で、代行バスは8:15に発車します。乗客は12名、運転手さんが終点の只見以外での降車希望を確認したところ、全員、終点までの乗車です。(途中での乗車もありませんでした。)
バス車内には、料金表や路線図はもとより、料金箱や車内放送も一切ありません。途中での降車希望は先に確認済みで問題はありませんし、地元の方以外に途中で乗降するお客さんがいないということでしょう。
さてバスは、不通となっている只見線と並走する国道252号線を走行、会津川口~本名間の第5只見川橋梁も大きな被害を受けているそうですが、うっかりしていて車内からは確認できず。
しかし、第6只見川橋梁(下の写真)は並行する道路から、その被害の大きさをはっきりと確認することが出来ました。橋桁が完全に流失してしまっている様には、驚きの余り思わず声をあげそうになりました。これは確かに、復旧への道程が険しいことを実感させられる光景ではあります。
対岸の住宅地に被害がなかったのかも気掛かりであるとともに、並行する国道の橋は被害がなかったのは、強度が違うのでしょうか。
本名~会津越川間の第6只見川橋梁です。写真はありませんが、会津横田~会津大塩間の 第7只見川橋梁も橋桁が流失する大きな被害を受けています。(2017.4.2 8:22)
まだまだこの辺りは雪が深く、一方で交通量は少ないです。(2017.4.2 8:28)
国道にはすでに積雪はなく、集落では一部道幅が狭くなるものの、マイクロバスの通行に支障はありません。(2017.4.2 8:37)
この橋梁は無傷のようですが、線路に積もった雪に、列車が通らないことを実感します。(2017.4.2 8:49)
撮影名所でもあった会津塩沢~会津蒲生間の第8只見川橋梁です。無傷に見えますが、橋梁の前後で盛土崩壊や土砂流入等の被害を受けているそうです。(2017.4.2 8:51)
その昔、第8只見川橋梁で撮影をしていました。既に急行「奥只見」は廃止されていましたが、キハ58が運用されていました。こうして往時の写真を眺めると、やはりここは列車に乗って旅したいという感情が強くなります。(1990.10.20)
只見の手前の、やはり列車の来ないコンクリート橋です。会津川口~只見間は1963年に電源開発田子倉専用鉄道(1957年から1961年までダム建設輸送に使用)の施設を改良して、国鉄只見線として開通しました。(2017.4.2 8:59)
9:05、定刻に只見駅に到着しました。駅前には只見荘という旅館がありました。トレインビューではなさそうですが、只見で泊まるのも良さそうです。
只見駅構内「只見町観光まちづくり協会」の売店では土産物を販売しています。
⇒次・只見線・只見駅から小出駅まで乗車
昨年(2016年)12月、只見線を旅したのですが、会津若松から乗車したところ、倒木により只見~小出間が運休となり、会津川口から引き返すという事態になりました。無念でした。
このままでは成仏できません。(?) そこで2017年4月、余った青春18きっぷを利用して、再び只見線乗車にチャレンジしてきました。
⇒ホームライナー静岡&熱海発黒磯行き・直通列車の旅
⇒1日目に食べた駅弁
⇒只見線・会津川口まで乗車
⇒只見線・不通区間の代行バスの旅(←今ここ)
⇒只見線・只見駅から小出駅まで乗車
⇒小出から糸魚川まで北陸本線ルートで移動
⇒大糸線・糸魚川駅から南小谷駅まで乗車
⇒南小谷駅から名古屋まで帰宅
⇒2日目に食べた駅弁
(地図で見ると、会津川口駅から只見駅までは、かなり距離が有ることが分かります)
【乗車記録】 ・会津川口8:15→只見9:05 (代行バス) |
⇒参考:この区間の2020年の鉄道旅行記はコチラ
不通区間の代行バスから見た、運休中の只見線の光景など
2011年7月の新潟・福島豪雨により不通がとなり、代行バスの運行が続く会津川口~只見間については、昨年12月に地元市町と県が鉄道による復旧を決め(運転再開は早くて2020年度となる見込み)、今年3月27日の復興推進会議において上下分離での復旧が正式決定されたことは既報のとおりです。
JR東日本としてはそれまで、バスの運行継続を主張していました。資料によると 2010年度の平均通過人員が会津若松~会津坂下間で1000人/日を越えているのに対し、会津川口~只見間は49人/日とのこと。数字上ではバスでも問題なさそうな輸送量です。
JR東日本のホームページをみる限り、昨年12月までのバスの運行継続を主張する資料から更新されていないようで、JR東日本としての正式見解がどうなのかは気になるところです。
会津川口の駅舎内にある売店、「金山町観光情報センター OASIS」です。ここで「勝ロール」を買い、只見からの列車内でいただきました。
金山町の玄関口である会津川口の駅舎です。JAと同居しています。こういう作り、三江線の粕淵駅を訪問した時の事を思い出します。
マイクロバス、日野リエッセⅡによる只見駅行代行バスです。地元のバスかタクシー会社の運行のようですが、車体に運行会社の表記はありませんでした。
14分の乗り換え時間で、代行バスは8:15に発車します。乗客は12名、運転手さんが終点の只見以外での降車希望を確認したところ、全員、終点までの乗車です。(途中での乗車もありませんでした。)
バス車内には、料金表や路線図はもとより、料金箱や車内放送も一切ありません。途中での降車希望は先に確認済みで問題はありませんし、地元の方以外に途中で乗降するお客さんがいないということでしょう。
さてバスは、不通となっている只見線と並走する国道252号線を走行、会津川口~本名間の第5只見川橋梁も大きな被害を受けているそうですが、うっかりしていて車内からは確認できず。
しかし、第6只見川橋梁(下の写真)は並行する道路から、その被害の大きさをはっきりと確認することが出来ました。橋桁が完全に流失してしまっている様には、驚きの余り思わず声をあげそうになりました。これは確かに、復旧への道程が険しいことを実感させられる光景ではあります。
対岸の住宅地に被害がなかったのかも気掛かりであるとともに、並行する国道の橋は被害がなかったのは、強度が違うのでしょうか。
本名~会津越川間の第6只見川橋梁です。写真はありませんが、会津横田~会津大塩間の 第7只見川橋梁も橋桁が流失する大きな被害を受けています。(2017.4.2 8:22)
まだまだこの辺りは雪が深く、一方で交通量は少ないです。(2017.4.2 8:28)
国道にはすでに積雪はなく、集落では一部道幅が狭くなるものの、マイクロバスの通行に支障はありません。(2017.4.2 8:37)
この橋梁は無傷のようですが、線路に積もった雪に、列車が通らないことを実感します。(2017.4.2 8:49)
撮影名所でもあった会津塩沢~会津蒲生間の第8只見川橋梁です。無傷に見えますが、橋梁の前後で盛土崩壊や土砂流入等の被害を受けているそうです。(2017.4.2 8:51)
その昔、第8只見川橋梁で撮影をしていました。既に急行「奥只見」は廃止されていましたが、キハ58が運用されていました。こうして往時の写真を眺めると、やはりここは列車に乗って旅したいという感情が強くなります。(1990.10.20)
只見の手前の、やはり列車の来ないコンクリート橋です。会津川口~只見間は1963年に電源開発田子倉専用鉄道(1957年から1961年までダム建設輸送に使用)の施設を改良して、国鉄只見線として開通しました。(2017.4.2 8:59)
9:05、定刻に只見駅に到着しました。駅前には只見荘という旅館がありました。トレインビューではなさそうですが、只見で泊まるのも良さそうです。
只見駅構内「只見町観光まちづくり協会」の売店では土産物を販売しています。
⇒次・只見線・只見駅から小出駅まで乗車