小出から長岡経由、糸魚川まで北陸本線&えちごトキめき鉄道利用で移動

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只見線と代行バスの旅(その6):小出から糸魚川まで北陸本線ルートで移動

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。

昨年(2016年)12月、只見線を旅したのですが、会津若松から乗車したところ、倒木により只見~小出間が運休となり、会津川口から引き返すという事態になりました。無念でした。

このままでは成仏できません。(?) そこで2017年4月、余った青春18きっぷを利用して、再び只見線乗車にチャレンジしてきました。



ホームライナー静岡&熱海発黒磯行き・直通列車の旅
1日目に食べた駅弁
只見線・会津川口まで乗車
只見線・不通区間の代行バスの旅
只見線・只見駅から小出駅まで乗車
⇒小出から糸魚川まで北陸本線ルートで移動(←今ここ
大糸線・糸魚川駅から南小谷駅まで乗車
南小谷駅から名古屋まで帰宅
2日目に食べた駅弁




【乗車記録】

・小出11:13→長岡11:48 クモハE129-118 4両
・長岡12:07→直江津13:33 クモハ129-112 2両
・直江津14:29→糸魚川15:10 ET122-8 1両





小出から上越線で長岡、そして北陸本線に乗り換え


只見線の旅で、すでにお腹一杯といった感じですが、まだ先は長いです。小出から乗車した長岡行はE129系の4両編成、それほど混んではいませんが、1両に4つあるボックス席はすでに人影があり、ロングシート部分に座ります。

しかしJR東日本はロングシートがお好みですね。首都圏の増発や増結の余地のない通勤列車はともかく、地方までロングシート車あるいはロングシート部分を拡大した車両が蔓延すると、座席定員が減る結果となり、サービスダウンにより自動車への以降が加速するのではと心配しています。

更に鉄道旅行を趣味とする私ですら、ロングシート車両ばかりの旅は遠慮したいです。その点、JR西日本はクロスシート車の投入が続き、「乗り鉄」には嬉しい限りです。

一方で、運用車両の統一により阪和線は普通列車も含めて全列車がクロスシート車になりそうな勢いで、それはそれでどうかと思いますが・・・。 などと考えているうちに、爆睡。気が付いたら長岡駅の手前でした。ここまで来ると積雪はほとんど見当たらなくなりました。

E129系車内
ロングシートとクロスシートが半々のE129系車内。(長岡駅到着後に撮影)しかしJR東日本は、普通列車には絶対に転換クロスシートを導入しないのですね。

長岡駅に到着した上越線のE129系電車
長岡から乗車した直江津行は、E129系2両のワンマン運転でした。


長岡では19分の待ち合わせで、駅弁を購入(詳細は別稿で)のうえ、12:07発の直江津行に乗車。座席が半分程度埋まる乗車率で、私は運良く海側のボックス席に座ることが出来ました。

お客さんは地元の方が大半のようで、「鉄分」は低め。各駅で数人の乗降があり、柏崎ではお客さんが大きく入れ替わります。しかし車内は適度な空席を残したままです。この列車、以前は115系3連でした。それが2両ワンマンで適正な輸送力とは、幹線でも地方ではお客さんが減っているのでしょうか。

柏崎の次、鯨波からは右側車窓に日本海が広がります。今日は晴天、佐渡島をはっきりと望むことが出来ました。直江津には13:33に到着。同じホームの反対側から1分の接続で発車する妙高高原行は2両で、立ち客多数の盛況です。混むのは高田、あるいは新幹線の乗換駅である上越妙高までかも知れませんが、昼間からこれでは輸送力不足です。

私は糸魚川行の発車まで約1時間の待ち合わせ。長いホームを持て余し気味で、列車が発車すると閑散としたベンチで、ゆっくりと「ビールと駅弁」をいただきました。

ちなみに改札口前には、駅弁の出店が健在。新幹線開業でどうなるかと心配しましたが、有難いことです。ここで夕食用に一個購入しておきます。

北陸本線の鯨波~青海川間の日本海の車窓
鯨波~青海川間の車窓。撮影名所のこの付近で、115系、485系健在の頃に写真を撮っておけば…と後悔です。(2017.4.2 12:58)

妙高駅に到着した北陸本線のE129系電車
13:33に到着した列車は、折り返し14:20発長岡行になります。この時間帯、直江津駅に発着する列車は1~2両編成ばかりです。





直江津駅で撮影した、北陸本線・国鉄型車両の撮影記録


特急街道だった直江津駅の時刻表
しかし、僅か2年前までは特急列車街道でした。 (2015.2.28)

札幌行きトワイライトエクスプレスの直江津駅到着の場面
2015年3月13日到着の列車をもって、大阪~札幌間の運行が終わった「トワイライトエクスプレス」です。札幌行の直江津駅到着シーンですが、露出が苦しいです。 (2015.2.28 17:57)

直江津駅でトワイライトエクスプレスを撮影する撮り鉄
停車時間のある直江津駅は撮影隊で大賑わいでした。


何とか正面から撮影できた1枚です。編成写真の撮影は無理でした。


動体ブレでお見苦しい写真ですが、直江津駅思い出の1シーンとして記憶しておきたいです。

新潟行特急「北越(485系)」が直江津駅に到着
新潟行特急「北越」が直江津駅に到着。最後の485系定期列車であった、糸魚川~新潟間の快速列車も2017年3月のダイヤ改正で廃止されてしまいました。 (2015.2.28 17:25)

直江津駅の長野色115系電車
長野色の115系も今となっては懐かしい姿です。(2015.3.1 13:02)

富山方面に行く急行型電車(直江津駅)
糸魚川、富山方面の北陸本線には、3両編成の急行型電車が運用されていました。 (2015.3.1 7:40)



北陸本線転換の第三セクター、えちごトキめき鉄道で糸魚川へ



そして現在の北陸本線(えちごトキめき鉄道)は単行の気動車です。JR西日本姫新線で運用されているキハ122をベースに製作された車両です。


ゆったりとしたボックスシートがいいです。この車両「ET122-8」はイベント対応車で、一般車両は転換クロスシートだそうです。


直江津14:29発の北陸本線(えちごトキめき鉄道=第3セクター)泊行は、各ボックスに2~3名程度のお客さんを乗せて発車。海側の座席に座ることはできませんでしたが、この区間はトンネルばかりなので良しとしましょう。

当然ながら、青春18きっぷは使用できないので、糸魚川まで670円の乗車券を購入済みです。直江津も糸魚川もJR在来線とえちごトキめき鉄道の改札口は一緒で、中間改札もないことから、車掌さんが乗務して車内改札を行っていました。

トンネル駅で有名な筒石駅も乗降客はいませんでしたが、車窓からみる限り大きな変化はなさそうです。 糸魚川には15:10着。上り北陸本線ホームの先端の大糸線ホームから4分の好接続で、南小谷行が発車します。

参考雪月花の午後便「月コース和食」が美味い(えちごトキめき鉄道)


⇒次・大糸線・糸魚川駅から南小谷駅まで乗車


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