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只見線、磐越西線キハ40系乗車記(その2)・・・只見線小出口と只見線代行バスの旅
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は2020年3月のダイヤ改正で引退した只見線と磐越西線のキハ40系乗車記です。
今回の旅行記は複数ページに分けて紹介しています。興味関心のあるところをお読みください。なお、本ページのコンテンツは、上記の動画コンテンツとも重複する部分が多数です。文字を読んで頂いて、その上で動画も見て頂いて、雰囲気を完全に理解して頂けると宜しいかと思います。
⇒飯山線に乗車&内ヶ巻で撮影
⇒只見線小出口と只見線代行バスの旅(←今ここ)
⇒只見線~磐越西線・キハ40系の惜別乗車
⇒キハ40を撮影@新関駅&新津駅
⇒焼島貨物駅でDD200を撮影
本日、2020年3月8日(日)は只見線に乗車し、会津若松から磐越西線で新潟へ抜ける計画です。 昨晩合流した、本サイト「鉄宿!」管理人P氏とともに旅します。
小出駅です。広い駅前広場がありみどりの窓口もある有人駅ですが、昨日降り立った時はすでに営業時間外で窓口や改札口は無人でした。(2020.3.8 7:41)
2019年10月5日~2020年2月2日の土日祝に、只見線利活用計画に対する実証事業として、特産品の車内販売が会津柳津~会津川口間で実施されたそうですが、通常は只見線で車内販売はありません。小出駅に売店はなく、コンビニも駅周辺にはないため、食料難民にならないよう事前に準備が必要です。
小出から7:58発只見行に乗車します。キハ40の2連は只見まで往復した後に小出から新津まで回送され、別の編成が新津から回送されて午後の列車から運用されます。災害前2011年3月改正のダイヤでは、小出5:32発会津若松行の次は13:17発会津若松行となり、本日乗車する7:58発の列車は設定がありませんでした。(2020.3.8 7:48)
入広瀬~大白川間の車窓です。信濃川水系魚野川の支流である破間川を渡ります。只見線沿線も雪が少ないです。(2020.3.8 8:40)
大白川~只見間の旧田子倉駅付近では少しだけ田子倉湖を望むことができました。さすがに積雪が見られます。この区間で新潟県から福島県へと県境を超えます。(2020.3.8 9:04)
列車は半分以上のボックス席にお客さんがいる程度の乗車率で、途中駅での乗降は僅か、多くの鉄分濃い目の乗客は小出から終点の只見まで乗車しました。(2020.3.8 9:16)
2011年7月の豪雨災害により不通となっている只見~会津川口間は、地元タクシー会社が運行する列車代行バスに乗車することになります。もちろんJR乗車券や青春18きっぷで乗車することができます。
只見ではそのまま列車で折り返す方も少なくないようで、9:25発の列車代行バスには18名が乗車しました。乗客に地元客は皆無で、我々をはじめ全員が鉄分濃い目の旅行者でした。(2020.3.8 9:19)
代行バスから眺める車窓風景も第一級です。会津塩沢駅に近い第8只見川橋梁です。 (2020.3.8 9:38)
上の写真と同じ第8只見川橋梁を行く只見線列車です。急行列車は廃止されていましたが、キハ58系の活躍が続いていました。鉄道の復旧完了は2021年度中とのことで、再び列車で旅する事のできる日が待ち遠しいです。(1990.10.20)
会津川口では列車との接続時間が約2時間あるので、手前の本名(ほんな)で代行バスを下車して会津川口駅まで歩くことにします。
列車代行バスに地元の方以外の途中停留所での利用はないということでしょうか、車内放送は一切なし、車内に路線図や料金表もなく、途中の降車は非常にハードルが高いです。
しかし、乗降がない場合でも各停留所で少しだけ停車するため、その間に停留所を確認して降車することができます。
各停留所に一般的なバス停標識はなく、本名バス停は元商店と思しき民家の軒先に停留所名と時刻表が貼付されていました。 (2020.3.8 10:10)
本名から会津川口まで鉄道営業距離は2.8㎞で、並走する国道252号線を歩くことになります。
ホームが1両分のみの本名駅は2011年7月の豪雨災害以来休止中です。2011年3月のダイヤ改正時点で、小出行8:15、15:32、19:07、会津若松行8:00、15:15、18:36の3往復が発着していました。通学利用に特化したダイヤですが、復旧後の観光利用を視野に入れるなら、日中にも列車の設定が欲しいところです。
本名駅は福島県大沼郡金山町にあり、周辺は集落となっています。本サイト「鉄宿!」管理人P氏とともに徘徊します。
国道252号線は歩道が完備し、雪もないことから快適安心安全な徒歩移動となりました。取材活動に余念がないP氏は、今年度(2019年度)に架橋が完了したばかりの只見線第5只見川橋梁を撮影中です。(2020.3.8 10:37)
会津川口駅のある集落の入口付近には会津バスの川口車庫があります。そしてその上には 福島県立川口高校があり、代行バスも近くで停車します。(2020.3.8 10:53)
川口車庫に発着するバスは3往復で、片道1310円とはなかなかの距離です。一度乗ってみたい興味深いバス路線です。
会津川口駅に到着。3㎞弱、のんびり歩いて50分の徒歩旅でした。
⇒次:只見線~磐越西線・キハ40系の惜別乗車
今回の旅行記は複数ページに分けて紹介しています。興味関心のあるところをお読みください。なお、本ページのコンテンツは、上記の動画コンテンツとも重複する部分が多数です。文字を読んで頂いて、その上で動画も見て頂いて、雰囲気を完全に理解して頂けると宜しいかと思います。
⇒飯山線に乗車&内ヶ巻で撮影
⇒只見線小出口と只見線代行バスの旅(←今ここ)
⇒只見線~磐越西線・キハ40系の惜別乗車
⇒キハ40を撮影@新関駅&新津駅
⇒焼島貨物駅でDD200を撮影
小出から只見線で只見へ
本日、2020年3月8日(日)は只見線に乗車し、会津若松から磐越西線で新潟へ抜ける計画です。 昨晩合流した、本サイト「鉄宿!」管理人P氏とともに旅します。
小出駅です。広い駅前広場がありみどりの窓口もある有人駅ですが、昨日降り立った時はすでに営業時間外で窓口や改札口は無人でした。(2020.3.8 7:41)
2019年10月5日~2020年2月2日の土日祝に、只見線利活用計画に対する実証事業として、特産品の車内販売が会津柳津~会津川口間で実施されたそうですが、通常は只見線で車内販売はありません。小出駅に売店はなく、コンビニも駅周辺にはないため、食料難民にならないよう事前に準備が必要です。
小出から7:58発只見行に乗車します。キハ40の2連は只見まで往復した後に小出から新津まで回送され、別の編成が新津から回送されて午後の列車から運用されます。災害前2011年3月改正のダイヤでは、小出5:32発会津若松行の次は13:17発会津若松行となり、本日乗車する7:58発の列車は設定がありませんでした。(2020.3.8 7:48)
入広瀬~大白川間の車窓です。信濃川水系魚野川の支流である破間川を渡ります。只見線沿線も雪が少ないです。(2020.3.8 8:40)
大白川~只見間の旧田子倉駅付近では少しだけ田子倉湖を望むことができました。さすがに積雪が見られます。この区間で新潟県から福島県へと県境を超えます。(2020.3.8 9:04)
列車は半分以上のボックス席にお客さんがいる程度の乗車率で、途中駅での乗降は僅か、多くの鉄分濃い目の乗客は小出から終点の只見まで乗車しました。(2020.3.8 9:16)
只見から代行バスに乗車
2011年7月の豪雨災害により不通となっている只見~会津川口間は、地元タクシー会社が運行する列車代行バスに乗車することになります。もちろんJR乗車券や青春18きっぷで乗車することができます。
只見ではそのまま列車で折り返す方も少なくないようで、9:25発の列車代行バスには18名が乗車しました。乗客に地元客は皆無で、我々をはじめ全員が鉄分濃い目の旅行者でした。(2020.3.8 9:19)
代行バスから眺める車窓風景も第一級です。会津塩沢駅に近い第8只見川橋梁です。 (2020.3.8 9:38)
上の写真と同じ第8只見川橋梁を行く只見線列車です。急行列車は廃止されていましたが、キハ58系の活躍が続いていました。鉄道の復旧完了は2021年度中とのことで、再び列車で旅する事のできる日が待ち遠しいです。(1990.10.20)
会津川口では列車との接続時間が約2時間あるので、手前の本名(ほんな)で代行バスを下車して会津川口駅まで歩くことにします。
列車代行バスに地元の方以外の途中停留所での利用はないということでしょうか、車内放送は一切なし、車内に路線図や料金表もなく、途中の降車は非常にハードルが高いです。
しかし、乗降がない場合でも各停留所で少しだけ停車するため、その間に停留所を確認して降車することができます。
各停留所に一般的なバス停標識はなく、本名バス停は元商店と思しき民家の軒先に停留所名と時刻表が貼付されていました。 (2020.3.8 10:10)
本名から会津川口まで歩いてみた
本名から会津川口まで鉄道営業距離は2.8㎞で、並走する国道252号線を歩くことになります。
ホームが1両分のみの本名駅は2011年7月の豪雨災害以来休止中です。2011年3月のダイヤ改正時点で、小出行8:15、15:32、19:07、会津若松行8:00、15:15、18:36の3往復が発着していました。通学利用に特化したダイヤですが、復旧後の観光利用を視野に入れるなら、日中にも列車の設定が欲しいところです。
本名駅は福島県大沼郡金山町にあり、周辺は集落となっています。本サイト「鉄宿!」管理人P氏とともに徘徊します。
国道252号線は歩道が完備し、雪もないことから快適安心安全な徒歩移動となりました。取材活動に余念がないP氏は、今年度(2019年度)に架橋が完了したばかりの只見線第5只見川橋梁を撮影中です。(2020.3.8 10:37)
会津川口駅のある集落の入口付近には会津バスの川口車庫があります。そしてその上には 福島県立川口高校があり、代行バスも近くで停車します。(2020.3.8 10:53)
川口車庫に発着するバスは3往復で、片道1310円とはなかなかの距離です。一度乗ってみたい興味深いバス路線です。
会津川口駅に到着。3㎞弱、のんびり歩いて50分の徒歩旅でした。
【乗車記録】 ・小出7:58→只見9:15 キハ48-545 2両 ・只見9:25→本名10:10 (代行バス) |
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