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秘境駅経由増毛への旅・その8:瀬越駅、阿分駅、礼受駅を撮影、ついに全駅撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。12月に廃止となる留萌本線増毛に行ってきました。その模様と、その道すがらの鉄道旅行をお伝えします。(2016年6月末~7月初めに旅行)
最終日となる7月2日は留萌本線瀬越駅から出発です。宿泊したホテルは留萌十字街に近く、瀬越駅にも1キロほどで歩けそうです。留萌十字街から国道を南下、寿町バス停先の歩道橋付近を右折し急な坂道を下ると、瀬越駅に到着です。
瀬越駅に到着する深川行。曇天で昼前から雨の予報。ファンの方がいらっしゃいます(6:37)
【秘境駅経由増毛への旅・ご興味のあるページをご覧ください】
⇒名古屋からドリームなごや&北海道新幹線はやぶさで移動
⇒小幌駅を撮影・怖くなる位の強烈な秘境感
⇒豊ヶ岡駅を撮影・ここも秘境駅
⇒新十津川駅は1日1往復・廃止になる前に撮影しよう
⇒留萌本線の秘境駅・峠下駅を撮影
⇒箸別(はしべつ)駅・信砂(のぶしゃ)駅付近で撮影
⇒舎熊(しゃぐま)駅に立ち寄り、ついに増毛駅に到着
⇒瀬越駅、増毛駅、阿分駅、礼受駅を撮影(←今ここ)
⇒増毛の國稀酒造、そして雄冬を訪問
⇒高速るもい号・立ち食いソバ・留萌本線入場券(最終回)
瀬越駅は税務署や市役所に近く、坂道を上る必要がありますが、留萌の中心街に場所にあることがわかりました。
まず、6:37発の深川行を撮影します。早朝にもかかわらず数名の同業者が出動しています。台地の上から俯瞰撮影も考えましたが、土手に繁茂する草で列車が隠れてしまい、いいアングルが見つかりません。移動時間もないことから、駅で撮影します。(冒頭の写真)
片面ホームの瀬越駅。左上の台地に国道と市街地が広がっています。
増毛行が到着。左側は海岸です。(6:54)
瀬越6:54発の増毛行に乗車すると、意外に混んでいて、ロングシート部分に座ります。この列車は5:44の深川が始発ですが、皆さんどこから乗っているのでしょうか。
ロングシートでしたが、何とか日本海の車窓風景を堪能し、7:20に増毛到着。私にとってはこれが最後の増毛駅下車の可能性が大きいのですが、そう考えると感慨深いものがあります。
増毛駅到着。駅舎内のお店は営業時間前でした。増毛の様子は、留萌本線・冬の増毛駅へ(2015年の冬の記録です)のページも併せて参考になさって下さい。
増毛駅にて。お客さんは趣味の方ばかりです。
増毛駅を発車する深川行。(7:35)
7:35発の列車を見送ると、列車はお昼までありません。またまた沿岸バスで移動します。今日は一日乗車券を用意していますので、心行くまでバスに乗ります。まだ訪れたことのない阿分駅と礼受駅に行くこととし、増毛駅前から8:15発の留萌市民病院行のバスに乗ります。
お客さんは地元の方ばかり10名程。中学生の娘さんを連れたお母さんは、顔見知りの方と眼科検診に引っかかった娘さんの通院だと話されています。(そういえば、うちの中学生の娘も同じく学校の眼科検診で再検査となったことを、こんなところで思い出しました。これも旅情です??)
確かに、7:35発の列車では通院には早すぎて不便です。途中から乗ってくるお客さんもいて、地元の方の多くが、バス利用に移行していることを実感します。 8:33、阿分バス停で降りて阿分駅を訪れます。
今日は一日乗車券「萌えっ子フリーきっぷ」(2,370円)を利用。昨日、留萌駅前の沿岸バス窓口で購入しました。いささか使用するのに抵抗のある図柄ですが、話題性の点で上手い戦略です。
この図柄のおかげで、名古屋在住の私ですら留萌~羽幌付近に沿岸バスという会社があり、不思議な図柄のフリー切符を出していることを知っていましたので。
ちなみに二日券もあり、豊富~幌延~羽幌~留萌~増毛~雄冬の日本海側の路線に乗車でき(特急便や旭川線、留萌市内線は不可)、使い方によってはかなりお得です。
阿分バス停から山側に集落を少し上ったところにある阿分駅。1両分にも満たない板切れホームです。1987年の分割民営化時に仮乗降場から駅になりました。
阿分駅のすぐ横にある旧阿分小学校。昨年春、別苅小学校とともに廃校となりました。この春、舎熊小学校が廃校となり、現在、増毛町内の小中学校は増毛中学校と増毛小学校のみだそうで、子どもたちはスクールバスで通っているのでしょうか。
縁もゆかりもない通りすがりの旅人ですが、廃校というものを目の当たりにすると、非常に寂しい気持ちになります。
阿分駅から礼受駅間は営業キロが1.3キロなので、歩くことにします。途中で増毛町から留萌市になり、礼受駅バス停を少し過ぎた国道より少し高い場所に駅があります。集落の中にある貨車駅です。
国道からすぐですが、見えないのでわかりにくいです。
駅の海側には建物が結構あります。
この駅も清掃が行き届いています。
⇒次:増毛の國稀酒造、そして雄冬を訪問
最終日となる7月2日は留萌本線瀬越駅から出発です。宿泊したホテルは留萌十字街に近く、瀬越駅にも1キロほどで歩けそうです。留萌十字街から国道を南下、寿町バス停先の歩道橋付近を右折し急な坂道を下ると、瀬越駅に到着です。
瀬越駅に到着する深川行。曇天で昼前から雨の予報。ファンの方がいらっしゃいます(6:37)
【秘境駅経由増毛への旅・ご興味のあるページをご覧ください】
⇒名古屋からドリームなごや&北海道新幹線はやぶさで移動
⇒小幌駅を撮影・怖くなる位の強烈な秘境感
⇒豊ヶ岡駅を撮影・ここも秘境駅
⇒新十津川駅は1日1往復・廃止になる前に撮影しよう
⇒留萌本線の秘境駅・峠下駅を撮影
⇒箸別(はしべつ)駅・信砂(のぶしゃ)駅付近で撮影
⇒舎熊(しゃぐま)駅に立ち寄り、ついに増毛駅に到着
⇒瀬越駅、増毛駅、阿分駅、礼受駅を撮影(←今ここ)
⇒増毛の國稀酒造、そして雄冬を訪問
⇒高速るもい号・立ち食いソバ・留萌本線入場券(最終回)
瀬越駅を訪問、留萌本線に乗ると、意外と混んでいた
瀬越駅は税務署や市役所に近く、坂道を上る必要がありますが、留萌の中心街に場所にあることがわかりました。
まず、6:37発の深川行を撮影します。早朝にもかかわらず数名の同業者が出動しています。台地の上から俯瞰撮影も考えましたが、土手に繁茂する草で列車が隠れてしまい、いいアングルが見つかりません。移動時間もないことから、駅で撮影します。(冒頭の写真)
片面ホームの瀬越駅。左上の台地に国道と市街地が広がっています。
増毛行が到着。左側は海岸です。(6:54)
瀬越6:54発の増毛行に乗車すると、意外に混んでいて、ロングシート部分に座ります。この列車は5:44の深川が始発ですが、皆さんどこから乗っているのでしょうか。
貨車で出来た舎熊駅を訪問、撮影
ロングシートでしたが、何とか日本海の車窓風景を堪能し、7:20に増毛到着。私にとってはこれが最後の増毛駅下車の可能性が大きいのですが、そう考えると感慨深いものがあります。
増毛駅到着。駅舎内のお店は営業時間前でした。増毛の様子は、留萌本線・冬の増毛駅へ(2015年の冬の記録です)のページも併せて参考になさって下さい。
増毛駅にて。お客さんは趣味の方ばかりです。
増毛駅を発車する深川行。(7:35)
阿分(あふん)駅を撮影
7:35発の列車を見送ると、列車はお昼までありません。またまた沿岸バスで移動します。今日は一日乗車券を用意していますので、心行くまでバスに乗ります。まだ訪れたことのない阿分駅と礼受駅に行くこととし、増毛駅前から8:15発の留萌市民病院行のバスに乗ります。
お客さんは地元の方ばかり10名程。中学生の娘さんを連れたお母さんは、顔見知りの方と眼科検診に引っかかった娘さんの通院だと話されています。(そういえば、うちの中学生の娘も同じく学校の眼科検診で再検査となったことを、こんなところで思い出しました。これも旅情です??)
確かに、7:35発の列車では通院には早すぎて不便です。途中から乗ってくるお客さんもいて、地元の方の多くが、バス利用に移行していることを実感します。 8:33、阿分バス停で降りて阿分駅を訪れます。
今日は一日乗車券「萌えっ子フリーきっぷ」(2,370円)を利用。昨日、留萌駅前の沿岸バス窓口で購入しました。いささか使用するのに抵抗のある図柄ですが、話題性の点で上手い戦略です。
この図柄のおかげで、名古屋在住の私ですら留萌~羽幌付近に沿岸バスという会社があり、不思議な図柄のフリー切符を出していることを知っていましたので。
ちなみに二日券もあり、豊富~幌延~羽幌~留萌~増毛~雄冬の日本海側の路線に乗車でき(特急便や旭川線、留萌市内線は不可)、使い方によってはかなりお得です。
阿分バス停から山側に集落を少し上ったところにある阿分駅。1両分にも満たない板切れホームです。1987年の分割民営化時に仮乗降場から駅になりました。
阿分駅のすぐ横にある旧阿分小学校。昨年春、別苅小学校とともに廃校となりました。この春、舎熊小学校が廃校となり、現在、増毛町内の小中学校は増毛中学校と増毛小学校のみだそうで、子どもたちはスクールバスで通っているのでしょうか。
縁もゆかりもない通りすがりの旅人ですが、廃校というものを目の当たりにすると、非常に寂しい気持ちになります。
最後に礼受(れうけ)駅を撮影、留萌本線の廃止区間の全駅訪問を達成
阿分駅から礼受駅間は営業キロが1.3キロなので、歩くことにします。途中で増毛町から留萌市になり、礼受駅バス停を少し過ぎた国道より少し高い場所に駅があります。集落の中にある貨車駅です。
国道からすぐですが、見えないのでわかりにくいです。
駅の海側には建物が結構あります。
この駅も清掃が行き届いています。
【乗車記録】 ・瀬越6:54→増毛7:20 キハ54-505 1両 ・増毛駅前8:15→阿分8:33 (沿岸バス) |
⇒次:増毛の國稀酒造、そして雄冬を訪問