京終駅で105系などを撮影

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松浦鉄道乗車と軍艦島訪問記(その7)・・・京終駅で105系などを撮影してから帰宅

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は本サイト「鉄宿!」管理人であるP氏とともに旅した松浦鉄道と長崎軍艦島訪問の記録です。

名古屋から佐世保まで移動
松浦鉄道の乗り鉄
大村線に乗車して長崎へ
軍艦島の上陸ツアーに参加
長崎本線の各駅停車に乗って博多・小倉へ
名門大洋フェリーの新門司港~大阪南港に乗船
⇒京終駅で撮影してから帰宅(←今ここ





ニュートラムを撮影


本サイト「鉄宿!」管理人P氏とは昨日(2018年9月1日)に博多駅で別れ、ひとり旅となった私はフェリーで九州を離れて本日(9月2日)朝に大阪南港に到着したのでした。

残り1回分となった青春18きっぷを利用して名古屋へ帰るのみですが、フェリー下船後の最寄り駅のフェリーターミナル駅からニュートラムに乗車したものの、ついつい撮影活動を行ってしまい早くも迷走状態となりました。


ニュートラムの駅はホームドアが設置されホームはガラス等で囲われています。光線状態やガラス越しの撮影可否を見極めて、南港口駅で下車し撮影活動を行います。ホーム端から到着する住之江公園行を撮影します。(2018.9.2 9:07)


ニュートラムの乗車も久々で、ほぼ初乗り気分です。 このニュートラム南港ポートタウン線は1981年(昭和56年)の開業(住之江公園~中ふ頭)で、新交通システムとしては神戸に次いで2番目だそうで、大阪の地下鉄と同様にこの4月から民営化され大阪市高速電気軌道の路線となっています。

車両は3代目の200系の増備により2代目の100A系の置き換えが進行中とのこと。こいつはノーマークで、うっかりしていました。


南港東駅や平林駅にも行ってみたのですが、先客(!!)がいらっしゃったり、障害物があったりして南港口駅に戻ってきました。この200系は2016年(平成28年)から運行されており、編成ごとで色が違っていてカラフルです。(2018.9.2 9:42)


21本が導入された100A系も撮影時点で残すところ3編成、そのうちこの日は第23号編成のみ撮影することができました。住之江公園とコスモスクエアで折り返し1往復してきた23号編成を南港口駅で2回目の撮影です。なお100A系の最終増備車両は2002年製ながら既に廃車済み、新交通システムの車両は一般の鉄道車両に比べて寿命が短いようです。(2018.9.2 9:52)

参考大阪の鉄道の見えるホテルの一覧





京終(きょうばて)駅で撮影


ニュートラムの撮影で予想外に時間が掛かってしまいました。明日は仕事、3日間も家を空けていることもあり、夕食までには帰宅(名古屋)したいので先を急ぎます…といいつつ少々迷走です。

復刻塗色車両が気になる近鉄田原本線に向かうべく王寺駅で下車したものの、暑さの余り心が折れ再び関西本線に乗車します。田原本線は機会を改め万全の態勢で臨みたいです。

結局、来春の新型車両導入に伴い置き換えられることになった105系を桜井線京終駅で撮影するにとどめ、名古屋へ帰宅することにしました。

ところで、姿を現した新型車両227系1000番代は広島地区に投入されている227系0番代と異なり、オールロングシート仕様です。近距離利用者が大半と思われる桜井・和歌山線では実情に合っているかも知れませんが、優れた車窓風景を誇る紀勢本線でも紀伊田辺以南でも引き続きロングシート車ということで、「乗り鉄」の立場からは残念です。


11:40発京都行は淘汰が進む103系4連でした。なお、後ろに見えているホテルはトレインビューのホテル日航奈良です。(2018.9.2 11:37)


桜井線列車に乗り、奈良から一つ目の駅である京終駅で下車します。(2018.9.2 11:41)






京終駅に降り立つのは初めてではありません。7年前には1898年(明治31年)建設の重厚な木造駅舎が残されていたものの、無人駅となって久しい状態でした。(2011.4.2)


なんと古い駅舎は見事に再生されていました。JRから駅舎の譲渡を受けた奈良市が復元工事を行ったそうで、さすがの見識です。古い駅舎も価値ある文化財となります。 (2018.9.2 12:01)


自動券売機とICカードの読取機が設置された無人駅です。旧事務室部分は整備工事中でした。


駅とは思えないような空間に整備された待合室です。列車の待ち時間も苦になりません。


撮影活動開始です。京終駅に到着する奈良行を撮影、この時間のこの向きは晴れれば完全逆光です。桜井線・和歌山線で運用される105系は4扉車で、103系からの改造とあって車齢はかなり高いです。(2018.9.2 11:55)


先頭クハ104はクハ103形1000番代から改造された車両で、種車の面影を良く残していますが改造によりお手洗いが設置されています。(2018.9.2 12:11)


「万葉の四季彩」ラッピングは現在では見ることができません。(2011.4.2 12:13)


105系化改造時に103系の中間車に運転台を取り付けたタイプのクハ104です。この電車で和歌山まで3時間近くを乗り通す旅も、また味わい深い感じがします。 (2018.9.2 12:40)


和歌山・桜井線の105系といえばこの塗色のイメージが強いです。単色化に伴い2015年に姿を消しました。一部の車両は更新工事により戸袋窓が埋められています。(2011.4.2 13:12)


阪和線から転属した205系が奈良線で運用されています。(2018.9.2 13:10)



関西本線で名古屋へ


奈良駅に戻り、加茂と亀山で乗り換えて名古屋へ向かいます。


関西本線加茂から乗車した亀山行はキハ120の2連ワンマン列車です。座席がほぼ埋まる結構な乗車率で出発します。(2018.9.2 13:38)


伊賀上野までは下車が続き空席が目立つようになりながら、柘植では草津線と好接続で再び席が埋まります。加茂から約1時間20分乗車して15:05に亀山に到着。ロングシート車での旅は半ば修行と化しますが、今回はロングシートながら先頭車最前部に腰掛け前面展望を楽しむことができたので、意外に退屈しない道中でした。


亀山駅前広場の一角です。失礼ながら各店舗は営業しているのかどうか不明な感じです。幻の駅弁として本サイト「鉄宿!」管理人氏のリポートにもある「志ぐれ茶漬」の販売元である、いとう弁当店(矢印)もシャッターが下りています。ついに閉店かと思いましたが定休日(日曜日)のようです。


亀山15:26発名古屋行は、名古屋方面から到着した313系2連に回送車を増結し4連での運行です。転換クロスシートが嬉しいです。(2018.9.2 15:20)


関西本線は駅弁不毛地帯(?)とあって、本日は駅弁はおろかまともな食事なしで名古屋駅に至ってしまいました。自宅を目前にしながら空腹に耐えきれず、在来線ホームで「きしめん」をいただくことにします。店内の自販機で食券を購入するシステムで、店外にメニュが無いのでちょっと敷居が高いです。


おススメはこのワンコインきしめんです。


しかし本日は自宅での夕食が控えているため、単なる「きしめん」を食しました。つゆまで飲み干したくなるので要注意です。名古屋駅ホームのきしめんは不思議と魅力的であり、時々無性に食べたくなります。


九州長崎を旅し関西本線経由で名古屋へ戻り、きしめんで締めるという何とも味わい深い3日間となりました。これまでノーマークであった九州新幹線長崎ルートの建設が確実に進んでいる様を目の当たりにし、特に「撮り鉄」活動を真剣に実施しなくては…と心を新たにしました。

また今回は片手間的に終わってしまった和歌山・桜井線の105系も乗り納め、撮り納めをしておかなくてはなりません。鉄旅に終わりはなさそうです。


【乗車記録】

・フェリーターミナル8:53→(この間迷走・詳細省略) →住之江公園9:57
・住之江公園10:01→大国町10:10 23905 6両  
・大国町10:13→天王寺10:15 21907 10両  
・天王寺10:31→王寺10:50 クハ221-55 8両  
・王寺11:03→奈良11:18 クモハ221-19 8両  
・奈良11:38→京終11:41 クハ104-505 2両  
・京終12:55→奈良12:58 クモハ105-506 2両  
・奈良13:20→加茂13:34 サハ220-27 8両  
・加茂13:42→亀山15:05 キハ120-15 2両  
・亀山15:26→名古屋16:33 クハ312-1303 4両


⇒今回の旅はこれでおしまい


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