長崎本線の813系各駅停車の旅

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松浦鉄道乗車と軍艦島訪問記(その5)・・・長崎本線の各駅停車に乗って博多・小倉へ

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は本サイト「鉄宿!」管理人であるP氏とともに旅した松浦鉄道と長崎軍艦島訪問の記録です。

名古屋から佐世保まで移動
松浦鉄道の乗り鉄
大村線に乗車して長崎へ
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長崎駅・・・20年前からの記憶と共に


軍艦島の鬼気迫る光景の衝撃が冷めやらず、お互い無口のまま徒歩で長崎駅に向かいます。長崎駅からは再び青春18きっぷの旅となり、長崎本線の普通列車で鳥栖に向かいます。

長崎駅
15分程歩いて長崎駅に到着。再び雲が厚くなってきました。2000年(平成12年)に完成した現駅舎も、2020年度完成予定の高架化及び新駅舎完成により大きく姿をかえることでしょう。(2018.9.1 11:52)


1987年以来、実に足繁く長崎を訪れています。2008年(平成20年)の島原鉄道島原外港~加津佐間廃止後は今回まで間が空きましたが、何度訪れても新たな感動のある街であります。

前述のように2020年度の在来線高架化に伴う新駅舎完成、2022年度の新幹線開業と、今後も変化が続き目の離せない長崎駅ですが、ここで少し前の写真をご紹介します。

1995年、三角屋根の長崎駅
1949年(昭和24年)から使用された3代目駅舎です。三角屋根が印象的な駅舎でした。 (1995.5.6)

寝台特急「みずほ号」(長崎駅にて)
当時は東京や大阪へ寝台特急が発車していました。写真の東京行寝台特急「みずほ号」は1994年(平成6年)に廃止され、長崎発着の寝台特急として最後まで残った京都行「あかつき号」が廃止されたのは2008年でした。こちら側の3・4番線は跨線橋により駅舎と連絡していました。現在は行き止まり式となり、駅舎からは高低差なく移動できます。 (1987.12.27)

長崎駅1番線に停車中の715系
長崎駅1番線に停車中の715系は、581系寝台特急電車を改造して1984年に登場し長崎本線・佐世保線で運用され1998年まで活躍しました。1番線の隣の0番線はまだ存在していません。(1987.12.27)

485系による特急「かもめ号」(長崎駅)
3番線に停車中の485系による特急「かもめ号」です。当時の「かもめ号」は肥前山口まで特急「みどり号」と併結運転される列車もありました。485系の活躍は2000年までです。 (1992.9.4)

急行列車の任を解かれたキハ58系は塗色変更
この頃、1番線の横に0番線が新設されました。急行列車の任を解かれたキハ58系は塗色変更を受けて活躍していました。(1992.9.4)

長崎駅に停車中の715系とシーサイドライナー塗色のキハ58系
1・2番線に停車中の715系とシーサイドライナー塗色のキハ58系です。 (1995.5.6)

817系の各駅停車が長崎駅に停車
そして本日は長崎12:31発の鳥栖行に乗ります。12:20頃回送列車として入線、817系は豪華転換クロスシートが「乗り鉄」には嬉しい電車です。この長崎駅の地上ホームも2年ほどで見納めです。


【長崎駅周辺のトレインビューホテル】

JR九州ホテル長崎
ザ・ホテル長崎BWプレミアコレクション





長崎から長崎本線に乗車(長崎和華蘭弁当(旬彩ながや)を食べつつ)


鳥栖行は座席が埋まり立ち客も少々といった乗車率で長崎駅を出発し、浦上駅でも新たにお客さんを迎え諫早駅までは盛況でした。しかし諫早駅からは一転し空席ばかりが目立ちようになります。

有明海を望む風光明媚な区間で、新幹線開業前の特急列車が健在なうちに「撮り鉄」活動も実施しなくてはなりません。「並行在来線」との位置づけであるものの、上下分離方式が採用され新幹線開業後も引き続きJR九州が運行を担当するそうです。

佐賀県入りし多良で高校生が乗り車内に活気が戻り、肥前鹿島、肥前山口、佐賀などでまとまった乗降があり定刻の15:31に終点の鳥栖に到着です。

3時間丁度という長旅だったものの、変化に富む車窓風景で全く飽きることがありませんでした。そして列車は2両ワンマンでしたが、これで適当なお客さんの数でした。

「長崎和華蘭弁当」(旬彩ながや・1080円)
鳥栖行普通列車内で「ビールと駅弁」を実施します。長崎駅弁では「角煮めし弁当」一押しですが、今回は「長崎和華蘭弁当」(旬彩ながや・1080円)をいただきました。少量多品種型弁当はお得感が感じられていいですね。昨夜いただいた海老ハトシもありました。

肥前大浦~多良間の長崎本線の車窓
肥前大浦~多良間の車窓です。残念ながら激しい雨となりましたが、是非とも「撮り鉄」で再訪したい場所です。しかし「県境現象」で小長井(長崎県)~肥前大浦(佐賀県)間を通過する普通列車は少なく、我々が乗っているこの列車の前は午前8時台となり、後は午後5時頃まで列車がありません。(2018.9.1 14:05)

終点の鳥栖駅に着いた長崎本線の各駅停車
15:31に終点の鳥栖駅2番線ホームに到着、列車は折り返し長崎行となります。(2018.9.1 15:44)

鳥栖駅の中央軒のうどん屋
中央軒のサイトによるとうどん店は「鳥栖駅構内に、4店舗あり、この4つの店の味は同じはずなのですが、いつの頃からか、鹿児島本線下りが発着する「6番ホームのうどんが一番うまい」と好評をいただいております。 わざわざ入場券を買ってうどんを食べにきていただくお客様もいらっしゃいます。」とのことです。ちなみにうどん店の営業時間は5・6番ホームが一番長く7:00~21:00で他は短くなります。私は長崎からの列車が到着した1・2番ホームのうどん店で食しました。

鳥栖駅のかしわうどん
かしわうどん(350円)です。月見やえび天など、他のうどんにもかしわ肉が入るそうです。この鶏ひき肉とだし汁が絶品、うどんは柔らかめでしたが美味しくいただきました。癖になる味で、途中下車してでもまた食べたいです。





813系のクロスシートの車内
813系9連の快速久留米行に乗車、終点で折り返して同じ車両の快速小倉行にそのまま乗車します。転換クロスシートが快適です。(2018.9.1 15:58)



小倉からフェリー乗り場へ


昨日から一緒だった本サイト「鉄宿!」管理人P氏とは博多駅で解散します。氏は更にトレインビューホテルと駅弁の探求を続けるとのことで、誠に頭が下がる思いで見送りました。

一応(?)仕事も家庭もある我々。お互い超絶多忙な中、都合をやり繰りしつつ一緒に旅できたことは非常に幸せでございました。私はそのまま乗車して小倉に向かいます。

813系(小倉駅)
17:55に終点の小倉に到着、列車は折り返し18:11発快速羽犬塚行となります。(2018.9.1 17:56)

小倉駅在来線改札口内にある駅弁売店
小倉駅在来線改札口内にある駅弁売店で夕食用のお弁当を購入します。北九州駅弁㈱による「かしわうどん」店が1・2番ホームと7・8番ホームにある他、3・4番ホームにもうどん店があり、さらに5・6番ホームにはラーメン店があるのが珍しい点です。

小倉駅新幹線口からの名門大洋フェリーの無料の送迎バス
本日はこれからフェリーで大阪に向かいます。小倉駅新幹線口から無料の送迎バスに乗ります。(2018.9.1 18:26)


参考ステーションホテル小倉


【乗車記録】

・長崎12:31→鳥栖15:31 クハ816-20 2両
・鳥栖15:52→久留米15:58 クハ813-236 9両
・久留米16:10→小倉17:55 クハ813-102 9両
・小倉駅18:40頃→新門司港19:20頃 (連絡バス)


名門大洋フェリーの新門司港~大阪南港に乗船


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