名古屋から佐世保まで高速バスとJR九州で移動

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松浦鉄道乗車と軍艦島訪問記(その1)・・・名古屋から佐世保まで移動

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は本サイト「鉄宿!」管理人であるP氏とともに旅した松浦鉄道と長崎軍艦島訪問の記録です。

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松浦鉄道の乗り鉄
大村線に乗車して長崎へ
軍艦島の上陸ツアーに参加
長崎本線の各駅停車に乗って博多・小倉へ
名門大洋フェリーの新門司港~大阪南港に乗船
京終駅で撮影してから帰宅





夜行高速バスで名古屋から博多へ


今回も夜行高速バスで名古屋を出発します。利用したのは福岡天神行「どんたく号」で、名鉄バスと西鉄バスの共同運行です。2018年8月30日(木)午後9時名鉄バスセンター発の便は西鉄バスの担当で、本日は木曜日ながらほぼ満席の盛況です。

途中、東名阪自動車道の御在所サービスエリアと翌朝に関門自動車道壇之浦パーキングエリアで休憩し、小倉駅などを経由しつつ博多駅前の博多バスターミナルには定刻の7:50に到着です。料金は10500円、3列シートで通路にはカーテンもあり快適なバス旅でした。

福岡天神行「どんたく号」
名鉄バスセンター2階乗り場から発車します。(2018.8.30 20:55)

福岡天神行「どんたく号」が東名阪自動車道御在所パーキングエリアで休憩
東名阪自動車道御在所パーキングエリアで15分程の休憩です。車体塗装デザインは岡本太郎画伯の手によるもので、西鉄夜行高速バス車両共通だそうです。 (2018.8.30 22:05)

夜行高速バスは壇之浦パーキングエリアで休憩
翌朝は山口県下関市にある壇之浦パーキングエリアで休憩、ここは関門橋と関門海峡そして門司方面の展望が良好です。(2018.8.31 6:02)





博多から青春18きっぷで佐世保へ


明けて8月31日(金)は青春18きっぷを利用し、まずは佐世保に向かいます。博多駅前にある博多バスターミナル2階に7:50に到着、目の前の博多駅から8:11発快速荒木行に乗車します。

9両編成の快速列車は前寄り3両がクロスシートで、その他はロングシート車でした。もちろんクロスシート車に乗ります。博多駅を発着する鹿児島本線の快速列車は洒落たデザインのクロスシート車というイメージがありましたが、最近はロングシート車も導入されているようです。

ラッシュと反対方向ということで何とか座ることができましたが、各停車駅で多くの乗降があります。また快速列車は大牟田や荒尾行のとの印象が濃かったのですが、現在は朝晩に限られ、多くが荒木、久留米行と運行区間が短縮されています。久々の九州青春18きっぷの旅は発見(?)の連続で、新鮮でもあります。

813系電車(鳥栖駅)
鳥栖に到着、長崎本線に乗り換えです。(2018.8.31 8:46)

鳥栖駅の415系電車
JR東日本からは姿を消した415系です。8:48発肥前山口行、後で振り返ると呑気に写真を撮っている場合ではなかったのです…。(2018.8.31 8:48)

鳥栖駅の駅舎
鳥栖の駅舎です。1903年(明治36年)に新築され、110年以上の歴史を誇る由緒正しい駅舎です。橋上駅舎化が計画されているものの事業着手は数年先のようです。 (2018.8.31 8:51)

鳥栖の中央軒の駅弁
鳥栖駅といえば中央軒の駅弁とうどんです。ホームの他、改札口横にも駅弁売店があります。

鳥栖駅の中央軒の駅弁ラインナップ
なかなか充実の品揃えです。

鳥栖の中央軒の駅のうどん屋
駅弁売店の隣にはうどん店もあります。本日は時間がないので、駅弁を購入して先を急ぎます。

鳥栖駅の817系電車
9:13に到着した佐賀発の列車が折り返し長崎本線肥前鹿島行となります。この列車に乗車して肥前山口に向かいます。(2018.8.31 9:14)

817系のクロスシートの車内
乗車したクモハ817-20の車内です。凝ったデザインのシートがJR九州的です。ワンマン運転、発車時点では2人掛けの席に1~2名程度の乗車率でした。(2018.8.31 9:15)


今回は本サイト「鉄宿!」管理人であるP氏との旅で、佐世保駅で合流する予定です。佐世保から11:23発の松浦鉄道に乗車する計画ですが・・・改めて時刻表を調べると、今乗車中の肥前鹿島行では肥前山口において13分の差で早岐行の普通列車に間に合わず、佐世保発11:23の松浦鉄道にも乗車できないことが判明しました。

鳥栖9:21発ではなく、もう1本前の8:48発肥前山口行に乗る必要があり、鳥栖でのんびりしている時間はなかったのです。どうやら佐賀の到着時間を肥前山口と勘違いしていたようです。

止むを得ず肥前山口から飛び道具(特急)を使うこととし、それでも松浦鉄道は1本後の列車になりますが、そこはP氏の寛大な心に救われました。

しかし「乗り鉄」として、時刻表を読み違える失態は前代未聞で言語道断でもあります。仕事のミスは屁とも思わない(???)私ですが、本件はショックが大きいです。今後は旅行計画表を作成し旅行中は常に指差呼称により確認するなど、再発防止策を徹底したいと心に誓いました。

肥前山口駅
「想定外の事態」により時間が余った肥前山口では駅前を徘徊してみます。かつて長崎発着列車と佐世保発着列車の分割併合駅として私の中での知名度は抜群なのですが、初めて降り立った駅は有人駅ながらも実用的な橋上駅で、周囲にコンビニすらない寂しげな印象でした。駅前には最長片道切符の到達駅という趣旨の案内板があり、分岐駅ということを実感しました。(2018.8.31 10:08)

特急ハウステンボス
時刻表を読み間違えるという失態により、肥前山口から特急に乗車せざるを得なくなりました。10:26発特急「みどり5号」は「ハウステンボス号」4連の後部に連結(4両編成)されています。青春18きっぷは利用できないので、自由席特急券と乗車券を購入します。 (2018.8.31 10:25)



鳥栖駅の駅弁「肥前路弁当」を頂く


幸い空席が多く、窓側に座ることができました。先ほど鳥栖駅で購入した「肥前路弁当」(㈱中央軒・830円)を遅めの朝食としていただきます。定評のある鳥栖駅弁ですが、ご飯がパサパサで芯が無いように感じ、たまたまなのかわかりませんが意外に思いました。

鳥栖駅の肥前路弁当


特急みどり(佐世保駅)
今日は不安定な天気で、道中豪雨となりつつも終点の佐世保到着時には晴天が戻りました。列車は早岐で「ハウステンボス号」と分割され4連となり、進行方向が変わり終点に至ります。ちなみに早岐~佐世保間は特急列車ながら乗車券のみで乗車できます。 (2018.8.31 11:29)


【乗車記録】

・名鉄バスセンター(名古屋)21:00→博多バスターミナル7:50 「どんたく号」  
・博多8:11→鳥栖8:45 クモハ813-5 9両  
・鳥栖9:21→肥前山口10:01 クモハ817-20 2両  
・肥前山口10:26→佐世保11:25 「みどり5号」 クモハ783-6 8両→4両


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