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秘境駅経由増毛への旅・その5:留萌本線の秘境駅・峠下駅を撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。12月に廃止となる留萌本線増毛に行ってきました。その模様と、その道すがらの鉄道旅行をお伝えします。(2016年6月末~7月初めに旅行)
滝川到着後、深川を経由して留萌本線増毛駅がこの旅の目的地なのですが、その前に同じ留萌本線の峠下駅に寄り道することとし、滝川から峠下まで1,070円の乗車券を購入します。さらに、深川での接続時間が少なくなってしまいますが、滝川駅で何本か列車を撮影してから深川に向かいます。
滝川駅に到着する「スーパーカムイ9号」旭川行。(10:22)
【秘境駅経由増毛への旅・ご興味のあるページをご覧ください】
⇒名古屋からドリームなごや&北海道新幹線はやぶさで移動
⇒小幌駅を撮影・怖くなる位の強烈な秘境感
⇒豊ヶ岡駅を撮影・ここも秘境駅
⇒新十津川駅は1日1往復・廃止になる前に撮影しよう
⇒留萌本線の秘境駅・峠下駅を撮影(←今ここ)
⇒箸別(はしべつ)駅・信砂(のぶしゃ)駅付近で撮影
⇒舎熊(しゃぐま)駅に立ち寄り、ついに増毛駅に到着
⇒増毛の國稀酒造、そして雄冬を訪問
⇒高速るもい号・立ち食いソバ・留萌本線入場券(最終回)
滝川駅の駅舎は工事中でキオスクは休業でした。周辺にコンビニも見当たらず、朝、札幌駅で駅弁を入手していなかったら食糧難になるところでした。
滝川駅に停車中の「オホーツク3号」網走行。(10:38)
滝川駅に到着する「オホーツク2号」札幌行。(10:46)
⇒参考:冬季に滝川駅で特急オホーツクを撮影した時の様子はコチラのページ
「スーパーカムイ11号」車内で早めの昼食とします。札幌駅弁「おすし」(札幌駅立売商会・480円)です。乗車時間13分では慌ただしいことこの上なく、効率が良すぎる旅も考えものです。
滝川10:52発の「スーパーカムイ11号」旭川行に乗車、深川で留萌本線に乗り換えますが、接続時間は僅か3分なので、当然座れません。峠下までは約30分なので、そこは織り込み済み。デッキに立つことにします。
途中の石狩沼田で地元の方が3名程下車されましたが、この列車もお客さんは旅行者ばかりです。この列車は2両編成で、後部車両は締切回送扱いです。混雑時はそちらも営業車として欲しいところで、ハードルは高くないと素人的には思えますが、そういう柔軟な発想を今のJR北海道に求めるのは酷かもしれません。
11:08、峠下駅到着。降車は私だけ、乗車はありません。この峠下駅は深川~留萌間で唯一の交換駅で、広い構内と木造駅舎を有していますが、駅周辺に人家はありません。
駅前の道路は時々自動車が通りますし、国道も近いことからか、秘境駅ランキングは95位です。しかし、駅としての雰囲気は素晴らしく、途中下車する価値はあります。
峠下駅を発車した増毛行。右ホームは深川方面。
深川方面ホームから撮影。ホームは千鳥配置で、広い構内を有しています。
木造駅舎は往時の雰囲気をよく残しています。
1998年(平成10年)のCTC化に伴い無人駅(改札・窓口業務は1984年に廃止)となりました。駅舎内は清掃が行き届き、荒れた印象はありません。お手洗いも駅舎内にあります。
ゆったりとした駅前広場(?)があります。駅から見える範囲内に人家はありません。周囲にも何もなく、誰のために存在するのか分からない、秘境駅そのものです。
峠下駅に深川行が到着しました。先程乗車した増毛行の後部1両が留萌で解放されて、折り返しこの深川行として運行されます。峠下駅で乗降客はいませんでした。(12:40)
12:40発の深川行列車を撮影後、国道233号線上にある「峠下分岐点」バス停へ移動します。留萌方面の列車は1時間以上先なので、ここはバスで移動することにします。念のためバス停の位置は先程確認済で、駅から徒歩5分といったところでしょうか。
駅から国道への途中で、倒壊して原型を留めていない建物の残骸が2軒(?)分ありました。その他、周辺には駅以外に建物はありません。明るい晴天ではありますが、人の去った土地はとても寂しいものです。
国道233号線上の「峠下分岐点」バス停。奥が深川方面、交通量は多くなく走りやすそうな道路です。この他に自動車専用道路(深川留萌自動車道)もあり(右上に写っています) 。
「峠下分岐点」バス停の時刻表です。沿岸バスと道北バスが旭川始発で運行しています。快速便は通過し、普通便のみの停車ですが、なかなかの利便性です。
12:54に乗った留萌行はトイレ付の長距離用バス。お客さんは私を除いて、たったの2名ですが、残念ながら列車より快適のように感じました。
次の「峠下」バス停付近から田園地帯となり農家も散見されるようになり、留萌市街に向けて乗ってくるお客さんが、最終的に10名程いらっしゃって、この路線は留萌の市内バス的な役割も担っているようです。
留萌駅の手前2キロ付近からは市街地となり、ロードサイド店の他、市立病院や高校もあり、これらの最寄りとなる留萌本線の大和田~留萌の中間付近に駅があったらと妄想してしまいますが、バスがあれば十分かも知れません。
留萌駅前に到着。470円でした。
(峠下駅の地図は、今回は秘境感が分かる衛星写真にて)
⇒次:箸別(はしべつ)駅・信砂(のぶしゃ)駅付近で撮影
滝川到着後、深川を経由して留萌本線増毛駅がこの旅の目的地なのですが、その前に同じ留萌本線の峠下駅に寄り道することとし、滝川から峠下まで1,070円の乗車券を購入します。さらに、深川での接続時間が少なくなってしまいますが、滝川駅で何本か列車を撮影してから深川に向かいます。
滝川駅に到着する「スーパーカムイ9号」旭川行。(10:22)
【秘境駅経由増毛への旅・ご興味のあるページをご覧ください】
⇒名古屋からドリームなごや&北海道新幹線はやぶさで移動
⇒小幌駅を撮影・怖くなる位の強烈な秘境感
⇒豊ヶ岡駅を撮影・ここも秘境駅
⇒新十津川駅は1日1往復・廃止になる前に撮影しよう
⇒留萌本線の秘境駅・峠下駅を撮影(←今ここ)
⇒箸別(はしべつ)駅・信砂(のぶしゃ)駅付近で撮影
⇒舎熊(しゃぐま)駅に立ち寄り、ついに増毛駅に到着
⇒増毛の國稀酒造、そして雄冬を訪問
⇒高速るもい号・立ち食いソバ・留萌本線入場券(最終回)
まずは滝川駅にて特急列車を撮影
滝川駅の駅舎は工事中でキオスクは休業でした。周辺にコンビニも見当たらず、朝、札幌駅で駅弁を入手していなかったら食糧難になるところでした。
滝川駅に停車中の「オホーツク3号」網走行。(10:38)
滝川駅に到着する「オホーツク2号」札幌行。(10:46)
⇒参考:冬季に滝川駅で特急オホーツクを撮影した時の様子はコチラのページ
札幌駅弁「おすし」を頂く
「スーパーカムイ11号」車内で早めの昼食とします。札幌駅弁「おすし」(札幌駅立売商会・480円)です。乗車時間13分では慌ただしいことこの上なく、効率が良すぎる旅も考えものです。
秘境駅、峠下駅へ
滝川10:52発の「スーパーカムイ11号」旭川行に乗車、深川で留萌本線に乗り換えますが、接続時間は僅か3分なので、当然座れません。峠下までは約30分なので、そこは織り込み済み。デッキに立つことにします。
途中の石狩沼田で地元の方が3名程下車されましたが、この列車もお客さんは旅行者ばかりです。この列車は2両編成で、後部車両は締切回送扱いです。混雑時はそちらも営業車として欲しいところで、ハードルは高くないと素人的には思えますが、そういう柔軟な発想を今のJR北海道に求めるのは酷かもしれません。
11:08、峠下駅到着。降車は私だけ、乗車はありません。この峠下駅は深川~留萌間で唯一の交換駅で、広い構内と木造駅舎を有していますが、駅周辺に人家はありません。
駅前の道路は時々自動車が通りますし、国道も近いことからか、秘境駅ランキングは95位です。しかし、駅としての雰囲気は素晴らしく、途中下車する価値はあります。
峠下駅を発車した増毛行。右ホームは深川方面。
深川方面ホームから撮影。ホームは千鳥配置で、広い構内を有しています。
木造駅舎は往時の雰囲気をよく残しています。
1998年(平成10年)のCTC化に伴い無人駅(改札・窓口業務は1984年に廃止)となりました。駅舎内は清掃が行き届き、荒れた印象はありません。お手洗いも駅舎内にあります。
ゆったりとした駅前広場(?)があります。駅から見える範囲内に人家はありません。周囲にも何もなく、誰のために存在するのか分からない、秘境駅そのものです。
峠下駅に深川行が到着しました。先程乗車した増毛行の後部1両が留萌で解放されて、折り返しこの深川行として運行されます。峠下駅で乗降客はいませんでした。(12:40)
12:40発の深川行列車を撮影後、国道233号線上にある「峠下分岐点」バス停へ移動します。留萌方面の列車は1時間以上先なので、ここはバスで移動することにします。念のためバス停の位置は先程確認済で、駅から徒歩5分といったところでしょうか。
駅から国道への途中で、倒壊して原型を留めていない建物の残骸が2軒(?)分ありました。その他、周辺には駅以外に建物はありません。明るい晴天ではありますが、人の去った土地はとても寂しいものです。
国道233号線上の「峠下分岐点」バス停。奥が深川方面、交通量は多くなく走りやすそうな道路です。この他に自動車専用道路(深川留萌自動車道)もあり(右上に写っています) 。
「峠下分岐点」バス停の時刻表です。沿岸バスと道北バスが旭川始発で運行しています。快速便は通過し、普通便のみの停車ですが、なかなかの利便性です。
12:54に乗った留萌行はトイレ付の長距離用バス。お客さんは私を除いて、たったの2名ですが、残念ながら列車より快適のように感じました。
次の「峠下」バス停付近から田園地帯となり農家も散見されるようになり、留萌市街に向けて乗ってくるお客さんが、最終的に10名程いらっしゃって、この路線は留萌の市内バス的な役割も担っているようです。
留萌駅の手前2キロ付近からは市街地となり、ロードサイド店の他、市立病院や高校もあり、これらの最寄りとなる留萌本線の大和田~留萌の中間付近に駅があったらと妄想してしまいますが、バスがあれば十分かも知れません。
留萌駅前に到着。470円でした。
(峠下駅の地図は、今回は秘境感が分かる衛星写真にて)
【乗車記録】 ・滝川10:52→深川11:05「スーパーカムイ11号」クハ789-1006 5両 ・深川11:08→峠下11:40 キハ54-503 ・峠下分岐点12:54→留萌駅前13:27 (沿岸バス) |
⇒次:箸別(はしべつ)駅・信砂(のぶしゃ)駅付近で撮影