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東京の電車を撮影・・・・小田急LSE7000系を、小田原駅に近い側で撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
昨年(2017年)12月、首都圏で気になる電車を撮影してきました。これまで、なかなか「普通」の電車にカメラを向ける機会はなかったのですが、約30年ぶりの乗車となる路線もあり、非常に新鮮な撮影行となりました。
撮影は数回に分けて出掛けたのですが、ここでは路線別にご紹介します。鉄道会社や路線ごとにページを分けて掲載していますので、興味のあるところをご覧ください。
⇒東武亀戸線を撮影
⇒春日部~一ノ割間にて東武スカイツリーラインを撮影
⇒東浦和で武蔵野線を撮影
⇒花小金井の撮影地で西武新宿線の2000系などを撮影
⇒西武多摩湖線・多摩川線を撮影
⇒つくし野~すずかけ台間にて東急田園都市線を撮影
⇒小田急LSE7000系を撮影(←今ここ)
私の中で小田急ロマンスカーといえば、今はなき「NSE」3100形です。そんな「NSE」のイメージを受け継ぐ「LSE」7000形は、製造された4編成のうち2編成が現在も活躍中ですが、今春から営業運転を開始する後継車両70000形「GSE」により置き換えられることになりました。
3月から運行される「GSE」は当面1編成とのことで、「LSE」はすぐに全廃とはならないようですが、走行機会の少しでも多い今のうちに撮影を・・・ということで、早朝の名古屋を出発し、青春18きっぷで小田原へ向かったのでした。
18きっぷ日帰りのため、小田原寄りの区間で撮影することとし、まずは富水駅に向かいます。なお、ロマンスカーの使用車種は小田急の公式ウェブサイト内「ロマンスカー空席状況」で確認することができ、この日は2編成とも稼働していることがわかりました。
富水駅すぐの栢山駅側の踏切が本日最初の撮影場所です。写真右側に富水駅のホームがあり、左手が栢山駅方面です。本日は雲の多い生憎のお天気です。
「はこね15号」箱根湯本行です。次の停車駅、小田原には11:50に到着します。「LSE」7000形は1980年(昭和60年)から1984年に導入されました。 (11:45)
小田原~新松田間を普通列車として折り返し運行する3000形6連です。小田急らしからぬシンプルで実用一点張りデザインの車両ですが、同社の通勤型車両の中では最大勢力を誇っています。しかし、どうでもいい(??)車両の通過時に限って太陽が顔を出します。(11:54)
1時間弱後にもう1本の「LSE」による「はこね19号」が通過します。この時は薄日が射してくれました。「空席状況」によると、平日ながら展望席は満席でした。(12:34)
先程の踏切から富水駅を通過する「はこね18号」を撮影。最初に撮影した「はこね15号」の車両が箱根湯本駅で折り返してきた列車です。(12:48)
次の下り「LSE」は、先程撮影した「はこね18号」が新宿で折り返した「はこね31号」となり、この付近の通過は午後3時過ぎです。相変わらず雲の多い空模様で、撮影を続行するか悩みましたが、「LSE」を撮影できる機会も残り少ないようなので、場所を変えて活動を継続することにします。
小田原~新松田間では、各駅停車が毎時4本運行され移動の便は良く、特急が同じく2~3本、快速急行・急行も毎時4本と撮影チャンスも多いです。
次の活動場所は、開成駅から南の栢山駅方向へ900mほどの場所にある踏切付近です。ここは昔から有名な「お立ち台」で、小田原方面の下り列車を午後順光で撮影することができます。
線路と踏切で直角に交わる狭い舗装道路からの撮影となります。左が開成駅、右が栢山駅方向です。平野部から徐々に雲が取れ、晴れ間が広がってきました。(13:19)
踏切へ続く道路から下り列車を撮影します。その昔は無かった線路脇の柵が気にならないこともないのですが、丹沢の山々をバックに走り抜ける列車を撮影できます。この列車は 1000形10連による小田原行急行です。ここでは1時間半ほど撮影活動を実施しましたが、1000形の姿は見かけたのは2往復のみでした。1000形は1988年(昭和63年)から東京メトロ千代田線直通用に導入されましたが、現在は地上線用となっています。正面デザインに「小田急顔」の面影が残る車両です。(13:32)
箱根湯本で折り返してきた新宿行「はこね90号」です。後追いで撮影。(13:51)
JR東日本E233系をベースとして、2007年から増備が続く4000形です。小田急の千代田線直通列車は、1000形が撤退した現在は、全て4000形で運行されています。そのため、小田原まで姿を見せる機会は少ないようで、ここで撮影できたのは1回だけでした。(14:11)
2008年(平成20年)に登場した60000形「MSE」です。貫通扉を備え千代田線に乗り入れる他、御殿場線直通特急にも使用されています。(14:13)
2005年(平成17年)から運行を開始した小田急ロマンスカーのフラッグシップ車両である50000形「VSE」です。2編成が在籍、登場から10年以上経た現在でも、そのデザインは鮮度が落ちていません。(14:33)
1982年(昭和57年)に登場し、160両製造された8000形です。各駅停車は原則として小田原~新松田間の区間運行で、6連の車両で運行されています。(14:36)
8000形6+4の10連による小田原行快速急行です。かつての小田急通勤型車両は、すべてこの塗色でした。(14:59)
本日の最終目標であった、7000形「LSE」による「はこね31号」を順光下で撮影。この直後、箱根方面から雲が流れてきて、みるみるうちに曇天となりました。「鉄運」の良いことでした。(15:14)
小田急の電車を撮影するのも久々でしたが、「LSE」や鋼製車8000形にかつての小田急の面影が残っている一方で、スタイリッシュに進化するロマンスカーと合理的にコストダウンを目指す通勤型車両の最近の方向性も印象的でした。
さて、2017年12月に実施した「東京の電車」撮影はここで一旦終了。こうしてじっくりと列車を眺めていると、常に進化し続ける「東京の電車」を実感するとともに、現在の姿を再認識することもできました。
今回訪問できなかった京成電鉄、京王電鉄、京急及び相鉄も久しく撮影していないので、是非とも次の機会に活動を実施したいものです。 特に京急は、直通運転をしている都営浅草線の車両の置き換えが開始されるとのことで、次回のターゲット(?)でしょうか。
(今回の撮影記録はこれでおしまい)
⇒参考:北信濃ワインバレー列車「のんびり号」の乗車体験談(元小田急HiSE10000系電車)
昨年(2017年)12月、首都圏で気になる電車を撮影してきました。これまで、なかなか「普通」の電車にカメラを向ける機会はなかったのですが、約30年ぶりの乗車となる路線もあり、非常に新鮮な撮影行となりました。
撮影は数回に分けて出掛けたのですが、ここでは路線別にご紹介します。鉄道会社や路線ごとにページを分けて掲載していますので、興味のあるところをご覧ください。
⇒東武亀戸線を撮影
⇒春日部~一ノ割間にて東武スカイツリーラインを撮影
⇒東浦和で武蔵野線を撮影
⇒花小金井の撮影地で西武新宿線の2000系などを撮影
⇒西武多摩湖線・多摩川線を撮影
⇒つくし野~すずかけ台間にて東急田園都市線を撮影
⇒小田急LSE7000系を撮影(←今ここ)
富水駅付近で撮影
私の中で小田急ロマンスカーといえば、今はなき「NSE」3100形です。そんな「NSE」のイメージを受け継ぐ「LSE」7000形は、製造された4編成のうち2編成が現在も活躍中ですが、今春から営業運転を開始する後継車両70000形「GSE」により置き換えられることになりました。
3月から運行される「GSE」は当面1編成とのことで、「LSE」はすぐに全廃とはならないようですが、走行機会の少しでも多い今のうちに撮影を・・・ということで、早朝の名古屋を出発し、青春18きっぷで小田原へ向かったのでした。
18きっぷ日帰りのため、小田原寄りの区間で撮影することとし、まずは富水駅に向かいます。なお、ロマンスカーの使用車種は小田急の公式ウェブサイト内「ロマンスカー空席状況」で確認することができ、この日は2編成とも稼働していることがわかりました。
富水駅すぐの栢山駅側の踏切が本日最初の撮影場所です。写真右側に富水駅のホームがあり、左手が栢山駅方面です。本日は雲の多い生憎のお天気です。
「はこね15号」箱根湯本行です。次の停車駅、小田原には11:50に到着します。「LSE」7000形は1980年(昭和60年)から1984年に導入されました。 (11:45)
小田原~新松田間を普通列車として折り返し運行する3000形6連です。小田急らしからぬシンプルで実用一点張りデザインの車両ですが、同社の通勤型車両の中では最大勢力を誇っています。しかし、どうでもいい(??)車両の通過時に限って太陽が顔を出します。(11:54)
1時間弱後にもう1本の「LSE」による「はこね19号」が通過します。この時は薄日が射してくれました。「空席状況」によると、平日ながら展望席は満席でした。(12:34)
先程の踏切から富水駅を通過する「はこね18号」を撮影。最初に撮影した「はこね15号」の車両が箱根湯本駅で折り返してきた列車です。(12:48)
開成駅~栢山駅間で撮影
次の下り「LSE」は、先程撮影した「はこね18号」が新宿で折り返した「はこね31号」となり、この付近の通過は午後3時過ぎです。相変わらず雲の多い空模様で、撮影を続行するか悩みましたが、「LSE」を撮影できる機会も残り少ないようなので、場所を変えて活動を継続することにします。
小田原~新松田間では、各駅停車が毎時4本運行され移動の便は良く、特急が同じく2~3本、快速急行・急行も毎時4本と撮影チャンスも多いです。
次の活動場所は、開成駅から南の栢山駅方向へ900mほどの場所にある踏切付近です。ここは昔から有名な「お立ち台」で、小田原方面の下り列車を午後順光で撮影することができます。
線路と踏切で直角に交わる狭い舗装道路からの撮影となります。左が開成駅、右が栢山駅方向です。平野部から徐々に雲が取れ、晴れ間が広がってきました。(13:19)
踏切へ続く道路から下り列車を撮影します。その昔は無かった線路脇の柵が気にならないこともないのですが、丹沢の山々をバックに走り抜ける列車を撮影できます。この列車は 1000形10連による小田原行急行です。ここでは1時間半ほど撮影活動を実施しましたが、1000形の姿は見かけたのは2往復のみでした。1000形は1988年(昭和63年)から東京メトロ千代田線直通用に導入されましたが、現在は地上線用となっています。正面デザインに「小田急顔」の面影が残る車両です。(13:32)
箱根湯本で折り返してきた新宿行「はこね90号」です。後追いで撮影。(13:51)
JR東日本E233系をベースとして、2007年から増備が続く4000形です。小田急の千代田線直通列車は、1000形が撤退した現在は、全て4000形で運行されています。そのため、小田原まで姿を見せる機会は少ないようで、ここで撮影できたのは1回だけでした。(14:11)
2008年(平成20年)に登場した60000形「MSE」です。貫通扉を備え千代田線に乗り入れる他、御殿場線直通特急にも使用されています。(14:13)
2005年(平成17年)から運行を開始した小田急ロマンスカーのフラッグシップ車両である50000形「VSE」です。2編成が在籍、登場から10年以上経た現在でも、そのデザインは鮮度が落ちていません。(14:33)
1982年(昭和57年)に登場し、160両製造された8000形です。各駅停車は原則として小田原~新松田間の区間運行で、6連の車両で運行されています。(14:36)
8000形6+4の10連による小田原行快速急行です。かつての小田急通勤型車両は、すべてこの塗色でした。(14:59)
本日の最終目標であった、7000形「LSE」による「はこね31号」を順光下で撮影。この直後、箱根方面から雲が流れてきて、みるみるうちに曇天となりました。「鉄運」の良いことでした。(15:14)
小田急の電車を撮影するのも久々でしたが、「LSE」や鋼製車8000形にかつての小田急の面影が残っている一方で、スタイリッシュに進化するロマンスカーと合理的にコストダウンを目指す通勤型車両の最近の方向性も印象的でした。
さて、2017年12月に実施した「東京の電車」撮影はここで一旦終了。こうしてじっくりと列車を眺めていると、常に進化し続ける「東京の電車」を実感するとともに、現在の姿を再認識することもできました。
今回訪問できなかった京成電鉄、京王電鉄、京急及び相鉄も久しく撮影していないので、是非とも次の機会に活動を実施したいものです。 特に京急は、直通運転をしている都営浅草線の車両の置き換えが開始されるとのことで、次回のターゲット(?)でしょうか。
(今回の撮影記録はこれでおしまい)
⇒参考:北信濃ワインバレー列車「のんびり号」の乗車体験談(元小田急HiSE10000系電車)