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東京の電車を撮影・・・・西武鉄道、多摩湖線や多摩川線を撮影
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
昨年(2017年)12月、首都圏で気になる電車を撮影してきました。これまで、なかなか「普通」の電車にカメラを向ける機会はなかったのですが、約30年ぶりの乗車となる路線もあり、非常に新鮮な撮影行となりました。
撮影は数回に分けて出掛けたのですが、ここでは路線別にご紹介します。鉄道会社や路線ごとにページを分けて掲載していますので、興味のあるところをご覧ください。
⇒東武亀戸線を撮影
⇒春日部~一ノ割間にて東武スカイツリーラインを撮影
⇒東浦和で武蔵野線を撮影
⇒花小金井の撮影地で西武新宿線の2000系などを撮影
⇒西武多摩湖線・多摩川線を撮影(←今ここ)
⇒つくし野~すずかけ台間にて東急田園都市線を撮影
⇒小田急LSE7000系を撮影
東京は日本最大の観光地とも言われています。「鉄」的にもイベントが豊富で、鉄系イベントの少ない名古屋在住の鉄ヲタからすると、羨ましい限りです。 そんなイベントのひとつとして、西武鉄道の新101系ワンマン車に、赤電塗色が復活しました。
2018年1月9日(当初、1月19日までの予定から変更。)まで多摩湖線、1月24日からは多摩川線で運行されるとのこと、私は2017年12月に多摩湖線へ出動してみました。
多摩湖線、前回はいつ乗ったのか、その車窓風景は全く記憶にありません。過去の写真を掘り起こしたところ、多摩湖線を走行する本物の「赤電」が写っていました。どうやら、多摩湖線訪問は約30年ぶりのようで、撮影ポイントは全くわからず。車窓からロケハンすることにします。
国分寺~本町信号所(現在休止中)を走行する351系です。多摩湖線の国分寺駅ホームには20m車が入線できず、改良工事が完成した1990年まで正真正銘(?)の赤電、17m車である351系が活躍していました。(1988.4.24)
こちらも国分寺~本町信号所間で撮影。後方に現在は休止中の本町信号所が、少しだけ見えます。(1988.4.24)
魔都東京は鉄道路線が発達していますね。発達し過ぎていて、「鉄」である私もこの辺りの西武各線の位置関係はよくわかりません。車窓からのロケハンでは、冬の朝とあって、国分寺~萩山間において順光で撮影できるポイントは発見できませんでした。この区間は午後の方が条件は良さそうです。
撮影場所を物色しているうちに、終点の西武遊園地駅へ到着してしまいました。停車中の「スマイルトレイン」30000系は西武新宿行です。西武遊園地駅から発車する列車は、国分寺あるいは萩山行が中心ですが、平日朝に限り西武新宿行が設定されています。(7:23)
西武遊園地駅から1駅戻った武蔵大和駅で下車、線路沿いの遊歩道を400mほど八坂駅側に歩いた地点にある踏切で撮影活動を行うことにします。
ここ東京都東村山市付近については、全く土地鑑はありませんが、周囲は閑静な住宅街です。線路沿い(写真右側)が遊歩道で、春には桜をバックに写真が撮れそうです。
前述の踏切から少し武蔵大和側には、複線から単線となる分岐器があります。単線の多摩湖線にあって、八坂~武蔵大和間には列車交換用の信号所(回田信号所)があります。この信号所は有効長が1.7㎞もあり、信号所というより長い複線区間といった趣です。(8:10)
すぐその先で単線となるため、この付近では対向列車に被られる心配はありません。現在使用されている新101系は全てワンマン対応の4両編成、黄色塗装は牽引車263編成に残るのみです。白一色というのも、素っ気ない感じです。(8:32)
新101系247編成「赤電」がやってきました。いわゆる「ウソ電」的ですね。後ほど遭遇した同業者の話によると、「赤電」の運用は「お客様センター」で教えていただけるとのことです。(8:48)
拝島線との交差駅である萩山では、後追いながら、淘汰されつつある2000系を撮影することが出来ました。左が拝島線小川方面、右が多摩湖線八坂方面の線路です。(9:23)
萩山駅ホーム先端から、萩山駅に到着する赤電を撮影。ここも午前中順光です。(9:42)
⇒参考:西武鉄道が非常に良く見える所沢パークホテル
武蔵境~是政間8.0㎞を結ぶ西武鉄道多摩川線、西武鉄道の他の線との接続がない路線で、「鉄」的には終の棲家(?)として古い車両が運行される点で興味深い路線です。
多摩川線は、1917年(大正6年)の一部区間開業から100周年を迎え、記念乗車券の発売やヘッドマーク(シール)付列車の運行等のイベントが実施されました。中でも伊豆箱根鉄道創立100周年ともコラボして、多摩川線の西武鉄道新101系1編成を伊豆箱根鉄道1300系と同色にして運行するとのこと。
こうした「逆輸入」的な発想を実現させてしまうとは、西武鉄道恐るべしです。今回は時間的な制約により、武蔵境での駅撮りにより、伊豆箱根カラーの新101系を撮影することにします。
武蔵境駅3番ホームに到着する多摩川線列車。ここはホーム先端が超有名撮影スポットで、綺麗な編成写真を撮影することが可能、午前中順光です。なお、日曜日朝の数本が4番線ホーム発着、その他全ての列車は3番線ホームに発着するようです。(10:22)
100周年記念ヘッドマークは編成ごとに色が違うようです。多摩川線は早朝深夜を除いて12分間隔の運行で3編成使用、そのため30分程度で運行中のすべての編成を撮影することができます。(10:34)
本命の伊豆箱根色の新101系です。これはこれで、よく似合っている塗色です。この編成、多摩川線では2018年1月19日までの運行、1月24日からは多摩湖線で運行されています。(10:46)
両路線とも、100周年だそうです。
新小金井、白糸台で列車の行き違いをし、12分の乗車で終点の是政駅に到着です。この路線もたぶん約30年ぶりの乗車、ほぼ初乗り感覚で新鮮な車窓風景を楽しむことのできた小さな旅でした。
西武多摩川線の終点、是政駅から南武線の南多摩駅へは約700mの距離です。これから東急田園都市線へ向かうために、是政橋で多摩川を渡り、南多摩駅まで歩きます。偶然にも、富士山をバックに武蔵野貨物線を行くEF65を撮影することができました。逆光が残念ですが…。(11:45)
⇒次:つくし野~すずかけ台間にて東急田園都市線を撮影
昨年(2017年)12月、首都圏で気になる電車を撮影してきました。これまで、なかなか「普通」の電車にカメラを向ける機会はなかったのですが、約30年ぶりの乗車となる路線もあり、非常に新鮮な撮影行となりました。
撮影は数回に分けて出掛けたのですが、ここでは路線別にご紹介します。鉄道会社や路線ごとにページを分けて掲載していますので、興味のあるところをご覧ください。
⇒東武亀戸線を撮影
⇒春日部~一ノ割間にて東武スカイツリーラインを撮影
⇒東浦和で武蔵野線を撮影
⇒花小金井の撮影地で西武新宿線の2000系などを撮影
⇒西武多摩湖線・多摩川線を撮影(←今ここ)
⇒つくし野~すずかけ台間にて東急田園都市線を撮影
⇒小田急LSE7000系を撮影
西武多摩湖線で赤電を撮影
東京は日本最大の観光地とも言われています。「鉄」的にもイベントが豊富で、鉄系イベントの少ない名古屋在住の鉄ヲタからすると、羨ましい限りです。 そんなイベントのひとつとして、西武鉄道の新101系ワンマン車に、赤電塗色が復活しました。
2018年1月9日(当初、1月19日までの予定から変更。)まで多摩湖線、1月24日からは多摩川線で運行されるとのこと、私は2017年12月に多摩湖線へ出動してみました。
多摩湖線、前回はいつ乗ったのか、その車窓風景は全く記憶にありません。過去の写真を掘り起こしたところ、多摩湖線を走行する本物の「赤電」が写っていました。どうやら、多摩湖線訪問は約30年ぶりのようで、撮影ポイントは全くわからず。車窓からロケハンすることにします。
国分寺~本町信号所(現在休止中)を走行する351系です。多摩湖線の国分寺駅ホームには20m車が入線できず、改良工事が完成した1990年まで正真正銘(?)の赤電、17m車である351系が活躍していました。(1988.4.24)
こちらも国分寺~本町信号所間で撮影。後方に現在は休止中の本町信号所が、少しだけ見えます。(1988.4.24)
魔都東京は鉄道路線が発達していますね。発達し過ぎていて、「鉄」である私もこの辺りの西武各線の位置関係はよくわかりません。車窓からのロケハンでは、冬の朝とあって、国分寺~萩山間において順光で撮影できるポイントは発見できませんでした。この区間は午後の方が条件は良さそうです。
撮影場所を物色しているうちに、終点の西武遊園地駅へ到着してしまいました。停車中の「スマイルトレイン」30000系は西武新宿行です。西武遊園地駅から発車する列車は、国分寺あるいは萩山行が中心ですが、平日朝に限り西武新宿行が設定されています。(7:23)
西武遊園地駅から1駅戻った武蔵大和駅で下車、線路沿いの遊歩道を400mほど八坂駅側に歩いた地点にある踏切で撮影活動を行うことにします。
ここ東京都東村山市付近については、全く土地鑑はありませんが、周囲は閑静な住宅街です。線路沿い(写真右側)が遊歩道で、春には桜をバックに写真が撮れそうです。
前述の踏切から少し武蔵大和側には、複線から単線となる分岐器があります。単線の多摩湖線にあって、八坂~武蔵大和間には列車交換用の信号所(回田信号所)があります。この信号所は有効長が1.7㎞もあり、信号所というより長い複線区間といった趣です。(8:10)
すぐその先で単線となるため、この付近では対向列車に被られる心配はありません。現在使用されている新101系は全てワンマン対応の4両編成、黄色塗装は牽引車263編成に残るのみです。白一色というのも、素っ気ない感じです。(8:32)
新101系247編成「赤電」がやってきました。いわゆる「ウソ電」的ですね。後ほど遭遇した同業者の話によると、「赤電」の運用は「お客様センター」で教えていただけるとのことです。(8:48)
拝島線との交差駅である萩山では、後追いながら、淘汰されつつある2000系を撮影することが出来ました。左が拝島線小川方面、右が多摩湖線八坂方面の線路です。(9:23)
萩山駅ホーム先端から、萩山駅に到着する赤電を撮影。ここも午前中順光です。(9:42)
⇒参考:西武鉄道が非常に良く見える所沢パークホテル
西武多摩川線で撮影
武蔵境~是政間8.0㎞を結ぶ西武鉄道多摩川線、西武鉄道の他の線との接続がない路線で、「鉄」的には終の棲家(?)として古い車両が運行される点で興味深い路線です。
多摩川線は、1917年(大正6年)の一部区間開業から100周年を迎え、記念乗車券の発売やヘッドマーク(シール)付列車の運行等のイベントが実施されました。中でも伊豆箱根鉄道創立100周年ともコラボして、多摩川線の西武鉄道新101系1編成を伊豆箱根鉄道1300系と同色にして運行するとのこと。
こうした「逆輸入」的な発想を実現させてしまうとは、西武鉄道恐るべしです。今回は時間的な制約により、武蔵境での駅撮りにより、伊豆箱根カラーの新101系を撮影することにします。
武蔵境駅3番ホームに到着する多摩川線列車。ここはホーム先端が超有名撮影スポットで、綺麗な編成写真を撮影することが可能、午前中順光です。なお、日曜日朝の数本が4番線ホーム発着、その他全ての列車は3番線ホームに発着するようです。(10:22)
100周年記念ヘッドマークは編成ごとに色が違うようです。多摩川線は早朝深夜を除いて12分間隔の運行で3編成使用、そのため30分程度で運行中のすべての編成を撮影することができます。(10:34)
本命の伊豆箱根色の新101系です。これはこれで、よく似合っている塗色です。この編成、多摩川線では2018年1月19日までの運行、1月24日からは多摩湖線で運行されています。(10:46)
両路線とも、100周年だそうです。
新小金井、白糸台で列車の行き違いをし、12分の乗車で終点の是政駅に到着です。この路線もたぶん約30年ぶりの乗車、ほぼ初乗り感覚で新鮮な車窓風景を楽しむことのできた小さな旅でした。
西武多摩川線の終点、是政駅から南武線の南多摩駅へは約700mの距離です。これから東急田園都市線へ向かうために、是政橋で多摩川を渡り、南多摩駅まで歩きます。偶然にも、富士山をバックに武蔵野貨物線を行くEF65を撮影することができました。逆光が残念ですが…。(11:45)
⇒次:つくし野~すずかけ台間にて東急田園都市線を撮影