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青森県の八戸駅から風光明媚な八戸線を太平洋に沿って南下して、三陸の久慈駅まで運行されているのが、大人気のレストラン列車、東北エモーションです。キハ110形気動車を大胆にリニューアルして、すっかりお洒落な列車に大変身しています。

今回その東北エモーションに、往復で乗車することが出来ました。行きのランチコースと、帰りのデザートブッフェコースに乗ってきましたので、そのお料理をメインにご紹介します。下記のリンク先のご興味のある部分をクリックしていただき、ご覧いただくことが可能です。
【往路のランチコースの目次】(←今このページ)
⇒チケット入手困難な東北エモーション、私はこうやって予約した
⇒東北エモーションの写真や動画を若干掲載
⇒東北エモーションのランチ料理を完全公開
⇒東北エモーションからの海の眺め
【復路のデザートブッフェコースの目次】(←次のページ)
⇒東北エモーションの車内はこんな感じ
⇒東北エモーションで食べたデザートを完全公開
⇒JR東日本・東北エモーションの公式ウェブサイト
JR東日本のレストラン列車に乗ろうとした時の最初のハードルは、予約の困難さです。私もかつて2度ほど予約しようとしましたが、満員御礼でした。
予約は、JR東日本の「びゅう」旅行センターで予約をするのが基本です。春の4月~6月、夏の7月~9月、秋・冬の10月から翌年3月末までのパンフレットが発行されるのが、それぞれの1か月半~2か月前になりますから、すぐにパンフを手に入れましょう。
その後そのパンフを持ってびゅうプラザ旅行センターの窓口に行って、旅行希望日を申し出ます。実際の予約が可能になる1か月前の時点で、旅行センターの人にチケットを手に入れて頂きます。こうすればだいたいのケースで予約ができると思います。
びゅうのパンフレットを見ると、東北エモーション乗車と共に宿泊などもセットになったプランが目立ちますが、実は列車に乗って食事するだけのプランも「単品」で提供されていますので、それを予約してもらうと良いでしょう。
往路と復路については、断然、往路のランチコースが人気です。しかし復路のデザートブッフェもなかなかのクオリティーで、復路の方が予約は取りやすいので、あえてランチはやめてデザートコースにするというてお有ります。
今回は私は、往路のランチコース、復路のデザートブッフェコースを両方申し込みました。往復コースになると割引が適用されて、下記の赤枠の料金で予約が完了しました。(往路は個室利用なので、夫婦2人で3000円の追加料金を支払っています。)

なお、びゅうプラザ旅行センター以外でも、JTBなどの旅行会社でも取り扱いが有ります。そうすると「東北レストラン鉄道TOHOKU EMOTION乗車!北東北満喫3日間」、などのツアー商品のみになります。
ま、乗るだけで満足する鉄道ファン以外ならば、こういった「ちょっとしたツアー」のほうが楽しいかもしれませんね。料金が5万円以上はかかりますが、往復の交通費から宿泊代、食事代込みでその値段ならば、高くはないと思います。
⇒
JTBの東北エモーションツアーの例はコチラ
という事で、無事になんとか予約が取れたので、八戸駅から終点の久慈駅までの八戸線を往復しました。出発の八戸駅は新幹線が直結しているので、当日の朝の出発で間に合います。上手い具合にダイヤを組んだものですね。というか東北への到達時間が、新幹線効果で予想外に近い。

八戸線のホームに行くと、既に東北エモーションは入線済みでした。

しばらく待つと、駅員さんが登場して、記念撮影タイムになります。

東北エモーションの車体のロゴのところでも、記念撮影できました。

車内に入って、指定のコンパートメント(個室)に入りました。個室車両の様子はこちらの動画を見て頂くと雰囲気が分かると思います。
乗り込むとほどなくして発車します。出発の際の車内放送などを記録に残しておきましたので、興味がある人は動画にてご覧ください。
東北エモーションに乗車するとすぐに、ウェルカムドリンクが運ばれてきました。ワタクシは甘ったるいのが苦手なので、妻に差し上げまして、この部分の記憶だけが飛んでいます。

飲み物は旅行代金に含まれていて、アルコールも含めて、飲み放題です。

このシステム非常に良いと思います。レストラン列車は非日常を楽しむものなので、いちいちお酒を注文するたびに「お会計はいくら」とやられると、興ざめします。
この点、今まで乗車したろくもん、雪月花、おれんじ食堂、丹後くろまつなどは要改善だと思います。流石!と思いましたが、いすみ鉄道のレストラン・キハは飲み放題で、めんどくさい会計など有りませんでしたね。
さて、妻はリンゴの発泡酒「あおもりシードル」、僕は普通のビールを飲み始めたところ、運ばれ来たのが前菜のアソートです。入れ物に凄味があると思ったら、うつわもこだわりが有るようで、福島県の会津桐で作られたものだそうです。蓋をスライドさせると・・・・、

いろとりどりの前菜が姿を現し、私らの隣の個室からも歓声が上がっていました。もちろん私たちも大喜びです。東北エモーションでは今まで洋食がメインだったそうですが、10月以降のコースは初の和食だとの事で、銀座の六雁という名店の秋山さんが監修しているのだそうです。

では、その芸術作品ともいえる品々を見てまいりましょうか。色彩も鮮やかな一品は、野菜の煮こごり焼きりんご添えごま酢ソースです。美味いも何もありません。こんなものは家では食べられませんから、感動してワーワー言いながら食べて終わりです・笑。

鮪赤身のぬた和えです。美味すぎます。鮪とぬたなんて、超絶に合うに決まってます。酒が進む料理ですね。自宅でもやってみたい。

列車が揺れるのでピンボケ写真になってますが、ラフランス白和えです。また絶妙な味。ラフランスを白和えにするって、普通は思いつきません。

ごぼうのすり流し牡蠣ソテー。絶品です。表現のしようがないです。こういうのは。

帆立フライです。これは想像通りかな。もしも車内で帆立を油で揚げられたら、さらに素晴らしいものになったと思います。

ユニークなのは、この前菜に食用ほおずきが入っていたこと。野菜好きの妻が、感動していました。私も初体験の味で、見た目は黄色いミニトマトですが、独特の甘酸っぱさが不思議です。日本でもフルーツとして栽培が広がってきたようです。

前菜を平らげて一服する間もなく、わっぱが運ばれてきました。秋田の大曲でつくられた容器です。蓋を開けると、再び歓声が漏れます。アワビとウニのいちご飯・軍艦巻きです。メニューにはなぜか書いてありませんでしたが、イクラご飯付きです。

イクラのどアップ写真。この翌日に食べた二味いくら弁当のイクラとは大違いです。ウニについては、うーん、この直後に久慈駅で購入した東日本で一番美味い「うに弁当」のほうが美味しかった。

アワビとウニの組み合わせを凝視しているワタクシ。美味い事は確かです。

そして、メインの料理です。青森和牛のローストビーフ白菜すき昆布の柚子胡椒風味です。散らした(たぶん食用菊)の花びらが芸術的です。そしてローストビーフはとても美味しく、添えられた舞茸の素揚げも美味!
ただし、白菜の部分はイマイチだったかな・苦笑。この部分だけ、なぜか「お惣菜だよね」というものになっていると思いました。私はここだけ、珍しく若干残しました。

ローストビーフの拡大写真。これはこれで美味しい。今回思ったのは、せっかく青森和牛を使うのなら、普通にステーキにして持ってきて欲しいという事。
東北エモーションの車内で、実際に油を使って焼き上げる調理ができないのだと思います。せっかくレストラン列車を作ったのに、実に勿体ないと感じます。贅沢にも1両を厨房車両として改造できたのに、そこまで徹底できないものかと残念に思いますね。
このあたりの徹底さ加減は、今後恐らく高級クルージングトレインの運行開始に伴って、お金をかけた列車では改善されるのだと思います。以前に特別なトワイライトのダイナープレヤデスで食事した時は完璧でしたので、恐らくそういう事になるのだろうなと。

さて、最後のデザートです。また、趣向を凝らした入れ物が運ばれてきました。会津塗だそうで、このモダンさからはとても日本の伝統工芸とは思えないほどでした。紐を両側から引っ張ると、中身が現れる仕組みです。
アミエビ、アーモンドクッキー、あんチョコ玉、白いマカロン、求肥餅です。容器は素晴らしいですが、スイーツはまあ普通ですかね・笑。

食事以外では、お土産として生南部サブレがプレゼントされました。ただの「南部せんべいでしょ?」と思ったら、けっこう美味しくてビックリしました。

以上で、東北エモーションのランチコースの料理の全てでした。前菜とわっぱは素晴らしかったと思います。一方でメイン料理とデザートは、和食なのかそうでないのか中途半端なイメージでした。
と、そんな風に好き勝手に感想を言い合って乗車できるのが、また楽しいのです。
夫婦の思い出が、強化される思いです。文句言ったりしてますけど、お料理を提供している銀座のお店に、「こんど行ってみようよ!」と言っているくらいですから、結局は美味しいという事です。
東北エモーションに乗車すると、三陸海岸を眺められるのが素晴らしいです。三陸と言ってもリアス式海岸の部分ではないので、かなりじっくりと眺められる区間が多くて、まさに海を見るために作られた路線なのかと勘違いしそうになるほどです。
実際にどのような見どころがあるのかは、乗車した際にパンフレットがありますのでそれを見て頂いて、ここでは「こんな風に見えますよ~」という程度にご覧いただければと思います。
●津波被害からの復興のシンボルが東北エモーションだという車内放送と、沿線の人の歓迎
●有名な蕪島が見えます(神社が火災で焼失したのは残念)
●こんな感じで、海の近くに観光停車もします
この日はあいにく曇りがちの天候でしたが、ときおり晴れ間も覗いて、その時は海岸沿いの松並木と青空のコントラストがとても心に染み入りました。日本的風景美を味わえます。このあたり、同じ海沿いを走るのに、陽気さを感じる伊豆クレイルの旅とは趣が異なります。こういう変化も、旅の醍醐味ですね。

●八戸線が最も海沿いを走る区間の展望
終点の久慈駅に到着した東北エモーションです。

以上が、東北エモーションのランチコースのご紹介でした。引き続いて復路のデザートブッフェコースもありますので、ご覧ください。
東北エモーションは料理も景色も最高・その感想と口コミ(往路のランチコース)
以前から狙っていた東北エモーションにようやく乗車
青森県の八戸駅から風光明媚な八戸線を太平洋に沿って南下して、三陸の久慈駅まで運行されているのが、大人気のレストラン列車、東北エモーションです。キハ110形気動車を大胆にリニューアルして、すっかりお洒落な列車に大変身しています。

今回その東北エモーションに、往復で乗車することが出来ました。行きのランチコースと、帰りのデザートブッフェコースに乗ってきましたので、そのお料理をメインにご紹介します。下記のリンク先のご興味のある部分をクリックしていただき、ご覧いただくことが可能です。
【往路のランチコースの目次】(←今このページ)
⇒チケット入手困難な東北エモーション、私はこうやって予約した
⇒東北エモーションの写真や動画を若干掲載
⇒東北エモーションのランチ料理を完全公開
⇒東北エモーションからの海の眺め
【復路のデザートブッフェコースの目次】(←次のページ)
⇒東北エモーションの車内はこんな感じ
⇒東北エモーションで食べたデザートを完全公開
⇒JR東日本・東北エモーションの公式ウェブサイト
チケット入手困難な東北エモーション、私はこうやって予約した
JR東日本のレストラン列車に乗ろうとした時の最初のハードルは、予約の困難さです。私もかつて2度ほど予約しようとしましたが、満員御礼でした。
予約は、JR東日本の「びゅう」旅行センターで予約をするのが基本です。春の4月~6月、夏の7月~9月、秋・冬の10月から翌年3月末までのパンフレットが発行されるのが、それぞれの1か月半~2か月前になりますから、すぐにパンフを手に入れましょう。
その後そのパンフを持ってびゅうプラザ旅行センターの窓口に行って、旅行希望日を申し出ます。実際の予約が可能になる1か月前の時点で、旅行センターの人にチケットを手に入れて頂きます。こうすればだいたいのケースで予約ができると思います。
びゅうのパンフレットを見ると、東北エモーション乗車と共に宿泊などもセットになったプランが目立ちますが、実は列車に乗って食事するだけのプランも「単品」で提供されていますので、それを予約してもらうと良いでしょう。
往路と復路については、断然、往路のランチコースが人気です。しかし復路のデザートブッフェもなかなかのクオリティーで、復路の方が予約は取りやすいので、あえてランチはやめてデザートコースにするというてお有ります。
今回は私は、往路のランチコース、復路のデザートブッフェコースを両方申し込みました。往復コースになると割引が適用されて、下記の赤枠の料金で予約が完了しました。(往路は個室利用なので、夫婦2人で3000円の追加料金を支払っています。)

なお、びゅうプラザ旅行センター以外でも、JTBなどの旅行会社でも取り扱いが有ります。そうすると「東北レストラン鉄道TOHOKU EMOTION乗車!北東北満喫3日間」、などのツアー商品のみになります。
ま、乗るだけで満足する鉄道ファン以外ならば、こういった「ちょっとしたツアー」のほうが楽しいかもしれませんね。料金が5万円以上はかかりますが、往復の交通費から宿泊代、食事代込みでその値段ならば、高くはないと思います。
⇒
東北エモーションの写真や動画を若干掲載
という事で、無事になんとか予約が取れたので、八戸駅から終点の久慈駅までの八戸線を往復しました。出発の八戸駅は新幹線が直結しているので、当日の朝の出発で間に合います。上手い具合にダイヤを組んだものですね。というか東北への到達時間が、新幹線効果で予想外に近い。

八戸線のホームに行くと、既に東北エモーションは入線済みでした。

しばらく待つと、駅員さんが登場して、記念撮影タイムになります。

東北エモーションの車体のロゴのところでも、記念撮影できました。

車内に入って、指定のコンパートメント(個室)に入りました。個室車両の様子はこちらの動画を見て頂くと雰囲気が分かると思います。
乗り込むとほどなくして発車します。出発の際の車内放送などを記録に残しておきましたので、興味がある人は動画にてご覧ください。
東北エモーションのランチ料理を完全公開
東北エモーションに乗車するとすぐに、ウェルカムドリンクが運ばれてきました。ワタクシは甘ったるいのが苦手なので、妻に差し上げまして、この部分の記憶だけが飛んでいます。

飲み物は旅行代金に含まれていて、アルコールも含めて、飲み放題です。

このシステム非常に良いと思います。レストラン列車は非日常を楽しむものなので、いちいちお酒を注文するたびに「お会計はいくら」とやられると、興ざめします。
この点、今まで乗車したろくもん、雪月花、おれんじ食堂、丹後くろまつなどは要改善だと思います。流石!と思いましたが、いすみ鉄道のレストラン・キハは飲み放題で、めんどくさい会計など有りませんでしたね。
さて、妻はリンゴの発泡酒「あおもりシードル」、僕は普通のビールを飲み始めたところ、運ばれ来たのが前菜のアソートです。入れ物に凄味があると思ったら、うつわもこだわりが有るようで、福島県の会津桐で作られたものだそうです。蓋をスライドさせると・・・・、

いろとりどりの前菜が姿を現し、私らの隣の個室からも歓声が上がっていました。もちろん私たちも大喜びです。東北エモーションでは今まで洋食がメインだったそうですが、10月以降のコースは初の和食だとの事で、銀座の六雁という名店の秋山さんが監修しているのだそうです。

では、その芸術作品ともいえる品々を見てまいりましょうか。色彩も鮮やかな一品は、野菜の煮こごり焼きりんご添えごま酢ソースです。美味いも何もありません。こんなものは家では食べられませんから、感動してワーワー言いながら食べて終わりです・笑。

鮪赤身のぬた和えです。美味すぎます。鮪とぬたなんて、超絶に合うに決まってます。酒が進む料理ですね。自宅でもやってみたい。

列車が揺れるのでピンボケ写真になってますが、ラフランス白和えです。また絶妙な味。ラフランスを白和えにするって、普通は思いつきません。

ごぼうのすり流し牡蠣ソテー。絶品です。表現のしようがないです。こういうのは。

帆立フライです。これは想像通りかな。もしも車内で帆立を油で揚げられたら、さらに素晴らしいものになったと思います。

ユニークなのは、この前菜に食用ほおずきが入っていたこと。野菜好きの妻が、感動していました。私も初体験の味で、見た目は黄色いミニトマトですが、独特の甘酸っぱさが不思議です。日本でもフルーツとして栽培が広がってきたようです。

前菜を平らげて一服する間もなく、わっぱが運ばれてきました。秋田の大曲でつくられた容器です。蓋を開けると、再び歓声が漏れます。アワビとウニのいちご飯・軍艦巻きです。メニューにはなぜか書いてありませんでしたが、イクラご飯付きです。

イクラのどアップ写真。この翌日に食べた二味いくら弁当のイクラとは大違いです。ウニについては、うーん、この直後に久慈駅で購入した東日本で一番美味い「うに弁当」のほうが美味しかった。

アワビとウニの組み合わせを凝視しているワタクシ。美味い事は確かです。

そして、メインの料理です。青森和牛のローストビーフ白菜すき昆布の柚子胡椒風味です。散らした(たぶん食用菊)の花びらが芸術的です。そしてローストビーフはとても美味しく、添えられた舞茸の素揚げも美味!
ただし、白菜の部分はイマイチだったかな・苦笑。この部分だけ、なぜか「お惣菜だよね」というものになっていると思いました。私はここだけ、珍しく若干残しました。

ローストビーフの拡大写真。これはこれで美味しい。今回思ったのは、せっかく青森和牛を使うのなら、普通にステーキにして持ってきて欲しいという事。
東北エモーションの車内で、実際に油を使って焼き上げる調理ができないのだと思います。せっかくレストラン列車を作ったのに、実に勿体ないと感じます。贅沢にも1両を厨房車両として改造できたのに、そこまで徹底できないものかと残念に思いますね。
このあたりの徹底さ加減は、今後恐らく高級クルージングトレインの運行開始に伴って、お金をかけた列車では改善されるのだと思います。以前に特別なトワイライトのダイナープレヤデスで食事した時は完璧でしたので、恐らくそういう事になるのだろうなと。

さて、最後のデザートです。また、趣向を凝らした入れ物が運ばれてきました。会津塗だそうで、このモダンさからはとても日本の伝統工芸とは思えないほどでした。紐を両側から引っ張ると、中身が現れる仕組みです。
アミエビ、アーモンドクッキー、あんチョコ玉、白いマカロン、求肥餅です。容器は素晴らしいですが、スイーツはまあ普通ですかね・笑。

食事以外では、お土産として生南部サブレがプレゼントされました。ただの「南部せんべいでしょ?」と思ったら、けっこう美味しくてビックリしました。

以上で、東北エモーションのランチコースの料理の全てでした。前菜とわっぱは素晴らしかったと思います。一方でメイン料理とデザートは、和食なのかそうでないのか中途半端なイメージでした。
と、そんな風に好き勝手に感想を言い合って乗車できるのが、また楽しいのです。
夫婦の思い出が、強化される思いです。文句言ったりしてますけど、お料理を提供している銀座のお店に、「こんど行ってみようよ!」と言っているくらいですから、結局は美味しいという事です。
東北エモーションからの海の眺め
東北エモーションに乗車すると、三陸海岸を眺められるのが素晴らしいです。三陸と言ってもリアス式海岸の部分ではないので、かなりじっくりと眺められる区間が多くて、まさに海を見るために作られた路線なのかと勘違いしそうになるほどです。
実際にどのような見どころがあるのかは、乗車した際にパンフレットがありますのでそれを見て頂いて、ここでは「こんな風に見えますよ~」という程度にご覧いただければと思います。
●津波被害からの復興のシンボルが東北エモーションだという車内放送と、沿線の人の歓迎
●有名な蕪島が見えます(神社が火災で焼失したのは残念)
●こんな感じで、海の近くに観光停車もします
この日はあいにく曇りがちの天候でしたが、ときおり晴れ間も覗いて、その時は海岸沿いの松並木と青空のコントラストがとても心に染み入りました。日本的風景美を味わえます。このあたり、同じ海沿いを走るのに、陽気さを感じる伊豆クレイルの旅とは趣が異なります。こういう変化も、旅の醍醐味ですね。

●八戸線が最も海沿いを走る区間の展望
終点の久慈駅に到着した東北エモーションです。

以上が、東北エモーションのランチコースのご紹介でした。引き続いて復路のデザートブッフェコースもありますので、ご覧ください。