士別モノコックバスと丸瀬布SLの旅(2)・・・士別軌道のモノコックバス乗車とロイヤルエクスプレス撮影

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士別モノコックバスと丸瀬布SLの旅(2)・・・モノコックバスとロイヤルエクスプレス撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は、士別軌道のモノコックバス乗車と、丸瀬布いこいの森SL撮影の旅です。


士別駅から徒歩約3分の所にある士別軌道の本社です。歴史を感じさせる建物には待合室と窓口があり、敷地内にバスの車庫もあります。


今回の旅のコンテンツは、以下のページに分けて掲載しています。ご興味のあるところをクリックして頂き、お読みくださいませ。

⇒その1:新旭川駅・塩狩駅・士別駅
⇒その2:士別軌道のモノコックバス乗車とロイヤルエクスプレス撮影(←今ここ)
⇒その3:幌加内駅・沼平駅・北秩父別駅・秩父別駅・北一已駅
⇒その4:特急大雪撮影と白滝発祥の地
⇒その5:丸瀬布森林公園いこいの村でSL乗車と撮影
⇒その6:廃止される東滝川駅訪問





士別軌道モノコックバスに乗車


士別市と名寄市の旧剣淵町に路線がある士別軌道バス、「軌道」という会社名に惹かれますが、鉄道は昭和30年代に廃止されています。春から秋の期間にモノコックバスが定期運行されており、前々から気になっていましたが、念願叶って本日乗車することができました。


待合室ではグッズ類、中古部品などが販売されています。待合室中央に置いてある朝日バス待合所の看板は500円とのことです。ここで朝日までの往復乗車券を購入します。


車内補充券を模した乗車券です。


中古部品、時刻表(1,500円)をついつい買ってしまいました。何とかリュックに入る大きさで幸いでした。


乗車記念品です。上士別産のお米2合は士別市内で宿泊または飲食するといただけます。左下キーホルダーは福引で、ポストカードはアンケート記入で頂戴いたしました。



モノコックバスと対面。1982年(昭和57年)日野製で、当初は和寒町の自家用だったそうです。右側のノンステップバスに比べると車高の違いが大きいです。モノコックバス以外にも台数は少ないにもかかわらず、車種のバラエティが富んでいました。


エンジンが稼働していて、見物することができました。


12:00に本社前から出発し、士別駅を経由して終点の朝日までの所要時間は30分です。今年度のモノコックバスは4月27日~10月20日の運行で、月火水曜日は川南大和デマンド線、木金曜日は中多寄線、土日祝はこの朝日線で各1往復運行されました。(2024.9.15 11:55)


同業者1名と我々の3名で本社前を出発。多少カーブで跳ねるような感じはしないでもないものの、意外にも(?)快適な乗り心地です。懐かしいエンジンの響きに、かつての路線バスの旅が思い出されて、思わず目頭が熱くなります。遠路はるばる赴いた価値は十二分にありました。駅前は寂しい印象でしたが、東側に広がる市街地にはスーパーなどもあって、また別の印象を持ちました。バスはその市街地で数名の乗車があり田園地帯を進みます。


「羊のまち士別」にちなんで、羊のバス待合所がいくつかありました。この朝日線は士別軌道の鉄道跡と並走しているようですが、廃線が古く鉄道の面影は見つけることができません。
 

30分の乗車で終点の朝日に到着。形式は日野K-RC301P、曲線を中心としたデザインはとても美しく感じました。御年42歳とのこと、その維持管理は並大抵のご苦労ではないで しょうが、末永く走り続けて欲しいです。(2024.9.15  12:36)


折り返しの10分間は撮影タイムとのことで、色々と撮影させていただきました。


奇麗な建物の待合所が設けられています。旧軌道の奥士別駅もこの集落内にあったようですが、痕跡はあるのでしょうか。


ここは旧朝日町の中心地で、 2005年(平成17年)に士別市と合併しています。


終点到着後、窓を閉めてそのまま洗車機を通過します。これは心躍る楽しい体験でした。2024.9.15  13:10


定位置に駐車して本日の運行は終了です。同社公式ホームページによると今期の(モノコックバス目的の方の)乗車数は293人と過去最高だったそうです。惜しくも最後の2日間(10月19日・20日)は故障により運休となったものの、重大なものではなく、来年度も定期運行を予定されているとのことで、是非ともまた来年、乗り来たいです!


モノコックバスの洗車体験の動画となります。





ロイヤルエクスプレスを撮影


モノコックバス乗車後はすぐに幌加内に行き、そばを食する計画でしたが、偶然にも本日は宗谷本線をロイヤルエクスプレスが走行するとのことで、急遽撮影活動を実施することになりました。


沿線は線路脇に草が生い茂っているところが多く、好撮影場所も不詳に付き、止むを得ず 剣淵で駅撮りをすることにしました。まずは快速「なよろ6号」旭川行を撮影、特急との 行き違いで数分停車します。(2024.9.15  14:05)
 

1線スルー方式で、特急は駅舎側を通過、行き違いのない列車も駅舎側に発着するようです。稚内行特急「サロベツ1号」を跨線橋上から撮影。 (2024.9.15  14:10)
 

同じく跨線橋から上りロイヤルエクスプレスを撮影。直前に晴れてきて側面が影になってしまいましたが、下調べ不十分の中で無事撮影でき良しとしましょう。(2024.9.15  14:26)


剣淵駅を通過する、ザ・ロイヤルエクスプレス北海道クルーズ列車。


洒落た駅舎の無人駅です。


【乗車記録】

・士別営業所12:00→朝日12:30士別軌道バス
・朝日12:40→士別営業所13:10 士別軌道バス


幌加内駅・沼平駅・北秩父別駅・秩父別駅・北一已駅




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