男鹿線のキハ40に乗車した記録

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秋田臨海鉄道撮影記(4)・・・男鹿線のキハ40に乗車

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は2021年春に廃止となる秋田臨海鉄道の撮影記です。


今回のコンテンツは、以下の通り複数回に分けてご紹介します。ご興味のあるページからご覧頂ければと思います。

男鹿へ
秋田臨海鉄道を撮影
ポートタワーセリオンから秋田港駅を撮影
⇒男鹿線のキハ40に乗車(←今ここ
由利高原鉄道の乗車と鉄印
快速「海里」に乗車





男鹿線キハ40に乗車


男鹿線のキハ40系は、2021年3月に増備される蓄電池電車EV-E801系「ACCUM(アキュム)」によって置き換えられます。男鹿線キハ40の乗り納めをするため、秋田から男鹿まで往復することにします。

秋田駅の男鹿線キハ40
男鹿駅を12:17に発車した1132列車が秋田駅に到着します。(2020.11.27 13:13)

男鹿行1133D列車のキハ40
秋田13:38発男鹿行1133D列車に乗車。発車時には各ボックス2~3人が乗車し、日中ながらなかなかの乗車率となりました。P氏は土崎駅から乗車し車内で合流です。 (2020.11.27 13:11)

男鹿線キハ40のサボ
サボも健在でした。

キハ40-543の車内
乗車したキハ40-543の車内を終点到着後に撮影。シート地は貼り替えられていますが、座席配置は原形のままのようです。2021年3月からは全列車が蓄電池電車EV-E801系「ACCUM(アキュム)」による運行となり、全列車がロングシートになってしまいます。狭いボックス席は時代遅れでしょうが、観光利用にはクロスシートを望みたいところです。



男鹿駅周辺を徘徊


男鹿線乗車は約30年振りということで、車窓風景の記憶は皆無でした。イメージに反してほとんど海は見えず逆に山間部を走行する区間もあり、ほぼ初乗り状態ということもあり1時間弱の旅は新鮮でした。

新築された男鹿駅舎
2018年に新築された駅舎です。みどりの窓口はなく代わりに指定席自動券売機があり、また観光案内所も駅舎内にあります。屋上が解放されているようで、停車中の列車を撮影できそうです。しかし私は迂闊にも屋上の存在に気付かず、今回の秋田旅行における唯一かつ最大の失敗でした。P氏はしっかりと屋上からの展望を楽しんだようで、悔しさも3倍増です。

男鹿線の古い駅舎
2012年にリニューアルされ2018年まで使用された旧駅舎です。旧駅前にはホテルがあり トレインビューが期待できそうなものの、途轍もなく歴史を感じさせる建物でさすがのP氏も泊まるのは躊躇せざるを得ない…との見解でした。

男鹿駅に停車中のキハ40
旧駅舎近くの跨線橋から、停車中のキハ40を撮影。この時間帯は完全逆光です。

男鹿駅の全景
キハ40が停車しているのは2番線で、反対側の1番線には蓄電池電車ACCUM用の充電設備があります。右側の建物が旧駅舎で、こうして眺めると駅舎移転に伴い若干営業キロが伸びたように見えますが、実際には0.2㎞短縮されています。

道の駅おが「オガーレ」に残された貨物線の跡
道の駅おが「オガーレ」の裏には2001年(平成13年)まで石油輸送列車が運行され、2002年に廃線となった船川港までの貨物専用線の線路が一部残されていました。男鹿駅の現駅舎や道の駅の敷地は、貨物ヤードの跡地のようです。

秋田に到着した男鹿線のキハ40
男鹿駅では1時間ほど滞在の後、復路は15:38発の秋田行に乗車しました。男鹿駅や途中の船越駅から高校生が多数乗車し、立ち客も少なくない盛況振りでした。本日は秋田駅前で宿泊となります。(2020.11.27 16:40)

蓄電池電車EV-E801系「ACCUM(アキュム)」による男鹿行1127M列車
翌朝の秋田駅を発車した蓄電池電車EV-E801系「ACCUM(アキュム)」による男鹿行1127M列車を後追いで撮影。EV-E801系は1編成のみが運用されていますが、増備されて2021年3月からは男鹿線の全列車がEV-E801系による運転となるそうです。(2020.11.28 8:52)





本日いただいた駅弁など


秋田駅の改札横という、とてもわかりやすい場所にある駅弁コーナーで本日の昼食を購入しました。

秋田駅改札口脇の駅弁売り場
ちょうどお昼時ということもあり、関根屋のお弁当を中心に種類、量ともに豊富です。 大館の駅弁も取り扱っています。

大館駅弁「比内地鶏の鶏めし」(㈱花善・1200円)
折角なので豪勢に、大館駅弁「比内地鶏の鶏めし」(㈱花善・1200円)を男鹿線車内でいただきました。

秋田のきりたんぽ
首尾よく秋田臨海鉄道を撮影できたことを祝して、きりたんぽ鍋で打ち上げです。ひとり旅では得られない楽しみである一方で、旅行費用中のエンゲル係数が高くなるのは致し方ありません。


日本酒が進みます。本日の宿泊先はP氏がホテルメトロポリタン秋田で、私は1泊4000円(GOTO適用で実質半額の2000円)のビジネスホテルということで、格差社会を実感したのでした。


【乗車記録】

・秋田13:38→男鹿14:33 キハ40-543 2両
・男鹿15:38→秋田16:38 キハ40-547 2両


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