可部線の廃線前に乗車した時の写真と思い出

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29年3月ダイヤ改正の山陽路の旅(その3):可部線・廃線前の写真と思い出

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。

2017年(平成29年)3月4日に実施されたJRのダイヤ改正。その当日に可部線の延伸というか復活区間に乗車、翌日は片上鉄道の旧吉ヶ原駅に向かい、同じく復活運転を訪問します。





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可部線の新駅(延伸区間)を訪ねて
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片上鉄道保存会の復活運転に大感動
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廃線当時の可部線の記録


この日(3月4日)、可部線の可部~あき亀山間、営業距離1.6kmが開業しました。正確には 2003年11月に廃止された可部~三段峡間46.2kmの一部区間の復活です。廃止前の可部~三段峡間は何度か乗車しており、まずは、最後に乗車した同年6月に撮影した写真を掲載いたします。

広島色の105系(可部線)
広島色の105系は最近まで可部線で活躍していました。(2003.6.1)

昔の可部線の加計駅の光景
原則として加計、三段峡方面へは可部駅で乗り換えでした。写真の右2本の線路は行き止まりで、左側のディーゼルカーに乗り換えて三段峡へ向かいます。今回の一部区間復活にあたって、右2本の線路は廃止され、このホームと、画面左側に新設されたホームを使用した対向式ホームを有する交換駅と生まれ変わりました。

可部線の廃線区間のサボ
広島名物(?)ともいえる、行先がわかりにくいサボ。

可部線の配線区間の太田川の風景
太田川沿いの車窓は、絶景はないものの、おだやかな風景は心が癒されました。しかし、太田川に忠実に線路が敷かれていたが故に線形が悪く、高速道路の発達とともにその存在意義をなくしてしまったのでしょう。(2003.6.1 安芸飯室付近)

廃線となった加計駅での列車交換風景
拠点駅であった加計駅で列車交換が行われます。(2003.6.1)

廃線となった可部線の加計駅
加計駅の駅舎です。有人駅でした。(2003.6.1)

可部線の三段峡駅に停車中のキハ40
終点だった三段峡駅です。加計駅までは8往復、三段峡駅までは5往復の列車が運行されていました。現在の備後落合付近や三江線に比べると、利便性に遜色はなかったことに気が付きます。(2003.6.1)

可部線で廃線となった三段峡駅
終点、三段峡には立派な駅舎がありました。加計~三段峡間が開業したのは1969年(昭和44年)のことでした。(2003.6.1)

三段峡駅前に保存されていたSLのC11形
三段峡駅前にはC11が保存されていました。三段峡までの可部線は、残念ながら存続できませんでした。(2003.6.1)

旧型国電73系
自宅書斎で古いアルバムを眺めていたら、なんと可部線で運用されていた旧型国電73系の写真が出てきました。1984年(昭和59年)の3月20日の撮影(横川駅)、当時中学生だった私ですが、その頃からフラフラと旅をしていたのです。なお、可部線の73系は、同年中に105系に置き換えられています。

広島の横川駅に停車中の国鉄73系電車
旧型国電は、1両ごとに形態が違うことが魅力でした。


【参考】広島市内の鉄道の見えるホテル
ホテルヴィアイン広島 ・インテリジェントホテル広島特にオススメ) ・ホテルニューまつお ・広島駅前ユニバーサルホテル新幹線口右


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