伊豆急線内で踊り子号に乗車した記録

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岳南電車と185系撮影記(その5)・・・伊豆急線内で踊り子号に乗車

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。岳南電車乗車と、伊豆急行での185系などの撮影記です。


今回の旅行記は、以下の複数ページに分けてご紹介しています。興味関心のあるところをクリックしていただいて、該当ページまで飛んでからお読みください。

岳南鉄道を撮影&過去の記録写真の紹介
岳南電車の夜景電車に乗車
三島から伊豆稲取に移動
稲取銀水荘前や志津摩のカーブで撮影
⇒伊豆急線内で踊り子号に乗車(←今ここ





185系の踊り子号で伊豆急下田へ


本日使用中の伊豆満喫フリーきっぷは伊豆急行線の普通列車の他、特急「踊り子号」の自由席も特急券なしで利用することができます。そこで伊豆稲取から伊豆急下田までは、特急「踊り子号」の自由席に乗車しました。

東急8000系復元電車
伊豆稲取駅に到着した伊豆急下田行普通列車は帯なしの東急8000系復元電車でした。伊豆急下田側の先頭車のうちクモハ8150形は中間車からの改造車で、標識灯がない等あっさりとした顔となっています。15編成在籍する8000系のうち半数の編成にクモハ8150形が連結されています。(2019.12.15 12:54)

クハ8000形
クハ8000形は元から先頭車なのでオリジナルの顔です。スカートが目立たないよう黒に塗装されていることもあり、東急時代そのものの姿です。(2019.12.15 12:54)

伊豆稲取駅に到着する特急踊り子
伊豆稲取駅に到着する特急「踊り子号109号」をホーム端から撮影します。伊豆稲取駅は両側がトンネルです。(2019.12.15 13:04)

伊豆急下田に到着した185系の踊り子
伊豆稲取から約20分の乗車で終点の伊豆急下田に到着。10号車自由席の乗客は3名でした。(2019.12.15 13:28)

251系スーパービュー踊り子と185系踊り子の並び(伊豆急下田)
伊豆急下田駅の西側公道から留置線の車両を撮影。251系スーパービュー踊り子号は2020年3月のダイヤ改正で引退、185系の活躍は2021年春までだそうです。(2019.12.15 13:50)



下田で観光


好天となったことから、少し下田で観光をすることにします。

下田ロープウェイ
伊豆急下田駅のすぐ近くに、寝姿山へ至る下田ロープウェイの乗り場があります。麓では、川や一般の建物の上空を通過するところが面白いです。搬器は2019年8月にロイヤルエクスプレスと同じ塗色にリニューアルされています。なお伊豆急下田駅構内の観光案内所で、割引乗車券を発売しています。

寝姿山から見た伊豆の海
女性の寝ている姿に似ているという寝姿山、標高200mの山頂からは伊豆諸島を眺めることができました。

伊豆のペリーロード
伊豆急下田駅から南へ約600m、1854年にペリー提督一行が下田港から日米和親条約付録下田条約締結の了仙寺まで行進したという、平滑川沿いに続く石畳の道がペリーロードです。古い建物が残る風情ある町並みです。





251系「スーパービュー踊り子号」に乗車


3月で引退する251系「スーパービュー踊り子号」への乗車も、今回の旅の目的のひとつです。例によって青春18きっぷの旅であることから、伊豆急下田から伊東まで「スーパービュー踊り子号」に乗車することにします。

利用中の伊豆満喫フリーきっぷで全席指定の「スーパービュー踊り子号」に乗車する場合は、520円(伊豆急行線内の場合)の指定席特急券を購入する必要があります。

伊豆急行線内完結の指定席券は、伊東駅を含む伊豆急行の駅でのみの販売ですが、当日難なく購入することができました。伊東までなら空席があるようです。

伊豆急下田に停車中の「スーパービュー踊り子10号」
伊豆急下田から「スーパービュー踊り子10号」に乗車します。外観は塗装が劣化し満身創痍な感じです。日曜日の上り列車とあって、半分以上の座席が埋まりました。 (2019.12.15 16:01)

スーパービュー踊り子の池袋行きの幕
「スーパービュー踊り子」の愛称名も見納めです。

スーパービュー踊り子の車内
普通車の車内です。大きな窓にハイデッカーで眺望に優れた車内は快適で古さを感じさせません。ハイデッカーが故に今日のバリアフリーの妨げとなり寿命を縮めたのかも知れません。 途中、伊豆高原駅の下田側の留置線にはクモハ103の姿がありました。

黒船電車
伊東駅で下車し普通列車に乗り換えます。伊東駅では下り伊豆高原行「黒船電車」に遭遇しました。(2019.12.15 17:00)

伊東駅ホームの乗車口案内
伊東駅ホームの乗車口案内も書き換えられることでしょう。


伊東からは再び名古屋まで青春18きっぷの旅です。 例によって沼津からは「ホームライナー浜松3号」を利用する予定でしたが、けしからんことに発車約15分前の時点で、自動券売機による整理券販売は満席の表示。普段より乗り換え客が多いような気はしましたが、まさに想定外の事態です。

車内で整理券を購入するという手はあるものの、座れない可能性も考えられるため、大人しく普通列車を乗り継いで名古屋に帰りました。しかし浜松→豊橋は3両編成で座れず、疲労困憊な旅となってしまいました。 ちなみにホームライナーの整理券は、当日の午後4時からの発売だそうです。

2020年3月のダイヤ改正で、251系「スーパービュー踊り子号」は姿を消すものの、E257系「踊り子号」と新豪華特急「サフィール踊り子号」が登場します。

伊豆クレイル」は6月までだそうですが、向こう1年間は185系も継続して運行されるなど話題の尽きない伊豆方面の列車、また撮影活動を実施したいものです。



本日いただいた駅弁


伊東駅の祇園の店舗
伊東駅の駅舎内商業施設はリニューアルされ、残念ながらそば店はなくなってしまいましたが、駅弁売店はコーヒーショップや土産物店のある一角に小奇麗なお店となり営業しています。


駅弁売店は7:30~18:00の営業で、イートインスペースもあります。

伊東駅弁とりめし
撮影の合間に志津摩の海岸で、昼食として伊東駅弁「とりめし」(㈱祇園・800円)をいただきました。

伊東駅弁とりめし
大きな鶏の照り焼きが美味しいお弁当です。撮影活動に専念するためビールは我慢です。

伊豆急下田駅弁あじずし
早めの夕食は下田駅弁「あじずし」(㈱クックランド・1130円)をスーパービュー踊り子号の車内でいただきました。伊豆で海の幸が不味いはずはないものの、その美味しさに刮目したのでした。金目鯛の駅弁も捨て難く、下田の駅弁は侮れません。

伊東駅弁のり巻きいなり
午後5時過ぎに伊東駅の駅弁売店では、「いなりずし」と「海苔巻きいなり」のみが販売されていました。豊橋駅から乗車した新快速電車内で、夜食として「海苔巻きいなり」(㈱祇園・670円)をいただきました。


【乗車記録】

・伊豆稲取13:06→伊豆急下田13:25 特急「踊り子109号」クハ185-308 7両  
・伊豆急下田16:07→伊東16:59 特急「スーパービュー踊り子10号」モハ251-103 10両  
・伊東17:21→熱海17:45 8253 6両  
・熱海17:51→沼津18:10 クハ210-5039 6両  
・沼津18:23→静岡19:24 モハ210-5033 3両  
・静岡19:28→浜松20:41 クモハ313-2514 6両  
・浜松20:45→豊橋21:20 (車番記録失念)3両  
・豊橋21:24→名古屋22: 27 サハ313-5307 8両


(今回の旅はこれでオシマイ)


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