飯山線を撮り鉄しながら乗りつぶしをした記録

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新潟の115系撮影記(その2)・・・飯山線・撮り鉄を兼ねた乗りつぶしの旅

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今年6月以降3回目となる新潟の115系撮影記です。

名古屋から長野まで鉄道で移動
⇒飯山線・撮り鉄を兼ねた乗りつぶしの旅(←今ここ
越後線で第二次新潟色の115系を撮影
黒姫駅で駅そばを頂く
古間駅・黒姫駅間でしなの鉄道の115系を撮影





長野から飯山線十日町行に乗車


長野では12分の待ち合わせという好接続で十日町行に乗り換えです。駅弁を購入してホームに向かうと列車は入線しておらず、乗車口には列ができています。発車数分前に回送で列車が到着、私はクロスシートに腰掛けることができましたが、ほぼ座席が埋まる高乗車率です。

長野駅停車中のキハ110系
長野発十日町行はキハ110系の2連ワンマン列車です。(2018.10.20 12:32)


長野の次の北長野では189系の回送列車と交換します。本日は信越線(関山~長野~軽井沢)開業130周年イベントで189系と115系復刻塗色車による臨時列車が運行されたのですが、すでに宴の後といった空気でした。飯山線に入る前の北長野や三才では乗降とも多く、その後豊野や替佐では下車が目立ち飯山を前にして車内は空席の方が多くなります。

飯山駅停車中のキハ110系
北陸新幹線接続の飯山では列車交換のため数分間停車します。(2018.10.20 13:22)


飯山では某大手旅行会社のツアー客が乗車されます。バスツアーに組み込まれた「絶景ローカル線の旅」と推測されますが、残念ながら戸狩野沢温泉まで僅か11分のご乗車。

ツアーの中の年配男性の「どこが絶景だ?」とのぼやきが聞こえましたが、飯山線車窓の真骨頂は戸狩野沢温泉から先なのでご指摘の通りではあります。

キハ110系の車内
戸狩野沢温泉でツアー客が下車すると車内はご覧の通り閑古鳥です。本日のこの列車に限っては日常的に利用されているような地元客の姿は皆無でした。「乗り鉄」的には好きな座席を選び放題でいいのですが、ここまで空いていると先行きが不安になります。

上境~上桑名川の車窓風景
上境~上桑名川の車窓風景です。ついに雨模様となりましたが、これはこれで風情のある光景です。紅葉にはまだ早いようです。(2018.10.20 13:48)

飯山線の車窓風景
列車後部から去り行く光景を撮影。信濃川とともに進むこの付近の車窓風景は全く飽きることがありません。先ほどのツアーの皆さんには是非ともこの区間に乗車していただきたかったです。(2018.10.20 13:49)

桑名川駅
交換設備のある桑名川駅です。飯山線の各駅の駅舎は近年に改築されたものが多く、桑名川駅も2009年(平成21年)に新築されています。無人駅ながら立派な駅舎です。(2018.10.20 13:54)

森宮野原駅
飯山線の長野県内最後の駅である森宮野原でも列車交換のため数分間停車しますが、1名が下車されたのみでした。(2018.10.20 14:16)


森宮野原駅を出発すると県境を越え新潟県に入ります。津南町の玄関口である津南駅では意外にも乗降は下車客が2名のみで依然として車内は閑散としたままです。 そしてこの列車の終点である十日町には14:58の到着、全く飽きることのない2時間半の旅でした。しかし雨脚が強くなってきました。





飯山線越後岩沢駅で下車


十日町では23分の待ち合わせで越後川口行に接続します。本日(10月20日)と明日は「地そばまつり」が開催されているため、駅舎内はお客さんで賑わっています。

しかし多くの方は長野行臨時快速列車や北越急行(新潟行臨時快速列車あり)を利用するようで、15:21発の越後川口行に乗ったのは地元客を中心に10名程でした。

十日町駅に停車中のHB-E300系「リゾートビューふるさと」
十日町駅に到着。右端のHB-E300系「リゾートビューふるさと」は長野行の臨時快速列車で、本日は「地そばまつり」のため、快速「おいこっと」に代わり設定されています。中央のキハ110単行がこれから乗車する越後川口行で、左端がここまで乗車した長野発の列車です。(2018.10.20 15:02)

参考ホテルむかでや(十日町駅近く、宮脇俊三さん宿泊のトレインビューホテル)

十日町駅
十日町駅です。雨脚が強く駅前には人影がありませんでした。

越後川口行は110系の単行ワンマン列車
十日町15:21発の越後川口行は110系の単行ワンマン列車です。飯山線は豊野~森宮野原間が長野支社、足滝~越後川口間は新潟支社の管轄となりますが、定期列車は長野総合車両センターのキハ110系で運行されています。(2018.10.20 15:09)


十日町15:21発の約1時間後に再び越後川口行列車があることから、途中下車して撮影活動を考えていました。特に内ヶ巻駅の越後川口側のカーブはお立ち台(撮影ポイント)であり、そこでの活動を予定していたのですが、生憎の激しい雨。

雨はかなり強く私の腕では列車走行写真の撮影は不可能と諦め、駅撮りもしくは駅近くでの撮影に変更することにしました。




越後岩沢駅とキハ110
十日町を出発すると魚沼中条、上条と続く停車駅でひとりふたりと下車が続き、私が降りたここ越後岩沢でも女子高生が1名下車しました。(2018.10.20 15:37)

越後岩沢駅
新潟県小千谷市に位置する越後岩沢駅は無人駅ですが1927年(昭和2年)の開業時からの駅舎が残っており、近年駅舎の改築が進む飯山線では非常に貴重な存在です。

越後岩沢駅のホーム
現在は片面ホームですが、かつては交換設備があったようです。

越後岩沢駅の駅舎内
無人駅ながら駅舎内は地元の方による清掃が行き届いていて、ゴミひとつ落ちていませんでした。

キハ110-234が越後岩沢駅に到着
先ほど乗車したキハ110-234が越後川口で折り返し十日町行として越後岩沢駅に到着します。やはりお客さんの姿は疎らで、越後岩沢駅でも乗降はありませんでした。 (2018.10.20 16:09)


1時間余りの滞在で越後岩沢駅を後にします。16:41発の越後川口行は長野から十日町まで乗車した列車と同じ編成です。2両合わせてお客さんは10名程度でした。(2018.10.20 16:40)


雨模様ながら飯山線の旅は信濃川の車窓風景を始めとして、素晴らしいものがありました。現在は何とか日常的に利用可能な運転本数が確保され、臨時列車も運行されているので次回は撮り鉄も楽しみたいところです。一方で戸狩野沢温泉以遠ではお客さんの姿が極端に少なく、この点は気懸りでした。



長野駅で購入した「味噌かつ弁当」を頂く


越後岩沢駅では、暇なのでちょっと早めの夕食としました。長野駅で購入した「味噌かつ弁当」(㈱デリクックちくま・1000円)を駅舎脇のベンチでいただきます。ビールは夜の楽しみに取っておきます。

味噌かつ弁当(長野駅のデリクックちくま製造)



宿泊先の燕三条へ


越後川口、長岡、東三条で乗り換えて本日の宿泊地である燕三条へ向かいます。

越後川口駅の夕暮れ
終点の越後川口で上越線に乗り換え、上り(写真左)、下りともに接続は良好です。この時間になって雨が上がり、空が赤く染まりました。(2018.10.20 17:03)


越後川口から乗車した2両ワンマン長岡行は満席の盛況、小千谷からは高校生や若者を中心として多数の乗車があり、立ち客多数の混雑となり幹線の底力(?)を感じました。

長岡では9分の待ち合わせで新潟行に乗り継ぎます。改札口内の駅弁も売っているそば屋を念のため覗いてみましたが駅弁は既に売り切れ、コンコースにも売り場がある旨の掲示がありました。


東三条で乗り換えて弥彦線に乗車。ここでも6分の待ち合わせと良好な接続です。2両ワンマン列車は新潟からの列車とも接続し、適度に座席が埋まりました。(2018.10.20 18:07)



松本駅で購入した「山のおにぎり弁当」を頂く


今夜は燕三条駅近くのホテルに宿泊です。本日、10月20日土曜日は新潟、長岡、柏崎及び上越など新潟県内の都市のホテルの多くが満室、燕三条駅周辺も例外ではありませんでしたが、キャンセルがあったようで何とか泊まることができました。

大きなイベントでもあるのか、行楽シーズンということか、新潟ブーム(??)なのか分かりませんが面妖なことです。

松本駅の「山のおにぎり弁当」
夕食は松本駅で購入した「山のおにぎり弁当」(㈱カワカミ・880円)をビールとともにいただきます。おかずが充実していて、「お値段以上」の内容でした。


【乗車記録】

・長野12:34→十日町14:58  キハ111-212 2両
・十日町15:21→越後岩沢15:37 キハ110-234 1両  
・越後岩沢16:41→越後川口16:52 キハ111-212 2両  
・越後川口17:07→長岡17:31 クモハE129-115 2両  
・長岡17:40→東三条18:06 クモハE128-117 2両  
・東三条18:12→燕三条18:19 クモハE129-121 2両


越後線で第二次新潟色の115系を撮影


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