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さんま寿司(白浜駅)・・・地元のはま乃さんの紀州鮨の代表作
紀勢本線の白浜駅・・・西暦2000年に比べると乗降客数が半分近くまで落ち込んでおり、駅弁の販売もかなり苦しいのではないかと予測しますが、大人気の「パンダ」の最寄り駅として、何となく賑やかさを取り戻しつつあるのではないかと期待しています。(パンダ弁当なる駅弁もあり)
そしてこの駅は、紀伊田辺駅の駅弁と全く同じ種類の4つの駅弁が売られている駅と認識していましたが、2018年3月に現地をチェックしたところ、なんと白浜駅だけにしかないさんま寿司を、駅弁のショーケースに発見しました。
(さらに、2019年3月の現地チェックで、鯛ずしと鯖ずしも加わり、合計で7種類の駅弁が売られているのを確認しました!)
「これは食べなくてはならぬ」と一期一会の出会いを大切にして即買いをしたさんま寿司、私が見かけたのは朝の9時過ぎです。その時点で下の写真のように2つ入荷しており、すぐに1つを取り置きしてもらいました。従って、上記の写真は私の分を1つ取り除いたあとの写真です。
私が受け取ったのは11時なので、その時点でまだ1つ残っているという事は、駅弁はそんなにガッツリとは売れないという事を物語っているようで、少し寂しい気持ちにもなります・・・。
外観としては、寿司を収納した外箱に掛け紙に相当する紙を巻き付けたスタイルです。駅にこれしか置いていなかったとしたら、誰でもこれは駅弁だと認識するのではないかと思います。
そんなさんま寿司を作っているのは、白浜駅前の紀州鮨はま乃さんです。この店舗だけ見ると少々みすぼらしいですが、白浜町とその近隣にに本支店があり、和歌山近鉄百貨店内にも店舗を構えるなど、この地域では一定の人気があるお店のようです。
基本的には店舗で販売する商品を白浜駅で置いただけとも言えますが、駅でお弁当類を販売すること自体が貴重な存在となっている今では、もう十分に駅弁と称してもよろしいかと思います。あるいは「準駅弁」と言っても良いかな。
数量を捌けない可能性が高いのに、わざわざ駅売りをしてくれるはま乃さんや、白浜駅のキヨスクの販売姿勢に、敬意を表したいと思います。
では、さんま寿司を食べてみます。今回は白浜駅で購入して、りんくうタウン駅隣接のトレインビューホテル、スターゲイトホテル関西エアポートの客室で、ゆったりとお酒を飲みながら駅弁を楽しませていただきました。
(この時はさんま寿司以外に、新花暦と紀州てまり弁当の2つも同時に味わっています。お酒と共にあれこれ食べると、けっこうな量を食べてしまいますね。健康に気を付けなきゃ。)
外観は実にシンプルで、サンマの押し寿司が1本入っているだけです。それが8等分に切り分けられており、箸で持ち上げて食べるのみです。まさに「光り物」の代表選手らしく、美しく銀色に輝くさまが見事です。と同時に、酢の香りが食欲を増進しますね。
サンマの厚さは、こんな感じです。ほどよい身の付き具合で、このくらいがちょうど食べやすい大きさなのかなと思います。一口で食べる事ができます。
味わいとしては、素朴の一言に尽きます。もう、一切の余計なものが入っておらず、酢締めされたサンマと酢飯の味のコラボレーションです。原材料をチェックすると、柚子が入っているようですが、食べた感じではそれは感じられないので、隠し味として使われているのでしょうか。
お醤油なども無く、見たままの通りこれを食べる事になります。サンマの側に、塩味をわずかにピリリと感じます。これは紀伊勝浦駅のさんま姿寿司の時にも全く同様の味わいを感じましたので、紀州独特のものなのかもしれません。
和歌山県にはこのほかには和歌山駅にもさんま寿司がありますから、サンマのお寿司の食べ比べをしてみるのも面白いと思います。個人的には、サンマの表面に白板昆布を乗せて味わいをマイルドにした、和歌山駅のものが好みかな。
でも、野趣あふれる味わいの白浜駅のさんま寿司も捨てがたいですし、なかなか困った比較になるかもしれませんね。
なお、サンマを使った駅弁としては、当サイト管理人が食べたものでは以下のようなものもあります。昔から安価で庶民の味方であるサンマを全国各地で味わって、更に旅を楽しくしたいですね。
⇒千葉寿司街道・秋刀魚(千葉駅)・・・見た目がグロテスクだが美味い
⇒さんまおから漬け押寿司(いわき駅)・・・素晴らしい日本の保存食
⇒さんまかば焼き弁当(一ノ関駅)・・・サンマは日本の食文化
和歌山エリアの、トレインビューホテルの一覧です。紀伊田辺駅や白浜駅、紀伊勝浦駅の駅弁を食べながらの、和歌山の旅行をぜひお楽しみください。
そしてこの駅は、紀伊田辺駅の駅弁と全く同じ種類の4つの駅弁が売られている駅と認識していましたが、2018年3月に現地をチェックしたところ、なんと白浜駅だけにしかないさんま寿司を、駅弁のショーケースに発見しました。
(さらに、2019年3月の現地チェックで、鯛ずしと鯖ずしも加わり、合計で7種類の駅弁が売られているのを確認しました!)
「これは食べなくてはならぬ」と一期一会の出会いを大切にして即買いをしたさんま寿司、私が見かけたのは朝の9時過ぎです。その時点で下の写真のように2つ入荷しており、すぐに1つを取り置きしてもらいました。従って、上記の写真は私の分を1つ取り除いたあとの写真です。
私が受け取ったのは11時なので、その時点でまだ1つ残っているという事は、駅弁はそんなにガッツリとは売れないという事を物語っているようで、少し寂しい気持ちにもなります・・・。
外観としては、寿司を収納した外箱に掛け紙に相当する紙を巻き付けたスタイルです。駅にこれしか置いていなかったとしたら、誰でもこれは駅弁だと認識するのではないかと思います。
そんなさんま寿司を作っているのは、白浜駅前の紀州鮨はま乃さんです。この店舗だけ見ると少々みすぼらしいですが、白浜町とその近隣にに本支店があり、和歌山近鉄百貨店内にも店舗を構えるなど、この地域では一定の人気があるお店のようです。
基本的には店舗で販売する商品を白浜駅で置いただけとも言えますが、駅でお弁当類を販売すること自体が貴重な存在となっている今では、もう十分に駅弁と称してもよろしいかと思います。あるいは「準駅弁」と言っても良いかな。
数量を捌けない可能性が高いのに、わざわざ駅売りをしてくれるはま乃さんや、白浜駅のキヨスクの販売姿勢に、敬意を表したいと思います。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 白浜駅にて購入。 |
購入日時 | 2018年3月5日、午前9時すぎに購入、11時に受け取り。 |
価格 | 810円(税込み) |
製造 | 有限会社はま乃 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2497-125 0739-42-3667 http://www.kishuzusi-hamano.com/susi.html |
実に素朴で、昔ながらのさんま寿司のスタイルを色濃く残す
では、さんま寿司を食べてみます。今回は白浜駅で購入して、りんくうタウン駅隣接のトレインビューホテル、スターゲイトホテル関西エアポートの客室で、ゆったりとお酒を飲みながら駅弁を楽しませていただきました。
(この時はさんま寿司以外に、新花暦と紀州てまり弁当の2つも同時に味わっています。お酒と共にあれこれ食べると、けっこうな量を食べてしまいますね。健康に気を付けなきゃ。)
外観は実にシンプルで、サンマの押し寿司が1本入っているだけです。それが8等分に切り分けられており、箸で持ち上げて食べるのみです。まさに「光り物」の代表選手らしく、美しく銀色に輝くさまが見事です。と同時に、酢の香りが食欲を増進しますね。
サンマの厚さは、こんな感じです。ほどよい身の付き具合で、このくらいがちょうど食べやすい大きさなのかなと思います。一口で食べる事ができます。
味わいとしては、素朴の一言に尽きます。もう、一切の余計なものが入っておらず、酢締めされたサンマと酢飯の味のコラボレーションです。原材料をチェックすると、柚子が入っているようですが、食べた感じではそれは感じられないので、隠し味として使われているのでしょうか。
お醤油なども無く、見たままの通りこれを食べる事になります。サンマの側に、塩味をわずかにピリリと感じます。これは紀伊勝浦駅のさんま姿寿司の時にも全く同様の味わいを感じましたので、紀州独特のものなのかもしれません。
和歌山県にはこのほかには和歌山駅にもさんま寿司がありますから、サンマのお寿司の食べ比べをしてみるのも面白いと思います。個人的には、サンマの表面に白板昆布を乗せて味わいをマイルドにした、和歌山駅のものが好みかな。
でも、野趣あふれる味わいの白浜駅のさんま寿司も捨てがたいですし、なかなか困った比較になるかもしれませんね。
なお、サンマを使った駅弁としては、当サイト管理人が食べたものでは以下のようなものもあります。昔から安価で庶民の味方であるサンマを全国各地で味わって、更に旅を楽しくしたいですね。
⇒千葉寿司街道・秋刀魚(千葉駅)・・・見た目がグロテスクだが美味い
⇒さんまおから漬け押寿司(いわき駅)・・・素晴らしい日本の保存食
⇒さんまかば焼き弁当(一ノ関駅)・・・サンマは日本の食文化
和歌山県エリアの鉄道の見えるホテル一覧
和歌山エリアの、トレインビューホテルの一覧です。紀伊田辺駅や白浜駅、紀伊勝浦駅の駅弁を食べながらの、和歌山の旅行をぜひお楽しみください。
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
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ホテルランドマーク和歌山 | 紀勢本線 | JR和歌山駅からタクシーで5分強。 |
グリーンヒル御坊アネックス(御坊) | 紀州鉄道 | JR御坊駅より徒歩7分。予約はホテルまで直接。 |
民宿インしらはま駅の宿(白浜) | 紀勢本線 | 紀勢本線白浜駅から目の前。入浴しながら電車が見える。 |
ホテル&レンタカー660(紀伊勝浦駅) | 紀勢本線 | 駅からすぐ。JR西日本区間だがJR東海の特急も見える。 |
ステーションホテル新宮 | 紀勢本線 | 新宮駅から徒歩2分。 |