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福井鉄道乗り鉄撮り鉄(その3)・・・鷲塚針原駅からフェニックス田原町ラインに乗車
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は新型車両導入やえちぜん鉄道との直通運転開始等、話題の多い福井鉄道の旅です。昔の貴重な写真を織り交ぜてご紹介します。
⇒福井鉄道のレトラムに乗車&デキ11を撮影
⇒福井城址大名町付近で福井鉄道を撮影
⇒えちぜん鉄道・鷲塚針原駅からフェニックス田原町ラインに乗車(←今ここ)
⇒三十八社駅付近で福井鉄道を撮影
⇒北府駅で福井鉄道を撮影
福井駅では駅弁による昼食をいただくことにします。
改札外には改札口近くに福井駅の駅弁を中心に、敦賀、加賀温泉、金沢、富山の北陸三県の駅弁が揃う駅弁売店(営業時間8:50~18:30)が、同じ高架下1階にある商業施設「プリズム福井」内にも売店が2店舗あり、入口近くにある「福井駅桜むすびプリズム店」は7:30~20:00の営業で、ちょうどお昼時とあって番匠本店の駅弁が各種揃っていました。(こちらの売店は番匠本店の弁当のみの取り扱いです。)
福井駅西口駅前広場には、可動し鳴き声も出る恐竜のオブジェが設置されました。撮影スポットとして人気です。
昼食は福井駅弁「いなかの幕の内ままごっつお」(㈱番匠本店・1050円)をいただきました。カニ系が多い福井駅弁の中では数少ない幕の内弁当です。
福井からは、えちぜん鉄道に乗車します。えちぜん鉄道の福井駅は高架化工事に伴いここ数年で何回か場所が変わっています。現在は既に完成している北陸新幹線の高架橋を暫定的に、えちぜん鉄道が使用しています。
2015年(平成27年)から本来の高架橋と駅舎が完成する今年6月23日まで、えちぜん鉄道の電車が将来の新幹線用高架橋を走行という珍しい姿が見られます。
新幹線施設を開業前に暫定的に使用した例としては、阪急京都本線の例が有名ですが、福井も同じように歴史上の出来事として今後語り継がれることでしょう。
高架化工事が始まる前の京福電鉄(現えちぜん鉄道)福井駅です。当時は南海電鉄からの譲渡車両が主力でした。高架化工事に先立ち、1997年(平成9年)に仮線へ移設されています。(1984.12.25)
暫定的にえちぜん鉄道が使用している新幹線用高架橋は左側です。右側にはえちぜん鉄道の高架新駅の建設が進められています。
えちぜん鉄道の福井駅(仮)の駅舎は新幹線高架下にあります。
えちぜん鉄道福井駅は1面2線構造で、JR側のホームから三国芦原線が、反対側から勝山永平寺線が発着します。停車中の列車は三国港行です。(2018.4.1 12:04)
えちぜん鉄道福井駅のホーム端から福井口駅方面を撮影。幅の広い高架橋が新幹線規格であることを感じさせます。(2018.4.1 12:04)
12:09発の三国港行は単行ながら立ち客もいる状況、田原町や福大前西福井等で多くの乗降があり、活気のあるえちぜん鉄道です。
2016年3月から「フェニックス田原町ライン」として、田原町を経由して鷲塚針原まで福井鉄道と相互直通運転が実施されています。本日は鷲塚針原まで行き、「フェニックス田原町ライン」の列車に乗車することにします。
福井駅から僅か500mの場所にある新福井駅を列車後部から撮影、停車中の列車は福井行です。(2018.4.1 12:11)
「フェニックス田原町ライン」は低床車で運行されています。そのため鷲塚針原までの各駅(中角駅を除く。)は低床車用ホームが増設されました。八ツ島駅は同じホームの前後で、低床用と高床用ホームが設置されています。(2018.4.1 12:24)
新田塚駅は島式の高床ホームの外側に、対向式で低床ホームが設置されています。 (2018.4.1 12:25)
「フェニックス田原町ライン」の終点が鷲塚針原駅です。乗車した三国港行も、ここまでくると空席が目立つようになります。古い駅舎が残されているものの、綺麗に整備されています。(2018.4.1 12:32)
ホーム増設工事前の鷲塚針原駅です。狭い島式ホーム1面2線の駅でした。 (2014.10.25)
上の写真から僅か1年半後の2016年3月には低床ホームの増設工事が完成しました。低床ホームと道路があった場所は、元々は農地でした。(2018.4.1 12:36)
鷲塚針原駅では少し離れた位置にある道路から、農地を介して福井方面の列車を撮影することができました。写真の元阪神のMC2201形は、最後の1両であった2204号が2014年10月に運用を離脱し形式消滅となりました。(2014.10.25)
現在は福井方面線路の隣に低床ホームが新設されました。MC6100形(左)と低床車 「ki-bo」(キーボ)です。(2018.4.1 12:39)
「ki-bo」(キーボ)との愛称で「フェニックス田原町ライン」に導入された、えちぜん鉄道L形電車です。2車体・2台車式の超低床電車で2編成在籍しています。 (2018.4.1 12:41)
黄色のアクセントが印象的な車内です。クロスシート主体で「乗り鉄」には嬉しい車両です。
「フェニックス田原町ライン」の列車、朝は普通が日中~夕方は急行が1時間に1本運行されています。えちぜん鉄道はこのL形「ki-bo」が使用され、福井鉄道はF1000形「FUKURAM」(フクラム)が基本的に使用されています。
「ki-bo」の使用列車は公式サイトで掲載されており、鷲塚針原発が9:49、12:49、15:49、越前武生発が11:12、14:12、17:12の3往復です。「FUKURAM」の3連接車体に対して「ki-bo」は2連接なので収容力に劣るためか、朝のラッシュ時を避けた運用になっています。
なお4編成ありそれぞれ車体色の違う「FUKURAM」の編成ごとの運用も、福井鉄道のツイッターで毎日案内されています。12:49発の急行越前武生行は3名の乗客を乗せて発車、各駅で乗車がありますが中途半端な時間帯のせいか、福井鉄道線に乗り入れるまでは空席が目立ちました。
元名鉄の連接車と比べて、乗り心地は柔らかく格段に優れています。一方で車輪と座席の距離が近いためか、レール間の隙間(繋ぎ目)の振動がダイレクトに伝わってくる感じがします。
13:26、浅水駅到着。鷲塚針原~田原町間の270円を支払い、福井鉄道の一日乗車券を示して下車し、後続の普通電車に乗り換えます。
福井鉄道浅水駅を発車した、えちぜん鉄道L形「ki-bo」です。(2018.4.1 13:26)
⇒次:三十八社駅付近で福井鉄道を撮影
⇒福井鉄道のレトラムに乗車&デキ11を撮影
⇒福井城址大名町付近で福井鉄道を撮影
⇒えちぜん鉄道・鷲塚針原駅からフェニックス田原町ラインに乗車(←今ここ)
⇒三十八社駅付近で福井鉄道を撮影
⇒北府駅で福井鉄道を撮影
福井駅弁「いなかの幕の内ままごっつお」をいただく
福井駅では駅弁による昼食をいただくことにします。
改札外には改札口近くに福井駅の駅弁を中心に、敦賀、加賀温泉、金沢、富山の北陸三県の駅弁が揃う駅弁売店(営業時間8:50~18:30)が、同じ高架下1階にある商業施設「プリズム福井」内にも売店が2店舗あり、入口近くにある「福井駅桜むすびプリズム店」は7:30~20:00の営業で、ちょうどお昼時とあって番匠本店の駅弁が各種揃っていました。(こちらの売店は番匠本店の弁当のみの取り扱いです。)
福井駅西口駅前広場には、可動し鳴き声も出る恐竜のオブジェが設置されました。撮影スポットとして人気です。
昼食は福井駅弁「いなかの幕の内ままごっつお」(㈱番匠本店・1050円)をいただきました。カニ系が多い福井駅弁の中では数少ない幕の内弁当です。
えちぜん鉄道福井駅を見物
福井からは、えちぜん鉄道に乗車します。えちぜん鉄道の福井駅は高架化工事に伴いここ数年で何回か場所が変わっています。現在は既に完成している北陸新幹線の高架橋を暫定的に、えちぜん鉄道が使用しています。
2015年(平成27年)から本来の高架橋と駅舎が完成する今年6月23日まで、えちぜん鉄道の電車が将来の新幹線用高架橋を走行という珍しい姿が見られます。
新幹線施設を開業前に暫定的に使用した例としては、阪急京都本線の例が有名ですが、福井も同じように歴史上の出来事として今後語り継がれることでしょう。
高架化工事が始まる前の京福電鉄(現えちぜん鉄道)福井駅です。当時は南海電鉄からの譲渡車両が主力でした。高架化工事に先立ち、1997年(平成9年)に仮線へ移設されています。(1984.12.25)
暫定的にえちぜん鉄道が使用している新幹線用高架橋は左側です。右側にはえちぜん鉄道の高架新駅の建設が進められています。
えちぜん鉄道の福井駅(仮)の駅舎は新幹線高架下にあります。
えちぜん鉄道福井駅は1面2線構造で、JR側のホームから三国芦原線が、反対側から勝山永平寺線が発着します。停車中の列車は三国港行です。(2018.4.1 12:04)
えちぜん鉄道福井駅のホーム端から福井口駅方面を撮影。幅の広い高架橋が新幹線規格であることを感じさせます。(2018.4.1 12:04)
えちぜん鉄道で鷲塚針原(わしづかはりばら)へ
12:09発の三国港行は単行ながら立ち客もいる状況、田原町や福大前西福井等で多くの乗降があり、活気のあるえちぜん鉄道です。
2016年3月から「フェニックス田原町ライン」として、田原町を経由して鷲塚針原まで福井鉄道と相互直通運転が実施されています。本日は鷲塚針原まで行き、「フェニックス田原町ライン」の列車に乗車することにします。
福井駅から僅か500mの場所にある新福井駅を列車後部から撮影、停車中の列車は福井行です。(2018.4.1 12:11)
「フェニックス田原町ライン」は低床車で運行されています。そのため鷲塚針原までの各駅(中角駅を除く。)は低床車用ホームが増設されました。八ツ島駅は同じホームの前後で、低床用と高床用ホームが設置されています。(2018.4.1 12:24)
新田塚駅は島式の高床ホームの外側に、対向式で低床ホームが設置されています。 (2018.4.1 12:25)
鷲塚針原駅から「フェニックス田原町ライン」に乗車
「フェニックス田原町ライン」の終点が鷲塚針原駅です。乗車した三国港行も、ここまでくると空席が目立つようになります。古い駅舎が残されているものの、綺麗に整備されています。(2018.4.1 12:32)
ホーム増設工事前の鷲塚針原駅です。狭い島式ホーム1面2線の駅でした。 (2014.10.25)
上の写真から僅か1年半後の2016年3月には低床ホームの増設工事が完成しました。低床ホームと道路があった場所は、元々は農地でした。(2018.4.1 12:36)
鷲塚針原駅では少し離れた位置にある道路から、農地を介して福井方面の列車を撮影することができました。写真の元阪神のMC2201形は、最後の1両であった2204号が2014年10月に運用を離脱し形式消滅となりました。(2014.10.25)
現在は福井方面線路の隣に低床ホームが新設されました。MC6100形(左)と低床車 「ki-bo」(キーボ)です。(2018.4.1 12:39)
「ki-bo」(キーボ)との愛称で「フェニックス田原町ライン」に導入された、えちぜん鉄道L形電車です。2車体・2台車式の超低床電車で2編成在籍しています。 (2018.4.1 12:41)
黄色のアクセントが印象的な車内です。クロスシート主体で「乗り鉄」には嬉しい車両です。
「フェニックス田原町ライン」の列車、朝は普通が日中~夕方は急行が1時間に1本運行されています。えちぜん鉄道はこのL形「ki-bo」が使用され、福井鉄道はF1000形「FUKURAM」(フクラム)が基本的に使用されています。
「ki-bo」の使用列車は公式サイトで掲載されており、鷲塚針原発が9:49、12:49、15:49、越前武生発が11:12、14:12、17:12の3往復です。「FUKURAM」の3連接車体に対して「ki-bo」は2連接なので収容力に劣るためか、朝のラッシュ時を避けた運用になっています。
なお4編成ありそれぞれ車体色の違う「FUKURAM」の編成ごとの運用も、福井鉄道のツイッターで毎日案内されています。12:49発の急行越前武生行は3名の乗客を乗せて発車、各駅で乗車がありますが中途半端な時間帯のせいか、福井鉄道線に乗り入れるまでは空席が目立ちました。
元名鉄の連接車と比べて、乗り心地は柔らかく格段に優れています。一方で車輪と座席の距離が近いためか、レール間の隙間(繋ぎ目)の振動がダイレクトに伝わってくる感じがします。
13:26、浅水駅到着。鷲塚針原~田原町間の270円を支払い、福井鉄道の一日乗車券を示して下車し、後続の普通電車に乗り換えます。
福井鉄道浅水駅を発車した、えちぜん鉄道L形「ki-bo」です。(2018.4.1 13:26)
【乗車記録】 ・福井12:09→鷲塚針原12:30 6105 1両 |
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
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ホテルエコノ福井駅前 | えちぜん鉄道 | えちぜん鉄道は良く見えるが、JR線は見えない。駅前すぐ。 |
ホテルアルファーワン鯖江 | 北陸本線 | 鯖江駅目の前。意外とトレインビューとしては見にくいかな。 |
サバエ・シティーホテル(福井鉄道西鯖江駅) | 福井鉄道 | 貴重な福井鉄道のトレインビュー。 |
⇒次:三十八社駅付近で福井鉄道を撮影