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ツアー利用!特急しまかぜのカフェ車両で、食事のメニュー全制覇の記録
定期的に運行される列車の食堂車。・・・実は、日本で唯一の存在となっているのが、近鉄特急のしまかぜ号です。食堂車の存在などJRの独断場かと思っていたら、まさかの近鉄特急になってしまうとは、予想外の事は起きるものですね。

今回、クラブツーリズムの団体旅行に申し込んで、往復で特急しまかぜに乗車してきました。自力で予約を取ろうにも、人気が高すぎてチケットが取れなかったので、禁断の「団体旅行」の手を借りる事にしました。
往復のしまかぜに伊勢神宮や英虞(あご)湾の観光を付けて、1泊2日で「お伊勢参り」をしてきた次第です。このページでは、旅の目的の「しまかぜの食堂車(カフェ)」で、徹底的に食いまくった時の様子を記します。しまかぜのカフェ車両にご乗車の際の参考にしてみてください。
特急しまかぜに乗車して伊勢神宮を参拝するツアーは、どこの旅行会社でも取り扱っていると思います。しかし、往復ともしまかぜに乗車できるツアーは、おそらく一部の旅行会社だけです。

今回私は、
クラブツーリズム・鉄道の旅特集でしまかぜツアーを発見して、申し込みをしました。クラブツーリズムと
阪急交通社は、鉄道の旅のツアーが充実しているので、非常にお勧めです。今までも、以下の旅でツアーを利用してきました。
⇒サンライズ瀬戸・ツアーでシングルツイン乗車の体験談(阪急交通社)
⇒伊予灘ものがたり・ツアーで食事なしの恨みを忘れるなよ(阪急交通社)
⇒四国まんなか千年ものがたり・ツアーで食事を楽しんだ体験談(阪急交通社)
⇒特別なトワイライトエクスプレスツアーに参加(阪急交通社)
⇒おれんじ食堂ツアーの手違いに困惑したが楽しかったよ(肥薩おれんじ鉄道)(JTB)
特急しまかぜのデビューは、平成25年3月です。今回のツアーは平成29年11月ですから、すでに4年半の月日が経過しています。それなのに、いまだに予約が難しい列車です。
今回のツアーでは、近鉄名古屋駅から乗車です。独特のフォルムが印象的です。

お目当ての、カフェ車両です。外観がまた面白いですね。二階建てになっていて、展望が良くて人気の2階席は13名分、落ち着いていて穴場の1階席は6名分の座席があります。合計19人しか入れませんから、場合によっては並ぶ可能性があります。

ちなみに一般座席は、革張りの豪華な3列シートです。こちらも良いですが、私にとっては食堂車のほうがはるかに魅力的で、こんなところで駅弁などを食べる訳にはいきません。
ツアーでは申し込めばお昼に駅弁が配られるのですが、それは要らぬという事で、添乗員に食堂車に行ってくることを告げて、発車前からカフェ車両に並びました。

しまかぜ入線前にホームにいらっしゃったカフェ車両のアテンダントさんによると、出発しておよそ5分強で営業を開始するとの事で、下の写真のところで開始まで待ちました。予約は満員なのに、出発時点では私ら夫婦以外では並んでいる人はいなかったです。案外、座れるのかも。

待っていた所には、以下のような販売カウンターがあります。ここではお土産の他にしまかぜ弁当などの駅弁も売られています。待っている間、チラホラと色々と買い求めるお客さんが来られました。カフェのメニューは、ここでレンジでチンされて、運ばれてきます。

上記の黄色い矢印のところは、以下のような、スイーツセットのケーキが並べられました。これはなかなか美味しそうです。見た瞬間に、「食後のデザートに決定!」となりました。

ちなみに販売カウンターは車内販売の基地にもなっていて、このようにワゴンに積み込まれた様々な商品を売りにきてくれます。座席には飲食のメニューも置いてあるので、それを見て注文する人もたくさんおられました。アルコールなどは売れていましたね。

さてお目当てのカフェ車両ですが、行きの乗車時には、以下のような2階席に座りました。カフェが営業して30分くらいでほぼ満席になりましたので、カフェ利用の人はお早めに。

帰りは、1階席を利用しました。コチラは落ち着きます。どちらも魅力的で、甲乙つけがたいな。

ちなみに1階席の名古屋駅寄りの座席のところには、モニターが設置されています。写真の赤い丸枠のところに操作パネルがあって、前面展望や後面展望を映し出す事もできます。テレビやBGM、現在位置の確認画面にする事もできます。(テレビなんて、まっぴらですよね)

カフェ車両の、廊下の部分です。移動する人がカフェの中に入ってこないので、カフェはとても落ち着いていて優雅な空間になっていました。

カフェ車両の洗面台です。これも面白いデザインです。つい写真に撮ってしまいました。

以上、車両やカフェ車両を利用する時のご案内でした。カフェをスムーズに利用する際の参考にしてください。次項からは、カフェで食べたものをぜんぶ記します。食事ができる専用のスペースって、本当に素晴らしいです。座席で飲食するよりも、楽しさが倍増します。
座席に案内されて複数オーダーした中で、最初に運ばれたのがサンドイッチセットです。卵やハムサンド、ツナサンドがセットになっています。量は少ないですが、中身がしっかりと入っていて美味しいです。


しかし、これだけでお腹が満足する人はいないと思います。後述するスイーツセットなどと一緒に注文したほうが良いかもしれません。飲み物は、有機栽培コーヒーをセレクトしました。車内販売で売られているコーヒーと、同一のものになります。
次に、和食を食べます。うな重と伊勢海老風味みそ汁をオーダーして、同時に運ばれてくると思ったら、味噌汁が最初でした。数分待ってうな重が到着、という流れになりました。
アテンダントさんが忙しすぎるので、過度な期待は禁物のようです。恐らく、レンジでチンしてすぐに対応しやすいものから、出しているのではないかと推測します。
うな重も、ミニサイズです。漬物と緑茶がセットになっています。しかし、鰻は中国産ではなくて国産です。1700円ですから、かなり良心的なのではないかと思います。

タレなどはかなり安っぽい味ですが、鰻はふっくらしていて、制約のある車内で食べるものとしては、よく頑張ってるなと感じました。少なくとも、スーパーの中国産鰻よりはだんぜん美味しいです。

伊勢海老風味みそ汁ですね。完全にインスタント味噌汁ですが、たしかに伊勢海老の香りはします。乾燥豆腐に青海苔が入った味噌汁になっています。うな重には、よく合いますね。

という事で、しまかぜのカフェの2階席でうな重などを食べている僕です・笑。

往路の最後のメニューは、あおさとカキのにゅう麺です。行きに食べた中では、これが一番美味しかったかな。にゅう?とは、そうめんのあったかいバージョンですね。

このメニュー、伊勢の特産とも言える牡蠣のしぐれ煮がとても美味しく、なおかつあおさの風味が出ていて、なかなかの一品でした。出汁も美味しくて、全て飲み干しましたよ。

行きに食べた、食後のデザートです。二種類頼みました。今回のコーヒーは、別注文としてハワイコナブレンドコーヒーを500円で購入しています。注文を受けてから淹れてくれるとの事で、ちょっと贅沢な気分が広がりました。

車内に積み込まれているケーキ類は、名古屋のフランス菓子店のシェ・コーベさんによって作られたものです。メニューに書かれていた案内書きを貼り付けておきます。

ガトー・シシリールージュです。「イタリア産ピスタチオを使用した生地に木苺のコンフィチュールとバタークリームをサンドしました。甘さと酸味のバランスと木苺の旨みを引き出したケーキです。」との事でした。金箔が添えられていて、ゴージャスな雰囲気です。

シャンドゥーヤ・ピスタチオ。「香り高いイタリア産ピスタチオを使用したムースと、ヘーゼルナッツペーストを混ぜ込んだチョコレートムースを合わせた2層のケーキです。」との事。流れる景色を見て、陽の光に包まれて、贅沢この上ない列車の旅です。
スイーツセットを食べて、往路のしまかぜの旅は完了です。途中の宇治山田駅到着の20分前くらいに座席に戻って、下車の支度をしたのでした。復路のメニューは、次の次の項から記します。

伊勢志摩をツアーバスで駆け巡って、行きのしまかぜに乗車した翌日の午後、再度、宇治山田駅にやってきて、今度は復路のしまかぜに乗車です。宇治山田駅にしまかぜが到着するところと、カフェの1階席のテレビモニターの様子など、短い動画もご覧ください。
帰りも、自分の座席に行かないで、いきなり食堂車に直行しました。この日の乗車も指定券は満席。けれどもカフェの2階席にも座れましたが、復路は1階にしようと思いました。
1階席に座って、まず真っ先に注文したのは、あらびきウインナーに地ビールです。妻は五ヶ所みかん完熟こつぶストレートジュースをオーダー。ウィンナーはなんとなく貧弱ですが、神都ビールが美味しかったので、まあ良しとしましょう。

復路の食事は、まずは松阪牛カレーです。レトルトカレーですが、しまかぜのカフェの全メニューを制覇した感想からすると、このカレーがダントツで美味しかったです。

特に、このお肉。さすが松坂牛だけあって、美味しさが半端ないですね。次回にしまかぜのカフェを利用した場合も、絶対にこれは食べようと心に決めました。

もう1つ、しまかぜらしいメニューとして、海の幸ピラフです。この商品は、座席でも食べる事ができます。こちらはレンジでチンするピラフの味、といったところですかね。

でも、伊勢海老が豪勢に飾り付けられており、最高です。伊勢海老以外に、あさりやタコが入っていて、魚介類がたっぷりで、食べていて嬉しくなります。

伊勢海老の身を、殻から取り出したところ。小ぶりとはいえ、伊勢海老が半身分入っているのは贅沢です。伊勢志摩旅行の最後を締めくくるのに、最高のメニューとなりましたね。

しまかぜのカフェで食事をしまくる計画の本当の最後は、スイーツセットとアイスクリームです。そうそう、スイーツセットを頼むと、小さなお菓子も一緒に付いてきます。

スイーツは、アルモニーチョコレートムースです。「フランス・ヴァローナ社のチョコレートを使用したムース。少し酸味の効いたビターチョコのムースの中にはピスタチオのヴァヴァロアと木苺のジャムが入っています。濃厚なチョコレートに香ばしさとフルーティな酸味を加えた口溶けなめらかなムースです。」との事。本当に濃厚で、芳醇な味わいに感動しました。

しまかぜバニラアイスクリームは、スプーンですぐに食べられる硬さで提供されました。新幹線のアイスのようにカチカチではないので、時間がタイトになりがちなしまかぜのカフェでは、大変ありがたい事でした。しまかぜのデザインのアイスの蓋も、記念品になりますね(^^♪

今回の飲み物は、温かいリプトン紅茶を付けて。こってり味のチョコレートムースには、ストレートで飲む紅茶が、最適でした。

しまかぜのカフェ車両で食事したり飲んだりできるメニューを写真に撮っておきましたので、掲載します。けっこう車内が揺れるので、ちょっとブレた写真になっていますが、ご容赦を。今回で、「お食事」は完全制覇したことになります。

次回以降の乗車の折には、おつまみとスイーツを食べまくりたいなと思います。大満足。

以上、特急しまかぜのカフェ車両にて、行きも帰りも食事をしまくった体験談でした。乗車中にカフェ車両での飲食をすると、旅の印象もより強くなると思います。なおかつ日本で唯一の定期列車の食堂車ですから、ぜひ一度利用してみてください。

座席に戻ると、アテンダントさんがわざわざ記念乗車証を持ってきてくれました。ありがたいです。その心遣いと共に、本当に特急しまかぜの乗車が「記念」になって記憶に残る旅になりました。
そして、すっかりしまかぜのファンになりました。いずれまた、「絶対にしまかぜに乗るぞ!」と決意しました。今度は大阪発のしまかぜに乗ってみたいなと思います。
⇒レストラントレイン&食堂車の体験談ページに戻る

今回、クラブツーリズムの団体旅行に申し込んで、往復で特急しまかぜに乗車してきました。自力で予約を取ろうにも、人気が高すぎてチケットが取れなかったので、禁断の「団体旅行」の手を借りる事にしました。
往復のしまかぜに伊勢神宮や英虞(あご)湾の観光を付けて、1泊2日で「お伊勢参り」をしてきた次第です。このページでは、旅の目的の「しまかぜの食堂車(カフェ)」で、徹底的に食いまくった時の様子を記します。しまかぜのカフェ車両にご乗車の際の参考にしてみてください。
しまかぜのツアーの予約について
特急しまかぜに乗車して伊勢神宮を参拝するツアーは、どこの旅行会社でも取り扱っていると思います。しかし、往復ともしまかぜに乗車できるツアーは、おそらく一部の旅行会社だけです。

今回私は、
⇒サンライズ瀬戸・ツアーでシングルツイン乗車の体験談(阪急交通社)
⇒伊予灘ものがたり・ツアーで食事なしの恨みを忘れるなよ(阪急交通社)
⇒四国まんなか千年ものがたり・ツアーで食事を楽しんだ体験談(阪急交通社)
⇒特別なトワイライトエクスプレスツアーに参加(阪急交通社)
⇒おれんじ食堂ツアーの手違いに困惑したが楽しかったよ(肥薩おれんじ鉄道)(JTB)
特急しまかぜのカフェ車両とは?
特急しまかぜのデビューは、平成25年3月です。今回のツアーは平成29年11月ですから、すでに4年半の月日が経過しています。それなのに、いまだに予約が難しい列車です。
今回のツアーでは、近鉄名古屋駅から乗車です。独特のフォルムが印象的です。

お目当ての、カフェ車両です。外観がまた面白いですね。二階建てになっていて、展望が良くて人気の2階席は13名分、落ち着いていて穴場の1階席は6名分の座席があります。合計19人しか入れませんから、場合によっては並ぶ可能性があります。

ちなみに一般座席は、革張りの豪華な3列シートです。こちらも良いですが、私にとっては食堂車のほうがはるかに魅力的で、こんなところで駅弁などを食べる訳にはいきません。
ツアーでは申し込めばお昼に駅弁が配られるのですが、それは要らぬという事で、添乗員に食堂車に行ってくることを告げて、発車前からカフェ車両に並びました。

しまかぜ入線前にホームにいらっしゃったカフェ車両のアテンダントさんによると、出発しておよそ5分強で営業を開始するとの事で、下の写真のところで開始まで待ちました。予約は満員なのに、出発時点では私ら夫婦以外では並んでいる人はいなかったです。案外、座れるのかも。

待っていた所には、以下のような販売カウンターがあります。ここではお土産の他にしまかぜ弁当などの駅弁も売られています。待っている間、チラホラと色々と買い求めるお客さんが来られました。カフェのメニューは、ここでレンジでチンされて、運ばれてきます。

上記の黄色い矢印のところは、以下のような、スイーツセットのケーキが並べられました。これはなかなか美味しそうです。見た瞬間に、「食後のデザートに決定!」となりました。

ちなみに販売カウンターは車内販売の基地にもなっていて、このようにワゴンに積み込まれた様々な商品を売りにきてくれます。座席には飲食のメニューも置いてあるので、それを見て注文する人もたくさんおられました。アルコールなどは売れていましたね。

さてお目当てのカフェ車両ですが、行きの乗車時には、以下のような2階席に座りました。カフェが営業して30分くらいでほぼ満席になりましたので、カフェ利用の人はお早めに。

帰りは、1階席を利用しました。コチラは落ち着きます。どちらも魅力的で、甲乙つけがたいな。

ちなみに1階席の名古屋駅寄りの座席のところには、モニターが設置されています。写真の赤い丸枠のところに操作パネルがあって、前面展望や後面展望を映し出す事もできます。テレビやBGM、現在位置の確認画面にする事もできます。(テレビなんて、まっぴらですよね)

カフェ車両の、廊下の部分です。移動する人がカフェの中に入ってこないので、カフェはとても落ち着いていて優雅な空間になっていました。

カフェ車両の洗面台です。これも面白いデザインです。つい写真に撮ってしまいました。

以上、車両やカフェ車両を利用する時のご案内でした。カフェをスムーズに利用する際の参考にしてください。次項からは、カフェで食べたものをぜんぶ記します。食事ができる専用のスペースって、本当に素晴らしいです。座席で飲食するよりも、楽しさが倍増します。
サンドイッチセットをオーダー
座席に案内されて複数オーダーした中で、最初に運ばれたのがサンドイッチセットです。卵やハムサンド、ツナサンドがセットになっています。量は少ないですが、中身がしっかりと入っていて美味しいです。


しかし、これだけでお腹が満足する人はいないと思います。後述するスイーツセットなどと一緒に注文したほうが良いかもしれません。飲み物は、有機栽培コーヒーをセレクトしました。車内販売で売られているコーヒーと、同一のものになります。
名称 | サンドイッチセット |
---|---|
価格 | 680円 |
その他 | 飲み物は有機栽培コーヒー、リプトン紅茶、アイスコーヒー、アイスティーの中から選べます。写真は有機栽培コーヒー。 |
うな重と伊勢海老風味みそ汁をオーダー
次に、和食を食べます。うな重と伊勢海老風味みそ汁をオーダーして、同時に運ばれてくると思ったら、味噌汁が最初でした。数分待ってうな重が到着、という流れになりました。
アテンダントさんが忙しすぎるので、過度な期待は禁物のようです。恐らく、レンジでチンしてすぐに対応しやすいものから、出しているのではないかと推測します。
うな重も、ミニサイズです。漬物と緑茶がセットになっています。しかし、鰻は中国産ではなくて国産です。1700円ですから、かなり良心的なのではないかと思います。

タレなどはかなり安っぽい味ですが、鰻はふっくらしていて、制約のある車内で食べるものとしては、よく頑張ってるなと感じました。少なくとも、スーパーの中国産鰻よりはだんぜん美味しいです。

名称 | うな重 |
---|---|
価格 | 1700円 |
その他 | 温かいお茶付き |
伊勢海老風味みそ汁ですね。完全にインスタント味噌汁ですが、たしかに伊勢海老の香りはします。乾燥豆腐に青海苔が入った味噌汁になっています。うな重には、よく合いますね。

名称 | 伊勢海老風味 みそ汁 |
---|---|
価格 | 260円 |
その他 | - |
という事で、しまかぜのカフェの2階席でうな重などを食べている僕です・笑。

あおさとカキのにゅう麺をオーダー
往路の最後のメニューは、あおさとカキのにゅう麺です。行きに食べた中では、これが一番美味しかったかな。にゅう?とは、そうめんのあったかいバージョンですね。

このメニュー、伊勢の特産とも言える牡蠣のしぐれ煮がとても美味しく、なおかつあおさの風味が出ていて、なかなかの一品でした。出汁も美味しくて、全て飲み干しましたよ。

名称 | あおさとカキのにゅう麺 |
---|---|
価格 | 900円 |
その他 | ペットボトル310mlのミネラルウォーター付き |
スイーツセットをオーダー
行きに食べた、食後のデザートです。二種類頼みました。今回のコーヒーは、別注文としてハワイコナブレンドコーヒーを500円で購入しています。注文を受けてから淹れてくれるとの事で、ちょっと贅沢な気分が広がりました。

車内に積み込まれているケーキ類は、名古屋のフランス菓子店のシェ・コーベさんによって作られたものです。メニューに書かれていた案内書きを貼り付けておきます。

ガトー・シシリールージュです。「イタリア産ピスタチオを使用した生地に木苺のコンフィチュールとバタークリームをサンドしました。甘さと酸味のバランスと木苺の旨みを引き出したケーキです。」との事でした。金箔が添えられていて、ゴージャスな雰囲気です。

シャンドゥーヤ・ピスタチオ。「香り高いイタリア産ピスタチオを使用したムースと、ヘーゼルナッツペーストを混ぜ込んだチョコレートムースを合わせた2層のケーキです。」との事。流れる景色を見て、陽の光に包まれて、贅沢この上ない列車の旅です。
スイーツセットを食べて、往路のしまかぜの旅は完了です。途中の宇治山田駅到着の20分前くらいに座席に戻って、下車の支度をしたのでした。復路のメニューは、次の次の項から記します。

名称 | スイーツセット |
---|---|
価格 | 1000円 |
その他 | 飲み物は有機栽培コーヒー、リプトン紅茶、アイスコーヒー、アイスティーの中から選べます。 |
復路、特急しまかぜに再度の乗車
伊勢志摩をツアーバスで駆け巡って、行きのしまかぜに乗車した翌日の午後、再度、宇治山田駅にやってきて、今度は復路のしまかぜに乗車です。宇治山田駅にしまかぜが到着するところと、カフェの1階席のテレビモニターの様子など、短い動画もご覧ください。
あらびきウインナーに、地ビールなどをオーダー
帰りも、自分の座席に行かないで、いきなり食堂車に直行しました。この日の乗車も指定券は満席。けれどもカフェの2階席にも座れましたが、復路は1階にしようと思いました。
1階席に座って、まず真っ先に注文したのは、あらびきウインナーに地ビールです。妻は五ヶ所みかん完熟こつぶストレートジュースをオーダー。ウィンナーはなんとなく貧弱ですが、神都ビールが美味しかったので、まあ良しとしましょう。

名称と価格 | あらびきウインナー(520円)、地ビール神都ビール(500円)、五ヶ所みかん完熟こつぶストレートジュース(400円) |
---|
松阪牛カレーをオーダー
復路の食事は、まずは松阪牛カレーです。レトルトカレーですが、しまかぜのカフェの全メニューを制覇した感想からすると、このカレーがダントツで美味しかったです。

特に、このお肉。さすが松坂牛だけあって、美味しさが半端ないですね。次回にしまかぜのカフェを利用した場合も、絶対にこれは食べようと心に決めました。

名称 | 松阪牛カレー |
---|---|
価格 | 1,340 円 |
その他 | ペットボトル310mlのミネラルウォーター付き |
海の幸ピラフをオーダー
もう1つ、しまかぜらしいメニューとして、海の幸ピラフです。この商品は、座席でも食べる事ができます。こちらはレンジでチンするピラフの味、といったところですかね。

でも、伊勢海老が豪勢に飾り付けられており、最高です。伊勢海老以外に、あさりやタコが入っていて、魚介類がたっぷりで、食べていて嬉しくなります。

伊勢海老の身を、殻から取り出したところ。小ぶりとはいえ、伊勢海老が半身分入っているのは贅沢です。伊勢志摩旅行の最後を締めくくるのに、最高のメニューとなりましたね。

名称 | 海の幸ピラフ |
---|---|
価格 | 1,340 円 |
その他 | ペットボトル310mlのミネラルウォーター付き、座席でも食べられる |
スイーツセットと、しまかぜアイスをオーダー
しまかぜのカフェで食事をしまくる計画の本当の最後は、スイーツセットとアイスクリームです。そうそう、スイーツセットを頼むと、小さなお菓子も一緒に付いてきます。

スイーツは、アルモニーチョコレートムースです。「フランス・ヴァローナ社のチョコレートを使用したムース。少し酸味の効いたビターチョコのムースの中にはピスタチオのヴァヴァロアと木苺のジャムが入っています。濃厚なチョコレートに香ばしさとフルーティな酸味を加えた口溶けなめらかなムースです。」との事。本当に濃厚で、芳醇な味わいに感動しました。

名称 | スイーツセット |
---|---|
価格 | 1000円 |
その他 | 飲み物は有機栽培コーヒー、リプトン紅茶、アイスコーヒー、アイスティーの中から選べます。写真はリプトン紅茶。 |
しまかぜバニラアイスクリームは、スプーンですぐに食べられる硬さで提供されました。新幹線のアイスのようにカチカチではないので、時間がタイトになりがちなしまかぜのカフェでは、大変ありがたい事でした。しまかぜのデザインのアイスの蓋も、記念品になりますね(^^♪

名称 | しまかぜ バニラアイスクリーム |
---|---|
価格 | 400円 |
今回の飲み物は、温かいリプトン紅茶を付けて。こってり味のチョコレートムースには、ストレートで飲む紅茶が、最適でした。

名称 | リプトン紅茶 |
---|---|
価格 | 400円 |
カフェ車両のメニュー
しまかぜのカフェ車両で食事したり飲んだりできるメニューを写真に撮っておきましたので、掲載します。けっこう車内が揺れるので、ちょっとブレた写真になっていますが、ご容赦を。今回で、「お食事」は完全制覇したことになります。

次回以降の乗車の折には、おつまみとスイーツを食べまくりたいなと思います。大満足。

しまかぜの記念乗車証を貰って、より満足した旅になりました
以上、特急しまかぜのカフェ車両にて、行きも帰りも食事をしまくった体験談でした。乗車中にカフェ車両での飲食をすると、旅の印象もより強くなると思います。なおかつ日本で唯一の定期列車の食堂車ですから、ぜひ一度利用してみてください。

座席に戻ると、アテンダントさんがわざわざ記念乗車証を持ってきてくれました。ありがたいです。その心遣いと共に、本当に特急しまかぜの乗車が「記念」になって記憶に残る旅になりました。
そして、すっかりしまかぜのファンになりました。いずれまた、「絶対にしまかぜに乗るぞ!」と決意しました。今度は大阪発のしまかぜに乗ってみたいなと思います。
⇒レストラントレイン&食堂車の体験談ページに戻る