山陽本線を18きっぷで乗り継いで山口県から名古屋までの乗り鉄

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山口・山陽地区の鉄道旅行(その4)・・・山陽本線18きっぷ・ひたすら電車乗り継ぎ

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は所用で山口に行く機会があり、復路は自由の身となったことから、18きっぷの旅を楽しんできました。

新山口でSL「やまぐち」号を撮影
長門本山支線の123系電車を撮影
雀田駅、居能駅、宇部新川駅で撮影
⇒山陽本線18きっぷ・ひたすら電車乗り継ぎ名古屋まで(←今ここ





新山口から山陽本線上り列車に乗車


新山口では19分の待ち合わせで、山陽本線上り岩国行に乗り換え。新山口駅の在来線改札口は橋上駅舎化に伴い、橋上の1か所となりました。

従前は在来線口(北口)と新幹線口にも在来線用の改札口がありましたが、新幹線口改札は新幹線への乗換専用となっています。新山口の駅弁は新幹線改札前の「おみやげ街道」で販売中、在来線改札内のコンビニでは取り扱いはありませんでした。

新山口から乗車したのは115系3000番台の4連。下関総合車両所の115系は三石まで運用がありますが、前述のように2ドアの115系3000・3500番台は岩国以西の限定運用となりました。

この辺りでは117系もよく見かけたものですが、岡山電車区等へ転出し、2016年限りで下関総合車両所への配属はなくなっています。

新山口から乗車した115系3000番台
新山口9:53発の岩国行に乗車します。この列車は下関始発ですが、新山口へ9:23に到着してから30分間停車します。(2018.3.26 9:44)

115系2連は下関総合車両所の管轄
115系2連は下関総合車両所に4本のみの配置で貴重な存在です。しかし、昨日の日曜日の新山口9:27発岩国行列車は下関方面からの接続が良好ということもあり立ち客多数の混雑で、18きっぷ期間という点を差し引いても輸送力不足のようです。 (2018.3.25)

体質改善色だった頃の115系
体質改善色だった頃の115系です。現在、この塗色も2編成が残るのみです。先頭車が2ドアの3000番台、中間車は3ドアという編成も懐かしいです。(2012.8.12)

瀬戸内色の115系
国鉄末期から始まった瀬戸内色は2015年に姿を消しました。集約分散式冷房装置、大目玉と非ユニット窓が懐かしい車両です。(2000.8.5)





山陽本線で駅弁「かしわめし」をいただく


小郡駅弁当㈱が駅弁から撤退したのは、2015年4月だったと記憶しています。新作弁当を次々に送り出すなど、意欲的な業者だったため衝撃的なニュースでした。当時でも新幹線及び在来線改札内のキオスクと、新幹線改札外の売店で販売され、常に品揃えも良かったためまさに想定外でした。

とともに、新幹線の「のぞみ」が停車する駅でも商売として「駅弁」が成立しないという深刻な事態を目の当たりにし、本サイト「鉄宿!」管理人氏の言葉通り、資金の枯れるまで駅弁を食べ尽くそうと思いを新たにしました。

しかし「かしわめし」「ふく寿司」等、一部の駅弁は広島駅弁当㈱が継承し、現在も新山口駅で購入できるのは不幸中の幸いです。(なお、ふく寿司のページに、小郡駅弁当時代から記録しておいたふく寿司の蓋のデザインの変遷を掲載しています。あわせてご覧ください。)

新山口駅で購入したかしわめし
新山口駅で「かしわめし」(918円・広島駅弁当㈱)を購入し、山陽本線車内でいただきました。この「かしわめし」は小郡駅時代からの伝統ある駅弁です。

瓦そば弁当(小郡駅弁当)
前述のように、小郡駅弁当㈱は末期でも意欲的な新作駅弁を送り出していました。この「瓦そば弁当」もそのひとつで、発熱剤により温かいパリッとした瓦そばの食感を味わうことのできる逸品でした。(2014.8.17)

瓦そば弁当(小郡駅弁当)
麺類駅弁自体が数少ない中、温かい「そば」を味わうことが出来るという価値あるお弁当でした。こちらも是非もう一度味わいたいお弁当です。

徳山駅弁当の幕の内弁当
徳山駅弁当㈱も小郡駅弁当㈱に吸収合併されました。新山口駅と同じく時刻表には駅弁販売駅マークは表示されていませんが、現在の駅弁販売状況はどうなのでしょうか。 (2011.11.25)

周防大島を結ぶ大島大橋
周防大島を結ぶ大島大橋を大畠~神代の車窓から眺めます。ここは「お立ち台」(列車撮影ポイント)としても知られています。(2018.3.26 11:23)


列車は防府、徳山、下松などでお客さんを入れ替えつつ、それほど混むことなく進みます。新山口~岩国間は時折海を眺めつつ、工業地帯や田園風景もあり車窓風景は飽きません。

長距離旅客輸送の主役だった頃の名残で、無人の小駅ながらもホームが長編成対応だったり、使われていない待避線があったりして鄙びた風情を醸し出しており、この辺りの車窓風景は非常に味わい深いものがあります。

そして終点の岩国には11:48の到着、8分の待ち合わせで糸崎行に乗り換えです。



岩国、三原、福山へ


岩国では115系4両から227系3両への乗り換えということで、窓側座席はゲットすることが出来ませんでした。1本落としたいところですが、今後の行程に影響が大きいため座れただけ良しとします。

岩国発車時点で満席、宮島口辺りからは立ち客も増え混雑が目立つようになります。春休み中とあって普段の平日とは違うかも知れませんが、3両では輸送力的に寂しい感じです。なお、土休日は岩国発の快速列車が1時間に2本設定されています。

広島でお客さんが大きく入れ替わり、セノハチを越えて西条辺りからは空席が目立つようになります。列車は糸崎行ですが、ひとつ手前の三原駅で下車し、三原始発の播州赤穂行に乗り換えます。

岩国で115系4両から227系3両への乗り換え
11:48に到着した岩国行(左)から11:56に発車する糸崎行(右)に乗り換えます。岩国~糸崎間は新型227系が主力となっていて、一部を除いて岩国で乗り換えが必要です。(2018.3.26 11:52)

三原駅停車中の115系A-15編成
三原からは14:15発播州赤穂行に乗車。この115系A-15編成は岡山電車区所属で、中間電動車モハ114-1095にパンタグラフが2基搭載されているのが特徴です。まぁ乗っている分には何ら変わりありませんが…。(2018.3.26 14:09)



「特製幕の内 福山」を車内で頂く


三原では11分の待ち合わせで乗り換え。駅弁販売駅であり、以前に在来線ホーム上で駅弁を購入した記憶があるので見回したところ、上り3・4番線ホームには売店らしきものはなし、下り1・2番線ホームにはそれらしき建物がありましたが、カーテンが閉まり休業中か休憩中のようです。

念のため階段を降り、改札口付近を確認しましたが駅弁売店は発見できず、ここでの駅弁購入は断念します。乗車した14:15発の列車は115系4連で、空席も多くゆったりとした乗車率で瀬戸内を進みます。播州赤穂行ということで終点まで乗り通すという手もありますが、駅弁のストックがないので福山で下車し1本落とすことにします。

福山の駅弁売店
安心の品揃えの福山の駅弁売店です。在来線改札口内にあるのも18きっぷ利用者には嬉しい点です。しかし、本日は目の前で1つ2つと売れて行き、あっという間に「売り切れ」の表示ばかりとなりました。

鞆甚の幕の内・いろは丸弁当(福山)
福山駅では以前は、地元業者「㈱鞆甚」が駅弁販売を行っていました。2003年に同社が破産した後、「㈱浜吉」(三原)がお弁当の販売を引き継ぎました。新山口駅同様、新幹線「のぞみ」が停車する駅においても商売としての「駅弁」販売は難しいのでしょうか、駅弁文化(?)の将来を危惧してしまいます。(2000.5.7)


福山からは15:11発の上り相生行に乗車。福山始発なので、18きっぷ期間を中心に混雑する印象のある岡山~相生間も確実に座ることができます。

今日は平日でしたが、倉敷から混雑し始め、岡山でお客さんが入れ替わったものの、相生まで立ち通しの方もいらっしゃいました。  途中駅での降車が多い赤穂線経由と違って、山陽本線は岡山から相生まで乗客の乗降が少ないので、終点まで座れなくなる危険性が大きいです。

福山駅の115系
福山からは再び115系4連に乗車、相生まで直通です。(2018.3.26 15:07)

特製幕の内 福山
混む前に「ビールと駅弁」を実施、「特製幕の内 福山」(㈱浜吉・1100円)をいただきます。ご当地幕の内弁当があるのは嬉しいです。



相生、姫路、米原で乗り継ぎ名古屋へ


相生で播州赤穂発姫路行に乗り換え
相生で播州赤穂発姫路行(右)に乗り換え。山陽本線で岡山から姫路に向かう場合、日中を中心に相生での乗り換えを余儀なくされます。需要の多い方が直通運転となっていると思われますが、18きっぷ期間中には民族大移動が行われます。同一ホームで2分待ちなのが救いですが。(2018.3.26 17:18)

夜の米原駅
姫路から新快速列車に乗車、あっという間に米原到着(…という印象)。長浜行の場合は5・6番線ホームに到着することが多いようで、その場合は階段で移動する必要がありますが、この列車は米原終着で7番線ホームに到着、同一ホームで東海道本線上り名古屋方面の列車に乗り換えることが出来ました。 (2018.3.26 20:31)

311系の新快速運用
311系の新快速運用は意外に珍しいのでは。8連のため、発車間際でも最後部車両は空席が目立ちました。(2018.3.26 20:32)

福山駅弁のたこめし
米原から乗車した新快速車内で夕食にしました。福山駅で購入した「元祖たこめし」(㈱浜吉・1030円)です。残念ながらビールは入手できませんでした。


新山口から上り山陽本線列車に乗車してから約12時間後、午後10時前に名古屋駅へ到着。今回は全てがクロスシート車両で、普通列車ならではの速度で各駅の表情を含めた車窓風景を堪能し、飽きることのない時間を過ごすことが出来ました。

これがロングシート車だと、一転して修行のような「虚無」の時間を過ごす旅となってしまいます。18きっぷの旅、西日本方面なら大丈夫(?)です。

また長門本山支線はクモハ42運行時以来の訪問で、地元の方の大切な足ということは変わりないものの、大幅な運転本数削減が実施されて3往復という現状に色々と考えさせられるものがありました。

今回も全列車が定時運行でこれを支える現場職員の方々とJR各社に感謝申し上げるとともに、18きっぷでも当日中に長門本山から名古屋まで無理なく(??)移動できることがわかりましたので、また実施したいものです。



【乗車記録】

・新山口9:53→岩国11:48 モハ114-3005 4両  
・岩国11:56→三原14:04 クモハ227-30 3両  
・三原14:15→福山14:48 クハ115-1216 4両  
・福山15:11→相生17:17 クハ115-1146 4両  
・相生17:19→姫路17:38 モハ225-15 4両  
・姫路17:56→米原20:26 クモハ223-2096 12両  
・米原20:35→名古屋21:41 クハ310-4 8両



(今回の旅はこれでおしまい)


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