ふく寿司(新山口駅・広島駅))を食べた記録

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ふく寿司(新山口駅)・・・酸っぱすぎてフグの味などほとんど無いが、なぜか嬉しい

この日、下関駅に立ち寄ってから山陰本線の鈍行列車の旅をするつもりだったので、下関と言えば、フグだよなという事で買ったのが、ふく寿司です。下関ではフグの事をふくと言いますので、駅弁もふく寿司です。

なおこのふく寿司、本来は下関駅の駅弁だったのですが、駅弁屋さんの廃業があり、紆余曲折があって、今では広島駅弁当さんが製造して、新山口駅で販売しています(広島駅でも販売)。

今では下関駅や新下関駅では駅弁は売っておらず、したがって本来の下関名物のこの駅弁も、わざわざ下関とは反対側の新山口駅に立ち寄って、ゲットしてきました。

ふく寿司の外観


下関駅、歴史を感じさせるプラットホームです。九州から乗り入れてくる電車を見ながら、駅のベンチでふく寿司を食べる事にしました。

下関駅の駅名板と駅のホームの様子


表面のフィルムを取ると、可愛らしいふくの顔が(^^♪ この駅弁、以前は家族4人旅行で寝台特急はやぶさ号の乗り納めに行った時に、夜が明けてからの山陽本線の区間で、駅弁販売に乗り込んできた駅弁屋の車内販売員さんから買い求めて、食べた記憶があります。

ふく寿司の外箱


寝台特急はやぶさ号の車内で食べた時の味を思い出して、「あの時は酸っぱいだけの駅弁だと思ったけど、今日はどう感じるだろうか?」などと考えながら、開封したのでした。




購入データ(今回、私が購入した時の記録です)
購入場所 新山口駅のお土産街道新山口店にて購入。新幹線改札口を入る目の前(改札外)のお土産屋さんの中の駅弁売り場です。
購入日時 2017年8月30日、午前11時に購入。
価格 870円(税込み)・・・意外と安くてビックリ
ラベル表示
ふく寿司のラベル表示

製造 広島駅弁当株式会社
広島市東区矢賀5-1-2
082-286-0181
http://www.ekibento.co.jp/special/list.php

このふく寿司は、上記のホームページには掲載されていません。残念。





可愛らしい外観に微笑みつつ、強い酸味と闘う駅弁


懐かしの再会だなと思いながら、駅のベンチに備え付けのミニテーブルのようなところで、ふく寿司を開封してみました。「記憶にあるな~~」と思いながらのご対面です。ほのかに酸っぱい匂いが、伝わってきました。

ふく寿司


ふくの酢漬けです。フグと言ったらギネス並みに薄く盛り付けられた姿を思い浮かべるのですが、そもそもあんな風に薄っぺらくカットする必要は無い訳で、ふく寿司のこの厚手のボリューム感には感心してしまいます。

ふく寿司のフグの酢漬け


ふくを箸でつまんで、食べてみます。果たして・・・・うーん、酸っぱい・笑。以前に食べて記憶に残っている酸っぱさと、全く同一です。ふくは淡白過ぎるほどの味わいの魚なので、いくら厚手に切っていてもここまで酸味があると、味覚など全くありません。

でも、「駅弁だからこれでいいよね」と思いながら、酢飯と一緒に食べました。駅弁でふくを食べられるだけでも幸せです。ましてや、下関駅で食べるなんてのは、簡単には出来ないのですし。思いのほかシコシコとした食感を、十分に楽しみました。

ふく寿司のふくの酢漬け


ふくの身だけでなく、皮も酢漬けにされて入っています。が、こちらは泣きたくなるほどのごく少量であり、やはり酸味も強く、味なんて全然分かりません・笑。これも、ふくを食べているんだと言い聞かせながら、量の多い錦糸卵と一緒に、モグモグ。

ふく寿司の、フグの皮の酢漬け


ふく寿司には、ふくの他には錦糸卵と、海老の酢漬け、とびこ、椎茸煮が、酢飯の上に乗っています。酢飯のボリュームと具材のバランスが悪く、余りがちになるのを必死にコントロールして、バランスよく頂くのがコツですね・笑。

ふく寿司の海老やとびこ、錦糸卵や椎茸煮


全体に酸っぱさが際立つ中、このウニクラゲはアクセントになる味です。酸味を除去してくれて、ご飯にもピッタリであり、何かホッとする部分もあります。この部分は大量に入っていると逆に閉口してしまうので、少量をチョコっと食べる程度でちょうど良いですね。

ふく寿司のウニクラゲ


こちらは中華風ワカメです。これはまさしく口直し的な味わいであり、これ単体では味も見た目も出来合いのチープなものではありますが、酸味の強いお寿司を食べ続ける中では、非常に貴重な一品になっていると思います。

ふく寿司の中華風ワカメ


酢飯の部分をアップで。錦糸卵の下には、でんぶがうっすらと乗っています。酸味と共に、甘みも伝わってくるのはホッとしますね。

ふく寿司の、酢飯の上のでんぶ


以上、本来は下関の駅弁であり、今は新山口駅の駅弁、ふく寿司を食べた感想でした。お値段も手ごろであり、好感の持てる駅弁となっています。

なお、九州に渡ってすぐの所、小倉駅には、冬季限定ですがふくめしがあります。次回、関門海峡に関連する旅をしたら、ふくめしも食べておきたいなあと思います。



ふく寿司の外観の変遷・・・3代のふく寿司の記録


さて、そんなふく寿司ですが、当サイト管理人の友人である名古屋の撮り鉄氏が、ふく寿司の蓋の貴重な記録を保持していましたので、ご紹介します。なかなか素晴らしいです。

まず、1999年3月21日の記録から。下関駅や新下関駅で販売されていた「ふく寿司」の製造会社であった下関駅弁当㈱は、2010年(平成22年)に、小郡駅弁当㈱に吸収合併されました。下関駅弁当㈱が健在だったころの「ふく寿司」パッケージです。

下関駅弁当時代のふく寿司


続いて、その小郡駅弁当㈱が継承した「ふく寿司」のパッケージです。新山口駅でも購入することができるようになった一方で、下関駅では土休日のみの販売となっていました。(2015年1月18日)

小郡駅弁当時代のふく寿司


最後に、2018年3月25日の記録。2015年5月以降は広島駅弁当㈱が製造販売しています。お値段は変わらず870円(税込)で、新山口駅の他、広島駅でも販売しています。下関駅では、今は入手する事ができません。

広島駅弁当時代のふく寿司


以上のような変遷を記録しておくと、歴史の立会人になりますね。そして歴史を刻むほど、以前の記録には価値が出てきます。乗り鉄や撮り鉄のついででも良いので、鉄道に関連した様々な事象を撮っておく事をお勧めしたいです。



下関駅の「鉄宿」はここ!


下関駅の周辺には、2軒の「鉄宿」(鉄道の見えるホテル)があります。ホテルウィングインターナショナル下関下関駅西ワシントンホテルプラザになりますので、お好みでセレクトして下さい。


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