能勢電鉄を山下駅と妙見口駅で撮影した記録

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能勢電鉄&おおさか東線の撮影(3)・・・能勢電鉄を山下駅と妙見口駅で撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は3月に北部区間が開業したばかりのおおさか東線と、能勢電鉄の撮影記です。





今回の旅は、以下のページに分けて掲載しています。どこでもお好きな部分をご覧頂ければと思います。(もちろん、それぞれをお読みいただけますと嬉しく思います。)

おおさか東線を簡単に撮影
能勢電鉄を滝山駅付近と平野駅で撮影
⇒能勢電鉄を山下駅と妙見口駅で撮影(←今ココ





山下駅で能勢電鉄を撮影


平野駅での撮影後は難読駅名で知られる畦野(うねの)駅で1本だけ撮影し、山下駅に向かいます。

畦野駅の山下側のホーム端は好撮影地
畦野駅の山下側のホーム端は好撮影地です。この部分だけ眺めると山中の趣ですが、周辺は大規模な宅地開発が行われています。(2019.5.3 15:19)

畦野駅に到着する川西能勢口行
畦野駅に到着する川西能勢口行を撮影。方角的には正午頃が順光のようですが、この時間帯は側面に木の陰がかかってしまいます。(2019.5.3 15:24)

畦野駅ホーム
近代的な装いの畦野駅ホームです。ここも無人駅です。(2019.5.3 15:25)

山下駅の日生中央駅側ホーム端も好撮影地
山下駅の日生中央駅側ホーム端も好撮影地です。単線となる妙見口側に対して日生中央側は複線で、川西能勢口直通と山下~日生中央の区間運転がそれぞれ20分毎の運転で、両者合わせて10分毎の運行となります。平日朝には8連の梅田行特急も運転されています。 (2019.5.3 15:34)

50形復刻塗装の5100系
山下~日生中央間の折り返し列車は、50形復刻塗装の5100系2連で運行されていました。2連がほど良く納まる撮影場所で、ちょうど順光になりました。山下~日生中央間の折り返し列車はまずこちら側の2号線に到着し、日生中央へのお客さんを乗せた後、本線上で折り返し1号線に入線し乗車扱いをしてから日生中央へ出発するという特異な運行形態となっています。(2019.5.3 15:39)

能勢電鉄の令和号
三度「令和号」を撮影。ダイヤ設定上被るうえ、4連は最後尾まで納まらないようです。 (2019.5.3 15:51)

1500系復刻塗色の5100系
山下~妙見口間の折り返し列車には、1500系復刻塗色の5100系2連が使用されていました。阪急マルーンを残しつつも、落ち着いた塗色です。





妙見口駅で能勢電鉄を撮影


山下駅から5100系2連に乗車して妙見口に向かいます。 前述のように妙見口はもとより能勢電鉄乗車は18年振りで、車窓風景はほぼ初乗り感覚で非常に新鮮です。

山下~妙見口は単線
山下~妙見口は単線で、一気にローカル色が豊かになります。山下駅隣の笹部駅などは1面ホーム1線の配線で秘境駅的な趣すら感じますが、近くの丘陵地帯には大規模な住宅街が広がっています。

光風台駅
1978年(昭和53年)に開業した光風台駅は近代的な交換駅です。やはり丘の上にはミュータウンがあるそうです。

妙見口駅
終点の妙見口に到着。里山風景の中にある集落の一角に駅があります。本日は行楽客でにぎわっていますが、とても10分毎に列車が発着するとは思えないローカル駅です。 (2019.5.3 16:02)

2001年の妙見口駅
前回は本サイト「鉄宿!」管理人のP氏とともに妙見口を訪れました。駅や周辺は当時と現在ではほとんど変わりないようです。電車は「フルーツ牛乳」塗色も懐かしい元阪急2000系の1500系で、2016年まで活躍しました。余談ながらこの時はP氏のご長男も一緒だったのですが、その彼も今年ご結婚とのこと。風景は変わらねど、電車や人は時の流れとともに変わっていくことよのぉ…と遠い目になるのでした。(2001.10.13)

妙見口の駅舎
小さいながらも手入れが行き届いた妙見口の駅舎です。自動券売機、自動改札機完備の無人駅で、お手洗いは改札外の別棟です。ケーブルカー乗り場までは徒歩20分で、バスの便もあるようです。今回はここで時間切れですが、次回は是非ともケーブルカーに乗りミニトロッコ列車「シグナス鉄道」の乗車も楽しみたいです。

妙見口駅の1753F
駅周辺をウロウロしていると1753Fがやってきました。折り返し時間は短く、乗車は叶わず…。何とかカメラに収めることはできました。(2019.5.3 16:14)  


16:34発の列車で妙見口を後にし、川西能勢口、梅田で乗り換え、大阪難波から近鉄特急アーバンライナーの快適な旅で名古屋到着は20:29でした。

本日は能勢電鉄の魅力再発見という収穫のあった、充実した鉄旅の一日でした。変化に富み車窓風景はもとより、置き換えが進行中の1700系の撮影と乗車を楽しむため、また訪問したいと強く思ったのでした。



本日いただいた駅弁


淡路牛炙り焼き弁当
昼食は新大阪駅で実演販売をしていた「淡路牛炙り焼き弁当」(㈱淡路屋・1000円)をいただきました。実演販売なので製造者は「㈱ジェイアール西日本フードサービスネット 旅弁当駅弁にぎわい店」と表示されていました。

大阪・水了軒の八角弁当
梅田の阪神百貨店で懐かしいお弁当を発見!かつて大阪駅で販売されていた八角弁当(1131円)です。八角弁当など水了軒の駅弁は、製造元の自己破産により姿を消してしまいました。


お店の方によると復活して阪神百貨店梅田本店や大丸梅田店で販売されているそうですが、大阪駅では売っていないとのことです。

後で調べてみると、2010年の自己破産後、デリカスイト㈱(岐阜県大垣市)という会社が工場とブランドを買い取り、現在は同社の子会社である水了軒㈱が販売を行っているようです。

大阪・水了軒の八角弁当
まさに「上方の味」といった感じの上品な味わいは、幕の内系駅弁としては他に類を見ない美味しさでした。

奉祝鯛めし令和
こちらは前日の「非鉄」旅行の際にいただいた「奉祝鯛めし令和」(1300円・㈱淡路屋)です。誠におめでたい内容のお弁当でした。


なお神戸の三ノ宮駅は駅弁販売駅ではありませんが、駅前のそごう神戸店地下には淡路屋の売り場があり、駅弁を入手することができました。

こうなると駅弁といえるのかわからなくなりますが、前述の阪神百貨店梅田本店では水了軒の他、淡路屋やまねき食品の売り場もあり、手軽に駅弁を入手する場所として覚えておきたいと思いました。  


【乗車データ】
・平野15:15→畦野15:18 1754 4両  
・畦野15:29→山下15:30 7200 4両  
・山下15:53→妙見口16:01 5142 4両  
・妙見口16:34→川西能勢口17:00 1704 4両  
・川西能勢口17:02→梅田17:25 1103 8両  
・西梅田17:45→なんば17:51 23614 6両  
・大阪難波18:20→近鉄名古屋20:29 21211 8両



大阪市の北側に位置する鉄宿一覧


能勢電鉄などに乗車する際の「ベースキャンプ」として、トレインビューホテルに宿泊するのも面白いものです。以下、大阪の主として北部エリアの鉄宿を記します。

宿泊施設 見える路線 特 徴
ハートンホテル西梅田 JR東海道本線、大阪環状線 JR大阪駅桜橋口より徒歩4分。非常に見やすい。貨物駅も見れる。
ホテルモントレ大阪 JR東海道本線、大阪環状線 JR大阪駅桜橋口より徒歩5分。ハイグレード。貨物駅が見れる。
新阪急ホテルアネックス 阪急梅田駅構内に出入りする電車 JR大阪駅・御堂筋口、地下鉄御堂筋線梅田駅から徒歩5分。
ホテル阪急インターナショナル 阪急梅田駅構内に出入りする電車 地下鉄御堂筋線中津駅下車4番出口、徒歩約3分。
レム新大阪 東海道・山陽新幹線、JR東海道本線 JR・地下鉄御堂筋線 新大阪駅直結
東横イン新大阪新幹線中央口本館 東海道本線 新大阪駅から徒歩7,8分
新大阪ステーションホテルアネックス 東海道本線 JR新大阪駅徒歩4分。非常に見やすい。
大阪ガーデンパレス
(新大阪)
山陽新幹線 JR・地下鉄御堂筋線の新大阪駅から徒歩10分、送迎バスあり
ヴィアイン新大阪 東海道新幹線 新大阪駅から3分程度。山陽新幹線の車両も見える。
大阪コロナホテル(新大阪) 東海道新幹線 新大阪駅から3分程度。山陽新幹線の車両も見える。
岸辺ステーションホテル(岸辺) 東海道本線 ここは凄い。もしかしたら大阪で一番気に行ったかも。貨物列車の量の多さは特筆モノ。
ホテルパークサイド大阪(江坂) 地下鉄御堂筋線、北大阪急行 江坂駅目の前。江坂は新大阪から2つ目。立地抜群。
アパ(APA)ホテル大阪天満 JR大阪環状線 JR環状線「天満駅」より徒歩約5分。
ホテル阪神(福島駅) JR大阪環状線、少し遠くにJR大阪駅。 JR福島駅(大阪駅より一駅)下車すぐ。全室天然温泉。
ニューコマンダーホテル寝屋川 京阪電鉄 京阪寝屋川市駅南出口より徒歩6分。とても電車を見やすいホテル。


(今回の旅はこれでオシマイ)


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