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奈良線と京都鉄道博物館(その5)・・・京都鉄道博物館・本館を訪問した記録
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は、103系の置き換えが始まった奈良線と京都鉄道博物館の旅です。
⇒近鉄&京阪乗り継ぎで名古屋から京都へ
⇒奈良線は丹波橋駅付近の撮影地で撮影
⇒京都駅弁、懐かしの「萩乃家」を訪ねる
⇒梅小路公園で京都市電に乗車
⇒京都鉄道博物館・本館を訪問した記録(←今ここ)
⇒京都鉄道博物館・扇形車庫に感動
京都市電を堪能した後はいよいよ京都鉄道博物館へ。満を持して平日の訪問を計画していたのですが、日曜日に初訪問となりました(2017年1月29日)。昨年春の開館から9か月が経過し、またすでに午後2時とあって入場券購入の行列はありませんが、途切れることなく次々とお客さんが入場していきます。
⇒京都鉄道博物館の公式サイト・アクセスなどはこちら
私も入館料金1200円を支払って入場。まずは「プロムナードロード」と称した、駅のプラットホームを模した車両の展示場を見物します。

0系新幹線は4両が編成の形で展示されています。車両の左側はプラットホーム、右側は壁面となっており、障害物なく編成全体を眺めることはできません。せめて片側は車両の下回りを含めて、編成全体の美しさを感じることができるような展示方法を・・・と望みますが、今更難しいことでしょう。しかし団子鼻とも呼ばれる先頭部分周辺だけでも、余計な障害物は排除されるといいのですが。

大阪交通科学館時代からのおなじみのクハ86。こちらも下回りの台車を含めた車両全体を観察したいです。両側にプラットホームはいらないのでは・・・。

悲運のディーゼル機関車DD54 33。こちらも交通科学館移籍組。しつこいようですが、下回りが見えん!
この「プロムナードロード」には20系客車ナシ20-24が展示され、交通科学館時代同様に食事と駅弁の販売があるようですが、駅弁は売り切れ。近くにある駅弁売店も同様に売り切れとのことで、既に閉店しています。
「京都鉄道博物館オリジナル駅弁」でもあるかと期待していたのですが、どのような駅弁が販売されていたかは確認できませんでした。
後ほど行ってみた本館2階のレストランも、まだ行列が出来ており、お弁当の販売もなさそうなので、博物館内での食事は諦めました。一人で混んでいるレストランというのも気が乗りませんから、昼食難民を甘んじて受け入れることにします。
今度訪れる機会があるなら、前述の「萩乃屋」で予約したお弁当を購入し、梅小路公園でいただいてから、博物館に入場することにします。

こちらは「トワイライトプラザ」で、交通科学館に設置されていた旧京都駅ホームの上屋が移設されています。

博物館入りするには記憶が新しすぎる「トワイライトエクスプレス」は、短いながら編成状態で展示されています。大阪~札幌間の運行終了後、臨時列車「特別なトワイライトエクスプレス」としては、昨年3月まで運行されていました。

いよいよ本館へ入場。こちらは明治36年製、国産初の蒸気機関車です。美術品のような美しさです。

国鉄世代には涙が出るくらい懐かしい581系と485系。(正確にはクハ489)しつこいようですが、プラットホームが大き過ぎ?長すぎ?で、車両全体の美しい姿を隠してしまっています。

2階吹き抜けから見下ろして撮影。肝心な500系新幹線が納まりませんでしたが、今でも古さを全く感じさせないデザインです。

キハ81の横に展示されているダイハツミゼット(キハ81は撮り忘れました・・・)。そういえば、交通科学館にはバスや乗用車、更にはサンフランシスコのケーブルカーまで展示されていましたが、どこへ行ってしまったのでしょうか???

1974年(昭和49年)製の「EF66 35」。EF66の0番台は数両ながら、貨物列車で活躍中です。

「EF66 35」が床面より高い位置に展示されているのは、台車など床下を眺められるようにするためです。床下からはこんな感じです。

こちらも床下が見物できる「DD51 756」。かさ上げされている分、車両本体の見物は見上げる形となります。

交通科学館時代は、他の展示物に囲まれて全貌を見ることが出来なかった「EF52 1」。ここではその大きさと、武骨ともいえる外観に迫力を感じます。

在阪私鉄の紹介があるところは、JR西日本の懐の深さを感じさせます。ただし展示模型は交通科学館時代のままで、既に懐かしい車両ばかりです。

京都市電の展示コーナーがあるのも、京都らしくて素晴らしいです。

往時の路線図も掲出されていますが・・・。

路線図中の「綿林車庫前」、現在のバス停名は「錦林車庫前」です。誤字でしょうか。名古屋人の私が指摘するのは誠に僭越ですが・・・もし昭和36年以降に名称変更されていたら、大変失礼しました。

既に終了してしましましたが、企画展として「寝台列車の軌跡」展が開催されていました。

記憶の中へと飛び去っていった列車たち。ほとんどの列車に乗った思い出があり、思わず目頭が熱くなります。

3階「スカイテラス」からは、新幹線と在来線の走行風景を眺めることができます。生憎の雨天が残念でしたが、ここは本当に素晴らしい空間です。なおこの構図は南向きなので、順光となるのは日の長い季節の午後遅めでしょう。
京都鉄道博物館を訪問した際に利用したい、鉄道の見えるホテルの一覧です。これ以外、大阪市の鉄道の見えるホテル、近畿地区の鉄道の見えるホテルのページも、あわせて参考にしていただければと思います。
⇒次:京都鉄道博物館・扇形車庫に感動
⇒近鉄&京阪乗り継ぎで名古屋から京都へ
⇒奈良線は丹波橋駅付近の撮影地で撮影
⇒京都駅弁、懐かしの「萩乃家」を訪ねる
⇒梅小路公園で京都市電に乗車
⇒京都鉄道博物館・本館を訪問した記録(←今ここ)
⇒京都鉄道博物館・扇形車庫に感動
京都市電を堪能した後はいよいよ京都鉄道博物館へ。満を持して平日の訪問を計画していたのですが、日曜日に初訪問となりました(2017年1月29日)。昨年春の開館から9か月が経過し、またすでに午後2時とあって入場券購入の行列はありませんが、途切れることなく次々とお客さんが入場していきます。
⇒京都鉄道博物館の公式サイト・アクセスなどはこちら
京都鉄道博物館・本館を歩く
私も入館料金1200円を支払って入場。まずは「プロムナードロード」と称した、駅のプラットホームを模した車両の展示場を見物します。

0系新幹線は4両が編成の形で展示されています。車両の左側はプラットホーム、右側は壁面となっており、障害物なく編成全体を眺めることはできません。せめて片側は車両の下回りを含めて、編成全体の美しさを感じることができるような展示方法を・・・と望みますが、今更難しいことでしょう。しかし団子鼻とも呼ばれる先頭部分周辺だけでも、余計な障害物は排除されるといいのですが。

大阪交通科学館時代からのおなじみのクハ86。こちらも下回りの台車を含めた車両全体を観察したいです。両側にプラットホームはいらないのでは・・・。

悲運のディーゼル機関車DD54 33。こちらも交通科学館移籍組。しつこいようですが、下回りが見えん!
この「プロムナードロード」には20系客車ナシ20-24が展示され、交通科学館時代同様に食事と駅弁の販売があるようですが、駅弁は売り切れ。近くにある駅弁売店も同様に売り切れとのことで、既に閉店しています。
「京都鉄道博物館オリジナル駅弁」でもあるかと期待していたのですが、どのような駅弁が販売されていたかは確認できませんでした。
後ほど行ってみた本館2階のレストランも、まだ行列が出来ており、お弁当の販売もなさそうなので、博物館内での食事は諦めました。一人で混んでいるレストランというのも気が乗りませんから、昼食難民を甘んじて受け入れることにします。
今度訪れる機会があるなら、前述の「萩乃屋」で予約したお弁当を購入し、梅小路公園でいただいてから、博物館に入場することにします。

こちらは「トワイライトプラザ」で、交通科学館に設置されていた旧京都駅ホームの上屋が移設されています。

博物館入りするには記憶が新しすぎる「トワイライトエクスプレス」は、短いながら編成状態で展示されています。大阪~札幌間の運行終了後、臨時列車「特別なトワイライトエクスプレス」としては、昨年3月まで運行されていました。

いよいよ本館へ入場。こちらは明治36年製、国産初の蒸気機関車です。美術品のような美しさです。

国鉄世代には涙が出るくらい懐かしい581系と485系。(正確にはクハ489)しつこいようですが、プラットホームが大き過ぎ?長すぎ?で、車両全体の美しい姿を隠してしまっています。

2階吹き抜けから見下ろして撮影。肝心な500系新幹線が納まりませんでしたが、今でも古さを全く感じさせないデザインです。

キハ81の横に展示されているダイハツミゼット(キハ81は撮り忘れました・・・)。そういえば、交通科学館にはバスや乗用車、更にはサンフランシスコのケーブルカーまで展示されていましたが、どこへ行ってしまったのでしょうか???

1974年(昭和49年)製の「EF66 35」。EF66の0番台は数両ながら、貨物列車で活躍中です。

「EF66 35」が床面より高い位置に展示されているのは、台車など床下を眺められるようにするためです。床下からはこんな感じです。

こちらも床下が見物できる「DD51 756」。かさ上げされている分、車両本体の見物は見上げる形となります。

交通科学館時代は、他の展示物に囲まれて全貌を見ることが出来なかった「EF52 1」。ここではその大きさと、武骨ともいえる外観に迫力を感じます。

在阪私鉄の紹介があるところは、JR西日本の懐の深さを感じさせます。ただし展示模型は交通科学館時代のままで、既に懐かしい車両ばかりです。

京都市電の展示コーナーがあるのも、京都らしくて素晴らしいです。

往時の路線図も掲出されていますが・・・。

路線図中の「綿林車庫前」、現在のバス停名は「錦林車庫前」です。誤字でしょうか。名古屋人の私が指摘するのは誠に僭越ですが・・・もし昭和36年以降に名称変更されていたら、大変失礼しました。

既に終了してしましましたが、企画展として「寝台列車の軌跡」展が開催されていました。

記憶の中へと飛び去っていった列車たち。ほとんどの列車に乗った思い出があり、思わず目頭が熱くなります。

3階「スカイテラス」からは、新幹線と在来線の走行風景を眺めることができます。生憎の雨天が残念でしたが、ここは本当に素晴らしい空間です。なおこの構図は南向きなので、順光となるのは日の長い季節の午後遅めでしょう。
京都駅周辺の鉄道の見えるホテル
京都鉄道博物館を訪問した際に利用したい、鉄道の見えるホテルの一覧です。これ以外、大阪市の鉄道の見えるホテル、近畿地区の鉄道の見えるホテルのページも、あわせて参考にしていただければと思います。
宿泊施設 | 見える路線 | 特 徴 |
---|---|---|
リーガロイヤルホテル京都 | JR東海道本線、山陰本線、東海道新幹線、近鉄線 | 京都駅徒歩7分のシティホテル、京都で2番目に鉄道が良く見える。 |
都シティ近鉄京都駅 | JR東海道本線、山陰本線、東海道新幹線、近鉄線 | 日本で、ベスト10に入るのではないかと思えるほどの鉄道ビュー。特におすすめ。 |
都ホテル京都八条京都 | 東海道新幹線、東海道本線 | 京都駅八条東口(新幹線側)より徒歩2分。鉄道ビュー良好で安い。 |
ホテル京阪京都 | 東海道新幹線、東海道本線 | 京都駅八条東口(新幹線側)より徒歩1分、地下道も直結、駅前なのに安い。 |
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