特急ひだで高山駅、そして白川郷へ行った記録

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白川郷経由・七尾線415系撮影記(その1)・・・特急ひだで高山駅、そして白川郷へ

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は高山から白川郷を経由して城端線、そして七尾線415系を撮影した旅行記です。


世界遺産白川郷・五箇山フリーきっぷ


「世界遺産白川郷・五箇山フリーきっぷ」を利用して、乗り鉄&撮り鉄の旅に行ってきました。このコーナーでは、その時の模様を以下の複数ページに分けて、ご紹介しています。皆さんのご旅行の参考になれば幸いです。ご興味のあるページをクリックして、お読みください。


⇒特急ひだで高山駅、そして白川郷へ(←今ここ
白川郷へのバス旅・1990年代の記録
城端線を手短に撮影&乗車
七尾線の413・415系を撮影
北陸鉄道浅野川線に乗車&撮影





特急「ひだ1号」で高山へ


今回の旅は「世界遺産 白川郷・五箇山フリーきっぷ」を利用(冒頭の写真)。3日間有効で、「高山~富山~金沢・城端線・氷見線のJR乗り放題」+「高山~白川郷~高岡間のバス乗り放題」+往復の乗車券及び指定席特急券付きで14,760円です。

「ひだ号富山往復割引きっぷ」(名古屋~富山往復)の13,040円、「北陸往復割引きっぷ」(北陸本線経由名古屋~富山往復)の15,600円を念頭に置くと、使い方によってはかなりお値打ちになる切符です。

特急「ひだ1号」
名古屋7:45発の特急「ひだ1号」は指定席3両、自由席1両の4両編成で、私が利用した3号車指定席は時節柄10名に満たない乗客数でした。(2020.8.23 7:38)


岐阜で進行方向を変え、高山本線を進行します。写真は7月の豪雨による土砂崩れで、並走する国道41号線とともに高山本線も不通となっていた地点です。国道41号線はこの時も暫定的に片側一車線の通行で復旧工事中でした。

特急ひだと高山駅
定刻10:16に高山へ到着。数少ない乗客は皆さん改札口に向かい、接続する10:28発飛騨古川行普通列車(右側)へ乗り換えた方は皆無でした。(2020.8.23 10:20)

高山駅
2016年(平成28年)に供用開始となった高山駅の現駅舎です。なかなか斬新なデザインで、その変貌ぶりには驚くばかりです。こちら東口は「乗鞍口」と名付けられています。しかし晴天の日曜日ながら駅前に人影はまばらでした。

高山駅
有人改札が逆に目新しい感じですが、橋上駅舎の2階に出札窓口、待合室及び売店があります。内装は飛騨産のヒノキが多用されていて、高山らしさを感じさせます。「匠通り」と名付けられた東西自由通路を始め、駅施設は(時節柄、人が少ないこともあって…)広々としており、乗降客でごった返していた旧駅舎時代に比べ格段に便利で快適になりました。

高山駅の駅弁「金亀館」
待合室の一角、土産物店の隣りに駅弁「金亀館」のお店があります。駅弁販売の他、店内でラーメンやみたらし団子をいただくことができます。10時半の時点で販売されていたお弁当は「味ごのみ」「さるぼぼちゃんのおべんとう」の2種類のみで、他のお弁当は間もなく11時頃に入荷するとのことでした。





高山からバスで白川郷へ


前述のように「世界遺産 白川郷・五箇山フリーきっぷ」では高山~白川郷~高岡の路線バス(予約制高速バスを除く)に乗車することができます。高山~白川郷の濃飛バスは片道2600円となかなかのお値段なので、利用しない手はありません。

高山濃飛バスセンター
高山駅に隣接して高山濃飛バスセンターがあります。こちらも高山駅改築に合わせて整備されています。

高山と白川郷を結ぶバス便の多さと減便
白川郷を経由する高速バスを含めて、高山と白川郷を結ぶバス便の多さに驚きました。高山~白川郷~金沢間などは有数の観光を結び非常に便利な路線です。しかし時節柄、大半の路線が運休となりバス会社の苦境ぶりが窺われます。

濃飛バス白川郷行
10:50発の濃飛バス白川郷行に乗車します。私を含めて乗客は3人で、この便も9月1日から運休となってしまいました。


バスは中部縦貫自動車道を走行し、飛騨清見ICから東海北陸自動車道に入ります。ここ20年ほどの間に岐阜県飛騨地方の高速道路網は整備され、非常に便利になりました。


白川郷を散策


久々の訪問となる白川郷では約2時間滞在し、散策を楽しみました。

白川郷バスターミナル
高山から50分で白川郷バスターミナルに到着しました。ここには観光案内所、バス切符販売窓口、お手洗い及びコインロッカー等があり、白川郷観光のスタートとして便利な施設です。

荻町展望台までのシャトルバス
白川郷荻町集落を一望できる荻町展望台までシャトルバスが運行されています。20分毎の運行で、片道200円所要5分程度、歩けない距離ではありませんが私が乗った便はほぼ満席の盛況ぶりでした。前述のように高山から乗車したバスの乗客はたったの3名でしたが、集落内は観光客で賑わっており公共交通機関からマイカーへ移動手段が流れていることを実感しました。

荻町展望台からの合掌集落の眺め
荻町展望台からの合掌集落の眺めです。定番中の定番ですが、やはり見ておきたい風景です。


荻町展望台からは徒歩10分程度で「下山」できます。景観が維持されている集落内では、あちこちで「絵」になる風景に出会うことが出来ました。

荻町集落のメインストリート
前回荻町集落を訪れたのは16年前になりますが、当時はこのメインストリートは多くの人と車で混沌としていました。現在は自動車に対する通行規制により、安心安全に散策を楽しむことができます。

野外博物館「白川郷合掌造り民家園」
野外博物館「白川郷合掌造り民家園」を見物します。生活の場でもある荻町集落に対しここは建物内も公開されていることもあって、非常に見応えがありました。25棟もの合掌造りがあり、かつ雰囲気も良い施設ですが人影はまばらでした。

東しな家
展示されている民家の多くは集団離村により1967年(昭和42年)に廃村となった加須良集落(岐阜県大野郡白川村)及び同じく1970年(昭和45年)の廃村である桂集落(現富山県南砺市)から移築された建物です。写真は加須良から移築された「東しな家」で、中規模の合掌造りです。


【乗車記録】

・名古屋7:45→高山10:16 キハ84-4 4両
・高山バスセンター10:50→白川郷11:40(濃飛バス)


白川郷へのバス旅・1990年代の記録


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